「掛け」の検索結果
全体で2,860件見つかりました。
伯爵令嬢・シエナな大橋の上にいた。
一人、佇んでいると白鳥を見つけて、よく見ようと橋の欄干から身を乗り出す。
その時、何か凄まじい勘違いをした侯爵令息・セオンがシエナ目掛けて駆けて来た。
どうやら、先日のある一件でとんでもない勘違いをしたようで──
文字数 6,914
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.05.22
4月1日・エイプリルフール、牧原祐樹は一緒に花見に行く友人・大塚勝にイタズラを仕掛けようと女装するのだが――
文字数 1,093
最終更新日 2023.08.20
登録日 2023.08.20
血筋と才能に縛られた世界で【速度】という、それ単体では役に立たないと言われている〈その他〉に分類される才能を授かったダリア。その才能を伯爵位の貴族である両親は恥ずべき事とし、ダリアの弟が才能を授かったと同時に彼を捨てた。それはダリアが11歳の事だった。
雨の中打ちひしがれて佇んでいたダリアはある師に拾われる。自分を拾った師の最初の言葉は『生きたいか、死にたいか選べ』という言葉だった。それまでの人生を振り返ったダリアの選択肢は生きて復讐したいということだった。彼の選択を受け入れた師は彼にあらゆることを教えていく。
やがて師の元を離れる際にダリアはある紙を受け取り、それと同時に再度の選択肢を投げ掛けられる。彼が選ぶ復讐とは・・・彼が世界に及ぼす影響とは・・・
文字数 859,133
最終更新日 2020.12.18
登録日 2020.07.27
いつも私は人様のご気分を損ねないよう、邪魔にならない場所でじっとしています。じっとしているのは得意です。母と暮らしていた時も斎明寺家にいた時も私はずっとじっとしていたからです。誰にもご迷惑をお掛けすることなく静かに一人でラジオを聞いていられたら私は他に何もいらないのです。
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ふんわり大正っぽい世界観。お金持ちの家で実の父親や本妻、異母兄姉に冷遇されている孤独な少女が変わり者の男の人に身代わりとして嫁がされて最終的に幸せになるっていうよくある話です。シンデレラストーリーはなんぼあってもいいですからね。全文一人称視点です。
時代考証はなんとなく。ラジオの技術だけちょっと進んでいる。
作中に女性蔑視、男女差別の表現・記述があります。そのあたりに地雷のある方は読まない方がいいと思います。
参考文献
・『新明解国語辞典』第七版,三省堂,2012年
・『デジタル大辞泉』,小学館
・本文一部でグーグル翻訳の結果を参照
文字数 88,405
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.05.13
高校2年生の主人公安藤みみ (あんどう みみ)は、大好きな片思い相手の夏野楓(なつの かえで)に毎日猛アタックをしていた。そんなある日、楓がほかの女の子と親しげにカフェから出てきて、居てもたっても居られなくなったみみは、信号が赤に変わってるにも関わらず、飛び出してしまい車に轢かれてしまう。しかし、みみが気が付いた時は痛みを感じないどころか知らないベッドに寝ていた。それだけならまだしも、隣には全く知らない美形の男の人が眠っていた。同じ指輪もしてるし、もしやと思ったが、まさかそんな事起こるわけが無いとそこで目を閉じる。いつの間にか眠ってしまってたみみを起こしたその人が言うには、みみと俺は2年前に結婚したよと言う。兎に角元の世界に帰りたいと思ったみみはその人に一緒に出掛けて初恋の人を探してくれないかと頼む。
未来で彼女自身の旦那さんに翻弄されそうになりつつ、楓への気持ちとで揺れ動く心。
何故未来へ意識が飛んだのかが段々と明らかになってくる。
果たして、みみは元の世界に帰れるのかー。
文字数 132,727
最終更新日 2024.05.24
登録日 2018.06.20
主人公の藤咲星来(16歳)は休日だけ、三流マジシャンである叔父のルーイン小早川の手伝いをしていた。
マジシャンとして売れない叔父は何とか一発当てようと炎上脱出マジックを決行した。
星来を箱に閉じ込め、鍵をかけ、その箱にガソリンを撒いて、火をつけたのだ。
その結果、舞台はルーイン小早川史上最大の大盛り上がりになった。もちろん、それは別の意味で盛り上がっていただけだった。
そんな炎上脱出マジックの犠牲者の星来を可哀想に思った奇術の女神は、星来に『異世界マジシャン』という特殊ジョブを与えて異世界に送ることにした。
知っているマジックなら何でも練習も技術もなしに実現できてしまうという、規格外のインチキマジックだ。
文字数 40,704
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.09.18
かつては国の聖女、王太子の婚約者などという立場でしたが、現在はただのマリアでございます。
王子も十も歳上の女は嫌だったのでしょうね。
別の少女を婚約者にするついでに、私に冤罪を掛けて追放してから早十年。
あれから不老不死になってしまったりと、色々なことがありましたが、毎日健やかに過ごしております。
別に殿下方を恨んだりは全くしておりません故、どうぞ私のことはお気遣いなく──え? 冤罪を認めるから帰ってきて欲しい?
