恋愛 訳あり小説一覧
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婚約者が病弱な妹を見掛けて一目惚れし、私と婚約者を交換できないかと両親に聞いたらしい。
妹は清楚で可愛くて、しかも性格も良くて素直で可愛い。私が男でも、私よりもあの子が良いと、きっと思ってしまうはず。
……これは、二人は悪くない。仕方ないこと。
けど、二人の邪魔者になるくらいなら、私が家出します!
自覚のない純粋培養貴族令嬢が腹黒策士な護衛騎士に囚われて何があっても抜け出せないほどに溺愛される話。
文字数 95,457
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.03.31
ネーレは小さな国アレンスの第二王女。
生みの母の身分が低く、異母兄弟からはいない者扱い、異母姉妹からは召使のように扱われてきた。特に王妃の娘である第三王女ベルティーナはなにかとネーレに嫌がらせをしてくる。
あるときベルティーナに大国ツァウティスから縁談が届く。相手は第一王子フォルクハルト。喜ぶべき縁談ではあるが、フォルクハルトには「呪われている」といううわさがあった。
嫌がるベルティーナを見た王妃は代わりにネーレに嫁ぐようにと命じる。それはいわば身代わりで……。
どうせ国同士の縁をつなぐための政略結婚。愛される必要もなければ、愛する必要もない。割り切ったネーレは、王妃の言葉に頷きフォルクハルトの元に嫁ぐことに。
そして顔を合わせたフォルクハルトは――恐ろしいほどに整った顔立ちを持つ王子だった。さらに、不遇な扱いを受けていたネーレを大切にしてくれて――……。
訳ありの王子と王女が身代わりの政略結婚からしあわせになっていくシンデレラ・ロマンス。
■掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ
文字数 3,428
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.24
小さな村で母親とともに暮らしていアリシアは、突如ランベルト侯爵家に連れて行かれることになった。彼女は、ランベルト侯爵の隠し子だったのである。
侯爵に連れて行かれてからのアリシアの生活は、幸福なものではなかった
ランベルト侯爵家のほとんどはアリシアのことを決して歓迎しておらず、彼女に対してひどい扱いをしていたのである。
一緒に連れて行かれた母親からも引き離されたアリシアは、苦しい日々を送っていた。
そしてある時彼女は、母親が亡くなったことを聞く。それによって、アリシアは深く傷ついていた。
そんな彼女は、若くしてアルバーン侯爵を襲名したルバイトの元に嫁ぐことになった。
ルバイトは訳アリの侯爵であり、ランベルト侯爵は彼の権力を取り込むことを狙い、アリシアを嫁がせたのである。
ルバイト自身は人格者であり、彼はアリシアの扱われた方に怒りを覚えてくれた。
そのこともあって、アリシアは久方振りに穏やかな生活を送れるようになったのだった。
そしてある時アリシアは、ルバイト自身も知らなかった彼の出自について知ることになった。
実は彼は、王家の血を引いていたのである。
それによって、ランベルト侯爵家の人々は苦しむことになった。
アリシアへの今までの行いが、国王の耳まで行き届き、彼の逆鱗に触れることになったのである。
文字数 22,800
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.29
ある一人の少女がいた。彼女は、常に”無邪気"という仮面をかぶり続けていた。
それで良かった。少女は、だれも好きになってはいけないのだから。
無知とは罪である。少女は無知であり続けたかった。
少女はいつもどおりの無垢で純粋で何も知らない無邪気な笑顔を向ける。
だって、殿下の告白を聞けるのは最後かもしれないから。
◇
「殿下!美しい花を見つけたのです。殿下に差し上げますね!」
今日も殿下の婚約者の令嬢は殿下を見つけてプレゼントを渡す。
(いや令嬢、野草などでよろしいのですかぁああああ!?)
しかし、受け取った殿下は満更でもない様子でふっと微笑まれた。
(何故ですか!?怒るところではないのですか!?)
