科学チートで江戸大改革! 俺は田沼意次のブレーンで現代と江戸を行ったり来たり
■■アルファポリス 第3回歴史・時代小説大賞 読者賞受賞■■
天明六年(1786年)五月一五日――
失脚の瀬戸際にあった田沼意次が祈祷を行った。
その願いが「大元帥明王」に届く。
結果、21世紀の現代に住む俺は江戸時代に召喚された。
俺は、江戸時代と現代を自由に行き来できるスキルをもらった。
その力で田沼意次の政治を助けるのが俺の役目となった。
しかも、それで得た報酬は俺のモノだ。
21世紀の科学で俺は江戸時代を変える。
いや近代の歴史を変えるのである。
2017/9/19
プロ編集者の評価を自分なりに消化して、主人公の説得力強化を狙いました。
時代選定が「地味」は、これからの展開でカバーするとしてですね。
冒頭で主人公が選ばれるのが唐突なので、その辺りつながるような話を0話プロローグで追加しました。
失敗の場合、消して元に戻します。
天明六年(1786年)五月一五日――
失脚の瀬戸際にあった田沼意次が祈祷を行った。
その願いが「大元帥明王」に届く。
結果、21世紀の現代に住む俺は江戸時代に召喚された。
俺は、江戸時代と現代を自由に行き来できるスキルをもらった。
その力で田沼意次の政治を助けるのが俺の役目となった。
しかも、それで得た報酬は俺のモノだ。
21世紀の科学で俺は江戸時代を変える。
いや近代の歴史を変えるのである。
2017/9/19
プロ編集者の評価を自分なりに消化して、主人公の説得力強化を狙いました。
時代選定が「地味」は、これからの展開でカバーするとしてですね。
冒頭で主人公が選ばれるのが唐突なので、その辺りつながるような話を0話プロローグで追加しました。
失敗の場合、消して元に戻します。
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京子さんおめでとうございます。とりあえずこれから出てくる江戸時代のヒロインより2歩ほど優勢でしょうか?(笑)
そういえば以前、意次様が京子さんに見惚れていましたが、意次様の青春?時代にモテた明和の三美人の特徴 小柄で幼さを残した顔立ちで手足が細めという清純派アイドルのような特徴を多く持っていたからでしょうか?
その場合、これからブームが来る天明美人はいわゆるメリハリの効いたモデル体型らしいので航さんや意知様はともかく意次様の食指は動かなそうです。(笑)
この時代、江戸の人口比は7対3で男性が圧倒的に多く嫁取りをする平均年齢は40歳位だったそうですから20代の航さんはかなり良物件ですね。
また、収入が良くても敬遠される職でないもの良案件です。
しかし、趣味仕事。気っぷはあまり良くない。話すのが苦手で芸(唄や楽器、モノマネ)なしは若い娘(女性が有利ですからかなり厳しく見ていたようです)からは敬遠される要素だったようです。
航さん…このままだとおば様がたからアイドルになりそうな気がします……。
感想ありがとうございます。京子タンは一応見た目は小柄で可愛いメガネ娘なのです。中身が、どうしようもないだけです。演技していると、だんだん、本物になってしまうことはよくあることらしいのです。
イラストは娘に発注しているのですが、1月以上だってもできません。
ワタルと京子が付き合うことになったけど、ワタルの結婚関係の話は江戸時代でやると思ってた
身分的にはただの無宿人であるワタルの身分証明を作るためと田沼派の政治基盤強化のために、ワタルをどこかの武家の養子にして取り込みたい有力者の娘と結婚させる…というのは江戸時代ならかなり有効な手ですし(源内が田沼に接近てきたのもこの手を使ったからと言われてますし)
感想ありがとうございます。京子タンの頭の中では「結婚までいってます」けど、航はそこまでは言っていないつもりでいるのが、まあどうなのか……
そうですね、完全に無宿人ですわな。現地妻がいても悪くはないんですけど、どうなるか。
