「死者」の検索結果
全体で471件見つかりました。
高校二年生の夏休み。
絲色 宴(いといろ うたげ)、墓終 結空(はかおわり ゆあ)、薇 字名(ぜんまい じな)、そして教育実習生の琴石九 留見(こといしく るみ)の四人は、共にその命に終わりを迎えた。
しかし、死んだと思った四人が新たに目を覚ますと、「天使」によって迎えられ、架空として俗世に語られていた「天国」と「地獄」の存在を知る。
「天国」と「地獄」——『天界』と称される、死者の行き着くその地にて。
例に漏れずも、四人は新しい人生を歩む事に。
新しい世界、新しい人生。
しかし、全ての死者がそうであるように——過去からは逃げられない。
「死んで何かが変わると思った?」——それぞれの思いを抱えながら、四人の新しい共同(?)生活が始まる。
文字数 64,191
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.06.23
あの日、俺は公園のベンチに座り、満天の星空を眺めていた...まだこんなことが起こるとも知らずに。
何か月前(2018年)
最近、南海トラフについてテレビやラジオ、新聞でよく言うようになった。まるで数年前日本最大級の震災以来だ。あの頃俺は10歳は小学5年生、まだ幼かった。何度もおじいちゃんからよく大地震の話を聞いていたが、無邪気だったせいか、当てにせずいつまでも平和な生活があると思っていた。
あの頃は、大阪で住んでいて被害はあまりなかった。ただ出張で福島にいた父さんが亡くなった、その上母親は俺が生まれた当時に男とどっかに消えた。なので、いつも父さんとおじいちゃんだけだった... あの東日本大震災の後、何週間も連絡がなくじいちゃんと一緒に暮らしていて、毎日放課後に電話を待っていた。そんなある日、電話がきて期待しながら出てみると。
「お父さん!元気?大丈夫?」と言ってみると
「あの~江川高尾さんのご家族ですか?死者の特定をしている団体のものなんですけど...」と言い、俺はじいちゃんを呼び、じいちゃんが電話を手に取り話し始めた
じいちゃんは納得したような顔で電話を切り、俺に向いて
「峡...高尾、お父さんはね...死んじゃったんだ...」と言い、俺を抱きしめてくれた。その時、俺は我慢できず大泣きしたのを覚えている。
それからは、じいちゃんに引き取られ、毎日
「強く生きれ!」と言われていたのが記憶に残っている。
それが、記憶に深く刻まれている...
文字数 997
最終更新日 2018.07.24
登録日 2018.07.24
17歳を迎えたブリュンヒルドはベルク王国の姫として何不自由なく暮らして来た。
しかしブーゼ帝国の侵略によりベルク王国は存亡の危機に晒される。
ブリュンヒルド姫は戦局を打開するため国宝であり、禁忌でもある聖なる黒槍『ヴァルハラ』を手にする。
黒槍を手にした彼女の力によりブーゼ帝国の侵攻を阻み危機は脱した。
だがヴァルハラは聖槍などとはかけ離れた呪いを宿した武器であった。
生者も死者も弄ぶ魔槍に愛され、不老不死となった彼女は尚も祖国を守り続ける。
長き平和を謳歌しているベルク王国だがブーゼ帝国では数百年の時を経て戦火の火種が再び燻り始めていた。
自国を守るため、魔槍に愛された不死の姫。
彼女の永久の中で求める終着点とは……
文字数 101,171
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.07.04
あの世への水先案内をする死神の姿は、死者や死期が近い者にとって最も大切で会いたいと思う者の姿に見える。
しかしそんな存在がいなかった少女には死神自身の姿が見えた。
「なら大切な人なんて良かったわ。だって死神の姿を見れる人間なんて、きっととっても特別よ」
本来出会うことのなかった、孤独な少女アリシアと彼女から友達として振舞って欲しいと頼まれアーサーと名付けられた死神。
交流の中でアリシアは少しずつ孤独を埋めていき、アーサーは今まで知らなかった感情を知っていく。
このお話はアリシアが死ぬまでの間の短い物語。
※他のサイトにも掲載してる作品です。
文字数 9,878
最終更新日 2020.04.27
登録日 2020.04.27
生命を維持するために人間の血が必要な吸血鬼。
しかし、初めて人間の死を目にした吸血鬼の王イヴェリスは、血を摂ることにためらいを感じるようになった。
魔界の者によって狙われた人間は、泣き叫び、苦しみながらも、愛する人を思いながら命を絶っていく。
そして周囲の人々はその死者のことを覚えず、記憶を消されてしまう。
血を奪いし者の宿命として、イヴェリスが選んだ道とは……。
「おひとりさま女子だった私が吸血鬼と死ぬまで一緒に暮らすはめに」の番外編です。
文字数 4,456
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.27
ネクロマンサーのヴィラントは、戦乱により命を落とし、死霊となってしまった死者を癒やして天に還す日々を送っていた。しかし、「人の国」の住人たちは、墓地で夜な夜な開かれているダンスパーティーを快く思っていない。仕事は山積みなのに、ちょくちょく人の国から横槍が入るし、もうわたくしいっぱいいっぱいなんですけど? そこへタイミングよく現れた英雄たちをさくっと手下にし、これでようやく本業に打ち込めると思いきや!?
