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異世界ファンタジーBLの恋愛短編(ショートショート含む)です。新作があり次第、更新します。
R指定がされるものされないものがありますがある場合は印をつけます。
『知らなかった君へ、救われた僕は*』
穏やかな関係で進むBLです。
堅物に見える隠し事をした青年×攻めを尊敬している真面目な青年
地元を出て穏やかな2人暮らしをしているルーシアとクロンウェル。燻っていた想いを拾い上げ願いを叶えられる世界に連れてきてくれたクロンウェルをルーシアは尊敬し、感謝し続けてきた。だが、そんなクロンウェルに対してルーシアには長年疑問があった。クロンウェルの仕事はなんなのか。何かはしているけれどそれがなにかは掴めていなかった。気にはなるけど聞いてもいいものなのか。それとも聞いてはいけないようなヤバいお仕事なのか。クロンウェルには聞くに聞けず2人での生活を続けていく中、ふとした瞬間、望んでいなかったタイミングでその秘密を暴いてしまい……
『酒にめちゃくちゃ弱いらしい俺はいつも記憶がない』
いつものようにベルンハルト・ブラウンに尽くすエルンスト。だが、彼が見てしまったのはベルンハルトが女の子の頭を撫でている瞬間で……
恋人に尽くされつつも振り回されている男×自分は愛されてないのだと嘆く男
文字数 12,710
最終更新日 2024.09.22
登録日 2024.09.21
騎士であるシルファは男爵令嬢でもあった。彼女には義妹とは違って男爵令嬢であるがために彼女たちから虐げられ、嫌われ、蔑まれた日々があった。空腹に喘ぎながら義母たちのために決められた醜い婚約を前にシルファは決めたのだ。元々なりたかった騎士になり自立して、貴族の身分を捨てようと。目をつけたのはシルファが好いている王子付きの騎士ガイア。酒に酔わせて自分を襲うよう促し、貴族令嬢には大事な処女を捨てよう。その一晩で全てを終わらせるんだ。そう計画しているシルファは知らない。シルファを取り巻く国の思惑を。シルファの友人とその婚約者の物語を。シルファの恋の行先を。
文字数 21,338
最終更新日 2024.03.24
登録日 2024.03.11
中央ギルド内にある食堂で働くユベール・マトレはいつものようにボーイの仕事を続けていた。変わらない日の続く変わらない日常。そんな日常も客であった冒険者のマルク・エリソンドによって変わるのだ。
「君、俺と結婚しないか?」
「は?」
うっかりのキスが起こした関係にユベールは……
愚直な真面目冒険者×気弱で真面目なチョロいウエーター
文字数 5,723
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.11.25
ふと、目が覚めた末姫ルリアは今いる場所が全く知らない場所であることに気づく。禍々しい天井に困っているとそこに現れたのはずっと会いたく思っていた勇者のカイで……
ずっと一途な庭師勇者×純粋真っ直ぐ姫
文字数 2,528
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.18
人に近い獣人の住む街の花街の端にある花屋。そこでは生花を売るヒツジの青年、ハワードが働いていた。いつものように騎士団の巡回がそこに現れたとき、この物語が始まる。そこにいた新人のイヌの騎士、ケレイブがハワードに一目惚れし告白と求婚を繰り返すようになったのだ。2人で接していくにつれ知っていく『嫉妬』『不安』『過去の事実』。全てをまるっと乗り越えて飲み込んで愛を深める。これは真っ直ぐ素直な新人ワンコ騎士と心の傷をもっている優しく真面目なヒツジの花売りの話。
注意
ここの話で指す獣人は耳やしっぽが着いている程度の軽いものを想定しております。
ケレイブもハワードも互い以外の人物と恋愛関係、肉体関係を築くことはありません。
文字数 11,909
最終更新日 2023.09.23
登録日 2023.09.18
隠れ転生者であるエリナ•フランシュはいつものように騎士団に料理を作り、いつものように幼馴染のラズにお弁当を渡していた。そんなある日、転換点が起きる。「あのラズが勇者に選ばれた」その事実に周囲は騒ぎ、周囲は非日常になっていく。その中心のラズは飄々としていたが本当は勇者などやりたくないと言い、とある木箱をエリナに渡す。「これに毎日ご飯を入れろ。それを俺らの飯にするから」
スキンファクシ騎士団、料理長の流されやすい娘エリナ・フランシュと、辺境の新人騎士だったのが勇者になった隠し事がある勇者ラズと、そのラズに着いて行った勇者パーティの話
変更事項
9/4 r18表記を取り消しました。
9/17 内容が分かりやすくなるよう題名の変更、細かな設定変更に伴う内容紹介の変更をいたしました(旧題名:幼なじみ勇者のご飯係)
