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オフィリア・ド・モンテカルロは、王宮の舞踏会で常に注目の的となる美しい公爵令嬢。
公爵の父のもと、贅沢な生活を送りながらも、その内面では孤独を感じています。
ある夜の舞踏会で、王宮の守護騎士団の隊長であるアレクシス・フォン・リュミエールと踊るオフィリア。
しかし、その幸福なひとときは突如乱入した衛兵の報告によって打ち破られます。
反乱軍が王宮の外に集結し、緊張が高まる中、アレクシスはオフィリアに避難を指示し、王宮の防衛に向かいます。
父親や親友アンリエットの支えを受けながら、オフィリアはアレクシスの無事を祈りつつ避難生活を送ります。
華麗なる舞姫としての誇りを胸に、彼女は再び舞踏会の中央に立つ日を夢見ながら、孤独と戦い続けます。
彼女の未来にはどんな運命が待ち受けているのでしょうか。
文字数 2,843
最終更新日 2024.05.29
登録日 2024.05.28
僕の彼女は、我儘だ。
それはもう、どうしようもなく。
お気に入りのガチャガチャがなければ、人目も憚らず怒り出すし、
彼女よりも早く眠りにつけば、舌打ちをしながら睡眠妨害に取り掛かる。
だけれど、僕は彼女のことを愛している。
出会った時の思い出が、
出会った頃からの連続性で、
愛していける。
文字数 947
最終更新日 2023.08.01
登録日 2023.08.01
これは、友情と愛の物語。
邪智暴虐の王に立ち向かい、そして敗れた男。
それを待つ、友の信頼の物語。
「セナートよ。貴様は本当にエリオッタが戻ってくると思うのか?」
「ええ、戻ってきます。あいつは約束を破ったことは一度もありませんからね」
蒼白な顔つきの王は、磔にされた男に言う。
「どうしてそこまで、あの男を信じられる」
「どうしてって、友達だからですよ。あいつにとってはたくさんの、そして、俺にとってはたった一人の友達だから」
「それは理由になっていない」
王は怒り、セナートの頬を叩く。
彼の頬は赤く腫れ上がるも、男の顔は自信に満ちたままだった。
「王様、あんたには友達がいないのですか?」
文字数 11,642
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.05.02
繰り返す時間に価値はなくとも、意味はある。
だけれど、それが何だというのだろうか。
ちょっと暗めなショートショート
文字数 1,149
最終更新日 2022.03.15
登録日 2022.03.15
私、アリアナ=バルバシリアは聖女の一人でありアークランド家令嬢でもあるイベリア様に仕える従者です。
最近、困ったことが起きました。
なんと、確定していた公爵家のミハイル=ブリジッタ様との婚約が破棄されてしまったのです。
イベリア様は失意に暮れてお可哀想ーーとも思ったのですが、存外そうでもありません。
自業自得、日頃の怠惰の積み重ねの結果が理由なので同情するのは難しそうです。
でも、私はお嬢様の従者。
主人の失態は私の失態。
この婚約破棄、なんとかしてみましょう!
ーー
残念令嬢のために有能従者が奔走する物語
21.05.24スタート
文字数 6,716
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.05.24
21.05.23完結
ーー
「ごめんなさい、姉が私の帰りを待っていますのでーー」
差し伸べられた手をするりとかわす。
これが、公爵家令嬢リトアの婚約者『でも』あるカストリアの決まり文句である。
決まり文句、というだけで、その言葉には嘘偽りはない。
彼の最愛の姉であるイデアは本当に彼の帰りを待っているし、婚約者の一人でもあるリトアとの甘い時間を終わらせたくないのも本当である。
だが、本当であるからこそ、余計にタチが悪い。
地位も名誉も権力も。
武力も知力も財力も。
全て、とは言わないにしろ、そのほとんどを所有しているこの男のことが。
月並みに好きな自分が、ただただみっともない。
けれど、それでも。
一緒にいられるならば。
婚約者という、その他大勢とは違う立場にいられるならば。
それだけで良かった。
少なくとも、その時は。
文字数 69,570
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.03.23
空腹聖女のドタバタ無差別殺伐ラブコメ。
ーー
「オルテンシア・アトランデ。汝を教会から追放とする」
「え、どうしてですか?」
大司教様の問いに私は素直な疑念を返す。
私としては、何も悪いことをした覚えがないからだ。
ちゃんと教会のための労働はしているし、夜な夜な街に繰り出しては迷える仔羊たちに道案内をしている。
それでいて早寝早起き、適度な運動といった健康的な生活をしている。
何も責められるべき行為は犯していないはずだ。
「その手に持っているもの、口に入れているものが理由だ」
大司教様は私の口と両手を順に指差した。
文字数 2,401
最終更新日 2021.01.23
登録日 2020.09.10
貴方は、叶えたい願いがある時、何にすがりますか?
