「未来」の検索結果
全体で6,513件見つかりました。
今年が裸の大将と呼ばれる放浪画家『山下清』の生誕100年になるが、この小説の登場人物は同姓同名なだけで、本人ではありません。似たような人だと思ってくれると助かります。
♦︎あらすじ♦︎
白いランニングシャツに薄茶色の半ズボン、黒い鼻緒の二枚歯の下駄をカランコロンと鳴らして、山下清は田舎道を歩いていた。目的地は決めていない。目的地は突然決まるものだ。
田舎道で出会った農家のおじいさんに、山の中にある白鳥が立ち寄るという秘境の湖を教えられて、清は喜んで山登りを始めた。
山の湖から流れる川を目印に進んでいくが、途中で急な雨に襲われてしまった。山の天気は変わりやすいから仕方ない。その結果、複数の川が出現してしまい、清は山で遭難する事になってしまった。もちろん初めての遭難ではない。冷静に対処する事が出来る。
まずはリュックサックから水筒を取り出して、飲み水を確保した。次に食糧になりそうな青いとんがり幻覚キノコを数本採取した。食べても死なない弱めの毒キノコだ。よく焼けば大丈夫だと清は判断した。
だが、よく焼いても駄目な物は駄目だ。清は幻覚状態になってしまった。雨が降る中を赤い傘を差して、湖を目指して、なんとなく見える気がする道を歩き出した。もちろん幻の道で、湖には絶対に辿り着けない。
でも、洞窟に辿り着いてしまった。その洞窟に入ると、麦わら帽子を被った骸骨を見つけた。骸骨の側には虫網と虫カゴがあり、虫カゴにはカブト虫の残骸が入っていた。虫取りに来て、遭難した人間で間違いない。未来の清の姿だ。
幻覚状態の優しい清は骸骨に紅白饅頭の絵を渡して、マッチを線香代わりに供養した。そのマッチの明かりで、清は洞窟の奥に白い雲のようなものを見た。骸骨から麦わら帽子と虫網を借りて、清は洞窟の奥を目指した。そして、長く白い雲を通り抜けて、清は異世界にやって来てしまった。
文字数 90,143
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.08.31
『よる。』の続編。
時系列的には『水無月。』の数週間後、七月の終わりごろ。
品川駅で待ち合わせした本間奈津美と、大野将。
二人でランチしながらいろいろ話をする。
これからのことと、過去のこと。
過去にとらわれつつも、未来に進もうとする人たちの話です。
文字数 16,989
最終更新日 2021.07.28
登録日 2021.07.28
第1章: 平和な日常の終わり
てんちゃんと家族
夫との日々
第2章: 別離の予感
戦争の影が忍び寄る
夫の召集令状
第3章: 再会と心の動揺
昔の恋人との偶然の再会
揺れ動くてんちゃんの心
第4章: 逃避行の決意
戦火の中での苦悩
逃避行への計画
第5章: 別れと新たな旅立ち
夫との最後の会話
未来への一歩
第6章: 戦火の中の逃避行
逃避行の困難と挑戦
戦時下の日本
第7章: 悲しみと再生
失われたもの、得られたもの
てんちゃんの新たな人生
第8章: 戦火を越えた愛
戦争の終焉
てんちゃんの心の平和
終章: 予期せぬ転機
とんでもない再会
「戦火を越えた愛 てんちゃんの逃避行」は、第二次世界大戦時の日本を背景に、一人の女性、てんちゃんの人生の転機と成長を描いた感動的な物語です。
主人公のてんちゃんは、戦争の影に翻弄されながらも、自身の内面と向き合い、困難を乗り越える強さを見せます。
本作は、戦時下の日本という厳しい状況の中で、てんちゃんが夫との関係、過去の恋、そして自分自身の夢と希望に向き合う姿を描きます。
彼女の逃避行は、単なる物理的な移動ではなく、内面の自由と自己発見の旅路として展開します。
物語は、てんちゃんが経験する悲しみと再生を通じて、彼女の内面の変化と決断を深く探ります。
戦争の終結とともに、彼女は過去の経験を糧にして新しい未来を築きます。
彼女の決断は、予期せぬ再会と衝撃的な転機を迎え、自分自身の道を切り開く決意を固めます。
この物語は、戦争という極限状況下での人間の強さと、愛と希望を失わない心の重要性を描いています。
てんちゃんの旅は、読者に深い感動を与え、人生の多様な側面について考えさせるでしょう。
文字数 13,614
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.12.07
『星の守護者と禁断の恋』は、普通の人間の少女エリナと星界の守護者セフィロスの出会いと運命的な結びつきを描いたファンタジー恋愛小説です。
エリナはある日、特殊なペンダントを手に入れ、星界との交信を可能にする力を得ます。そのペンダントに浮かび上がる星の紋章から、彼女が星の守護者であることが明らかになります。
ある夜、謎の青年セフィロスが星界から現れ、エリナに彼女の守護者としての使命を伝えます。彼らは出会って間もなく強い絆で結ばれ、お互いに惹かれていきます。
しかし、彼らの愛には困難が待ち受けています。星界の掟により、星の守護者同士の恋愛は許されていません。彼らは自分たちの運命に抗いながらも、互いの愛を守ろうと決意します。
星界の闇の勢力が彼らの愛を狙っており、試練と戦いが彼らを待ち受けます。エリナとセフィロスは激しい戦いの中で自身の力を高め、困難な選択を迫られます。
最終的に彼らは星界の闇を打ち破り、愛と絆を守ります。その結果、星界に大きな変革が訪れ、星々の調和が回復します。
『星の守護者と禁断の恋』は、禁断の愛と運命に立ち向かいながらも、愛と勇気を持って戦う主人公たちの物語です。彼らの愛の行方と星界の未来に、読者は胸をときめかせることでしょう。