いえ、結構です。私は気にしておりませんので、どうぞお引き取りを──って、あら?
何故か一人だけ帰らない子がおりますね。え? ここで暮らします? え? ええ?
文字数 8,290
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.13
恋人と婚約指輪を買った帰り、信号無視をした車から恋人を庇って『私』は死んだ。けれど天国だと思われる場所で天使に知らされたのは……次に生まれる命に色々なオプションを付けられるということ。そしてそれと交換できる「来世ポイント」というシステムだった。
容姿を美人にできたり、ファンタジー世界へ転生も出来る!と喜んでたのも束の間、庇った恋人が自殺したという内容を天使に聞かされる。
失意の中、何故か神様たちに呼ばれた私は彼氏・柳井幸宏が神様たちのとある「ゲーム」に欠かせない存在だったのだと教えられる。
『彼は既に転生している。そなたを彼と同じ世界に転生させよう』そう言われてまた幸宏に会えると思った私は喜んで、出された条件――神の駒になることを選んだ。
しかし転生する際、敵側からある呪いを掛けられる。それは……『“幸宏″と○○○○と自分は死ぬ』というものだった―――
幼馴染、学校の先輩や後輩、教師。『幸宏』の面影を持つ人達を前に、私の二度目の人生が始まる。
文字数 71,168
最終更新日 2019.04.30
登録日 2016.01.18
営業の三崎は新規プロジェクトで納期に追われていた。同じプロジェクトに参加するシステム部の主任倉澤は、そんな三崎をフォローをしてくれるばかりか、体調まで気遣ってくれるオカン体質だ。しかし納期前日、山場を迎えたシステム部のテスト作業を手伝っていた三崎は、休憩中に声を掛けてきた倉澤にキスされてしまい……恋に慎重な攻めと、誠実でちょっと抜けてるリーマンものです。【イケメンで包容力あるけど恋に臆病?な攻x真面目でちょっと抜けてる受】
文字数 69,265
最終更新日 2023.12.27
登録日 2022.03.21
公爵家嫡男フランシス・ラグズウッド8歳は不眠症に悩まされていた。
医者は心的な問題だと言うだけで何も改善しない日々を送っていた。寝不足で食欲もない彼は背も小さいままで見た目は5歳に見える。
事を大きく感じた彼の父ザインスは新しい執事を雇い、フランシスの世話を徹底するよう命じる。
執事の名はレイドル・コープスリピド、学園を首席で卒業したばかりの18歳の青年だった。
「坊ちゃんのお世話を全身全霊でさせていただきます」
モノグルを掛けた彼の相貌はとても冷たいとフランシスは思った。
文字数 9,710
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.05.31
由良は中学1年の時、5歳年下の男の子、小学2年の「遥輝くん」相手に性衝動を覚えて以降、年下に甘えられる事でしか欲求を満たせなくなったしまった。
必死に自分を求める仕草。
必要とされる喜び…。
押しに弱い性質と面倒見の良い性格から、直ぐに年下の彼氏は出来るのだが、尽く同じ理由でフラれてしまう。
「俺が居なくても大丈夫でしょ?」
28歳を目前に、5年付き合った彼氏からもその言葉を投げられ一人になった由良は、自暴自棄と好奇心からビッチになってみようと決意する。
もう年下はこりごりだと、ターゲットを年上の男性に決めるも、最初に声を掛けてきたのは史上最強に好みのタイプな年下男子だった。━━━━━━━━━━━━━━━
思春期時、異性とのちょっと特殊な接触により、性癖が歪んでしまった男女の物語です。
タグにおねショタとありますが、成人が未成年に悪戯をする描写はありません。
子供時代の回想で未成年同士の性描写は多少ありますが、基本的に成人同士の性描写が中心です。
文字数 40,369
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.04.08
「俺の…婚約者のフリをしてくれないか」
身分や肩書きだけで何人もの男性に声を掛ける留学生から逃れる為、彼は私に恋人のふりをしてほしいと言う。
期間は卒業まで。
彼のことが気になっていたので快諾したものの、別れの時は近づいて…。
文字数 4,612
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.04.03
「ぼくとけっこんしてください」
「えーっと、男同士では結婚出来ないんですよ、レオン殿下」
彼と初めて出会ったのは、僕が五歳の頃。四歳の頃に父上が僕の話し相手にと連れてきた、男爵家の嫡男、フィン。一年間、僕の相手をしてくれたフィンに、お礼を兼ねて真っ赤なバラを百八本用意してプロポーズをした。
……あっさりと断られてしまったけれど。
ならばと父上に掛け合って同性婚を認めさせる法律を作った。僕としては一年以内にそれを敷きたかったが、なんやかんやで五年も掛かってしまった。
「これで結婚出来ます! 僕と結婚してください!」
「お互い未成年でしょう? 未成年は結婚出来ないんですよ」
ガーン、とショックを受けた。その時、フィンは十五歳、僕は十歳。あと五年もすればフィンは結婚出来る年齢になる。対して僕はあと十年も掛かる。僕はフィンにこう尋ねた。
「いつなら結婚出来ますか……?」
あまりにも弱々しい声が出た。フィンは困ったように眉を下げて、「そうですねぇ」と言葉を紡ぐ。
「殿下が成人して、その気持ちに変わりがなければ考えますね」
僕は、その言葉を聞いて絶対にフィンをお嫁さんにしようと誓った。
そしてそれから十年――……十年の間にフィンの家は没落してしまい、フィンは辺境地で新しい生活を始めていた。
まるで僕から逃げるように。――そんなことないよね、フィンは、僕を待っていてくれているよね?
