恋愛 小説家・菊池昭仁小説一覧
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件
バツイチ独身中年、有明省吾は渚という看護士と付き合っていた。
省吾は38、渚は29才。渚は省吾との結婚を望んでいたが、省吾はそれには消極的だった。
彼は渚をしあわせにする自信がなかった。
だが愛情がないわけではなく、むしろそれは渚のしあわせを考えてのことだった。
愛することの矛盾、理屈ではない男女の恋愛模様。愛すれど切なく、愛するがゆえに苦悩するふたり。
結婚の必然性について考えてみました。
文字数 6,241
最終更新日 2024.11.23
登録日 2021.08.18
社内不倫がバレて会社を依願退職させられてしまう結城達也。
それにより家族も崩壊させてしまい、結城は東京を捨て、実家のある福島市に帰ることにした。
実家に帰ったある日のこと、結城は中学時代に憧れていた同級生、井坂洋子と偶然街で再会をする。
懐かしさからふたりは居酒屋で酒を飲み、昔話に花を咲かせる。だがその食事の席で洋子は異常なほど達也との距離を保とうとしていた。そしてそれをふざけ半分に問い詰める達也に洋子は言った。「私に近づかないで、お願い」初恋の洋子の告白に衝撃を受ける達也。混迷を続ける現代社会の中で、真実の愛はすべてを超越することが出来るのだろうか?
文字数 13,192
最終更新日 2024.06.07
登録日 2020.07.07
奈々は医学部受験を控えた高校3年生。母親を3年前にガンで亡くし、今は4年前に母親が再婚した相手、つまり義父とふたりで暮らしていた。
義父といっても40才。死んだ母親よりも3才年下だった。
そんな見習パパの清彦と、義理の娘、奈々との心温まるヒューマン・コメディーです。
家族とは何か? 一緒に考えてみませんか?
文字数 18,328
最終更新日 2024.06.04
登録日 2021.06.22
精神科医だった山本耕三はお笑い芸人になるために医者を辞めてしまう。
恋人の相楽めぐみを笑顔にするために。
めぐみはうつ病で自傷行為を繰り返す山本の患者だった。
そんな山本を重く感じるめぐみ。
果たして山本はお笑い芸人となってめぐみを笑わせることが出来るのだろうか?
文字数 24,709
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.19
上村洋三には死期が迫っていた。物欲も食欲も金欲も、そして性欲すらも失いつつあった。
上村には高校時代につき合っていた恋人がいた。いつも心の中にはその彼女の面影がこびりついて離れなかった。
ある日のこと、上村はその彼女と偶然再会する。
果たしてそれは幸せの始まりなのか? それとも不幸の始まりなのか?
哀しい大人の恋の物語です。R35指定。
文字数 27,367
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.04.19
糖尿性網膜剥離により、両目を失明してしまう草間健吾。そしてそのストレスから突然、耳が聞こえなくなってしまう妻、静江。ふたりに子供はなく、絶望の中で生きる道を模索する障碍者夫婦。様々な試練がふたりを苦しめてゆく。体が効かない苛立ちから傷つけ合うふたり。だが様々な困難を共に乗り越えていくことで、ふたりは失いかけていた「夫婦の絆」を取り戻して行く。どんな夫婦や恋人たちにも、お互いの足りない部分を補って生きている。ただ、殆どの男女はそれに気付かない。日常生活の中にあるささやかな幸福がいかに大切なのかを。
文字数 18,714
最終更新日 2024.05.08
登録日 2020.07.03
玩具メーカーに勤める田所雄一郎は、家族の中で孤立していた。
妻の岬はパート先のファミレスの店長と不倫中、娘の渚は雄一郎を無視。愛犬の柴犬、パトラッシュだけがたった一匹の相棒だった。
そんなある日、中学の時に蒸発した父親、榮太郎の遺産相続の話が舞い込んで来る。亡父の残してくれた都心にある豪邸でシェアハウスを始める雄一郎とその家族たち。「他人のような家族」と「家族のような他人」。家族のあり方を考える、泣けるシリアス・コメディです。
文字数 46,391
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.03.21
儚い恋の物語です。
そんな恋って誰にもありますよね? ありませんか?