感染症対策は確かに急務ですね。天然痘がここまで流行ってるとは知りませんでした。
乳幼児死亡率と妊婦死亡率もゼンメルワイスの悲劇を思い起こせば急務。
長期的には意次さんが、ひたすら高カロリー・高血糖になりそうなものをかなり食べてるのが心配ですね。
飲水病(糖尿病)とか高血圧で脳梗塞・心筋梗塞でやられちゃいそうでちょっと怖い。
感想ありがとうございます。病気と医療関係の話は、手塚治虫ですら、抗議がきたくらいなので、あんまり突っ込むと厳しいのですけどね。出来る範囲で調べて行きます。
江戸時代の中期から後期の人口は、統計によりまちまちですが、大体3,000万人前後だったといわれています。すなわち、この人口が国内農業自給率で養える限界だった思われます。
そこへ、天然痘には種痘、コレラには抗生物質と経口補液などの感染症対策や脚気へのビタミンB1剤投与や糠汁の投与など近代医療を導入していくと、本来助からなかった人たちが助かることになり、人口が増加してしまうため、従来の農法を続けていく限り、全国で飢饉が発生することが予想されます。
対策としては、感染症対策などの近代医療を導入するのにあわせて、農法改革(特に米)を行なうことが必要かと思われます。
手近なところから始めるのであれば、低温・日照不足など気象変動に強い水稲種籾(例えば、株式会社のうけん「てんたかく」)や陸稲(連作障害あり)を全国に普及させ、米の供給量を増加させることから始めてはいかがでしょうか。
感想ありがとうございます。米は今調べ中なのですが、手間かければ種籾ができる品種もあるようなんですよね。
コレラはこの辺りの時代ではまだ流行はなかったかもです。「江戸の遺伝子」という本で調べております。
天然痘は、ヤバいですね。まず現代に持ち込まれたらパンデミック確実でしょうね。株もあるか分かりませんし。
あとは、牛痘を江戸時代の人々に分かりやすく説明しなければヨーロッパ見たいに体が牛になると誤解が広まるかも知れません。
ただきっとタイムトンネルは殺菌してくれるはずです。だって戦いの神が授けたのだから病気とだって戦ってくれます。きっと
狂犬病は、パスツールが作るまでワクチンは、ありません。1.2週間程度で人は死にますし。
ノミなどの吸血虫にも注意が必要ですね。
要するに風呂に入って周囲を清潔にです
公害も考えなければならないかも知れません。
それと、電球のことですが竹炭フィラメント型は真空をある程度作れればできるかも知れません。ガラス職人がいればいいのですが、江戸時代にいるのかわからないです。なお、寿命は200時間ほどです
次回も楽しみに待っています。
感想ありがとうございます。天然痘は本当にどうしようかと思っていました。麻疹も結構死んでいるのですけど、ビタミンAと水分補給などで対症療法はできるみたいです。解熱剤は賛否両論で、薬に耐性のなさそうな江戸人には怖い部分があります。
元からの趣味を相手に合わせた事にしてギャップ作戦に切り替えただけでは。今回、土岐氏は職無しの隙を突かれ本丸を落とされていますから今までの行動も女史の掌でコロコロされていた様に見えてきます。
明治、大正でも新生児、乳幼児の死亡率も高く3-4人に1人は育たず死んでいた様です。家庭の医学レベルでも医学書を持って行かないと。土岐氏が天然痘や撲滅した病原菌を発症せず江戸時代から現代に持ち帰り感染源不明の大流行を引き起こす最悪のパターンが浮かんだ。時間トンネル内での病原菌の状態はどうなっているのか聞きださないきゃ。
感想ありがとうございます。乳幼児の死亡率対策は、どこかで書かねばらなんですねぇ。手毒するだけでもだいぶ違うのかもしれんです。
現代でパンデミックが起きたら、小説としてコメディでなくなってしまいますw
京子、ビッチ演技が、主人公にだけ演技で無くなるんかーいWWW
感想ありがとうございます。愛するあまり、スイッチが入るとああなってしまうのです。
