青春小説一覧
高ヶ原高等学校には相撲部があるが、土俵はない。そのため活動場所は学校近くの、どこにでもあるような鹿島神社であった。
神社の土俵で活動していた相撲部は、今や廃部寸前で、今年二年生となる部員の三橋裕也(みつはし ゆうや)は一人途方に暮れていた。
そんな彼に、この神社に暮らしている裕也の同級生、本宮明日香が『一緒に人助けをしよう』と誘われる。
なんでも、この鹿島神社に、雷神・タケミカヅチが久々に来訪なさるらしい。それを盛大に迎えるためには、信仰心を集める必要があるのだとか。
そんなことを明日香と、神社に住まう神使に請われ、断れなかった裕也は人助けを開始する。
すると、人助けをするうちに相撲部にはなぜか女性部員が次々と入りはじめ、何時しか女4人に男1人という妙な部活となってしまうのであった。ここは相撲部だぞ!? 人助け部じゃないぞ!? ハーレムなんて要らないから男性部員が入ってくれ!
最初は頼まれ、流されるままに人助けをしていた裕也も、頼られ、慕われ、感謝されるうちに、人助けというものが他人だけでなく自分自身も救っていることに気づく。自身の生い立ちに負い目を持っていた彼も、いつしかその目は未来を向くようになっていった。
文字数 484,857
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.03.28
文字数 4,604
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
『私は強い子、元気な子』
三島響子は寝る前、いつも自分におまじないをかけていた。
そうしないと、自分の心が折れてしまいそうだったから――。
彼女には、ひとの心の色が見えるという特性があった。
嘘も愛想笑いも全部透けて見えてしまう。
そんな境遇で自分を保つためのおまじない。
しかし、ある日父親が失業し酒浸りになり、響子に暴力を振るう。
限界に達した響子は絶望したまま家を出る。
そして、裏御神楽町という絶望を抱えたひとしか辿り着けない町に来る。
そこで出会った彩花荘の住人、秀男と蓮人。
荒っぽいが感情豊かで誰よりも優しい秀男。
そっけないが心の機微を感じ取れれる蓮人。
彼らとの出会いや町での日々が、少しずつ響子を変えていく。
一年中祭りが絶えない奇妙な町で過ごす日々。
祭りに盆踊り、神輿担ぎに風鈴市、打ち上げ花火や手持ち花火。
響子はこの町の生活を堪能しながらその住人達に触れ、次第に成長していく。
秀男に『この町はゴールだ』と告げられた響子。
自分はまだゴールしていないのではないか、その葛藤は決心に変わり元の世界に戻ることを心に決める。これはひとりの少女の青春と成長の物語。
文字数 110,546
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.15
文字数 41,041
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.14
初投稿です。
一人旅の帰りの新幹線で思いついた大学生と女子高生のお話です。
恋愛話ではありません。
歳の差で友達のような男女の関係性とか素敵だなあとか考えながら書いてました。
至らない文章力ですがお付き合いくださると嬉しいです。
構成・表現の改善点などがあれば是非教えてください。
文字数 6,904
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.06.14
大学生の唯は入学してすぐ、可愛くて明るい綾と仲良くなり、唯にとって綾はかけがえのない友人になっていった。
ところが綾は恋人にのめり込み、裏切られ、次第に心が不安定になっていく。綾といることに疲れ、唯は綾と距離をとる。しかし、一緒に過ごした楽しかった日々が忘れられず、完全に離れることができない。
そんなとき綾が自殺未遂騒動を起こし、巻き込まれた唯は綾との別れを決意する。
◇全体的に暗いです。もやもやします。
◇浮気や自死をほのめかすような内容が含まれるため、R15指定としました。
◆12:00、18:00更新。全18話です。
◆小説家になろう様にも投稿しております。
文字数 23,906
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.05
カフェで働くしがない青年、日野陽太は平凡だが幸せな日々を送っていた。そんな彼の前にある人物が現れる。
容姿端麗な彼女の名前は雨宮雫。
彼女はアイドル志望であり、陽太に自分をプロデュースして欲しいと依頼するのだった。
文字数 16,630
最終更新日 2023.06.13
登録日 2021.08.23
田舎の個人経営のカフェ『Daybreak』。
何の変哲もないカフェだが、そこを訪れるのは今世に未練を残した者ばかり。
この物語は、そんな曲者達と店主達の戦いの物語である!!
