「おろし」の検索結果
全体で54件見つかりました。
追放ご令嬢は華麗に返り咲く
レンタル有り伯爵令嬢のティアナはある日突然婚約者であるウェスターに婚約破棄される。
しかも、父である伯爵が無実の罪で強制的に国外追放されてしまいどん底に。
ティアナと別れたウェスターは王女との婚約を発表。
その上、結婚式の招待状を渡され、更に王女からは喧嘩を売られる羽目に。
婚約破棄と伯爵追放の裏側を知ったティアナは憎しみを抱き、絵に描いたような貴族令嬢だったが吹っ切れぶっ飛んだ性格に。
喧嘩を買ったティアナは二年後の王女たちの結婚式に成り上がった自分を見せつけてやると決心し、追放先の新天地である搾取された国・エタセルを立て直すためにいろいろ動き出す。
のちにエタセルの恩人と伝説化するティアナと、時々通ったり通われたりして彼女をサポートをする国王の物語。
本編完結。時々番外編更新。
※書籍化のため、『閑幕あの人達(王女視点)まで取り下げいたしました。
書籍版の後半は書きおろしにしたので、それ以降は削除予定がないので読めます。
そのため、番外編は書籍版、web版、どっちも大丈夫版に分かれます。
文字数 366,741
最終更新日 2019.12.29
登録日 2018.07.20
気怠げな月曜日の朝。
マンションのエントランスから出ると、今朝方まで続いた雨の所為か、肌寒い気温のわりに澄んだ青空と輝く太陽が『おはよう』、と語りかけてくる錯覚を覚える。
ブー、ブー、ブー、と規則的な振動音。内心とは裏腹に爽やかな朝のひとときから、ピントを外そうと胸ポケットの中で鳴いたスマートフォンを、丁度、ぐぅっと伸ばしていた腕をおろしながら取り出した。
『速報です。
本日午前8時過ぎ、名古屋市○区○町の路上で、ラブコメ第○○号が発生しました。
なお、このラブコメ第○○号は、次第に勢力を高めつつ、私立御厨高等学校に接近中です』
「またかよ...」
機種変更したばかりのスマホに届いたアプリの通知を確認した後、表示を消した画面に映る、表情筋の歪んだ...そうでなくても少し目つきの悪い顔。そして、ネクタイが微妙に左にズレているのに気づく。
無造作にスマホをスーツのポケットへ入れ、何事もなかったかのように鞄を脇に挟んで両手でネクタイを正す。
さっき、チラッと見えた画面に最近出来た小さな罅が、余計に気分が悪くなった。
あぁ〜あ、と朝空を仰ぐと、その反動で首の関節が小気味よくコキッと鳴った。
「ハァ...」
トボトボと、まだ残る雨雲の忘れ物を避けながら、通勤路を行く。
遅すぎず、早すぎず。
何なんだろうな、この変なアプリは。
考えても答えも出ないし、アンインストールできないのは確認済みだ。せめて通知でも止めてやろうと試みても、無駄な努力に終わりその勢いで新品スマホを部屋の壁に投げつけてしまったことを、しっかりと後悔している。
「それにしても多くないか?ラブコメってヤツ...」
そんな独り言は、横を走る車が跳ねた水飛沫と共に側溝へと流されていった。
「おはよー」と掛け合う声が増え、徐々に賑やかになる朝の喧騒が、通りを楽しげな表情へと変えていくのを他人事のように感じながら、
トボトボと、歩く。
職場である、御厨高校へと。
文字数 4,225
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.06.01
拡張された顕微鏡の世界を、ぼくは交番のなかで、一線のひかりのすじも見ないでただ、ただぼんやりと時間がすぎるのを分裂的な重奏を軽視するように、具体的な三月がこんなもんだったから、行方不明とか果てしないとか、くだらない言葉があたまに定着したのはこのころだった。
日本銀行第二支店にチャッカマンをもって青のアメリカンサングラスを装着し、二言目のつぎに、
「バランスはおれにある」
である。
愉快犯であることは間違いないが、しかしなんだっ、日本の心臓がこれほどで揺れるなら志村けんが馬鹿殿様やるくらいたやすい。お前はイージーゲームの参考作を無駄に大量製作する劣化ウランか。全く。いいかい? 夢や希望がないなら、はっきり言えばいいじゃないか。なんだ一体。なぜ交番なんだ。ぼくがそこまで短小なのがわかるなら、はっきりと下等日本人だと言えばいいじゃないか。たいていの人間はできないがね。わかってるかい? ポリープ君。
便宜的にいうが、安い酒ばかり飲むとそういう顔になりそうだ。流失されるのが嫌なら、はっきり言いたまえ。ぼくのネタが2ちゃんねるに初おろしになる日は近いがね。
風はふいてないようだ。焼肉のあじが恋しくなってきた頃、パトカーがきた。介護された老人のように体はおもくなった。境界線は越えたようである。
文字数 830
最終更新日 2019.06.12
登録日 2019.06.12
「目が覚めると、自分は天気になった」
問1.これまで十余年仲良くしてきた幼馴染みにこんなこと言われたら、一体どんな反応をすればいいか。
おかしなことだと思った。しかし、よく考えてみればおかしなことではないのかもしれない。僕はこいつのようなケースに何度も遭ってきたから。
不可思議な存在に、遭ってきたから。
「オーディション! 合格しちゃったの!」
問2.純粋無垢な瞳を目の前にして、こんなことを十余年(略)に言われたらどんな反応すればいいか。
これに関してはおかしなことだとはそもそも思わなかった。いつか成し得るだろうと、僕は確信してたから。彼女が僕のアイドルであることは間違いなく、彼女がいずれ巣立って世界のアイドルになることは予感していたから。
しかし、まさかこの二つに何か因果があるとは思わんだろうよ。
