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中学二年の春に、思いがけず失恋をしてしまう 二戸 陽(にのへひなた)。
そのまま、中学生活は恋らしい恋ができずに卒業してしまう。
しかし、春から新しく入学した津々賀学園で部活動や研究会の部員・会員を募集するチラシを見ていると、ある紙に目がいく。
『恋研 あなたの恋を研究して応援します!』
この張り紙を見て、自らの恋愛に対するトラウマを克服するために、研究会のドアをノックするも! 中で待ち受けていたのは、一癖も二癖もある先輩たち。
しかし、同じタイミングで部屋に入ってきた男子学園生 宮古 伊織(みやこいおり)、彼もトラウマを抱えており、二人は協力しあってお互い恋愛できるように努力していく。
文字数 86,146
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.31
モンスター・魔族 それらの種が絶滅してからはや1000年 魔法技術の発達により、人は文明を築き上げていく。しかし、50年前に過去のモンスターや魔族を召喚し使役する技術「召喚術」が確立されて以降、戦闘や生活面においても召喚された獣やモンスターたちがもたらした恩恵で飛躍的に生活は向上していく、だが、その反面……召喚された存在の力関係がそのまま日常生活にも影響を及ぼしていく。
そんな世の中で、絶滅から逃れた唯一の存在がいた。それが、世界最強と言われていた竜【祖竜】であった。
祖竜は、人間とモンスターとの最終戦争にも参加せずに地中に眠っていたままであったが、ふとしたことが切っ掛けで人間の女性に恋をしてしまう。
その女性に危機が迫り、数千年ぶりに姿を現す祖竜……いま、ここに恋愛経験皆無、だが世界最強の存在が人間界に降臨した!
文字数 23,563
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.25
ある出来事をきっかけに、家を失う主人公の直江 愛夏
途方に暮れているところに、幼なじみで実業家の柿崎 泉と、大学の後輩で社会人になったばかりの新発田 勇士が現れて。
同時にプロポーズをされてしまった。
返事に困っていると、泉からある提案をされる。
「どうだ? 一年後にどちらが愛夏に相応しいか決めてもらおう」
「お? 良いっすね!」
こうして、奇妙な生活が幕をあけたのだった。
※他にも恋愛小説書いております。
よろしければどうぞ⇓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/977174503/411453871
文字数 48,220
最終更新日 2022.02.23
登録日 2022.01.25
魔族最弱の存在ケトル、しかし! 実態は前魔族軍の総司令官であったが
自身の出生が特殊過ぎて、同族であるはずの魔族たちから忌み嫌われる存在であった。
そこで、魔族たちはケトルを抹殺するためワザと危険な戦場へと向かわせるも、力も魔力もほぼ持たないケトルは、知略を駆使し敵と戦っていく。
そして、魔族優勢のまま人間との間に和平がもたらされた。
しかし、人間の首都を目の前に撤退を開始したケトルに責任を追及し、彼は自ら魔国を去る決意をした。
当時の魔王はケトルを評価していたが、亡くなると現魔王はケトル討伐に動き出していく。
辺境の森で楽しく余生を過ごしていたが、迫りくる敵の気配にケトルと仲間たちは対抗することを決意した。
また、人間も苦しめられたケトルを消し去ろうと魔族・人間の合同軍が設立される。
圧倒的不利な状況でも、ケトルは持ち前の知略をもって敵と戦っていく。
そして、最終目標である魔族と人間が平和で暮らせる国を造ることを誓い、今日も戦場へと向かっていくのであった。
文字数 100,162
最終更新日 2022.02.03
登録日 2021.12.16
「おらたちは耐えた! でも限界だ!」
幾多も重なる税金に、不作続きの世の中、私腹を肥やしているのはごく一部の人たちだけだった。
