「隣」の検索結果
全体で5,855件見つかりました。
「ドロシー!貴様とは婚約破棄をさせてもらう!私にはこの愛しいエルと結婚をする!貴様はこの国を乗っ取ろうとしている悪い悪女だ!」
「え?…はあ、何事かと思えば。またなんて事を。アホ王子」
「今貴様は私をアホ王子といったな!?」
「こらあああ!僕のおししょーさまをいじめるなああ!」
今、とあるパーティーで第一王子である、アホ…いや、ユリウス王子の婚約者であるドロシーは婚約破棄宣言をされた。
ドロシー・オルタンシアは、前世の記憶をもつ学生でありながらも、魔物祓いで有名な女魔術師だった。彼女は何故か婚約破棄宣言をされ、国を陥れようとしているという罪を擦りつけられる。
前世では日本にいる普通のOLだったが事故に合い、このオリヴィエ オドラン国の貴族の令嬢として生まれたが魔法の力が人より《少し》だけ優れてたことにより、第一王子に一目惚れをされてたが……
そして彼女を庇う隣にいるのは小さな黒髪の男の子の名前はユキ。彼女の一番弟子である。
パーティーの中、突然大きな黒いドラゴンが襲ってきた。ドロシーだけではなく、ドロシーを庇うみんなや、第二王子を襲っていた。
彼女は、ドラゴンを倒そうとした時、何者かが彼女を身動きとれない高度な魔法を使ってきた!?
彼女はあっけなく…死んでしまう…わけなかった。
ほんの少しだけ、体を回復させるため眠りについていた。
どうやら自分がいなくなってから18年も経っていた。?魔力をかなり吸い取られたせい、だと!?!そして、今この国は腐敗している!?
可愛い可愛い愛弟子のユキはどうしているかというと、どうやら反逆者の集団の頭となっているようだ!?
あんなに、素直でかわゆい子だったのに、なんかグレてる!?いや、病んでる?
とにかく、もう一度…更正させなくては!そして腐った国の原因は…あの馬鹿王子とエルという女。まずはどこかで息を潜めているであろう第二王子のシリウス達を見つけなくてはいけない…。
「師匠、私の側から離れないでください」
「……ユキ…自分でごはんを食べれるわよ…」
これは師弟関係から始まる恋の物語…。
自分を殺そうとした今ではこの国王となったあの王子に倍返しして魔力を取り戻そうとするドロシー。
だけど……ちょっとヤンデレ気味の愛弟子に溺愛されまくりでお困りのようです!!
こちらの作品テーマは《初恋》です。よろしくお願いします。
30話くらいで終わらせる予定。終わるかな?
文字数 19,858
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.18
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爽やかな晴天の夏の日、私は一人、とある地方集落のローカル線の新駅に降り立った。田んぼの中を真っすぐに走っている無電化の狭軌軌道は、日本の原風景と言えるような鄙びた眺めだ。そして、私にとって最も馴染みのある眺望の一つだった。
正確には、その風景の半分はと言うことになる。その駅の周辺には住宅地開発の計画があり、東口は既に土木工事が行われている。小さな駅前広場と、そこに隣接する駐車場、コンビニエンスストアの予定地の他は、なんの変哲もない地方の住宅地である。ダンプカー2,3台とブルドーザーが砂埃を立てながら工事をしている。他に目立つものはなく、青い空の下には、夏らしいくっきりした白い雲が緩やかに風に流され、時より風が強まると稲や雑草の葉擦れの音が聞こえる程度である。
今日、私がこの駅に降り立ったのは、他でもなく、西口で開発に反対している地権者の説得のためである。村役場に採用されてから十数年、用地係だけでも六年目で用地係長となった私は、周囲からの信頼も得て、交渉事も一人で行うようになっている。しかも、この地は私の地元で、周辺の田んぼは幼い頃の思い出の遊び場だ。
西口は未だ工事に着手できておらず、田んぼはそのままだったため、私はいつものように、田んぼ外れの里山のふもとにある地権者の家まであぜ道を歩いて行くこととした。
もう、この地権者の家に来るのは何回目だろうか。そして、最初は強行に反対していた老爺が、前回言ったことを思い出していた。