――フィン、今からあなたを迎えに行きます。そして――恋焦がれた時間の分、たっぷり愛させてね。
固定CP:レオン×フィンです。
※ムーンライトノベルズ様にも投稿しています。
文字数 26,573
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.04.29
幼い頃から奴隷として伯爵家に仕える、心優しい青年レイン。神獣の世話や、毒味役、与えられる日々の仕事を懸命にこなしていた。
ある時、伯爵家の息子と護衛の冒険者と共に遺跡へ魔物討伐に出掛ける。
そこで待ち受ける裏切り、絶望ーー。遺跡へ置き去りにされたレインが死に物狂いで辿り着いたのは、古びた洋館だった。
虐げられ無力だった青年が美しくも残酷な世界で最強の頂へ登る、異世界ダークファンタジー。
※最強は20話以降・それまで胸糞、鬱注意
!6月3日に新四章の差し込みと、以降のお話の微修正のため工事を行いました。ご迷惑をお掛け致しました。おおよそのあらすじに変更はありません。
文字数 270,582
最終更新日 2023.06.03
登録日 2022.05.04
「そんなに助かりたいのか」
レオンハルトに冷ややかな目を向けられ、ベアトリーチェは思わず足を震わせた。
――いいえ、国民が無事なら私なんてどうなっても……
「孤高の軍人王×悪女と噂される傀儡の王女」
クーデター後のお飾り君主となったヴァレンツァ王女、ベアトリーチェ。
宰相や大臣は隣国に無謀な戦争を仕掛けた末、戦況が悪くなると逃亡。
残されたベアトリーチェは侵攻してきたローゼンハイト帝国を統べる王レオンハルトと講和を結ぼうとする。
膨大な賠償金をどうやって支払おうと悩んでいたベアトリーチェにローゼンハイトの側近が勧めたのは、浮いた話がまったくないレオンハルトを篭絡すること。
「陛下に取り入って、女の楽しみ方を教えてさしあげてください。色仕掛けは得意でしょう?」
色気で男を手玉に取り、贅沢三昧。毒婦として知られるベアトリーチェだが、実際は処女だった。明らかに荷が重い依頼だが、……
――それで国民の安全を守ることができるのなら。
その夜、ベアトリーチェはレオンハルトの寝室に忍んでいくのだった…―
孤独な王と自分ではない誰かを演じる王女が身体から始まった関係を真実の愛に育むお話。
R18シーンはタイトル先頭に※を付けます。
文字数 40,215
最終更新日 2021.04.30
登録日 2020.09.26
准看護師が正看護師を苛め支配する病院は確かに存在する。
そして人はそんな心算はないと言いつつ自覚があるのかそれとも無自覚なのだろうか。
悪意や苛めと言う行為を実に面白可笑しく愉しむ人種が存在する。
これは実際に京都の西にある病院の中で起こった現実。
人は一体どの様にして追い詰められれば自我が崩壊されていくのか。
壊れた心、眠れなくなってしまった日々の中で食事も出来ずにただただ泣いて『死にたい、ごめんなさい』と言葉として発する裏では『助かりたい!!』『助けて欲しい!!』と出口のない白い闇の中を、長い時間を掛けて彷徨う。
何もわからない状況下で初めて自分が鬱だと診断された時の安堵感。
そうしてこれからどう生きていけばいいのかわからない不安な日々。
家族と、自分自身とどう向き合えばわからない。
鬱はある日突然私の前へとその姿を現しました。
そしてこれは今より約八年前実際姫ゐな 雪乃である私の身の上に起こったリアルなお話です。
今でこそですが当時は現実と向き合えるようになるまで、とても長い年月がかかりました。
またこれは誰しも起こる得る可能性がある病なのです。
職場鬱は私の心だけでなく社会からも私個人と言う存在がある意味抹消されてしまったのです。
加害者となる者達や監督不行き届きであった病院の冷酷なまでの対応。
これが人の命を救う――――なんて信じられない現実なのです。
全ての病院がこうだとは言いませんし思いたくはありません。
でも実際に私の場合はそうだったのですから……。