史実よりも早くに種痘が出来れば世界的にも大きな注目を集めそうですね。航さんだけでは心配との事で蘭方医の協力が必要かもとの事でしたが、航さんが前に出る事を厭わなければこんな事も出来るかと思われます。
その1、オランダ商館長に依頼し、西洋医を派遣してもらう
吉宗が西洋獣医学を奨励した際に、オランダ商館長に要請して獣医を何度も海外から派遣してもらっています。幕府の高官からの要請にはオランダ商館長もある程度対応しているようです。(これだと国家プロジェクトになってしまいますが………。)
シーボルト(ドイツ人)のように「自称オランダ人」も結構来日していますから、もしかしたらジェンナー御本人が来日するかもしれません。(笑)
その2、清や朝鮮人の医師を雇う
清や朝鮮人は長崎を通じて雇う事は一応は可能らしいです。清国人は朱子学者や漢方医、朝鮮人は陶工として活躍しています。果たして、一民間人の航さんに雇われて良いという医師がいるかは疑問ですが、日本にはない「人痘法」を持っているので段階を踏む意味でもありかな~と。
感想ありがとうございます。また、ネタバレボタンを押すのを忘れました。
まさに、最新話は種痘です。
とりあえず、頑張っていきます。
感想に書かれている方も多いのですが、解決しなければいけない問題が色々あって、単純に「せいやぁぁぁ!!」という勢いでいけないのが、まあ、面白いとこだと思って、お待ちくださいませ。
江戸時代にしか無いものといえば「漢方医」の存在がありますね。明治時代の「医制」によって漢方医は壊滅。江戸時代およそ300年に渡って蓄積された学術も殆どが 歴史の闇に消えてしまいました。僅かに寺の僧侶達が残した文献や技術は薬学として生き残り、時を経て現在でも活躍しているだけに非常に惜しいものを失ったと思われます。
現在、東洋医学(中国漢方)を修めたアメリカやオーストラリアの医師が代替医療等に漢方医学を用いて注目をあびています。日本人医師は漢方の見識を持っていないためその分野では後塵を拝する事になっているそうです。
田沼時代は漢方医でも「吉益 東洞」のような近代医学に通じる優れた見識と教育力をもった漢方医や、「世界初乳癌の摘出手術」を成し遂げ「蘭方と和漢の折衷を目指した」「華岡 青州」なんかもいます。彼らの学識や見識等を活かせれば史実以上の医学が誕生するのかもしれません。
感想ありがとうございます。中々そこまでいけるかどうか―― 面白く興味のある話なのですが、調べるだけで結構大変かもしれんです。華岡流は結構危険な気がしますし、秘伝ですからねぇ。
メンデルの法則や光周性で21世紀品種を作ろうにも時間も足りないし肥料も足りない。すぐに出来る事で屎尿の発酵で病原菌、寄生虫を死滅させ、肥料にも使えると厚生省式改良便所、バイオトイレを紹介した場合は田沼親子と玄白達のどっちの食付きが良いのだろう。
戦前の食品は寄生虫な意味で現代人にとっては危険なんですよね。水も源内や田沼親子達は平気でも土岐氏には危険だったりと江戸時代に拠点を作る場合でも衛生環境の整備は必要、寄生虫が居るのが当たり前の時代に駆逐がほぼ終了した時代の人間が行って大丈夫なのでしょうか。土岐氏の様子から食物、水で酷い目に遭って自分の時代と江戸時代は違う事を思い知らない限り、衛生改善は思い至りそうにない。
感想ありがとうございます。便所の件は、「ウンコに学べ」という本を読みまして、新式の汲み取り便所を導入するかもです。
こちら、ブログです。
http://livedoor.blogcms.jp/blog/naka773_aka/article/edit?id=3264500
確かに学問は階級制ではかなり重要ですね。自分たちの存在が脅かされる訳ですから間違いなく大多数が反対するでしょう。 利用できるものがあるならば現在のアジアや世界中の植民地のことを幕府内の人に教えて危機感を煽り幕府内の保守派から改革派へ引き抜くくらいかな?