(戦闘描写は一切ございません)
文字数 12,276
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.10
誕生日の夜、30歳になった佐山美邦(みくに)は寄り道をした埠頭で同じアパートの隣に引っ越して来たばかりのシングルマザーを見かける。
彼女はとある理由から男達と街を去る事になった。
その際、彼女から頼み事をされてしまい断りきれず引き受けてしまう。この日を契機に佐山の生活は一変する。
文字数 153,537
最終更新日 2023.06.12
登録日 2021.03.12
・第7回ライト文芸大賞エントリー中
・完結済み。番外編「First Grade」は過去話。
〈あらすじ〉
自由ノ星(じゆうのほし)高校美術部には三人の男子がいる。
創作レクリエーションマニア、成宮創介(なるみやそうすけ)。
アニメと漫画大好き、大城太志(おおしろたいし)。
マイナーアイドル狂い、音来響(おとぎきょう)。
三人は美術部でありながら絵を描かず、毎日ゆるっと創作レクリエーションに明け暮れていた。
そんな美術部に、廃部の危機が! マネージャーとして新たに加わった女子部員、麻根路屋 乙女(まねじや おとめ)の指導のもと、美術部らしい活動を仕方なくスタート。
が、彼らには自由に創作できない理由(トラウマ)があった。さらに、マネージャーにもある秘密が……。
バカバカしくも苦しみを抱えた、高校生達による青春コメディ。
バカでいいじゃない? 若人だもの。
〈補足〉
ツイッターの「#創作試験問題」の解答をもとに、長編化したものです。元になった解答(ショートショート)はカクヨムにて掲載中(https://kakuyomu.jp/works/1177354054888660025)。
文字数 171,888
最終更新日 2023.06.12
登録日 2020.04.30
日本のある場所に住む三戸坂 蒼(みとさか あおい)学校帰りに波切 燐(なきり りん)と明日遊ぶ約束をしてその後家で眠りにつくと…
文字数 4,744
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.05.29
友情は美しく、出来ることなら長く続く方が望ましい。特に幼い頃にできた絆は、切ろうと意図しても、なかなか断ち切れるものではない。澄香の心にはいつも仲良くしてくれた恵みの面影があり、たとえ互いでどんな人生を歩んでこようとも消えることはなかった。澄香が恵に差し伸べた助けこそが、掛け値のない愛なのかもしれない。101の水輪、第49話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,188
最終更新日 2023.06.11
登録日 2023.06.11
石田奏はヴァイオリンを始めた頃から天才で数々のコンサートとでも優勝してきた。
奏が10歳の頃お母さんが心臓の病気にかかってしまった。
そんな中、奏が4歳の頃から友達の小山朝陽の父、世界で有名な指揮者小山翔也との共演コンサートがあった。曲は「チャイコフスキー五番」その曲は奏の得意な曲だった。。。
もちろん、ソリストは奏。
奏はお母さんの病気の心配もありつつ演奏することになった。
そして本番当日。。。!
コンサート当日でもお母さんの病気は治らなかった。演奏が始まっても奏の頭の中ではお母さんでいっぱいだった。。。
でも演奏中は止められない。奏はお母さんがいっぱいいっぱいで舞台を降りてしまった、
観客もみんなパニックになっていた。。
その観客の中には小山朝陽もいた、朝陽は奏が勝手に舞台を降りたのを見て。。。!?
文字数 5,789
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.16
申し訳ありませんが内容を返答させていただいました。
文字の間違えが多く大変ご迷惑をかけました。読みなしていただけたらありがたいです。
たまにまた文字が間違っている恐れがあるかと思いますが温かい目で見てもらえてら嬉しく思います。
神の子の少年に出会い黒霧を浄化の手伝いをするのを少女は手伝う少女は子供の時の記憶がないので少年は解き放っていくさてどうなる?