夏のモクモクした入道雲が湧き上がるラピスラズリの空に、放物線を描いて消えた恋って。
私にはありましたよ。たぶんそんな恋が・・・。
文字数 16,643
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.16
恋愛に悩む夫婦や恋人たちに、恋愛経験豊富な老人たちがアドバイスをする『シルバー恋愛センター』 その中に北大路という、元ヤクザのカウンセラーがいた。
その北大路に川村明美という高校中退の19才の女の子が彼氏の恋愛相談にやって来る。
その相手の男、マサルはロクデナシのどうしようもない人間だった。
果たしてこの恋愛問題を北大路は解決出来るのだろうか?
老人には若者をしあわせに導く義務があるというシリアス・コメディです。
文字数 23,123
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.05.10
七年前、恋人だった優作を冬山で亡くした霧島桃子は恋愛に臆病になっていた。
人はいつか死んでしまう、桃子はその恐怖から逃れることが出来なかった。
優作が死んで、その悲しみを紛らわせるためにモフモフの大型犬、グレート・ピレニーズに死んだ恋人と同じ「優作」と名を付けて溺愛する桃子。
同じ広告代理店に勤める後輩の寺田健也27歳は、そんな桃子が好きだった。
8歳年下の寺田の告白に揺れる桃子。人はどうして恋愛を繰り返すのでしょうか?
文字数 17,244
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.17
貝塚弘は高校の同級生だった木村綾乃と偶然再会する。
それはとある銀座の高級クラブでのことだった。
「いらっしゃいませ。初めまして麗香と申します」
その時、貝塚は麗香が綾乃だとは気付かなかった。
綾乃は「ファム・ファタール」男を破滅させる女だった。
文字数 15,536
最終更新日 2024.04.24
登録日 2021.03.18
寿司職人、野島祐三は48才、独身。彼には辛い過去があり、女性と付き合うことをずっと避けていた。
そこにアルバイトにやって来た樹利亜は28才、3歳の女の子を育てるシングルマザーである。
彼女は離婚して実家に戻り、両親と弟の5人で暮らしていた。
そんな樹利亜を目当てにやって来る常連客、北村信二30才。
20才の年令差のある野島と樹利亜。
愛の形って何でしょうか? そんなラブコメです。
文字数 17,658
最終更新日 2024.04.21
登録日 2021.04.19
文字数 19,712
最終更新日 2024.04.21
登録日 2023.05.20
二等航海士をしている寺島数馬は日本、カナダ、豪州航路の貨物船に乗船していた。
富山新港での行きつけは、新湊にある小さなスナック『海猫』だった。
2か月に1度、2日間だけ立ち寄る『海猫』に勤める順子という女と関係を持つ寺島。
わずかな逢瀬の中で愛を育むふたり。それは七夕のような恋だった。
暗い日本海に彷徨う二人の恋愛模様。
文字数 22,819
最終更新日 2024.04.12
登録日 2020.08.15
夫を失った高岡千雪は悲しみのあまり毎日のように酒を飲み、夜の街を彷徨っていた。
いつもの行きつけのバーで酔い潰れていると、そこに偶然、小説家の三島慶がやって来る。
人生に絶望し、亡き夫との思い出を引き摺り生きる千雪と、そんな千雪を再び笑顔にしたいと願う三島。
交錯するふたりの想い。
そして明かされていく三島の過去。
それでも人は愛さずにはいられない。
文字数 21,055
最終更新日 2024.02.12
登録日 2020.06.30
メイドのキャンディは国王の息子、ジャスティン王子が大好きである。
キュンキュンなラブコメ。
子供の頃、埼玉県の大宮市に住んでいた筆者は、埼玉を「さいたま」と表記するのが許せない。
大好き「埼玉」!
