「返し」の検索結果
全体で3,222件見つかりました。
四年間苦楽を共にしてきたはずの彼女の浮気を問い詰めた。
「あなたがすべての発端なんだからね! だから、私の行いはそれに対する仕返しであってそれを誰が責めるって言うの?」
そんなやり取りの結果最終的に俺は彼女との別れを決意する。
暫く彼女のことを考えていたが、それと同時に色々な女子が俺の元に集まってくるようになる。
だけど、そんな俺を見て元カノであったはずの実菜にも動きが――。
傷心中の俺が幸せになるのは新たな恋なのか、それともこれまでの恋なのか……。
文字数 73,779
最終更新日 2023.08.22
登録日 2023.03.27
葦原国、東花京。
極東に位置する小さな島国、そこで最も栄える【塔】の中で、
繰り返し繰り返し華は咲く。
迷路のような路地の中、わだかまる深い闇の奥。
誰かが刃を翻し、艶と静かに微笑んだ。
人斬りが人を斬っていく、ただそれだけの物語。
黄泉の坂にて夜もすがら、血の花咲かせてみせましょか。
※暴力描写、激しい流血描写、殺人または殺人鬼に心酔する描写があります
※著しい倫理観の欠如がみられるキャラクターが登場します
※男女、男性同士の性交渉を想起させる描写があります(本番の細かい描写はありません)
▽表紙絵はフリー素材をお借りしています
文字数 255,535
最終更新日 2023.03.31
登録日 2020.02.21
「アズナ、僕の妃になってくれないだろうか?」
「えっ……⁈」
ここは、水の都・ウェールズ王国。第一王子エクセル・ウェールズ様の私室。
そこには、エクセル様と、幼馴染である私がいました。
「そ、そんな急に言われても……」
「もちろん無理にとは言わないよ。だけど……僕は本気で考えているんだ」
「は、はい……」
ど、どうしよう……私は内心焦っていた。
こ、こんなの断れるわけが無いじゃないですか!エクセル様は私の初恋の人なのです。小さい頃からずっと好き。でも、身分の違いから諦めていました。
でも、こんな形で告白されるなんて……嬉しいけど……恥ずかしいですよぉ~!
「で、でも私なんかが妃になったら大変ですよ?」
「大丈夫さ!僕は君とならやっていける自信がある!」
うぅ……そんな真っ直ぐな目で見られたら断れないじゃないですかぁ~!ずるいですよぉ~!
「……わ、わかりました!その告白お受けします!」
そんな事がありまして、私の婚約者は王子様になってしまったのでした。
それから数年経ち、私は20歳になりました。そして今日は結婚式の日。
「アズナ……綺麗だよ……」
「そ、そんな見ないでください……」
純白のドレスに身を包み、姿見で自分の姿を確認していると突然後ろから抱きしめられてしまいました。振り向くとそこには王子様のエクセル様の姿がありました。
「そんなこと言わずにもっとよく見せてくれないか?」
「うぅ……恥ずかしいですよぉ~……」エクセル様は私から離れると今度は手を取り指輪をはめてくれました。
「それじゃあ行こうか?」
「は、はい!」
私とエクセル様は結婚式の会場に向かいました。道中では街の人たちから祝福の言葉を頂いてとても嬉しかったです。
式場に着くと既に大勢の人がいました。その中にはお父様やお母様の姿もありました。私たちに気がついた二人は笑顔で手を振ってきました。私は照れながら手を振り返します。隣を見るとエクセル様も同じようにしていました。
いよいよ結婚式が始まりました。神父様に誓いの言葉を復唱され、いよいよキスをして指輪を交換します。お互いの指に指輪をはめると拍手が起こりました。そして教会の外に出て、外で待っている馬車に乗り込みました。
御者さんが馬を走らせ始め、ゆっくりと進み始めます。
文字数 1,410
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.10.20
2020/12/19 思うところあって、タイトルを変えました
旧タイトル:渡る世間は勿怪(もけ)ばかり あるいは、リーマン達は如何にして物の怪どもを愛するようになったか ー第一部ー
※初投稿です。調子に乗って書いたので、一章一章が長めです。
※「普通の現代日本」で、「普通?の社会人」が、「普通じゃない状況」になし崩しに巻き込まれていく、そんなお話しです。
※表紙画像は内容とは「あんまり」関係ありません……
第1章 Side-A:出逢い
金曜の夜。新入社員の北条柾木は新宿歌舞伎町での新歓コンパの後、ある事件、大卒新人の理解と常識の範囲外のそれに巻き込まれてしまう。
第1章 Side-B:事案発生
ほぼ同時刻。地方警察から警察庁に異例の異動となった酒井源三郎は、新宿歌舞伎町で同僚が催しくれた歓迎会の帰り道で謎の爆発の現場に居合わせる。
第2章 Side-A:さらなる出逢い
土曜の午前、北条柾木は見知らぬ令嬢から、昨夜の事件の詳細を聞かせて欲しいと頼まれる。社長令嬢、西条玲子もまた、北条柾木の理解の範疇の一歩外に居た。
第2章 Side-B:事情聴取
同じく土曜早朝。酒井源三郎は、昨夜の事件、日常の断りの外で起きた事件の事後処理、状況整理の為に休日出勤で庁舎に向かう。同僚かつ部下の蒲田と相談し決めた次の行動は……
第3章 Side-A:復帰出来なかった日常
日曜。北条柾木は先輩と連れ立って、車検整備の仕上がった車を依頼主の井ノ頭幸庵邸へ納車に向かい、取り返しのつかない事態に陥る……
第3章 Side-B:ずるい女
同じく日曜。酒井源三郎は如何にして転勤最初の休日を過ごすかを考えていたところ、聞き覚えのある訪問者の急襲を受ける。
第4章 Side-A:急転直下!
