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スキルが一般的になった現代。
12才のオレが初めて手にしたのは【アドミニストレータ】という効果の分からないスキルだった。
もしかして自分は特別なんじゃないか。
そんな期待に胸を膨らませて発動させたスキルは、『ぱんどら☆ばーすと』というエロゲを起動するだけのもの。
だが、エンディングを迎えて実績を解除したことをきっかけに、外れスキルだと思われた【アドミニストレータ】が真の力を発揮する。
「は、はは。まじか? これ、ゲーム内で取得したお金、アイテム、スキルを現実に持ってこれるのか?」
ゲームをプレイすればするほど現実の自分が強くなる。
それこそがこのスキルの真骨頂だったのだ。
だが、真実は少し違っていて、実はオレがいる世界こそがエロゲの世界そのものだったらしい。
オレは一つの可能性に気づいた。
ヒロインにとっては未来の話だが、原作世界では過去の悲劇。
それすらも、チートと原作知識を手にしたオレなら食い止められるのではないだろうか。
原作ブレイク? 上等だ。
強くてかわいくてカッコいい美少女たちを、弱くてみじめで愚かなオレが救い出す。最高のカタルシスを見せてやるよ!
これはエンドロールにも載らないエロゲのモブのこのオレが、みんなの笑顔を守りつつ自由に生きる物語である。
※小説家になろう様にも投稿しています
文字数 154,262
最終更新日 2021.11.13
登録日 2021.10.01
ねえ、こんな「もしも」を考えたことはある?
もし1周分の知識をもって人生をやり直せたら、
今度こそ、うまく生きていけるのに、と。
私は、考えたことが無かった。
何故って――
「おお、生まれたか! 性別は……女か。ならばアイーシャと名づけよう!」
――それが、自分自身に起こる未来だなんて、想像もしていなかったのだから。
※タイトルの徒桜は「あだざくら」と読みます
文字数 20,490
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.17
少し、昔話をしましょうか。
望んでもいない予言を押し付けられ、望んだ自由を奪われた、一人の少女の物語を――。
文字数 15,918
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.10.02
勇者の影武者ウルティオラ。
彼は今まで本物の身代わりとして、幾度となく死線を潜り抜けてきた。
だが、いざ真の勇者を導入する段階で、彼は謀計にはめられ追放されてしまう。
これまで世のため人のためと身を粉にしてきたのに、結果がこれか。
そんな絶望に落ちかけた彼を、影武者という呪縛から解放したのは聖女だった。
「あなたとなら命運を共にできる。そう思ったのは、勇者だからではありません。私はウルティオラさんとともにありたいのです!」
これは、偽りの勇者とあまあま聖女が営む悠々自適ライフの話である。
文字数 100,023
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.10
もし、悪魔との取引で、女性を好きに堕とす力を手に入れたらどうする?
そんなバカげた妄想が、ある日、主人公の新里奏夜の日常に舞い降りた。
相思相愛なんて夢物語。叶う事の無いと知って諦めた恋心。
『色欲の悪魔』との出会いが、彼の日常を淫靡なものに塗り替えていく。
これは悪魔の力を得た彼がハーレムを築く話。
※ノクターンノベルズ様でも掲載中です。
文字数 238,297
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.04.04
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