自分?友人?お金?神様?天使?
それともーー
とある紅茶専門店に現れた、悪魔との日常。
そこそこに性的で、
それなりに幸せで、
そことなくほっこりとする物語。
ーー
R2 5/3
15話更新
少し短めですが、頑張って描写します。
今のところ毎日更新。
R18要素入るまでは頑張ります。
2〜3万字程度の短編の予定です。
基本的に悪い人は出てきません。
可愛く、普通に性的な話を求めてる方向きです。
そんな現実逃避推奨の小説です。
人助けと思って、お気に入りに登録してくれると嬉しいです。
お手軽、単純、合法の人助け。
大丈夫、ボタンを押しても、誰にもバレませんから。
※
性的描写が入るところは【R18】とタイトル表記します(読み飛ばしても繋がるような構成になってます)。
【R15】は少し性的かな、という感じです。
それ以外はぽっぷなラブコメです。
文字数 21,118
最終更新日 2020.05.03
登録日 2020.04.18
シャルロッテ=アンドラスタは可愛いだけの女の子。
だいたい12歳くらいの女の子。
本当の年齢も誕生日も知りません。
可愛らしさに嫉妬され、
愚図で鈍間を非難され、
今日も今日とて、血も繋がっていない家族に虐げられています。
けれど、彼女は負けません。
生きることを諦めません。
自分の真実を知るために、
自分の全てを知るために。
王子様の愛を勝ち取るその日までは。
文字数 16,711
最終更新日 2020.02.29
登録日 2020.02.21
この物語の主人公である、秩父 依知(ちちぶ えち)。
彼は自称召喚術師の亡き祖父の遺品から、一冊の古びた本を見つける。
召喚の呪文を、意図せず唱えてしまって現れる、蠱惑的な淫魔。
彼女と超えた初めての一線。
また彼女に会いたいと願い、幾度も呪文を唱えるも、出てくるのは別の淫魔ばかり。
だが、超え続ける一線。
乱れる性活。
これは、一人の青年が、欠陥だらけの召喚術で淫魔を呼び出し続ける、性と生の物語である。
※過度な性的な表現が含まれます。18歳未満の方はご遠慮ください。
※状況次第で打ち切ります。
文字数 10,875
最終更新日 2020.02.09
登録日 2020.02.01
かつてレイピア=アントワーズは幸せだった。
優れた美貌、裕福な身分、平和な日常。
大国の王子、ルパイン=ヒンデルセンと婚約し、その幸せな人生において絶頂を迎えていた。
だが、彼女の物語はそこから崩れ出す。
婚約者の裏切りによって、婚約を破棄されることによって。
けれど、彼女の憎しみは彼へ向かない。
なぜなら彼への想いが残っているからだ。
だから、
だからこそ彼女の溢れる感情は他へ向く。
何の罪もない、その辺の国々に。
これはとある貴族のお嬢様が腹いせに適当な隣国を滅ぼしにいくという、不条理物語である。
文字数 8,323
最終更新日 2019.12.07
登録日 2019.11.27
醜い見た目、醜い性格がコンプレックスだった私は身を投げた。
幸か不幸か、綺麗な生き物ーーもといアリシア=ラインバルトというご令嬢へと転生を果たした。
念願の第2の生を手に入れたのに、待ち構えるは幾多の苦難。
婚約破棄、婚約破棄、婚約破棄。まるで婚約破棄のバーゲンセールだ。
一体、いくら破棄すれば気が済むのか。今の私はこんなに美しいのに。
転生令嬢、アリシアがばったばったと元婚約者を物理的精神的になぎ倒す。
痛快爽快婚約破棄ラブコメ。
文字数 77,915
最終更新日 2019.07.23
登録日 2019.05.02
アメリカの政治家、ダニエル・ウェブスターはかつてこう言った。
『財産の能力の全てを奪われ、一つだけ残せるとしたら、私は言葉の能力をとる。それさえあれば、他の全ては取り戻せるからだ』
これは、言葉と想いで困難を乗り切る、異世界ストーリー。
5/7 更新
小説家になろうでも加筆・修正版をゆっくり更新中
ーー
残業帰り、山野巧トラックに轢かれ、死んだはずの妹、山野緋香里とともに異世界に飛ばされる。
そこで出会う、様々人々。
そして、彼らとの協力と衝突。
妹頼りの巧は、今日も生き残ることができるのか!?
タイトルだけでも楽しめるよう工夫してありますので、お気に入り登録だけでもしていただけると嬉しいです!
文字数 72,300
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.03.03
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