月曜と火曜、、北条柾木は本来の仕事に精を出す。そして水曜、会社は定休日、惰眠をむさぼっていた北条柾木は、玄関チャイムの音で目を覚ます……
第4章 Side-B:情報源確保
謎の射殺死体の見聞を任された酒井は、捜査の過程で重要参考人である北条柾木を事情徴する。
第5章 Side-A:おあいこ
西条玲子のトラウマ、北条柾木の隠された特性、お互いの心の傷を知った二人は……
第5章 Side-B:おあいこ
奇妙な共同生活を続ける酒井と五月、互いのストレスは最高潮に達し……
第6章 Side-A:決心
西条玲子の行動に不可思議なものを感じた、北条柾木は、自分から動く事を決心する。
第6章 Side-B:決断
事件に関係する車両の行き先を突き止めた酒井は、そこに突入する決断をする。
第7章:突入!
柾木と酒井は、協力者と共に事件の鍵となる貨物船に突入する。
第8章:エピローグ
文字数 243,622
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.16
全3話の超短編。
童話の登場人物たちは、物語が終わればまた初めに戻る。それの繰り返し。
物語と違った行動をとってしまえば、登場人物は消滅してしまう。
そんな中、童話の『赤ずきん』の赤ずきんと狼が恋に落ちてしまった。
狼は赤ずきんの為に物語を変えたくない。一方、赤ずきんは狼の為に物語を変えたい。
文字数 2,976
最終更新日 2022.07.26
登録日 2022.07.24
農夫が鶴を助けたその晩、旅の女がやって来て、お礼に機を織りたいという。だが条件があった。それは決して部屋を覗かないこと。
男は約束を守ることが出きるのか?
文字数 3,453
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.11.02
寡黙な美丈夫剣士✕マイペースな本好き最強魔術師
世界を歩きながら様々な書物を集める本好きな旅人のラズウェルは、溜まりに溜まっていた書物を読み切ってしまい、しぶしぶ旅を再開することにする。次に目指す国は北に位置する雪国フィロントだったが、旅を再開したは良いものの旅の準備が足りておらずあまりの寒さに雪の降る森の中で倒れてしまう。意識が朦朧としていくなか遠くから黒い人影が近づいて来るのが見えたがそのまま視界は暗転した。
目が覚めるとフィロント王国の王立学園であった。
ラズウェルは命の恩人である剣術の教師ゼロに恩返しする為に臨時の魔術教師として働き始めるが………
文字数 44,299
最終更新日 2024.03.01
登録日 2024.02.17
初めて好きが溢れてどうしようもないそんな恋。
初めて苦しいほど息ができないそんな恋。
初めてその人に会いたくて、会いたくて、夢でも会いたいと思うそんな恋。
心を込めて本当に感謝し、ありがとうと言えるそんな恋。
皆さんは、度重なる過去の恋愛で「好き」や「大好き」や「愛してる」と口にしてきた言葉が偽りになったことはありますか?
つまり、今まで人生で言ってきた愛の言葉が嘘になってしまったと気付かされるぐらい好意を感じた人に出会えた経験はありますか?
その方を可能ならずっと好きでいたいと、人生の中で最愛であって欲しいと思った経験はありませんか?
これからの人もいれば、経験された方もいると思います。
そして今も、まだ思いを寄せ、愛してるいるのではないですか?