こうなると江戸城電化への一番の障壁は幕府内の人ですね。納得させるには実験を直に見せ、文章に書き起こしそれがどういうメリットがあるかどういうデメリットがあるかを明確にしなければなりません。
職人の育成が急務です、作れる人がいなければ計画は成り立ちませんから…。
とりあえず現段階では2種電工とモーター、発電機内部の解説、原理の説明が必要だと、ここら辺はある程度で、小説内では詳しくしなくても良いと思いますけどあくまで自分の中の考えです。とりあえず、最低でも中学生レベルまでの電気の基礎は必要です。
簡易発電機は、C型クランプに銅線を巻き付けて挟む部分の間に磁石を遠避けたり近づけたりするだけで作れますのでそれを数揃えればいけるかと。以外と簡単に作れます。
長々と失礼しました。
次話も楽しみにしています。
感想ありがとうございます。メカニック的な解説ありがとうございます。そこまでマニアックに行くどうかという部分もありますが、参考にさせていただきます。
航さんがプロデュースする「農業全書~安永版」(仮)を蔦重さんのところから出版する以外にこんな事も出来るかと思われます。
砂防林および灌漑施設に投資
日本海側の東北諸藩や東北の篤志家達が飛砂(海岸線の家が飲み込まれる位に飛んでくる)や潮風を防ぐため奮闘していますがなかなか軌道にのっていません。
寛政の改革期に秋田藩砂留役 栗田定之丞が画期的な植林方法を発明し秋田藩は飛砂に対する対抗手段を得ます。
http://www.forest-akita.jp/data/sengin/kurita/kurita.html
また、日本一の大地主・庄内藩財政再建担当官 本間光丘(この本間家は武士としての性格が強く庄内藩や東北諸藩の発展のために奔走しています)も砂防林植林事業と灌漑施設への投資で庄内藩の発展に繋げます。
http://blog.livedoor.jp/ijinroku/archives/51573762.html
これらの動きを新田開発と絡ませ投資を引っ張ってこれれば史実以上の結果をもたらすのではないでしょうか?残った新田開発計画は江戸時代では出来ない諫早湾、男鹿半島、印旛沼等技術的なハードルが高い物が多いですから。
現代の農業指導者ではブータンの荒野を一大農業地域にした西岡京治さんhttp://ifsa.jp/index.php?kiji-sekai-nishioka.htm
(ブータンは亜熱帯地域なので手法を)やネパールの高山地帯で稲作や果樹栽培を成功させた近藤亨さんも参考になるかもしれません。http://blog.jog-net.jp/201406/article_8.html
長々と失礼しました。次回も楽しみにしております。
ありがとうございます。そういった実用書を先行出版するのもありですね。
参考ににさせていただきます。
江戸時代の人が読んでも、面白い小説とかもあるかもしれないです。
というか、江戸時代でまだ発刊されていない小説を先パクして出版してしまうこともできるのですが……
さすがにそれは、才能の芽を潰してしまいますからね。
現代の漫画の手法を持ち込んで、表現の革命を起こすことは可能かもしれないと思いました。
似たような絵巻物はありましたので。
マジで「北斎漫画」とかが出てきたりして。
京子さんの発言「米だけに拘りすぎるのは良くないかも」ですが、拘らないと農民達は生きていけないため米に拘っております。正直、航さんだけで解決できない問題だと思われます。
神道をはじめとする米における信仰の話はおいておいても、米を作らないとこんな問題があります。
その1、米は税である
割り当て分を納税出来ない場合、村八分となり事実上村社会での死を意味します。
その2、稲は連作障害を起こさず、一反あたりの収穫量も段違いである(初期投資はいる)
水田で作った場合は連作障害を起こさないはずです…。なので作中の「年々収穫が下がるかも」は「?」だったのですが、肥料の追肥でしょうか?それとも銘柄に何か欠点があるのでしょうか?