文字数 29,696
最終更新日 2020.10.17
登録日 2020.10.08
くノ一を育成する里、上里は最強のくノ一を生み出すためにプログラム苦無戦術を編み出した。
上里は、ライバルである日陰の里を打ち負かすために鍛練を怠らない。
年に一度、日本全国のくノ一を集めて、里対抗くノ一御前試合が行なわれる。
御前試合とは、毎年死者が出る死合なのだ。ルールは、持てる技術をすべて使い、ようするになんでもありである。
審判を篭絡して、試合を有利にするくノ一も少数だが、確かにいる。
御前試合の報酬は、里に対して名誉と多額の給付を受けることができる。
文字数 500
最終更新日 2022.07.16
登録日 2022.07.16
人生のあらゆる情報を、バイオローグと呼ばれるデータに記録し、そこから‘死者の人格の再現’さえ可能になった未来。
自分の身に一切頓着しない、変わり者の“篠路ミキ”と生活する‘わたし’には、ある秘密があった。それは、わたし自身の秘密。家族にも、唯一無二の友人たちにも、告白できない秘密。
「――これは、わたしがいたという‘証’。」
登録日 2016.07.31
「あなたが本当に閻魔(エンマ)様なら、私のイトコを地獄になんてやらないで!」
「親不孝は地獄行きに値する。諦めろ」
※※※※
……もしかしてこれが世に聞く『閻魔帳!?』キッタナイ字だな、しかし!
※※
「おいそこの女!お前、俺の閻魔帳盗みやがったな!今すぐ返せ!」
※※※※
「お前……とり憑かれてるぜ?」
※※
「へっ?!誰に?!」
※※※※
イトコを助けるべく『あの世』へ向かった女子
※
中西 ルナ
※※※※※
死者を審判する男
※
閻魔
※※※※※※
文字数 85,196
最終更新日 2017.04.21
登録日 2017.04.12
どこにでもいるたぶん極々普通な青年不治時弥。
時弥はテロに巻き込まれ死んでしまう。
死の間際で未練たらたらやりのこしを思い返し、死にたくないと思いながらふざけてるとどこからともなく声が聴こえてきたと思ったら生き返り森の中。
神を名乗る人物から異世界と告げられ神からもらった力は不死者(仮)。
少し変わった青年が繰り広げる異世界最強ファンタジー。
登録日 2017.11.28
主人公である佐野命(さのみこと)は、極端な人嫌いであり、自ら孤独を選びそれを孤高と唱え現実を否認する少年。
しかし人との関わりを避けてきた佐野命は、同級生の少女を交通事故から身を挺して守ったことにより一時的に入院することに、だが目を覚ますと——世界は一変していた。
それは視えてはいけない、死者の霊……それらが跋扈する病院内。
生と死が交差し区別がつかず恐怖に怯えているところに、天使と見紛う程の美麗な少女、朝陽(あさひ)が現れ——顔よりも先にパンツを拝むことに……。
少女は言う「私は朝陽、この街の退魔師です」と。
平凡と孤独はパンツによって一蹴され、佐野命は生と死と青春を噛み締める物語が始まる。
⚠︎パンツ降臨は三話からだよ。
文字数 19,617
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.04
最強の魔王、グレイシアは部下のベルモンドの裏切りによって命を落とす。
それから七年。
新たな魔王が君臨し、さらなる混沌が世界を支配していた。
そんな状況に嫌気が差したシスター、エクリシアは魔王討伐の旅に出ることを決意する。
そんな彼女は禁術である死者蘇生を発動し、魔王グレイシアを復活させた。
性悪シスター、エクリシアと最強の元魔王であるグレイシアは魔王を倒す旅に出ることになった。
文字数 25,622
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.06.20
全ては巡りによるもの——
果てなき時を過ごすという胡散臭い男によると、この世は役割を変えつつ繰り返されているらしい。
今回の舞台は地の底にあるといわれる死者の国。
悔い改められない罪人たちは勝手に地上へと昇り、再び悪行を重ねてしまう。
それらを地下空間へと連れ戻し昇華させるのが"冥府の使徒"の役目だった。
一方地上では、それら"鬼"を駆逐する"勇者"が、出処である冥府は魔物の坩堝だとして乗り込んでくる。平穏な日常が崩された。
輪廻から抜け出せない救われない存在と、それに巻き込まれる人々のお話の続きです。
文字数 20,413
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.07.14