「わしゃあ、この年までずっとここで生まれ育っての、役場の決めた計画に反対する気はなかったんだども、どうすても賛成はできねくての。亡くなったかかと一緒に手入れした田んぼが思い出なんじゃ。どうせすぐにかかのところさ行くだろうから、せめてそれまでの間、待ってくんなし」
その言葉を聞いたとき、私も妙に得心してしまった。そう言えば、幼い頃にこの田んぼでドジョウ掬いをして遊んでいた頃、この風景を壊すものは許さない、自分がこの田舎を守るなどと幼心に決意したことを思い出す。そんな私が用地係とはなんとも皮肉なものだ。
あぜ道わきの水路に目をおとすと、キラキラした水面の下に太ったドジョウが数匹逃げ泳いで行ったのが目に入った。朝晩にはカエルの鳴き声もうるさいだろう。ふと、幼い頃の私が、真っ黒に日焼けして、泥んこになりながら、手持ちの網を片手に振り上げ、ドジョウがいたぞと友だちに向かって大声を出している姿が見えた気がした。
地権者の家についたときには、これまでの悩みもふっ切れ、近所の悪ガキだったことを白状し、田んぼの思い出話でも聞かせてもらえればありがたいと思うに至っていた。
登録日 2024.03.02
ある朝、とある高校のクラス全員が忽然と姿を消した。
隣のクラスだった俺は驚いた。
そして俺の親友であり、寮のルームメイトでもある男は言った。
間違いなくそれは異世界召喚であり、勇者として魔王を倒させるつもりだと。
しかし俺は素朴な疑問を浮かべずにはいられない。
その魔王である男は、何を隠そう地球の――それも俺の目の前にいるのだから。
普通の学校に通う普通の少年。そしてその少年と同級生で、腐れ縁的な異世界の魔王。
これは、そんな二人が織りなす、ちょっとだけ騒がしい日常のお話である。
※全十六話、完結済みです。
登録日 2018.09.25
リゾランテ
それは、ちょっと有名なマンション
私立藍原高校に通う高校生たちが住むシェアハウスなのだ
そこに春から通うのは、要 ちなり (かなめ ちなり)
シェアハウス、リゾランテに通う6人のストーリー
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最終更新日 2019.09.05
登録日 2019.09.05
学校ごとダンジョン深層部に転移してしまった俺たちの生き残りサバイバル
何の前触れもなく暗闇広がるダンジョンの深層部へと学校ごと飛ばされた。平和な日本と違う死と隣り合わせの現実に、俺は隠してきた才能をさらけ出していくことになる。
文字数 17,773
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.05
主人公は高校生の女の子で、幼なじみの男の子にずっと片思いしている。しかし、彼はクールで人気があり、主人公には気づいてくれない。ある日、主人公は彼に告白する勇気を出すが、その前に彼が別の女の子と付き合っていることを知ってしまう。ショックを受けた主人公は、学校の屋上で泣いているところを、隣のクラスの男の子に見つかる。彼は主人公とは正反対の性格で、明るくてお調子者で、女の子にもてない。彼は主人公を慰めようとして、彼女に恋愛指南をすることを提案する。最初は嫌だった主人公だが、彼に付き合ううちに、彼の優しさや面白さに惹かれていく。しかし、彼にも秘密があり、それが二人の関係に影響を及ぼすことになる。
文字数 8,722
最終更新日 2023.03.28
登録日 2023.03.25
お見合いも捗る、私の幸せを目の前に来たあ!
あれ、なんか違和感が。
ない、ない!の事態に落ちいった令嬢の話。5話+おまけで完結
文字数 6,149
最終更新日 2021.05.03
登録日 2021.05.01
小さな街の階段を登った上にある小さな寂れた公園に二人の男女が隣合って座っていた。
彼らは「もし、今日を繰り返しているとしたら」という会話をしていた。
※エブリスタにも掲載しています。
文字数 1,737
最終更新日 2021.02.01
登録日 2021.02.01
公爵家のご令嬢であるユリアナ・レイリアは
その二十歳と言う若さで王子の婚約者を勝ち取るが……。
実は、本当は好きではなくて!