彼女がアイドルになったその時、見えない何かが変わってしまっただなんて。
懐かしい話をしよう。
いつかきっと、語らねばとは思っていたんだ。
彼女が残していた日記を元に、ありきたりな言葉で始めよう。
これは、僕と彼女の、不可思議の、あり得ない現実だ。
全、55話。
文字数 21,231
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.20
BL
愛する人と結ばれ、幸せな生活を送るはずだったーー。しかし、無実の罪を着せられこの世で最も愛していた国王の夫に処刑された正妃(男)のエンヴィ。
その記憶を持ったままエリーとして生を受け、2度目の人生を歩むこととなった。しかし、転生しているのは自分だけではないようで……………
今回の人生では、愛に振り回されず、穏やかに生きたい受けと、その受けを逃したくない攻めの話。
文字数 13,341
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.04.04
主人公、佐倉 雛(さくら ひな)はクリスマス直前に彼氏にフラれてしまう。
意味の解らない理由に、キレた勢いで飛び出した雛はそのまま車に轢かれ、その人生に幕をおろした………と思った次の瞬間、目を開けたらそこは中世の外国のような世界。しかも金髪碧眼の美少女に!
まさかの貴族の娘に異世界転生をしてしまった雛は、何とかこの世界で生きる決意をする。
そんな矢先に会わされた婚約者は、なにやら懐かしい感じがして……
文字数 11,303
最終更新日 2020.11.03
登録日 2020.10.12
ノエル・シュハインメッカー、その者料理人にして、最強の“勇者”。
異世界・ヴァルハラに於いてなべぶたとお玉、肉切り包丁を手にゴブリンの“群れ”を無双し、レッドドラゴンを“三枚おろし”にし、暴食の虜手をぶつ切り調理し…スライムを“野菜用包丁”で刻みし者。
父親は一代限りの“男爵”、母親は父親が冒険者をしていた頃の同パーティのメンバーだった。
ノエルはそんな親の元に産まれた。
ただ──彼女はちょっと風変わりな性質をしていた。
両親の宿を繁盛させる為、牽いては“お金持ち”になる為にその類い稀な“料理”の腕で世界を踏破していく──!
文字数 48,903
最終更新日 2019.03.19
登録日 2018.07.20
祖母が人嫌いだったことから森に住んでいる人形使いの魔女、リィ。彼女は大体、薬を作って街におろしたり、家庭菜園をしていたり……ただ、その規模、レベルが段違い!薬は普通のものの10倍の効果。家庭菜園は本来なら人工的に育てることのできない薬草を育てている。そして何より、他の人には使えない人形に命を授けて操る、人形魔法を使うことができる。
そんなリィのもとにあるとき、すごくかっこいい男の人がやって来て……?
文字数 3,297
最終更新日 2023.02.13
登録日 2023.02.10
高熱に魘されたラティアは社会人であった前々世と、かつて英雄と呼ばれた前世という2つの人生を思い出す。1度目は他殺、2度目は処刑で人生の幕をおろした彼女は「今度こそ生き延びてやる!!」と決意する。生まれ変わってもなお王族でありながら虐げられていた彼女だったが、王子でありながら暗部へ所属する少年と出会うことで運命は回り始めた。(なんか、カリア様っぽいな)英雄と運命と共にした騎士の記憶がある王子はラティアに執着し始める。これは、最後のチャンスを得た元王女と執着王子との巡る定めの物語。
文字数 53,258
最終更新日 2024.02.27
登録日 2023.12.31
わたしは、聖女アシュリーとして教会に転生した。
教義なんてまるで知らないが、そのことは伏せて、どうにか話を合わせて聖女として暮らしている。
だが今日は、わたしが「筆おろしの儀式」をおこなう日らしい。
「筆おろしって、あの筆おろし?」
誰にも訊くことができない不安のなか、わたしはステージへと向かった。
文字数 4,600
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.11.12
「弱い男は安楽死か去勢を!」
彼女らは、弱い男は男でもないし、世の中のお荷物と断言しプラカードもって、実力行使している活動家たちである。
「でも殺すのはあまりにもかわいそうだから、金玉二つとも切り取ってやるのがいいねw]
「そうだね、そうしましょうw」
「そこらにいる弱そうな男見つけて、やっちゃう?w」
「即実行ねw」
活動家の中には、彼女らの思想に賛同若しくは構成員である女医、女性看護士が常駐しており、いつでも金玉取れる体制ができているのである。
この未来の女性様優位社会では、男を殺すことも、金玉全摘することも全くもって合法化されているのである。しかし実行部隊は極少数であり、社会ではその存在に異議を唱える人はほぼいない状態である。が、一部の人たちから批判されている状況であり、その思想を持った人たちを完全に無くす為の活動でもある。
優生思想は当たり前の思想になっており、人類に貢献できない弱い男は即刻射殺か去勢しても罪に問われることはないのである。
彼女らもそうして実行しているのだが、その中の殆どの女性は命を奪うことは残虐だと思っており、その実行部隊の殆どは、「金玉取り」に特化しているのである。彼女らの目的は弱い遺伝子の除去であり、去勢によって彼女らの目的は達成されるからである。
彼女らがプラカード持ち歩いている時は、明らかに彼女らの腕力に負けそうな男たちは、蜘蛛の子を散らすようにその場から逃げて行くのである(笑)。
ついに一人の弱い男が捕まってしまった!!!