当時鬱となった私には家族……実の母が誰よりもこんな私へ寄り添ってくれました。
とても大切な存在でしたが今年……1月20日の明け方に、三人の子供の見守る中安らかに旅立っていきました。
このお話を亡くなりし母へと捧げます。
そしてかなり内容は白衣の天使がいる職場にしてはかなりえぐいです。
胸糞警報発令です。
最後はじんわりです。
少し加筆修正しますね。
文字数 179,284
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.04.30
「お前との婚約は破棄だ!」
その言葉を受けて、世界は一変してしまった。
冤罪を掛けられ貞淑、清貧、従順を掲げる修道院に入れられたリューフェは、あの場で反論も出来なかった事を悔いていた。
(あんな大嘘、よくもつけたわね)
今更ながら言い返せなかった事が腹立たしい。
厳しくも何とか慣れてきた修道院の生活にまたしても青天の霹靂な事が起きる。
「俺と結婚してくれ!」
見目麗しい男性騎士がリューフェに毎日プロポーズしに来るようになったのだ。
だがその男性騎士は実兄の妻に手を出したとされ、辺境伯に左遷されてきたという経歴の持ち主で……。
ハピエン、ご都合主義、両片思いが好きです(n*´ω`*n)
カクヨムさん、小説家になろうさんでも掲載中です。
文字数 12,039
最終更新日 2023.04.21
登録日 2023.04.16
とある城で行われた、とあるパーティー。
「――シャーロット、君との婚約破棄を宣言する!」
王太子であるリンジーは、自身の婚約者にそう宣言した。
シャーロットは大きく目を見開いて、「なぜですか、リンジー殿下!」と声を荒げた。リンジーは目を伏せて、隣に居る令嬢、ローズマリーの肩を抱いてさらに言葉を続けた。
「君は南の大陸へ行くことになった。今すぐに、この国から出て行きたまえ」
シャーロットは耐えきれないように肩を震わせて、パーティー会場から出て行った。その姿を、リンジーは目元を細めて彼女の背中を見つめていた。
「本当に宜しいのですか、殿下」
「ああ、……君も、すぐにこの国からすぐに逃げるべきだ」
パーティーが終わってから声を掛けてきたローズマリーに金貨の入った袋を渡し、そう言うリンジー。
――せめて、シャーロットが南の国につくまでは、何も起きませんように。
文字数 7,598
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.10
「ちくしょう! 炎上しろ佐々原遊利!!」
大学三年生の秋。若手俳優の追っかけに忙しいからと狙ってた女性にフラれた小山康平、傷心の最中に隣人の美少女と知り合う。凛とした顔立ちに幼げな空気を醸し出す美少女へ鼻の下を延ばす康平だったが、その美少女の正体こそフラれた原因の若手俳優、佐々原遊利だった!
男心を弄んだお詫びと称して、康平は遊利に彼女作りの手伝いをさせる。
女子との距離を詰めるべくサインを貰ったり、芸能人に会ったり、二人で出掛けたり……。遊利を振り回し、周囲にチヤホヤされる順風満帆な日々を過ごすうち、康平は少しずつ遊利との距離を縮めていく。遊利の悩みを知り、遊びに付き合わせる中で、いつしか康平の中に友情とは違う庇護欲のようなものが芽生えていく。
一度は康平をフった同級生にデートへ誘われ、合コンに誘われ、念願だった“彼女”への期待を高めた康平だったが、彼女たちの目当ては遊利の方だと知らされる。
康平が失恋とは違う奇妙な感覚を覚える一方、ネットでは『佐々原遊利』に関する悪質なデマが出回り始めて……。
彼女が欲しい一般大学生×外面イケメンの天然若手俳優の、初恋物語。
R18シーンは17、18話です。
十二月に完結しました。第10回BL小説大賞エントリー作品。
*表紙は、かんたん表紙メーカー2様を用いて作成しています。
文字数 76,655
最終更新日 2022.12.23
登録日 2022.10.29