その3、米は貨幣として使える位に信用度が高く、高額で売れる
現代のアルファベットが付くポイントカードやビットコインを国が定めた通貨でない疑似通貨と呼びます。信用度があるから通貨でないのに通貨として使用できる訳ですが、江戸時代の米は下手したら小判や銀札より信用度が高く、全国一律で使えてしまいます。小麦や粟、稗などはこれが出来ません。
また、吉宗が整備した世界最先端の先物取引市場「堂島米会所」の効果もあり米価は高く留まるようになっています。(御手伝い普請で疲弊した藩財政を回復させるため秋田、仙台、南部、八戸藩が飢餓輸出を行うのもこの為です)
農民達は税で納めた後の収穫物を換金して生活していますから、少しでも良い生活
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飢饉対策の一時的な措置なら農民も従うでしょうが恒久的に目指すなら一揆の筵旗が翻ることになります。
現代でも「減反政策」で米農家から転作した農家が他の作物では赤字だらけで食べていけないため耕作を放棄して補助金だけを貰うという事態が続出したのは記憶に新しいかと思われます。せめても、税の改革をし金納に変更し堂島米会所に匹敵する市場を整備、さらに米並みの使用用途を用意しないと推し進めるのは無責任かと思われます。
長々と失礼いたしました。
感想ありがとうございます。税が集団で掛けられている問題は確かにそうなのですね。クリアしないといけない問題なのです。米が経済の基盤になっているので、難しい問題ではあるのですよね。
根本は税制の改革にまでいってしまって、幕府存続の明治維新的な改革に行きつく方向がいいのか。モデルとしてはそれが、一番わかりやすいモデルになるのですが。現時点では、そこでまで出来るのかという問題もありますね。
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江戸時代との交易ですが朝顔の変わり種はどうやって作ったとか、現代でも特許や商標登録で問題になりそうです。江戸時代でも金で頬を叩けば教えてくれる人は居るかもしれませんが、基本的に不出秘伝でしょう。プラとか現代素材を持って行き職人に根付を作らせるのが無難な気がします。
土岐氏は田辺氏の所為で近所からSの彼氏(無職)とMの彼女が軽めのSMプレイを楽しむバカップルと見られ、外堀を埋められていそう。
感想ありがとうございます。確かに、現代の特許もそうですし、江戸時代にはそもそも特許という概念がないですからね。戦前ですら、二次使用の権利がなくて、「のらくろ」グッズは造り放題。作者の田川水泡には一銭も入ってこなかったらしいです。しかしいきなりの変化は、どこを見ても難しい話しではあります。
面白話を読ませてもらいありがとうございます。
もう誰かが指摘されているかもしれないですが書かせてもらいますね
渡の部屋の図のことなのですが、
あの図だと、玄関を明らかに通せない物はゲートに運び込めないと思いますよ。
玄関は扉の大きさとほぼ同じでしょうし
一階という設定で裏のベランダからも出入りできる構造ということなら、大丈夫なようなきもしますが、
二階以上だとそれも無理ですしね
すいません。ちょっと見直してみますかもです。
間取り図は、なんとなく作ってしまったので。
航さんの身の回りが俄にキナ臭くなってまいりましたね。新しい邸宅には現代の防犯グッズを持ち込む必要が有りそうです。まずは「防犯砂利」を敷き「消火器」や「投げる消火剤」、「防犯用ペイントボール」を設置しましょう!
航さんは現金の保有に拘っているようですが「千両箱」は千両入れると15㎏以上になるので持ち運びが凄く大変(江戸東京博物館で持ち上げてみましたがメチャクチャ重いです。)だと思われます。作中、5千両保有していると発言していましたから、自転車やバギーに載せ替える時間があればいいですが、無かった場合火事や強盗にあいなんとか一箱は持ち出せても殆ど失うなんて事も有りそうです。
千両箱の方が見栄えはすると思いますが、田沼時代には大金を実際に持ち歩いて決済している商人はいません。(むしろ田舎者呼ばわりされてしまいます)すべて為替決済で両替商に現金を預ける形です。(今の企業が持っている当座預金に近いかと)両替商は全国の両替商と提携しているため、当座預金を持っていれば全国で為替の現金化や為替の信用決済ができたそうです。(勿論手数料はかかります)これを庶民まで利用して出稼ぎ先から送金していたのが恐ろしく感じます。(そのため両替商を敵にまわすと自動的に全国の金融関係を敵にまわしてしまいます。)
土岐 航様いかがでしょうか?田沼様のご紹介もあれば三井、鴻池、住友の三大両替商に預金を預ける事も可能です。三大両替商の当座を持っていると信用度も増しますよ。(この時代両替商の当座が無い方が稀で信用度がないと判断されます。三大両替商は最高の信用度になります。)
勿論手数料は勉強させていただきます。(笑)(銀行ではないため預けると手数料をとられます。利子はありません(笑))
感想ありがとうございます。その千両箱を工藤平助は、片手で持ち上げて自慢したというらしいです。
力自慢なのか、金持ち自慢なのか、よく分かりませんが。
安心な投資ができる。先物取引などもあったくらいですからね。
その方法もありですね。金融的に支配してしまうとか――
どうなんだろうか……
