青春 孤独小説一覧
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高校三年生の珠生は、美しく心優しい女の子。学校でも一番の人気者の珠生だったが、それは、偽りの姿だった。
まるでなにかの呪いのように自分を偽り続け、必死に自分の居場所を守り続ける珠生。
しかし、そんな彼女の前に現れたのは王子様ではなく……
きらわれ者のお姫様とその家臣?
呪いを解いたのは、だいきらいなあの子と幼なじみの男の子だった。
お姫様を救えるのは王子様とは限らない。
もしかしたら、ひとりとも限らない……かも?
「あらすじ」
人気者として完璧な姿で卒業したかった珠生と、卒業することにすら意味を感じていなかったひなた。
高校三年生ではじめて同じクラスになった珠生とひなたは、似ているようで似ていない者同士。
そんなふたりが、お互いに共鳴し合い、季節の移ろいのように、少しづつ成長していく物語。
文字数 26,784
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.22
「世界が変わるように願ったのは、私だった」
友達作りが苦手で、孤独な高校生活を送ると思われた北沢柑菜の世界は、あやしげなスクールカウンセラーに教えられた「おまじない」によって一変する。
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「第四話 boy's side」と「第六話 friend's side」はそれぞれ主人公とは別視点となります。
文字数 78,303
最終更新日 2023.05.27
登録日 2022.10.21
学級内には特別な支援を要する生徒が少なからずいる。本人に自覚がない場合は、周囲との摩擦に広がってしてしまう。邦也の周りからは、いつのまにか友だちがいなくなる。それは決していじめではなく、いつもそうなる。思ったことをすぐに口に出したり、自分のことばかり話したり、じっとしていられなかったりと。そんなところが敬遠される。101の水輪、第44話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 2,852
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.05.07
わたしはこの子と一緒に階段を上る。この子の願いを一緒に叶えるために。
そして、わたしたちは淵に立った。
実際に起きた、ある悲しい出来事を知って、思いのままに書いた、二人の少女の物語です。
※完全な創作であり、実在の出来事や人物とは何ら関係ございません。
※本作品中、暴力描写や暴力を誘発する意図のシーンはございませんが、極端な選択に関するテーマを持った物語である点をご留意ください。
文字数 4,750
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.16
端から見ると、玄輝は何不自由なく過ごしてきたように思えたが、心の渇きを満たしてくれる家族はいなかった。その彼が救いを求めた唯一の相手が鈴玲であり、いつもワガママをぶつけてしまう。鈴玲は鈴玲でその全てを優しく受け止め甘やかしすぎた結果、彼の要求はしだいにエスカレートしていき、ついには現実を知ることとなる。令和版、落語「厩火事」。101の水輪、第18話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,070
最終更新日 2023.01.21
登録日 2023.01.21
あたしたちみたいな不良娘は、いつかこの町を出て都会へ行く。堕ちるとこまで堕ちて、屑みたいな大人の一人になる。それは仕方の無いことで、あんたと一緒ならそれでもいいって、そう思ってたんだ。
文字数 8,398
最終更新日 2020.06.19
登録日 2020.06.19
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