R18作品です。
※この物語はフィクションです。
性描写など苦手な御方や未成年のお方はご遠慮苦下さいませ。
文字数 107,064
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.12.19
高校生になったら何かが変わると思っていた主人公・月並花子。しかし根っからのモブで地味で喪女な花子に青春なんてものはなく面白みのない毎日を過ごしていた。そんなある日。花子はプロレスごっこをしていた男子に巻き込まれ、階段から転落してしまう。次に目を覚ますと、なんと花子は乙女ゲームのヒロイン・ハナに転生していた。しかしハナは転生したことに絶望してしまう。なぜなら、この乙女ゲームは生前、幼馴染のナオちゃんがプレイしているのを花子は隣で漫画を読みながら見ていただけで知識がなかったからだ。そんな、ながら見知識しかない花子が奮闘するお話。※このお話は他のサイトにも掲載しています。
文字数 84,272
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.12.15
大学二回生の主人公、西野珠子は突然、両親を亡くしてしまう。
今までずっと自信を育ててくれた、寄り添ってくれる人物を失った彼女は途方に暮れてしまう。
迷い、嘆き、悲しむ彼女。混沌とした毎日を過ごしていたある日、彼女のマンションの隣の部屋に青年、窪田蓮が引っ越してくる。
文字数 14,761
最終更新日 2019.04.18
登録日 2019.04.13
【異世界恋愛作品集に変更します!(2024/6/18)】
この国もあの国もその国も。
どこの国でも"真実の愛"に目覚めた王侯貴族ばかり。
私ですか?私も"真実の愛"に目覚めた王子様に婚約破棄、国外追放されたので隣国のエアベルト王国に行って、国を想い、国民を想い、未来を想う聡明な王子(小柄で可愛らしい草食系)をゲットしたのですわ。
そして、バカばっかりの世界で、"真実の愛"によってめちゃくちゃにされてしまった人を救い、"真実の愛"によって国をめちゃくちゃにしてしまうバカをざまぁしてエアベルト王国の強化に努めました。
気づけば我がエアベルト王国はグレージュ帝国を凌ぐ大国となりました。
我が国の王族や貴族たちには口を酸っぱくして"真実の愛"には目覚めるなと言っています。
どうかこのまま明るい未来が続きますように。
私の子供にも、孫にも言って聞かせないといけないですね。
"真実の愛" ダメ、ゼッタイ……ですわ。
そして、この国でも、あの国でも、あっちの世界でも、こっちの世界でも。
次々に巻き起こる真実の愛とそれによる婚約破棄や追放。
果たして悪いのは"真実の愛"なのか?それとも???
文字数 102,625
最終更新日 2024.08.03
登録日 2024.06.15
ノアンは伯爵令息である。お隣領地の公爵家嫡子で幼馴染みにして同級生あるシーヴァルトにプロポーズされてショックで倒れたばかり。婚約済みだったから、プロポーズは後出しだったのだ。ノアンはちょっと混乱する。白い結婚だから家の言う事に従った。
なら別にプロポーズしなくていいよね?
混乱と困惑と、ノアンなりの諦観の中、律儀な婚約者に幼い頃から一緒に参加していた、公爵家領地の祭りである”黒カボチャ祭り”の参加を要請された。婚約が解禁となって初めて参加する秋祭りだった。
※ノアンとシーヴァルトの間には黒い外皮のカボチャとそのお祭りがあり、ちょっとしたエピソードの元になった大昔の王様とその相手との過去のエピソードが交互して物語が進みます。2組のCPの話となっております。
文字数 5,508
最終更新日 2024.10.15
登録日 2024.09.28
近所の人たちから「お化け屋敷」と呼ばれている古い洋館。けれど女子大生の亜矢は、日が暮れるとその洋館の窓に置かれた古いランプに灯がともることに気づいた。進学と同時に恋人の潤也と別れることになって、彼に対する想いを募らせる亜矢に、洋館の隣りに住む老婆が一本の鍵を託す。そして洋館に足を踏み入れた亜矢がそこで目にしたものとは……
登録日 2015.03.18