「太」の検索結果
全体で11,854件見つかりました。
大学院で言語学を学ぶテヲノ・クヌーテは、人食い人種を隣に乗せ、夜の街を突っ走る。
事の発端は、数百年の寿命を持つと言われるマグ族の男が死んだことにあった。
大学の医学チームによると、遺体の研究は長寿や健康の秘密を解き明かす絶好の機会であるという。少数民族の言語が専門のテヲノは、マグ族との通訳に駆り出された。ただそのマグ族というのが、食人の風習のある、いわゆる人食い人種だった。
食われるのでは、という恐怖と戦いながらも、首尾よく遺体を回収した一行。遺体を車に乗せ、帰路に就こうとしたその時、死んだ男の娘・マナが父の亡骸を奪い返そうと襲ってきた――。
マナはなぜ父の遺体を奪いに来たのか?
その時、テヲノは……?
一風変わった異世界を舞台に、奇妙な二人の関係が紡がれる。
文字数 29,518
最終更新日 2022.07.10
登録日 2022.07.01
【あらすじ】
中学二年生のソラは、人に話しかけることが得意ではない内気な女の子。そんなソラには、同じクラスで唯一仲が良い、山本ミサキという名の快活な友達が居た。
夏休みの前日。ソラとミサキは教室で、あるおまじないをする。ミサキいわく、そのおまじないは二人の友情がずっと続くおまじないであるということであった。
その後、ソラは見慣れぬ不気味な廃校に迷い込む。そこはと呼ばれる異空間で、と呼ばれる怪物の住処だった。
怪異に襲われてソラが絶体絶命のピンチに陥ったその時、幼い頃からソラが大切にしていた柴犬のぬいぐるみのポチ太が光り輝く。ソラを守りたいという強い気持ちを抱いたポチ太が、怪異に対抗できる力を持つという存在になったのだ。
さらにクラスメイトのリクトと、龍の神獣である輝龍丸も助けに訪れる。
リクトは輝龍丸と協力しながら、という怪異を浄化する仕事をしていた。
怪異とは強い未練を残したまま死んだ人間が怪物になった姿であり、浄化するには怪域のどこかにある記憶の核と呼ばれるものを見つける必要がある。そうリクトから説明を聞いたソラは、彼らと協力して記憶の核を探すことになるのであった。
――これは、少女たちが恐怖を乗り越え、過去の悲しみを断ち切る物語。
文字数 44,508
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.11.28
25歳無職で引きこもりの女性、高崎優の唯一の趣味は夜の散歩であった。いつものように散歩していたある日廃墟ビルの屋上でミナミと名乗る謎の青年に出会う。何年も変わらなかった高崎の夜がこの日を境に急激に動き出す・・・
文字数 2,806
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.10
今年中3になる夏目奉佳(なつめほうか)は幼稚園からの縁で初恋の相手の筧翼(かけいつばさ)に片思いをしていた。しかし、夏目は過去の経験から翼に告白できない理由があった。
文字数 979
最終更新日 2020.08.21
登録日 2020.08.21
主人公の明太郎(めいたろう)は明日の誕生日を待ち望んでいた。
——晴れて十六歳になったら幼なじみの比呂美(ひろみ)に赤い糸を申し込むんだ。
赤い糸。それは国に交際相手を登録する制度。
十六歳になると登録することができる。
しかし、比呂美には、その日は祖母のお見舞いに行くから会えないと言われてしまい肩透かし。
ガッカリした明太郎が一人、公園でボーッとしていると、助けを求める美少女がいた。どうやら犬に吠えられて怯えているようだ。明太郎が助けようと近寄ると、美少女が怯えていたのは犬ではなく通り魔のオッサンだった。
「ちょ、ちょっとストップ!」
明太郎が思わず手をかざした時、不思議な力が働いて、オッサンと犬を撃退する。この力はいったい!?
「私が、超能力を目覚めさせてあげただけです! あなたにはご褒美をあげますからね!」
夢の中に現れた自称神様が明太郎にそう言う。
そして翌日、明太郎の家にやってきた昨日助けた美少女、万理亜(まりあ)。
「今日、あなたと赤い糸で結ばれました。」
待ってくれ! 俺は幼なじみの比呂美が好きなんだよ!
赤い糸と自称神様の縁結びに翻弄される明太郎と万理亜、比呂美の恋はいったいどうなる?