江戸時代は、天然痘の大流行しましたので、中七七三様のご懸念は良く分かります。
天然痘対策に関しては、航さんが牛痘による種痘の知識(天然痘ウイルスをウサギの睾丸を通して弱毒化した後に牛に接種して作った牛化人痘ワクチン)を蘭学者(蘭法医)へ教えて、蘭学者主体で種痘を実施していくのが良いのではないでしょうか。
当時は、医師免許制度など無かったわけですから、航さんが知識を蘭学者(蘭法医)へ教えても問題は無いと思います。
実際、文政7年(1824年)に日本初の種痘が施術されております。
問題点としては、種痘の副反応による重症化・死亡があるので施術においては、インフォームドコンセントが重要になってくると思われます。
また、脚気についてですが、明治時代においても脚気が流行し多くの死者が出ています。
例えば、日露戦争の戦病死者の約8割が脚気による衝心で死亡しておりますので、脚気対策もかなり重要なものだといえます。
本作品では、インターネットで購入できる範囲内ということなので、国内に限定するとビタミンB1剤の経口薬の購入がベストというところでしょうか。
なお、海外インターネット通販を利用すれば、静脈用注射器やビタミンB1注射液なども購入できます。
感想ありがとうございます。感想のレベルが高くで、先に読むと影響されてしまうののが、まさにこのようなレベルの感想なのですよ。ネタバレボタンを押すのを忘れるしw
まあ、私も個人的に調べてみました。
更新ありがとうございました。
蒸気機関(外燃機関)の良いところは燃料を選ばないところですね。ガソリンやディーゼルエンジンには安定した燃料の供給が欠かせません。コレは江戸時代には難しいですね。
さて綺麗どころの話ですが、この時代の美人の条件、モテル男の条件は、現在とは相当違っていると思われるので高級遊女や花魁などこの時代を代表する美女にに惚れてもらっても主人公が嬉しいかどうか多少疑問が残ります。江戸の女たちにしてもイキを尊ぶ江戸庶民ですから主人公とはちょっとタイプが違うのかな?なんて思います。現代と過去の二股もしくはそれ以上、どのように展開し維持していくのか先が楽しみです。
感想ありがとうございます。当時の本でも理想の男女の流行があったみたいで、江戸時代という長いスパンの区切では語れない様な感じみたいです。ただ、幕末の写真で残っているマダム貞奴などは、美人なのですがすこし現代からは外れる。陸奥宗光の奥さんは、今見ても美人かなとか、個人的な好みの範疇ですが。
男の方は、銭さえもっていれば、時代を超えてモテるのではないかと思います。身もふたもないですけど。
更新ありがとうございます。
文字校正です。
一般刻人→一般人
鉄も市場も→鉄の市場も
離した→話した
教育改革については、意次さんも慎重にならざるを得ないでしょうね。
航さんの言う教育改革は、家系主義から能力主義への転換。すなわち武士階級の支配を根底から覆す、パラダイムチェンジをしようとしているようなものですから。
加えて、近代国民国家を創ろうとも航さんは考えていますが、それは幕藩体制の否定を意味していますね。
武力を用いない明治維新をしようと意次さんがすれば、意次さんや航さんの命が体制保守派から狙われるのは、時間の問題になるでしょうね。
ああ、ネタバレボタンを押すのを忘れたw
こちらこそ、お読みいただき、感想、誤字指摘いただきありがとうございます。
修正いたしました。
ほかのかたの感想も読んで「ほえー、すごい」と思いましたし、みんなで知識をだしあうのはすごいなぁと思いました。
あと感想を読むのが楽しいし、なんか知らない事もたくさんあるので勉強になります。
あとは作者さんがうまく表現できれば最強では?でもすごく難しいよねというのが感想です。
作者さんへ すごく大変ですけど、がんばってください
感想ありがとうございます。本当に私も勉強になっておりますw
頑張っていきます。
風呂敷広げ過ぎだと思います、
リアルを追求するととめどなくなるので、細かい部分はファンタジーで通すのが良いかと。
感想ありがとうございます。リアルを知りたければ、歴史書を読めばいいわけで、一応、旨い嘘レベルのエンタメを目指していこうかと頑張っていきます。
いつも楽しみにしています。
主人公無双wでない展開が好きです。
主人公がほかのキャラに振り回されているようだけど、
きちんとできる範囲で対応しているところがいいかな(*´∀`*)
感想ありがとうございます。その辺り難しいところで、主人公無双の方が感情移入しやすい。振り回される主人公に感情移入しにくいと判断する方もいるようです。
しかし、楽しみにしていただきありがたいことです。頑張っていきます。
「良し、やろう?」の二つ返事でなくてとりあえず安心いたしました。啓蒙専制君主の末路は悲惨な事が多いですから、少なくとも天明の大飢饉を乗り越えてから腰を据えて取りかかららないと不味そうですね。
私有財産権の問題はやはり、吉宗が作らせた幕府の刑事、民事基本法令集「公事方御定書」を一般人にも公開し、何が問題になるのか等の幕府の見識をきちんと示さないといけないと思われます。システムは世界的に見ても優れた物、特に刑事関係は判例主義や連座制の廃止。拷問の事質的な廃止、犯罪更正施設の設置等すばらしいのですが……。民事は和解勧告連発や「相対済令」出したりと近代国家をめざすならかなり情けないと思ってしまうのは私だけでしょうか?