文字数 19,710
最終更新日 2023.09.17
登録日 2023.06.09
精神についての研究を続けていたルジェダはとある命を国から受けることになる。「どんな者でも快楽に堕とす媚薬」それは彼が命を受けて作り出したものであり、その後に彼の人生に大きな変化を与えるものであった。
ルジェダは手間と時間をかけたそれが漸く完成し、とても浮かれていた。折角だから同居しているルイゾンと飲もう。味見に上司から貰ったワインを1口口に含んだ瞬間、意識が飛んで……
優しいが裏のある騎士×素直で真面目な研究者
文字数 3,198
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.06.02
大きな魔獣戦を終えたベアトリスの夫が所属している戦闘部隊は王都へと無事帰還した。そうして忙しない日々が終わった彼女は思い出す。夫であるウォルターは自分を小動物のように可愛がること、弱いものとして扱うことを。
小動物扱いをやめて欲しい商家出身で小柄な娘ベアトリス・マードックと恋愛が上手くない騎士で大柄な男のウォルター・マードックの愛の話。
文字数 6,815
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.04.12
我が国の第2王子ヴァサン・ジェミレアスは「氷の冷酷王子」と呼ばれている。彼はその渾名の通り誰に対しても無反応で、冷たかった。それは、彼の婚約者であるカトリーヌ・ブローニュにでさえ同じであった。そんな彼の前に現れた常識のない女に心を乱したカトリーヌは婚約者の席から逃げる事を思いつく。だが、それを阻止したのはカトリーヌに何も思っていなさそうなヴァサンで……
誰に対しても冷たい反応を取る王子とそんな彼がずっと好きになれない令嬢の話
文字数 8,053
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.03.01
とあるきっかけから婚約者であるヴィオラ・ビルイム伯爵令嬢が小説家をしている知ったラヴォンド・ブラット次期公爵。彼は新たに知ったそれをそれ幸いといつもの甘やかしの種にしていく。
不安を抱えるヴィオラが書く或る物語を完成させるためにする何個かのお願いと、ずっと彼女に向き合っているラヴォンドの溺愛の物語。
途中に挟まる作中作「ファム・ファタール」はヴィオラ・ビルイムが執筆している作品です。
婚約者を甘やかしたい色々と拗らせ気味な公爵令息×自分に自信が無い作家令嬢
文字数 27,672
最終更新日 2023.02.24
登録日 2023.01.28
平民でありながら貴族が多く通う学園に通っていた少女、シャル。彼女が住んでいた土地の領主に家族を人質に取られながらも必死に勉強していた。そして、そこから漸く卒業出来る。そう思っていた彼女に伝えられたのは王からの命令。シャルの同級生の辺境伯令息の騎士、セザー・クローとの婚約であった。
不器用だった辺境伯令息×お疲れ平民魔道士
文字数 8,013
最終更新日 2023.01.03
登録日 2023.01.01
ここは100年おきに聖女が落とされる国、フルール。この国では落とされた聖女とこの国と深く縁づく者と婚約することが決められていた。
その慣習を元にした王太子と聖女の婚約までの仮の婚約者としてリリー・ブランシュは立てられる。
とあるきっかけから始まった表情筋の硬直と付けられた顔の切り傷を隠すために付けられた仮面から言われるようになったリリーのあだ名は「仮面令嬢」。
聖女のことも、自分の正妃らしくない見た目も、何もかも色々と問題がある。これ以上完璧な彼の隣に居続けてはいけない。
聖女が現れた100年目の今年、リリーは相手側から離縁申し付けられるのが嫌で離縁をこちらから突きつけた。なのに、婚約者であるルアン・フルールの反応がどこか変で……
慣習を殴り捨て愛するものとの結婚を求めた溺愛の第1王子×初恋を吹っ切ろうとしたのに何故か結婚が約束されていた無表情の公爵令嬢
文字数 14,550
最終更新日 2022.12.09
登録日 2022.12.03
魔術師のアリスは4人パーティーで、 とある高位ダンジョンに挑んでいた。
いや、挑んでいたはずだった。何故か寝ていたアリスが目覚めると、そこは扉や窓がない壁や床が真っ白な部屋。
あれ?もしかしてここって……
何故か、長年片思いしている騎士のギルバートと「セックスしないと出られない部屋」に閉じ込められてる!?
文字数 7,596
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.11.05
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