「迎」の検索結果
全体で5,950件見つかりました。
絹子(きぬこ)の家には奇妙な「決まりごと」が存在する。その代の一番初めに生まれた女児は、「オシライサン」の世話をするために、「オシライサン」とふたりきりで屋敷に住まわなければならないのだ。絹子は生まれたときから「オシライサン」の世話をすることを定められており、今は家族とは離れて暮らしている。無垢な少年といった風情の「オシライサン」のことは嫌いではないけれど、家の「決まりごと」は変だと思う――。けれども子供の絹子にはなにも出来はしない。初潮を迎えてすぐの課外学習で山に訪れてからというもの、絹子は奇妙な夢を見始める。それが契機になることを、絹子はまだ知らない。
※「オシライサン」以外との性的表現・冒頭生理の描写あり。
文字数 10,582
最終更新日 2023.04.03
登録日 2023.04.03
戦いの時来たる!
幕府・長州・薩摩の三者が鼎立する京で、慶喜と三成は独自の活動を展開。心強い仲間、松平定敬も加わった事で、京での勢力を急速に拡大させていった。
そうした中、時代は転換期を迎え、新たなる激動が慶喜と三成に容赦なく襲いかかる。
時代の激動が襲いかかる中、三成は策を巡らし、慶喜と自身の理想実現のために動き出す。
慶喜もまた、理想実現のため三成に全てを委ねる。
だがそれは、尊攘派の盟主長州との対立を意味していた。
対立が火種を生み、火種は燃え盛る業火を生み出す。
対立が深まる中、慶喜と三成は長州との戦いを決意する―。
登録日 2015.11.06
文字数 3,066
最終更新日 2018.10.25
登録日 2018.10.25
つかみ所のない性格の彼に掴まってしまったのはスミレくんの方。
でも彼もスミレくんの事が大好き。
本当はもっと晴れ晴れとした気持ちで迎えたかった、中学生最後の春。
それまでの友だちとはすっかり離れてしまった新しいクラスに、不安と心細さしか感じなかった。
最初に声を掛けてくれた彼は、今まで出会った事のないタイプ。
自分に新しい愛称まで付けてくれた。
そんな彼と一緒にいると、毎日楽しくて退屈しない。
彼もひとりより自分と一緒の方が、楽しいし心強いと言ってくれる。
最初に感じた不安から、思いもしなかった楽しい毎日。
楽しいばかりじゃない、彼と一緒にいると新しい発見もある。
「違うよ”俺だから”じゃなくて、スミレくんと一緒だからだよ」
”好き”と”大事”は特別扱い。粗末にしてはいけない。
彼と一緒にいると、これまで気にもとめなかったそんな事に、たくさん気付く事が出来る。
”俺たちは生きてるってのも忘れるくらい、一生懸命生きてる”
そして”あの好き”と”この好き”の違いはなんだろうって、考える。
考えながら、でも考え過ぎてはいけない。
彼の事が好きと感じるのは、自然と同じ事だから。
文字数 10,459
最終更新日 2019.11.04
登録日 2019.11.04
日本でOLをしていた記憶がある私ですが、お仕えしているお嬢様がとてもお可哀想な結末をお迎えしてしまうので阻止しようと思います。
いや、それよりも言わせてほしい……
ナマのお嬢様が可愛すぎるうぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
尊すぎるんですけどおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?
○○注意事項とお願い○○
※頭を空にしてお読みくださいm(_ _)m
感想などいただけるとやる気が出ます! よろしくお願いします‼︎
文字数 16,752
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.08.10
僕はとても遠くへ行きたかった。だから毎日のように君は僕と港に来る。港というのは送り出す姿勢だけは立派で、どうも人を迎える気があるようには見えない。浜もない。大した店もない。コンクリートの壁や地面や空が港を訪れる人を追い出していく。
文字数 1,068
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.09.30
始めよう。歴史を変えた英雄たちと、世紀の大空戦の物語を。
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」。
魔法文明と科学文明が共存する神秘の地は、地球との異世界貿易をめぐっての条約国、連盟国の二大陣営による世界大戦の渦中にあった。両陣営は、地球から手に入れた兵器を用いて戦線を拡大。世界は総力戦の時代を迎えた。
条約軍の戦闘機パイロット、南部隼人中尉らは新型戦闘機のテスト中、遭遇した異変によって辺境の諸島へ誘われる。帰還を急ぐ彼らを押し留めたのは、連盟軍の大艦隊がこの地に迫っているとの急報だった。
たった数百名の守備兵では島を守ることなどできない。それでも島民たちの命は守らなければならない。
せめて7機の戦闘機が使えれば、この島を救える! そう考えて隼人らは、7人のパイロットを探す為の奔走する。
悩める英雄、はねっかえりな女士官、隼人を慕う後輩、生真面目な忠犬、戦いを止めた老兵、謎のスパイ?