「公事方御定書」はコピー本が大名の間で出回り細川重賢はじめ多くの藩が参考にしたため事質的な国内法令になったそうですから法律自体もかなりよいものだったようです。
歴史的にみると「朝廷」という統治機関から「幕府」に民衆の支持が切り替わった背景には民事裁判を行って出した裁定を守らせるからというものがあります。「十六夜日記」なんかは京都の公家の女性が鎌倉幕府に裁判を行ってもらうための旅行ですし、是非とも江戸幕府には権力の源泉で有ることを思いだしていただきたいのですが……。
田沼様頑張ってください!吉宗の改革を経験している世代が幕政に残っている今が最後のチャンスかと思われます。
感想ありがとうございます。確かに法律の内容を国民が知らされてないのですよね。
10両盗んだら死罪も、周辺状況から庶民が類推して知ったような感じらしいですから。
中世ヨーロッパ関係の本も読むようになりまして、当時の欧米では法律家を要請する学校が多くあり、庶民が出世するひとつの選択肢だったようです。
法の整備と運用形態の改革も必要かもです。
迫る天明の大飢饉に対して田沼様が出せる「超必殺技(笑)」は将軍家治様御出座でしょうか?(笑)
将軍御出座での問題解決は家光や綱吉、吉宗がやっていますし、将軍に恥をかかせるわけにいかないですから幕府や藩が全身全霊で取り組んでくれそうです。(笑)(それが出来たら苦労しないですね……。)
航さんはある程度資本金のめどが立ったようですし、政策の援護射撃兼保険として江戸時代を代表する四代資本家達との連携も模索しても良いのかもしれません。
幕府を越える資本金を持っていたと言われる「鴻池家」、「三井家」、「住友家」、「本間家」の影響力と資金力は味方に出来ればとても頼もしいのですが……。
「江戸時代No.1の財閥」、「日本最大のメガバンク」の「鴻池家」は航さん達が提示できるメリットが現状ではないような気がします。
「日本の貿易を支える幕府御用商人」、「銀、銅の発掘から製錬を担う技術財閥」の「住友家」は蒸気機関なんかに興味を示してくれそうですが家訓により投機を禁じていますから今回は駄目かと思われます。
「呉服業をメインに金融も手掛ける幕府御用商人」、「新しい商売と広告戦略でNo.2の地位」の「三井家」は紡績機や現代から持ち込んだ「カシミヤ」、「アンゴラ」等の江戸時代にない繊維に興味を持ってくれそうです。ただ、問題解決に本腰を入れてくれるかは未知数かもしれません。
「日本一の大地主」、「北前船の大船主」の「本間家」は本拠地が東北ですし、北前船の大船主なので自前の物流手段を持っているのも魅力的です。また、庄内藩を始め東北諸藩に融資をしているため影響力もあるのでオススメです。
問題はコンタクトを取るのが難しい事でしょうか?
感想ありがとうございます。確かにそれはそうですね。残した将棋の本などで、相当頭がいい人だったのではないかという意見もあります。
参考になるご意見で、色々調べて整理させていただきます。ありがとうございます。
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