領主は鷹狩りや歌に忙しく、辺境の地であるこの『谷の村』のことなど、一切知る由もない。
ただ、搾取され皆がその日を生き抜くのが精いっぱいだった。
そんなある日、村一番の働き手である 弥彦は 村はずれにある洞窟である箱を見つけた。
そこには、言い伝えでその昔に平家の落ち武者が逃げて隠れていたとされた洞窟で、刃の無い刀がいくつか土に埋まっている。
弥彦は箱を調べ、その場で開けてみると、中にはいくつもの本があった。 彼は字が読めないが村に来ていた旅の僧侶に読み書きを習い、その本を読み解いていく。
そして、時はながれ生活は更に苦しくなった。
弥彦の母は病におかされていた。
看病のかいもなく、他界した母の現場に現れた役人は告げた。
「臭いのぉ…。 悪臭は好かんので、ちと税を払え、皆の迷惑じゃ」
それを聞いた弥彦含め、村人たちの怒りは頂点に達し、どうせ今生きていても死ぬだけだと、自分たちの人生を賭け蜂起を決意した。
そして、村長が指名した村人たちを束ね導く存在に弥彦を。
そんな彼らの想いが駆け巡る。 歴史の中で闇に消えた物語。
文字数 100,824
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.05.21
ある地方の街道沿いにそれはそれは、美人と評判なお松と呼ばれる女性と、ぶっきらぼうで愛想のない吉郎と呼ばれる二人が営む水茶屋があった。
そこには日々、様々な人が訪れてはお松の出す茶と吉郎の団子を美味しそうに食べていく。
僅かな銭をもらい、お松は今日も聞く。
「何か物騒な話はありますか?」
美人に聞かれ拒む人などおらず、皆ぺらぺらと聞いたこと見たことを話し行くが、きまってその晩に店じまいをした水茶屋に一人の漢が現れた。
名を善左衛門といい、普段から女性の尻ばかりを追いかけている男で、仕事もせずただ遊んでばかりいる。
しかし、この三人組何かがおかしい。
瞳が怪しく輝きだし、三人は闇に消えていった。
文字数 13,806
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.31
一色善右衛門(九十三歳)十八年前に妻のリヱ子に先立たれ、そして、今日大好きな家族に見守られ息をひきとろうとしていた。
彼には願いがあった。 もし、生まれ変わることができれば、もう一度妻と一緒に暮らしたいと。
その願いは聞き届けられ、無事に生まれ変わることに成功した。
しかし、生まれ変わる直後、神は妙なことを善右衛門に持ちかけた。
「お主の妻は、手違いにより別の世界へと生まれ変わってしまった」
驚いた彼に対し、神はある提案をする。
「もし、もう一度一緒になりたいのならば、急ぎそなたも異世界へと向かってくれないだろうか?」
その言葉に善右衛門は力強く頷くのであった。
生まれ変わった善右衛門は、子どもとしてではなく、落盤事故で命を亡くした青年の体を借りることになり、急ぎ妻を探したが、誰が妻なのかわからない。
しかも、善右衛門が知っている世界とは違い、モンスターや魔人が存在し、人々を襲っていた。
そんな中、森を彷徨っていると旅の商人の一行が襲われているのを発見する。商隊はモンスターの脅威に太刀打ちできなかった。
一人の少女が必死に抵抗するも破られそうになっている。
しかし、善右衛門は手元に落ちていた木の棒を握り少女の前に立つ。
「援護頼めるか?」
「え?」
表紙絵
@concon777 きゃらこん/CaraCorn 様
※ えっと、性的描写とか得意ではないので、あれですが、ぶっちゃけあまり出てきません笑 表紙と一話目のノリでは、絶対進みませんが、何卒ご理解していただけると幸です(*´ω`*)
※重要※
誤って作品を削除してしまいました……涙
急いで、公開した箇所まで投稿いたしましたが……。 本当に、申し訳ございません。
以後気をつけます涙
文字数 152,369
最終更新日 2021.01.08
登録日 2020.08.31
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