残念ながら令嬢は気づいていないご様子である。
「うむ。其方は……野花よりもうつ……醜いな」
(いや殿下。今、美しいとおっしゃられましたよね!?よろしいのですか?醜いなど……)
「そうですね!野草のようだとよく言われます!」
しかし令嬢はひどいことを言われたと思っていないご様子である。ニコリと天使のような笑みを浮かべられた。
(いや、野花より醜いと言われたのだから怒るべきでしょう、ご令嬢!)
「……そうか」
殿下も微笑まれる(しかし無表情)。
(今日もいつもどおりだ。いつもどおりバカ主君のこれにつきあわされる。ああ、もう死んでしまいたい。いや、ご令嬢を最後に拝んでから……)
だから誰が想像できただろうか。まさか、無自覚にいちゃついているこの主君カップルに婚約破棄の危機が訪れるなど。
訳あり天然系(野生)令嬢?とヘタレ王子の婚約破棄を巡る物語(殿下の側近の恋のものがたり?)
文字数 10,008
最終更新日 2022.12.05
登録日 2022.10.27
小さい頃、この容赦のせいで周りからいじめられてた…。
「初めて見る髪色、莉音って〇〇〇〇なんだよね??」
「う、うん」
「白色ってあまり見ない色で綺麗だね〜!」
両親を亡くした莉音を家族として出迎えてくれたのは佐野原家。
でも私の容赦のせいでまた同じ悲劇が起きたらどうしよう。
怯えてた莉音だけど、彼女は決意した。
二度と同じ悲劇が起きないように強くなろうと…。
そんな彼女の本当の姿とは??
文字数 83,987
最終更新日 2020.11.25
登録日 2019.08.02
子爵令嬢のロッティは竜が治める隣国の君主・セリオットの運命の番であり、生まれながらにして婚約者だった。十八歳になったら迎えにくるという約束だったが、誕生日を過ぎても彼は来ない。それどころか両親を事故で亡くし、爵位をおじに奪われそうになる始末。
心の拠り所であったセリオットからの手紙もこなくなって久しいある日、隣国から彼の使いだという少年が現れた。
可愛い彼はどこかセリオットと重なる部分があって……。
一途な子爵令嬢と早く大人になりたい少年のお話。
文字数 16,327
最終更新日 2020.11.06
登録日 2020.11.04
筆頭魔術師の一族であるウェリス侯爵家の次女、ジゼル=ウェリスは、王家主催のお茶会と称した、この国の王子、ジルフォード=ヴィア=フランデルの妃候補探しにお呼ばれしてしまう。
「王族なんて絶対に嫌!」とジルフォードから逃げていたのに何故か候補に?!
絶対に殿下になんか絆されないんだからっ!!
*1話1500字前後です
文字数 69,620
最終更新日 2020.04.01
登録日 2019.05.03
奨学金をもらってバイトをしながら魔術学院で学ぶ少女カティは、ある仕事を持ちかけられる。
それは休暇の間、あるお金持ちの家の坊ちゃん・マティアスの世話係をするというもの。
そのマティアスはいろんな意味で手が早く、おバカで、同級生を殴って魔術学院を休学中との噂で……
でも、カティは大金に目がくらんでその仕事を引き受けてしまう。
ところが実際のマティアスは穏やかで人懐っこく、子犬のようにカティに懐いてくる。
噂は本当なのか? マティアスが抱える問題は? 無事にお金を受け取るために、カティは何をすればいいのか…?
信じられるものはお金だけ!
そんな少女が金と恋を掴むサクセスストーリー⁉︎
※旧タイトル「明日花咲くカタリーネ」
文字数 85,447
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.05.20
「マリーニ・ベレングリデ公爵令嬢。今日を限りにお前との婚約を解消させてもらう」国王主催の舞踏会で婚約破棄を申し渡した王太子クリステン。だが彼にはある秘密があって……。
いわゆる婚約破棄モノ、ざまぁ、ものですが、非定番。あんまりない展開というか全然ない……こういうのもアリでしょ?と、執筆してみました。
全3話の予定です。
文字数 13,878
最終更新日 2018.07.27
登録日 2018.05.11
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