木下望太郎

木下望太郎

 毎週月曜・木曜に更新中!(の予定)  売れる要素はドブに捨てた! テンプレを外れた位置から文章力でブン殴るスタイル!   マンガ的内容を、文学的かつ分かりやすい文章で見せていきます!
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BL 完結 長編
【BL×剣道。和装男子に片想い。――ライバルは、誰よりも好きな人。】  剣道部の『彼』を好きだった、同じく剣道部の『僕』、幼なじみの僕は。  でも、好きになるずっと前から。――叩きのめしてやりたかった、彼を。共にやっている剣道で、常に僕の上をゆく彼を。  道着の袴(はかま)を汗にまみれさせ、鍛錬を重ねる僕。  一方、その袴がスカートみたいで。決して履けないスカートみたいで、嬉しい僕。  ――男として剣士として、彼を越えたい僕。  ――女の子の気持ちを持って、彼を恋する僕。    揺れ動く気持ちを抱えたままの僕と。  そんな気も知らない、バカな男子同士だと思っている彼――剣に対してだけは常に真っ直ぐな、美しい斬り手。  どこへ行き着くのだろう――彼への恋は、彼との勝負は。揺れ動く僕は。
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小説 35,398 位 / 192,038件 BL 9,724 位 / 25,366件
文字数 27,793 最終更新日 2023.09.21 登録日 2023.09.04
【伝奇バトル×学園コメディ×仏教!? 敵をも救う仏法バトル!】  南無阿弥陀仏、大目立ち……怪僧崇春の怪仏退治!  地蔵の姿をした謎の『怪仏(かいぶつ)』に襲われた少女、かすみ。  彼女を助けたのは僧の格好をした転校生、崇春(すしゅん)だった。  人の業(ごう)が具現化した危険な存在、『怪仏』……崇春はそれを封じるためにやってきたらしいのだが。 「南無阿弥陀仏、大目立ち……六根清浄かなり目立ち!」  目立ちたがり屋の崇春がいちいち騒ぎを巻き起こす! 「崇春……君は馬鹿かっ! 六根清浄は修験道由来の言葉だろう!」  崇春と共に転校してきた、理知的な(ように見える)少年、百見がさらにかき回し。 「そういう問題じゃありませんからー!!」  かすみの突っ込みがうなりを上げる! 「いや、突っ込みとかより怪仏退治は!?」  ――そうして、ともかく。  ――高校を舞台に、仏と人の業をめぐる冒険が今始まる。
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小説 192,038 位 / 192,038件 ファンタジー 44,594 位 / 44,594件
文字数 418,033 最終更新日 2023.09.16 登録日 2022.04.19
 『死』を斬れるか。  ――死そのものの如き人斬りと、それを仇と狙う剣士と。  リバーロ――『死』そのものと恐れられた人斬り。 「死にたくないとぬかしても、命はどうあれ消えるもの。それをどうして斬ってはいかん?」 「何のために生きている? 死ねないほどの理由があるか」  そう問うては人を斬り、畏れもしない斬聖リバーロ。  一方、彼を仇と狙う男がいた。  傭兵ジョサイア。リバーロが斬った者の中には、その恋人と仲間がいた。  以来、ジョサイアは激しい鍛錬に身を投じた。鍛錬ならいくらでも耐えられた――そうしている間と、疲れきって気絶するように眠っている間だけは、恋人の死を忘れられた――。  むしろ、幸福と想い出には耐えられなかった。自らの心を殺すように、鍛錬を続け達人となった。  そうして彼は、仇と再び出会う。 「俺は死だ。死は斬れんさ」 「斬る。――俺は死人だ。いかに死といえ、死人は殺せん」  『死』そのものを越えられるのか?   死と生を問う剣戟が、今始まる。
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小説 192,038 位 / 192,038件 ライト文芸 7,620 位 / 7,620件
文字数 27,570 最終更新日 2023.04.26 登録日 2023.04.03
 心の内をのぞいてみせる、奇妙な男に私は出会った。  かつて別れた恋人が亡くなった、その知らせを受けて訪れた、恋人の故郷の島で。  シルクハットをかぶった、奇妙な男は言い当てた、私が島を訪れた理由を。 「見つかるとよろしいですな。『空白を埋める言葉』」  私は空白を抱えていた、かつての恋人が死んだと聞いても、何の感情も湧かなかった。空白だけが居座る胸の内を埋める何か、『空白を埋める言葉』を探して、恋人の故郷へと来たのだった。  そして奇妙な男は、その旅に同行を申し出る。ハザマダ ブンガクと名乗るその男は。 「お探しのもの見つかるように、このブンガクがお供します。お嫌なら、ま、結構ですが。ただしゆめゆめ忘れぬように、人は誰しも一人とて、文学からは逃れ得ぬこと。それはまるで自身の影から、いやいやまさに自身から、決して逃れ得ぬように。えぇ、決して」  ブンガクはひざまずくように、うやうやしく礼をしながらそう言った。シルクハットを取りもせずに。  喪失と空白と、小さな島と。心と言葉をめぐる、小さな旅が始まる。
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小説 192,038 位 / 192,038件 現代文学 8,142 位 / 8,142件
文字数 29,716 最終更新日 2023.03.30 登録日 2023.02.20
 腐れた体で甦った、その男は拳を振るう。娘を守るため――。  スラム街・黒蓮城市(ヘイリャンシティ)で追われる少女、ジニア。 彼女を救ったのは、死してなお動く腐りかけた死体。それは拳法・形意拳の技を振るい、追手のことごとくを叩き殺した。  葬儀屋を営む父によれば、彼は父の古い友人ということだが……。  その男、マーチこそがジニアの実の父親だった。 だがそれを伏せたまま、彼は娘を守り戦う。物言わぬ、動く死体として。  ――九龍(クーロン)城をモデルとした舞台で繰り広げられる拳法活劇!   ゾンビ×カンフー×九龍城! ――
