穴小説一覧
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ードーナツには穴があるのか。
ドーナッツが怖かった。だって穴が開いている。もしその穴が、穴じゃなくなってしまったとしたら。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。5/13の更新。
文字数 5,290
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.05.13
主人公のトムは、魔法の磁石の力で小さくなり、巨大な磁石の迷宮に迷い込む。迷路の中で、トムは磁石の力を頼りに困難な謎やトラップに立ち向かいながら進む。彼は勇気と知恵を発揮し、宝石を手に入れて脱出。
元のサイズに戻ったトムは、その冒険の経験を通じて成長し、自信を持つ。町に新たな脅威が迫るが、トムは再び磁石の力を使って町を救う。人々から英雄として称えられ、トムは自分の小さな力でも大きな影響を持てることを知る。
彼は自分の内なる力を信じ続け、困難に立ち向かいながら人々を助けることを決意し、その冒険の記憶は町の歴史に刻まれる。
文字数 1,841
最終更新日 2023.08.07
登録日 2023.08.07
出雲の国に住む6歳のロクちゃんは、近づいてはいけないと言われていた大きな穴を
のぞいていて、吹いてきた強い風にあおられ穴に落ちてしまいました。
村人たちが畑の神様が住んでいると信じていた深い穴です。
村人たちはどんなに探しても見つからないロクちゃんは神隠しにあったとあきらめるしかありませんでした。
ロクちゃんは長い年月、穴の底で一人暮らしていましたが、ひょんなことから地上に出ることが出来ました。
それを見た村人たちは・・
文字数 3,736
最終更新日 2023.01.05
登録日 2023.01.05
主人公は何でもできる誰かしらとの確執で心を痛め、部屋に引きこもって一枚の絵を心のよりどころにして描き続けている。上塗りに上塗りを重ねた、他人が見れば抽象画としか見えない絵であるが、本人の脳内の象景があらわされている。
過去を思い出して精神的不安に襲われた拍子に主人公はその絵に穴をあけ、窓の外に放り投げてしまう。自分の正当化の権化が失われて現実逃避が剥がれ落ち、しかし冷静ではあれなかったことから主人公は窓の外に飛び出し、死んでしまう。死後、穴に飛び込んだ後描かれている世界は主人公の単なる想像ではないのかもしれない。
表紙絵はさくらもちぃーさん!:https://twitter.com/motchi_0128
文字数 10,350
最終更新日 2017.12.30
登録日 2017.12.30
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