美少女と幼なじみの三角関係ラブコメが始まります!
登録日 2022.09.24
卒業パーティで公爵令嬢は王太子から婚約破棄された。だが公爵令嬢は大喜び。公爵令嬢は王太子と男爵令嬢の『真実の恋』を愛でていたからだ。そしてその徹底した愛でっぷりによって、王太子と男爵令嬢は破滅させられてしまうのだった。
全12話。最後まで完成しております。
本格的なざまぁは3話からです。
他サイトでも公開しております。
文字数 12,002
最終更新日 2022.11.24
登録日 2022.11.20
家族との軋轢で家に居場所のない木崎明人はバイトの日々に明け暮れる。新たなバイトを探していた明人に親友の千葉太一から中古ショップのバイトを紹介される。そこで出会ったのは、見た目がヤクザなオーナーと、見た目が超奇麗な藤原美咲だった。中古ショップ「てんやわん屋」でバイトを始めた途端明人の周りの環境は大きく変化していく。個性豊かなヒロインたちと日々に何かをつかみ始める。ドタバタあり、主人公もてすぎ、ぼこられすぎ、シリアスありのラブコメディ。
登録日 2015.11.21
第二次世界大戦が始まる前。ソ連は連合国として参戦するものとして見られていたが、まさかの中立へと転じた。ドイツは史実通り、1939年9月、ポーランドへ侵攻した。そして、1941年12月、日本軍も史実通り真珠湾へ奇襲をかけた。しかし、1941年6月になっても独ソは開戦せず、チャーチルの悩みの種が大きくなっただけだった。そして、1945年9月27日、優勢となっていた米軍はベルリンに原爆を投下、数日後にはドイツは無条件降伏をした。
その頃、太平洋戦線でも日本軍は劣勢となり既に沖縄や台湾は取られていた。しかし、最後の機会としてドイツ無条件降伏の翌日の10月7日、精鋭部隊を編成、攻撃に出て戦術的に勝利を収めたものの、二週間後には日本が降伏。
この話は米軍に負けた日本が織りなす話しである。
不定期更新。戦闘シーン自体を書くのは苦手なので、第3者視点のようなものが多くなってしまいますが、よろしくお願いします。
文字数 30,809
最終更新日 2019.01.21
登録日 2016.08.12
稀代の推理小説家、獅子谷敬蔵が建てた〈白生塔〉は窓がひとつもない山上の巨塔である。そこに招かれたのは五人の名探偵とその同伴者達。推理小説オタクにして高名な探偵の桜野美海子と、彼女の活躍を小説にして生計を立てている塚場壮太はその一組であった。
最初の晩、塔の主である獅子谷敬蔵は密室から不可解な消失を遂げ、翌日の朝、使用人のひとりが奇妙な転落死体となって発見される。名探偵達はそれぞれ好き勝手に推理を展開するが、犠牲者は次々と増えていき、さらに唯一の出入り口には外から閂を掛けられ、閉じ込められてしまう。
数々の死線をかいくぐってきた名探偵までもが被害者として惨殺されてしまう異常事態。密室殺人、首切り殺人、クローズドサークル、ダイイングメッセージ、といかにも推理小説らしい趣向が凝らされた事件の様相とは裏腹に、その本質に何やら推理小説の定型を覆す大きな企みがあると皆は感じ始め……。果てに桜野美海子が導き出した事件の真相とは?