それか、そんなことはもう忘れ、その当時に抱いた感情は消えてたりしてますか?
それでも、手放さなくてはならないそんな恋の経験はありますか?
初めて別れて愛しさだけが残るそんな恋。
好きな人を好きなまま、相手の幸せを願って手放す恋。
本当は一緒に幸せになりたかった。
本当はずっとそばにいたかった。
本当は自分が幸せにしてあげたかった。
何度も迷って「本当にそれでいいの?」と繰り返し思った恋。
本当に好きだから、本当に大好きだから、本当に愛しているから、心だけそのままに、大好きなまま手放す恋。
しかし、もう戻れる事はない現実に比べ物にならない悲しさ、苦しさ、辛さを感じ、同時に「あぁ、全然まだ大好きなんだな」と思い知るそんな恋。
でもそれは未練とか執着なんかではないのではないですか?
愛した日々ももちろんの事、その辛さも、悲しみも、涙も、今も大事にしたい大切な記憶、手放したくない想い出、だからじゃないですか?
別れても思い続ける事ができるのは本当の愛だからじゃないですか?
沢山の初めてを教えてくれて、沢山の愛を教えてくれて、そして今も愛しい人なのではないですか?
その人を悲しかったで、辛かったで終わらせていませんか?
この話は友人の話を元に、私にも似た経験があると思い至り、ノンフィクションを掛け合わせ、壮絶な過去を得て綴る話です。
文字数 35,871
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.08.03
さあ! 赤い月の箱庭で思い切り死に損なおうじゃないか!
ただ、生きていく――それこそが最も困難なのだから。
現代の少年タケルは親友と学校からの帰り道、突如として異世界へと飛ばされた。そこは天に赤い月をかかげる、弱肉強食の世界。食物連鎖の中間に人間がいる、ワイルドライフ。
少年よ、世界をひっくり返してごらん。
※本作品は小説家になろうミッドナイトノベルズでも連載しております。こちらはR15版です。
文字数 6,913
最終更新日 2024.07.17
登録日 2024.07.16
「無能な村人は俺たちのパーティにはいらねぇんだよ!」
パーティで無能扱いされていたアルクは、とうとう勇者に追放を告げられる。
実力不足を実感し、このままでは婚約者の聖女にも恥を掻かせてしまうと、
アルクは釣り合わないことを理由に婚約を破棄しようとする 。
しかし聖女は引き下がらなかった。
「釣り合わないのならアルクが最強になればいいのです!!」
聖女はアルクとの婚約を破棄されたくない一心で、追放者たちを見返してやろうと提案するのだった。
本作は一途な聖女と最強を目指す村人の二人が幸せになるまでの物語である。
三万文字くらいで完結します。サクッと読みたい人にオススメです!!
文字数 43,978
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.06.11
高校生である東雲雪人は、幼馴染み以上夫婦未満の関係である高柳亜希子らと共に、ありふれて、よくあるながらも取り返しの付かない青春の日々を送っていた。
しかし、そんな平凡でささやかで、何よりも尊く幸福な毎日は、冬が厳しさを増していったとある日に唐突に終わりへと向かうことになる。
「君と過ごす日常は何にも代え難く、ずっと続いて欲しいと思う黄金の日々だった…本当に心からそう思った」
これは彼の青春、その終焉までを綴った物語。
登録日 2016.11.12
この物語はある1人の男がたくさんの出会いと別れ、挫折を繰り返し、乗り越えて行く中で、本当に大切な事は何か、大切な人は誰なのかを気づき、本当に幸せと思える日々に向かって歩んで行くSTORYです。
今になって気づくんです。あの日あの時の自分の選択が違っていたら、今どんな日々を送っていたのだろう、本当に大切だと思える人をなんで傷つけてしまったのだろう、なぜ手放してしまったのだろう、あの日あの時にって。
そんな自分があの日あの時に違う選択をしていたらどんなSTORYになっていたのかなーと考えてたら、この物語を書きたくなりました。
実話を織り交ぜたこの物語を是非読んでください。
文字数 2,464
最終更新日 2024.10.23
登録日 2024.10.23
主人公、織部宗次(おりべむねつぐ)はバイト帰りに自動販売機に立ち寄ったら、そこにはパーカーの少女、葵凪(あおいなぎ)が先に大量の飲み物を買っていた。その光景に衝撃を受け、凪の『秘密』を偶然にも聞いてしまい家にまで押し寄せられてしまう。最初は毛嫌いし跳ね返そうとする宗次だったが段々とその考えが変わっていき、一緒に暮らすようになってしまった。
文字数 11,191
最終更新日 2019.07.24
登録日 2019.07.20