文字数 1,617
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.06.02
人生に絶望した「無敵の人」による犯罪が増加する近未来、有効な対策など見つからないまま、流血の惨事が繰り返されていく。
被害者の記憶は残酷だ。
妻と娘を通り魔に殺されたトラウマは悪夢の形でフラッシュバック、生き残った「俺」を苛み続ける。
何処へも向けようのない怒りと憎しみ。
せめて家族の無念を世間へ訴えようと試みる「俺」だが、記者の無神経な一言をきっかけに自ら暴力を振るい、心の闇へ落ち込んでいく。
そして混乱、錯綜する悪夢の果てに「俺」が見つけるのは、受け入れがたい意外な真実だった。
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 16,311
最終更新日 2024.11.11
登録日 2024.11.04
空中走行車、宇宙航行船、テラフォーミング……そして人型アンドロイド。
人類は様々な物を造り、生み出してきた。しかしたった一つ、未完成なものがある。
それは『タイムマシン』である。正確には、機能するまでには至ったが完璧ではない。
時空間移動は可能であるが人間単独での『タイムシフト』ができないのである。
脆すぎる人の体が、時空間移動に耐え切れない。それが現在までの実験の結果でわかった。
人が時空を超えるには、体を守れるだけの装甲が必要となり、それには非効率的かつ莫大の資金を必要とした。
『タイムマシン』は衰退の一途を辿る。かに見えたが、それを救い上げる一人の科学者が現れた。
彼は、時空間移動に耐えうる性能を持ったアンドロイドを開発し、それを時間移動に利用すればいいと唱えた。
こうして生まれたのが『時空間航行アンドロイド』。
このアンドロイドはどの時代でも適応できるようにと、人と同じ思考を持ち、人間と寸分たがわぬ容姿をしている。
彼は、このアンドロイドに『ドロイドちゃん』などという適当な名前を付け、呼んだ。
かくして『ドロイドちゃん』は過去へ未来へと、場所を選ばず、時を選ばず『タイムトラベル』させられるのである。
文字数 2,884
最終更新日 2015.09.22
登録日 2015.09.22
事故にて死んでしまったはずの男。しかし過去に戻ってしまっていた。しかし既にその体には過去の自分の精神が宿っていた。
文字数 1,586
最終更新日 2019.05.22
登録日 2019.05.22
「お買い上げありがとうございました!(物理)」
俺はハルタン。男、十六歳、辺境の村の出身、黒髪黒眼。
そして神に選ばれし勇者、だった(過去形)。
俺は聖剣を引き抜き、魔王軍との戦いに赴いた。しかし鎧の悪魔との激戦の末、聖剣を失ってしまった。
王様は立腹、憤慨、超激怒! 俺は処刑を言い渡され地下牢へ。
自由、未来、栄光、故郷、全てを失い死を待つばかり。
そこに現れたのは魔族。俺はよくわからんまま脱獄。ユアン店長の道具屋で働くことになったのだった。
勇者なんてもうどうでもいい。だってユアンは神の如き美少女だから。
緑色の髪、 、しゅっとした眉毛、どことなく眠そうな目。
全てが素晴らしい! 結婚して!
俺はユアンに認められる立派な男になる必要がある。
そのためには、店員として働くのも大事だと思うけど……
やっぱり、少しは冒険もした方がいいような気がするんだよね!
聖剣は失っても、剣聖のスキルは失っていない。これを正しく使いこなせば、みんなを幸せにできるはず。
とりあえず、流行り病を治す薬の材料を求めて、ダンジョン行ってきます!
この小説は他サイト様にも投稿しています
(小説家になろう、ノベルアップ+)
文字数 40,480
最終更新日 2020.09.13
登録日 2020.08.28
音楽と共に生きていく高校生達+αを描いた青春ストーリー。
高校二年生の夏野は中学生の頃バンドを組んでいたが、或るトラブルが切っ掛けとなり、人前で歌うことができなくなっていた。或る日、夏野が公園でCDを聴いていると、一人のストリートミュージシャンが近付いて来る。好きな音楽の話で盛り上がる二人。彼は二人でセッションすることを提案し、夏野は葛藤の末に歌おうと試みる。
翌日、帰宅しようとする夏野の元に、現役高校生ミュージシャンの鬼崎達哉が現れる。彼は夏野に軽音楽部への入部を迫るが――。
夏野と彼を取り囲む人々が音楽を通じて繋がり成長していく青春長編です。
表紙イラスト制作:ウバクロネさん。
文字数 140,658
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.02.09
働かなくても生きて行ける、夢の世界の話をしよう。
でもこれは、ひょっとしたら、近い将来に訪れるかもしれない未来の話……なのかもしれない。
※考証はだいぶテキトー、というか、こうなったらいいなぁという願望成分が強く混じったファンタジーです。
登録日 2015.07.10
少女は自身の悲惨な未来を知る。
それを避けるためにお告げの通りに行動する中で、本当に大切なものは何かということに気付くお話。
初めて悪役令嬢書いてみました。
よろしければ評価して頂けると次作への励みになります。
小説家になろうさまで短編日間ランキング一桁に載りましたので長編化始めました!
文字数 14,840
最終更新日 2018.12.19
登録日 2018.12.19