(小説家になろう、エブリスタにも掲載中)
文字数 141,429
最終更新日 2022.01.15
登録日 2022.01.15
タワーマンションに住み、ブランド品に包まれ、高給取りでハンサムな夫を持つA子。
太陽が沈んで少し、と言った時間にA子は夫の帰りを待ちながら大画面のテレビを付けてソファでくつろいでいた。 音はテレビの声から片手に持つワイングラスから鳴る水音ぐらいの、その静かな時間。
平穏な時間、でもそれはある男が部屋に侵入してきたことで破られる。
文字数 2,100
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.06.06
エリス・ローゼンタールは、公爵家の令嬢として完璧な立場を築いていた。しかし、王太子アレクサンドルとの婚約が突然破棄され、彼女の人生は大きく揺れ動く。深い失望と屈辱を乗り越え、エリスは新たな自分を見つけ、未来に向かって歩み始める。そして、隣国の王子レオとの運命的な再会が、彼女にさらなる転機をもたらす。エリスは自らの強さと知性で、過去を乗り越え、新たな愛と未来を手に入れることができるのか――。
文字数 12,277
最終更新日 2024.10.12
登録日 2024.10.12
太古の昔から1万人に1人の確率で人類から魔法使いが誕生してきた。100年前、脈々と繋がる魔術の血統を隠し持っていたウィンザー公爵、エドワード8世が「青の公文書」を魔法界に交付した。
-青の公文書-
「私達はこれまでの歴史でなぜ優秀であることを隠さなくてはいけなかったのでしょうか。
我々は家族を、同胞を、我々に与えられた力を信頼しています。我々の同胞は今も、魔法の力を持たない家庭から1万分の1の確率で誕生しているのです。私達の始祖ノーブルもごく普通の人間から誕生しました。私達は我々と同じ力を受け継ぐ子供たちを守らなくてはなりません。生まれてくる子供たちに必要なことは、過去の柵ではなく、確かな人権と彼等を守る法制度です。」
(序文 第1章2節 抜粋)
-100年後-
「この100年で随分変わったものね。」
真っ直ぐなブロンドをしたマリンブルーの瞳をもつ少女が、ため息まじりに言葉を漏らした。
隣に座っている少女の言葉を受けて、窓の外を見ていた男の子が少し間を置いて答えた。
「どうしたの?まだ僕たち16年しか生きていないけど笑」
「うざい!!魔法史の予習をしていたのよ!あなたちゃんと勉強してて⁈」
男の子は微笑しながら少し開いていた車の窓を閉めた。ブロンドのくせ毛。女の子と同じマリンブルーの瞳だった。
「100年で変わったということは、青の公文書のところかな?イングランドで魔法憲法の雛形が完成して、実験的な人と魔法使いとの共存コミュニティの実施、魔法使いの為の義務教育機関の設立等、正直いいことづくめだと思うけどね。」
さらっと答えて得意げな顔で目を瞑っていると隣から何の反応もない。
・・・?
男の子は不思議に思い少女の方に目をやると、見開いた教科書を口に当て、青白く震えている様子が目に飛び込んできた。
「酔った。」
教科書から涎が垂れていた。
「ごめん!ミオが吐きそう!どこか止めれない?」
運転手が焦りながら叫んだ。
「すぐ高速降りるからもうちょっと我慢しろ!」
女の子は後部座席を少し倒して、息も絶え絶えに窓から空を見上げていた。
(やばい、まじ死ぬ。吐きそう、、)
(あれ?、、なんか空飛んでる人いない?)
虚ろな意識の中、はるか上空を箒に乗った人が飛行しているのを、豆粒程の大きさで、瞳が捉えた気がした。
文字数 20,701
最終更新日 2021.01.19
登録日 2020.12.02
中年のヤクザ、とらじろうは中毒組の若頭。
抗争中の真っ只中、死んでしまう。
異世界の女神に召喚され、「この世界を魔王から救ってほしい」と頼まれる。
とらじろうは、異世界もハッピーにすると誓い、女神からチート級のスキルをもらうのであった。
そのスキルとは?
この作品は現在、アルファポリスで連載中の「気になるあの子はヤンキー(♂)だが、女装するとめっちゃタイプでグイグイくる!!!」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/543882649/277422049
で実際に登場する短編です。
書いたのは、上記作品の主人公、DO・助兵衛(ドゥ・すけべえ)こと新宮 琢人です。
文字数 816
最終更新日 2021.12.02
登録日 2021.12.02
魔法の百合に選ばれた魔女王候補者達が王座を奪い合うこの国で、今代は王太子の愛を射止めた者が勝者になると決まった。
今代の候補者はアサとヨルと呼ばれる二人の少女だ。
アサとヨルは互いに執着し、憧れ、妬み、憎み、愛し合いながら、色仕掛けも毒薬も寝取りも殺しもなんでもありの魔女王位争奪戦を繰り広げる。
「「私たちは己の全魔力を賭けて、どのような恐ろしい魔法も躊躇うことなく使い、どのような悍ましい魔法も恥じることなく用いて、魔女王の座を争い合うことを誓います」」
勝つのは果たしてどちらなのか。
一言で言うならば、チートな悪役令嬢vs.チートな悪役令嬢の百合物語。
王太子は脇役です。
なろう、エブリスタ、カクヨムにも公開
文字数 21,065
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.11