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ライト文芸 完結 短編
僕は、オギハラさんと喫茶店にいる。オギハラさんは僕の同僚で友人のサナサキとつきあって、そして別れた。彼女はもう一度サナサキに会うために喫茶店に来た。そして、僕にも居てほしいと言ったのだ。 冬のある日、僕はいろいろな記憶と想いの中で、彼女と座っている。
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文字数 3,825 最終更新日 2022.01.16 登録日 2022.01.16
山道を降りる途中で、僕はしゃべる牛さんに出会った。牛さんはいろいろな魔法が使える特別な牛だった。そして「にせの牛神さま」であることがバレそうになって逃げてきたところだった。 実は僕も、自分の住んでいた町を出てきたところだった。 恋人と別れ、半ば町を追い出される形で。 僕は自分の事情を牛さんに話した。なぜ、自分が恋人との婚約を解消したのかを。 元婚約者は、会社の同僚に嫌がらせをしていたのだ。
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文字数 6,708 最終更新日 2021.12.26 登録日 2021.12.26
わたしの恋人であるテツくんが、ある日とんでもないことを言った。 「自分はサンタクロースになったので、クリスマスイブには会えない」と。 テツくんはわたしの前にトナカイまで呼んで、信じさせようとする。だが 何か変だ。 テツくんの胸から生まれた黒いしみが、どんどん大きくなってきている。 そして突然現れたサンタ帽の男は、自分を光のサンタクロースだと名乗り、テツくんに、「お前は闇のサンタクロース一味だ」と告げる。 *「トナカイさんたち準備中」という作品を以前書きましたが、同じ世界観だったりします。
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文字数 8,465 最終更新日 2021.12.19 登録日 2021.12.19
ライト文芸 完結 ショートショート
僕はトナカイなんです。今年初めて、クリスマスイブに子どもたちへプレゼントを運ぶお手伝いをするんです。緊張する僕に、先輩が十年以上前の話をしてくれました。その年も新人のトナカイさんが緊張しすぎて、それが原因でサンタクロースとトナカイチームが空から落っこちてしまって…先輩が話してくれた、びっくりして、ちょっと怖い、でも元気の出るとても短いお話です。
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文字数 2,884 最終更新日 2021.12.12 登録日 2021.12.12
僕は幽霊と話ができて、ある程度のトラブルを解決できる。ある日、同業の友人のタロウくんから、「君は何かに巻き込まれそうだ」という警告を受ける。 翌日秋の並木道、僕は美しい女性、カエデに会う。カエデはどう見ても幽霊だった。彼女はある「影」に捕まえられ、動けなくなっていた。 僕は「影」を消し、カエデを助けた。カエデはその後消えた。 「大村カエデ」は「大村センノスケ」という画家の妻だった。並木道で「影」に捕まっていたカエデは、「生き霊」だったのだ。 そして翌日、僕はタロウくんと共に「大村センノスケ展」という美術展に行く。 そこで僕らは、昨日の「影」に会う。「影」はまた僕らを襲おうとした。 「影」はある女性だった。僕は彼女の力を消し、影であった彼女の話を、タロウくんと共に聞くことになった。 僕はこの日、タロウくんと共に彼女と話を聞くことで、少し気持ちは落ち着いていた。
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文字数 16,213 最終更新日 2021.12.05 登録日 2021.11.28
ライト文芸 完結 ショートショート
僕は突然の電話を受ける。相手は「僕には透視能力がある」と言う。そんなものはインチキだと僕は電話を切ろうとするが、彼の言葉のおかげで自転車にぶつからずにすむ。そして彼は言い出した。「彼女と別れた方が良い」と。 僕は同棲している彼女とソファを買いに行ったことを思い出す。 もう何年も付き合い、面倒でずっと真正面から話すことを避けていた彼女のことを。
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文字数 2,927 最終更新日 2021.11.21 登録日 2021.11.21
ライト文芸 完結 ショートショート
わたしは同僚の「サカダチさん」に片想いしている。ある日、彼のコーヒーカップを割ってしまい、よせばいいのに代わりのものを買ってきてしまう。その時にはっきりと失恋をする。傷ついたわたしは、ありとあらゆる嫌な想像をしてしまう。 それでも、わたしは生きてゆくのだ。
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文字数 4,255 最終更新日 2021.10.17 登録日 2021.10.17
ライト文芸 完結 ショートショート
夜中に、胃に吸収されたはずのコーヒーが僕に話しかけてきた。「ワシの言うことを聞いてみてくれぬか?そなたは会社に水筒を忘れただろう」 僕と、一人称ワシであるコーヒーとの、ゆるい会話と友情の物語。
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文字数 2,782 最終更新日 2021.09.26 登録日 2021.09.26