白神 皐月
白神神社の神様で神の中で1番偉い神様の息子でまあまあの地位を持っている。その上生徒会長をしていて高校2年生で運動神経が良くって勉強もトップてピアノは得意が何でも完璧なのに歌は下手
主人公 姫川 鈴
子供の時の記憶の一部がなく皐月と共に記憶を取り戻していく。
そして高校1年生で勉強の成績はトップで歌が得意で運動神経が悪い
生徒会メンバー
5人はそれぞれ神の中でもくらいが高いが皐月のほうが上なので皐月に支えている。
それと高校2年と3年生で構成されている。
鈴川 美穂
鈴の友達になり生徒会メンバーの1人と付き合うようになるが別のお話
神の中で2番目にくらいの高い神
いろんなことをして邪魔をする。
1番偉い神
皐月の母親
黒いモヤ
悪霊や怨念、災を呼び生き物を呪い殺そうとする。
文字数 46,438
最終更新日 2023.06.10
登録日 2022.12.14
文字数 3,177
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.06.08
『文通しませんか?』という手紙から始まった一方的な文通。レモン柄の謎の手紙を通じて自己肯定感低めの大学生が救われる話です。自分を好きになれたらいいなと思いながら書きました。かなり粗い作品ですが、少しでも読んで下さった方が元気になってくれたら嬉しいです。
文字数 2,389
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.06.08
周りに中々溶け込めない主人公が図書館である少女と出会う。
その少女は耳が聞こえない少女だった。
作品中、障害者と表記していますが、国の表記法に則ったものです。
文字数 5,704
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.06.07
文字数 12,395
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.05.31
幼なじみが虐待を受けているにもかかわらず、助けることができなかった主人公。
戦争が始まってからはもうどうすることも出来ずに、過去の自分を後悔するばかり。
今、ある幸せに手を伸ばし、精一杯今を生きる。主人公や幼なじみの「あの子」が伝えたいこと。正論だけで固められたこの世界に、私は伝えたい。
文字数 9,215
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.05.24
兄弟、姉妹が病気のため、自分に対する親の関心が薄いと感じている子どもがいる。彼らは兄弟児と呼ばれ取り巻く環境を理解しながら、もさみしさを禁じ得ない。ただそれもこの家に生まれた運命だと覚悟している。
幸恵もその一人で、あらゆる時間を家族のため、特に華のために費やしてきた。不満をもちながらも、親や姉の顔が浮かぶとガマンせざるを得ないもどかしさがあふれ出す。そこに救世主が。101の水輪、第48話。
なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,056
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04
進学校である男子校の3年生・三喜雄(みきお)は、グリークラブに所属している。歌が好きでもっと学びたいという気持ちは強いが、親や声楽の先生の期待に応えられるほどの才能は無いと感じていた。
大学入試が迫り焦る気持ちが強まるなか、三喜雄は美術部員でありながら、ピアノを弾きこなす2年生の高崎(たかさき)の存在を知る。彼に興味を覚えた三喜雄が練習のための伴奏を頼むと、マイペースであまり人を近づけないタイプだと噂の高崎が、あっさりと引き受けてくれる。
☆将来の道に迷う高校生の気持ちの揺れを描きたいと思います。拙作BL『あきとかな〜恋とはどんなものかしら〜』のスピンオフですが、物語としては完全に独立させています。ややBLニュアンスがあるかもしれません。★推敲版をエブリスタにも掲載しています。
文字数 78,954
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.04.30
〜ニックネームしか知らない私たちの、青春のすべて〜
少女漫画を覗き見るような世界観。
2023.08
他作品やコンテストの兼ね合いでお休み中です。
連載再開まで今しばらくお待ちくださいませ。
【あらすじ】
私立清流館学園は学校生活をニックネームで過ごす少し変わったルールがある。
清流館高校1年2組では入学後の自己紹介が始まったところだった。
主人公のマリ、新堂を中心にクラスメイトたちの人間関係が動き出す1年間のお話。
片恋も、友情も、部活も、トラウマも、コンプレックスも、ぜんぶぜんぶ青春だ。
主要メンバー全員恋愛中!
甘くて酸っぱくてじれったい、そんな学園青春ストーリーです。
感想やお気に入り登録してくれると感激です!
よろしくお願いします!
文字数 38,652
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.04.13
私の名前は的野美青。 櫻坂46の大ファンで、小林由依さん推し。 そんな私はある日、目を覚ますとタイムスリップして、半年後の世界に来てしまった。 半年後の世界の私は、なんと櫻坂46の3期生になっていたのだ! ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は実在しますが、全く関係ありません。 事実ベースに物語が進んでいますが、あくまで仮想です。ご注意下さい
文字数 4,353
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.06.03
文字数 4,155
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.06.03
弟が狂い始めたのは、とある新作のゲームを買って少し経った事だった。弟は、洗脳されたかのように不審な笑みを見せ、何故か息が荒かった。そこに、父が現れた。まだ寝起きでいつものように寝ぼけながら食卓へ向かう。だが、その時、弟は父に抱きついた。弟の息はさらに荒くなり────
文字数 2,934
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.06.02
スランプ気味の作家猪瀬は突然担当編集の矢崎に呼び出され、一つの小説を手渡される。
その小説を批判した事から新星作家のエノーラの執筆をすることに?
それが思ったよりいい出来で...
文字数 23,765
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.05.26