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小説 192,038 位 / 192,038件 キャラ文芸 4,683 位 / 4,683件
文字数 47,683 最終更新日 2022.09.29 登録日 2022.08.10
青春 完結 長編 R15
「一度だけ言う、二度とは言わない。殺そう。僕と」  ――いじめられ続けた孤独な少年と、荒れた家庭で顧みられない不良少年。  異質に見えて同じ鬱屈(うっくつ)を抱えた二人は、誰かを殺そうと画策する。  それは復讐ではなかった。恨みを持つ者はそれぞれにいたが、彼らに対する復讐ではなかった。  復讐とは、虐げられている弱者が行なうもの。つまり復讐するということは、己が弱者だと認めること――彼らはそれができなかった。  代わりに選んだのは、見知らぬ誰かの命を嘲笑う――殺す。己は、それができる強者だと確認すること。  刃物を隠した二人の少年は、獲物を求めて歩き出した。  けれどその心は、いつしかすれ違っていて。  そして。少年はもう一人の少年に、その刃を向ける――。 ※本作に犯罪を助長させる意図、肯定する意図はありません。 ※実際のところ、テーマは「友情」であり「青春」。彼らなりの。
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小説 21,497 位 / 192,038件 青春 184 位 / 7,029件
文字数 47,434 最終更新日 2022.04.17 登録日 2022.03.26
 英雄は地下迷宮に引きこもる。冒険は終わったはずだった――。  英雄ウォレスは仲間と共に、王女をさらった魔王を倒した。究極の迷宮、『喪失迷宮』の奥、地下六百五十四階で。さらに、隠された最深部に現れた、災厄をもたらす邪神。これをも地下七百二十四階で討ち果たした。  それが九年前のこと。  以来、ウォレスは一人引きこもる。喪失迷宮地下七百二十四階で。誰もウォレスの望む褒賞を与えられなかったから――さらなる敵と冒険を、という褒賞を――。  もはや地上に出ることはなく、無意味に地の底で魔物を狩り、酒を呑んでは酔い潰れ。ウォレスは無為に過ごしていた。  だがそこへ現れる、初恋の女性――死んだはずの。  彼女は生前のように奔放にウォレスをからかい、奇妙な依頼を残して去った。  彼女は死んだ彼女なのか? なぜ生きてここにいる? だいたい、並みの人間がやって来られるわけもない地下迷宮の底で。  彼女が残した依頼、そして地上から訪れた、かつての仲間がもたらした王宮からの依頼。それらは何か関係が?   終わってしまった冒険と、旅し尽くした迷宮と。  これから始まるのはその続きか、あるいは――。
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小説 192,038 位 / 192,038件 ファンタジー 44,594 位 / 44,594件
文字数 125,615 最終更新日 2022.03.26 登録日 2021.12.28
 悪漢どもが民を苦しめる西部の街。  クリスマスイブのその夜、現れたのはサンタクロース。 ――ただし。鋼の如き筋肉と、かついだ袋にいっぱいの銃を携えたサンタ。 「今夜が何の日か知ってんだろ? 俺はマジメさ、仕事に来たんだ。プレゼントを届けにな。これぞ賢者の贈り物、鉛玉をクソたっぷりとよ!」  銃弾飛び交う酒場の中、サンタクロースの剛腕が、二連散弾銃が悪党どもをなぎ倒す!   舞うは硝煙、そして血煙!   さらに現れる新たなサンタ、そして謎のガンマン……彼らの正体とは?   本格バイオレンス西部劇、ここに開幕! よりによってクリスマスイブに!  「俺のこの服、何で赤いか分かるだろ? てめぇらみてぇな、小悪党どもの返り血よ―― ――客席も温まった、これからが本番よ。聖母(サンタ)マリアもご清聴あれ、サンタ楽隊(マリアッチ)の大協奏だ!」
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小説 192,038 位 / 192,038件 キャラ文芸 4,683 位 / 4,683件
文字数 24,499 最終更新日 2021.12.24 登録日 2021.12.04
 秘太刀“斬壺(きりつぼ)”。  その技を以て、老剣客はかつて岩を斬り、壺を斬った――割ることも砕くこともなく、真二つに――。 ただしそれができたのは、若き日のたった二度だけ。  そして今。辛苦の末に流派を継いだ彼が対峙するのは、剣才そのもののような少年。それはまるで、老剣客の積み上げたもの全てを嘲笑うかのような存在。  もし、奴を斬ることができる技があるなら――それは一つ、“斬壺”。  凡人対天才。  今、その戦いが始まり、そして終わる――。
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小説 192,038 位 / 192,038件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件
文字数 11,187 最終更新日 2021.12.04 登録日 2021.11.22
歴史・時代 完結 ショートショート
 人斬り稼業・斬屋(きりや)を訪れた武家の息子。  持参した名刀で、斬ってくれと頼んだのは自分自身だった!? が……?    落語調で語られる短編コメディ。  ニート対殺し屋、in江戸――。
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小説 192,038 位 / 192,038件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件
文字数 5,215 最終更新日 2021.11.18 登録日 2021.11.15
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