ファンタジー 完結 ショートショート
「不思議の国」と国交を樹立して3年、地球に住む僕のもとに、エビアニイと名乗る図々しい男がやってきた。そいつは「休暇をとったので」と図々しく僕の家に滞在しはじめた。
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文字数 5,635 最終更新日 2021.09.19 登録日 2021.09.19
ライト文芸 完結 ショートショート
夏の終わり、みいこは僕の部屋を出て行った。ひとり残された僕。みいこは入道雲様に包まれる。そして僕の中の手を、座布団の手がつかむ。
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文字数 2,121 最終更新日 2021.09.12 登録日 2021.09.12
ライト文芸 完結 ショートショート
妹がうちに帰ってきている。彼女はすごく自分勝手でうすっぺらい。今日も朝からカエルを見つけて喜んでいる。たかがカエル。わたしはいつも上司に馬鹿にされ、みじめな思いをしているというのに。今日も休日出勤のわたしを見送る妹が、わたしのカバンを見て「カエル」といった。え?そんなところに?
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文字数 2,834 最終更新日 2021.09.05 登録日 2021.09.05
ライト文芸 完結 ショートショート
僕はスポンジだ。君はこれから僕を手に取り風呂掃除をする。それは僕の導きのおかげなんだ。君たち人間は掃除が嫌いだから、僕たち掃除の国の者が君たちを導くのだ。掃除という愛のもとへ。
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文字数 2,075 最終更新日 2021.08.15 登録日 2021.08.15
ライト文芸 完結 ショートショート
夏の暑苦しい夜、ミカから電話があった。 ミカはつきあっていた男性から別れを告げられたと言う。ミカがつきあっていたのは、妻帯者だった。
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文字数 4,166 最終更新日 2021.08.08 登録日 2021.08.08
ライト文芸 完結 ショートショート
最近、僕の街で奇妙な幽霊の話が流行っていた。そんな中、僕は会社帰りにマキタさんという女性の後ろを歩いていた。すると、マキタさんの体が不自然に揺れ始めて…
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文字数 4,166 最終更新日 2021.08.01 登録日 2021.08.01
シュンスケが消える、電話の声はそう告げた。シュンスケとはこの春再会した、高校の時の同級生だ。 わたしは電話の声が教えてくれたビルに向かう。そして、友人かなことゆかこのことを思い出す。ゆかこは、「あいつら」に取り込まれてしまった。
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文字数 7,444 最終更新日 2021.07.25 登録日 2021.07.25
恋愛 完結 ショートショート
たろうくんは、海を泳いだという話をしてくれた。「彼は泳げない」、という意地悪を言うやつもいた。でも、彼は泳いだのだ。
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文字数 1,582 最終更新日 2021.07.18 登録日 2021.07.18
現代文学 完結 ショートショート
わたしは会社帰り、母の買い忘れたものを買いにスーパーに寄るべく歩いていた。 駐車場で、ひとりの少年と出会う。彼はわたしに「あなたさっき踊りそうな感じでしたよね?」と声をかけてきた。
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文字数 3,104 最終更新日 2021.07.11 登録日 2021.07.11
ライト文芸 完結 ショートショート
夏至の日、わたしと妖精のヨウタくんは、森でハンバーガーを食べて過ごしている。 彼と出会ったのは、4年前の夏至の前の日。わたしが彼に話しかけて、そしてヨウタくんと楽しいひとときを過ごせるようになったのだ。でも、今年は…。
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文字数 7,115 最終更新日 2021.07.04 登録日 2021.07.04
現代文学 完結 ショートショート
雨の中、わたしは体が動かなくなっている。そして左隣に現れるくまのぬいぐるみ「くまりん」。くまりんが、わたしに語り出す。
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文字数 5,498 最終更新日 2021.06.20 登録日 2021.06.20
現代文学 完結 ショートショート
わたしはごろごろ寝ていられれば幸せだ。 午後のお昼寝時間に何故か聞こえるラジオ体操の音楽…?
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文字数 3,010 最終更新日 2021.06.13 登録日 2021.06.13
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