彼女らは、専用台にその男を縛り付け、早速、金玉取りに取り掛かる。
白ブリーフ一枚にされて、最後の一枚になった男は泣き叫ぶ。
「やめて、小さいから見ないで!」
「切り取れば小さい悩みも解消するわよ。玉自体なくなるんだから!w」
一人の女性看護士がブリーフを一気におろしてしまった。
取り巻きの女性たちは30人は超えているでしょうか、歓声とともにどっと大きな笑いが沸き起こった。
「なにこれ?こどもの金玉にこどもちんぽかよww」
彼のちんぽも金玉も恥ずかしさと恐怖のあまり、人生最小の縮みあがり具合になっていた。
しかもちんぽは先まで皮がかぶった包茎である。4㎝くらいだろうか。金玉袋は完全に縮み上がり、玉の大きさはウズラの卵より一回り小さい。
文字数 940
最終更新日 2019.10.26
登録日 2019.10.26
文字数 987
最終更新日 2020.01.14
登録日 2020.01.14
ゲームの発売日。ゲームを買いに行く前に、コンビニのATMにお金をおろしに行ってたら コンビニ強盗に 人質にされ。
その時、何処からか可愛らしいクシャミが聞こえたと思ったら……
小説家になろう様・ノベルバ様でも連載中です。
文字数 166,020
最終更新日 2022.07.26
登録日 2020.04.01
カフェの店員に一目惚れをして、ストーカー行為を繰り返し、とうとう彼の隣の部屋にまで引っ越してきでしまった主人公。
その部屋は『幽霊の出るいわく付き』と言われて了承したけれど、悪魔が住んでいるなんて聞いてない!しかもその悪魔は『契約』を持ち掛けてきた。
願いを叶える代わりに、悪魔が要求したのは自身の『筆おろし』だった。
草食系?カフェ店員♂と突っ走りストーカー主人公♀、年下可愛い系不憫悪魔♂の三角関係のお話です。
文字数 107,204
最終更新日 2020.04.03
登録日 2020.03.20
レーヴェルマキナ、それは灰すらも燃ゆる街だ。
首都に存在する、他の区域と隔絶された帝国政府認定のスラム街。
そんな街を汚しているマフィア──通称〈灰虫〉を殲滅せんと日々奮闘しているのが、私たち〈黒犬〉だ。
善良な一般市民を守るためならば、手段は厭わない。暴力も殺しもなんのその。
どうやら、そんな〈黒犬〉に新入りが来るそうな。どんな子なんだろうね。
先輩として、〈黒犬〉の副隊長として教えてあげよう。
〈黒犬〉がどんなお仕事をしているのか。
レーヴェルマキナとはどんな場所なのか。
この場所が、どれほど危険か――。
新入りちゃんが来たら、この一句を詠まないと。
この街は、今日も灰すら燃えている。
文字数 14,264
最終更新日 2021.07.08
登録日 2021.06.17
過去と現在が入り交じり、現在から未来へ向かっていく場所・ならまち。ならまちには──いや、奈良県には美味しいものがたくさん。「柿の葉ずし」や「あすかルビー」。「レインボーラムネ」や「『オカニシ』のコロッケ」、「中谷堂」。
御所の市街からならまちへ越してきた私はこの奈良県にある特産品を食べ尽くそう……なーんて野望を密かに掲げながら、友達と毎日放課後に食べ歩きを──って、「レインボーラムネ」って? 「『オカニシ』のコロッケ」?? 「中谷堂」ってなにー!?
早く食べたい……! これは私の、私たちのならまち食事譚!
文字数 92,648
最終更新日 2020.12.27
登録日 2020.12.03
ブラック企業に勤める普通のサラリーマン奥元慎吾28歳独身はある日神を名乗る少女から異世界へ来ないかと誘われる。チートとまではいかないまでもいくつかのスキルもくれると言うし、家族もなく今の暮らしに未練もなかった慎吾は快諾した。かくして、貯金を全額おろし多少の物資を買い込んだ慎吾は異世界へと転移した。あれ、無人島とか聞いてないんだけど。
文字数 38,769
最終更新日 2020.09.23
登録日 2020.09.18