文字数 21,017
最終更新日 2024.01.29
登録日 2024.01.22
元家族、恋人とも別れ、すべてを捨ててアントワープへやって来た北川伸之。
夫を失った声楽家、嶋村由紀恵。
ふたりは異国の地、アントワープで出会い、恋に落ちる。
冬のアントワープを舞台に、北川と由紀恵の切ない想いが交錯してゆく。
文字数 34,042
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.09
凍結されていた愛が今、燃え上がる。
20年前、傷心旅行で訪れたパリで、奈緒は留学生の画家、西山伊作と恋をした。
そして20年後、ふたりは偶然東京で再会する。
忘れかけていた愛が目の前に現れた時、ふたりの取った行動とは?
文字数 49,306
最終更新日 2024.01.07
登録日 2023.12.04
文字数 36,265
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.04.21
住宅会社を経営する草野陽一と、広告代理店の営業課長、矢作悦子は仲の良い仕事仲間で、男女の関係はなかった。悦子は二年前に結婚したばかりの新婚で、子供はいなかった。
ある日、陽一は悦子に「イタリアを見て来ようと思うんだ、新しいコンセプトの住宅を計画するために」と打ち明けると「私も同行させて下さい」と悦子が言った。陽一は悦子の冗談だと思い、気にも留めなかったが、悦子は本気だった。
イタリアを旅しながら、深まりゆくふたりの愛。男女の友情は果たして成立するのだろうか?
文字数 14,783
最終更新日 2023.11.27
登録日 2020.09.01
恋愛の方程式は証明出来ない 恋愛に答えなどなく 永遠に解くことのできない難問だからだ
文字数 90,707
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.04.24
夫婦関係を解消した男と未亡人との恋 人はなぜ出会いと別れを繰り返すのだろうか?
数少ない熱狂的女性ファンにせがまれて 『幻煌』をタイトルを変えて書き直すことにしました
文字数 31,402
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.09.05
還暦を過ぎ、余命宣告を受けた作家が学生時代に暮らした街、北陸、富山に置き忘れた青春の残骸を探しに行く旅物語。
そこで老作家が見付けたものとは?
文字数 50,794
最終更新日 2023.09.27
登録日 2023.09.04
文字数 20,050
最終更新日 2023.08.22
登録日 2023.04.26
文字数 31,108
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.04.22
文字数 36,079
最終更新日 2023.08.06
登録日 2023.04.22
文字数 30,381
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.04.25
文字数 16,016
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.04.19
文字数 32,339
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.04.07
文字数 20,565
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.05.15
町田希美は元彼の幻影に悩まされていた。
その寂しさを埋めるために、無難な浩紀と結婚し、征也が生まれた。
夫の浩紀はもう一人、女の子を望んでいたが、希美はそれに躊躇していた。
ある日、希美は会社の飲み会の帰りに寄ったスペインバルで、森田礼次郎という男性と出会う。
自分の父親ほど歳の離れた森田ではあるが、不思議な大人の包容力に満ちていた。
希美はまるで自白剤を打たれたかのように、自分の苦悩を話してしまう。それは危険な恋の始まりだった。
文字数 18,391
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.05.22
木下譲二と宮本淳子は共にバツイチ同士。付き合ってもう3年になる。
ふたりは結婚に失敗したのではなく、結婚に絶望していたのだった。
それは結婚生活の真実を知ったから。
そう、結婚とは砂漠を歩くようなものだということを。
恋することと愛すること。
木下と宮本の選んだ愛の形とは?
文字数 18,700
最終更新日 2021.03.25
登録日 2021.03.14
地方銀行に勤めるOL、主人公:西條縁(ゆかり)は結婚に焦りを感じていた。上司との不倫が破局し、落ち込む縁。同期の女子行員たちや友人たちが次々と結婚し、しあわせそうな家庭を築いていく中、高まっていく結婚願望。そこで縁は猛然と婚活を開始する。マッチングアプリ、婚活パーティー、お見合いと様々な出会いを求め、三人の男性を候補に挙げた。医者、コック、公務員。それぞれに一長一短があり、なかなか結婚相手を選べない。結婚適齢期も不確定な現代において、女性の立場で考える結婚観と、男性の考える結婚の意識の相違。男女同権が叫ばれる日本でいかに女性が自立することが難しいかを考える物語です。
文字数 20,109
最終更新日 2020.08.16
登録日 2020.07.16
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