かくして揃った7人のパイロットたちは、圧倒的な敵軍へと戦いを挑む。2000人の島民たちの命と、さびしんぼの聖女の願いを守る為。
これは、ライズ世界の片隅で起きた小さな――しかし歴史をも変える戦いと、『鋼翼の7人』の名で語り継がれる飛行機乗りたちの記録である。
※全話書き終えて投稿しています。エタりません。
※挿絵を追加した話は、タイトルに【挿絵】を付けております。
※「小説家になろう」「カクヨム」でも公開しています。
※ホームページに解説記事や企画などを公開しています。
https://jyushitai.com/
文字数 145,960
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.04.28
暗い森の中で誰かが笑ってるの。「うふふふ…」って気味悪く。私が「誰なの?」と聴いても答えは返ってこなくて、にやっと笑うだけ。それだけ。
…ピピピ…ピピピ
またあの夢だ。この夢は日に日に見る頻度が高くなっている気がする。最初見たときは確か、宇宙の星を見ながら歩いていたら突然穴に落ちて遥か遠くにやっと目視出来るぐらいの白い点のようなものが見えただけだった。
そして、日をおうごとに白い点が人に変わった。その人の顔は少し青白くて気味が悪い。
もう眠ることが出来ない。あんな夢は見たくない。
「唯~。お母さんもう仕事だから行ってくるねー。」
階段下から母が叫ぶ。
「うーん。行ってらっしゃいー」
ベットのなかから叫び返した。私はベットから体を起こし下へ降りた。ドアを開けるといつも通り綺麗なリビングが私を迎える。配置が生まれる前から変わらない戸棚に机、シワのないカーペットに、雰囲気に合った桃色のカーテン。いつもと何も変わらない。つまらない。母がいないことに心が鳥渡弾んでいる私は椅子ではなくソファーに腰を降ろし、朝食を座卓に運ぶ。
「いただきます。」
母には小さい時から厳しく育てられているのもあってある程度のことは1人でも出来る。別に悲しくない。テレビをつけて取りだめていたバラエティーを見ながら、狐色に焼かれた食パンにかぶり付く。私は幸せと孤独を手に入れた。
10時だ。休日だといってゆっくりし過ぎた。特にやることなんてない、勉強でもしよう。これでも毎回20位前後には食い付いている。さぁ勉強だ。
「あ…えっ」
起きたのは夕方だった。でも二時間勉強したからまだいいや。私は立ち上がりリビングに向かう。リビングの奥のキッチンに向かう。
エプロンもせず包丁を握り料理をし始める6時には料理が出来るように調整して、その間にお風呂に入る。これが私の休日の過ごし方だ。学生だからといって休日出掛けることなんて滅多にない、何回あっただろうか。別に関係ないや。どうでもいい。外からヒールの高そうな足音が微かに聴こえる。母が帰ってきたのだろう。早めに入ろう。
棚に入っているバスタオルを手に取ると窓から見える一番星は濁っていただけど
「綺麗…」
と言ってしまった。その瞬間私は穴に落ちた。深く深く深く深く暗く暗く暗いその穴に落ちた先は大きな鏡の前だった。そこにいたのは自分の口を包丁で切り裂いて笑いならが泣いているわたしだった。
「唯…唯…唯!!」
目を覚ますと目の前には洗面台の鏡が私を見つめていた。母が何度も叫び私を見つめていた起こした。
「ごめん。ぼーとしてた。あははは…」
「気を付けなさい唯。さぁご飯にしましょう。」
「はい。お母さん。」
私はゆっくり微笑んだ。
文字数 1,105
最終更新日 2020.03.01
登録日 2020.03.01
目覚めると、眼前に広がっていたのは自分だけが魔法を使える世界。魔力は最強。されど身体の中身は老人。そんな状況で、俺はこの世界を駆け抜ける。
『マジックエウクレイダー』。その職業は、VRMMO『Your Life Story』において習得可能な魔法数が多いだけの『外れ職業』だとされている。しかし、現実世界で落ちこぼれの俺『金剛寺ヒロ』は「誰からも必要とされるようになりたい」という欲求を満たすためあえてその職業を選択し、老年の魔術師としてゲームをプレイしていた。ゲーム内で理想の自分を演じることで、上手くいかない現実から目を背けていたのだ。
……だが、俺はあることをきっかけに突然の死を迎えてしまう。そして目が覚めた俺の前に広がっていたのは『Your Life Story』と同じ法則が通用する異世界。そこには俺を必要としてくれる大勢の人たちがいた。その世界において人類はゴブリン、オーク、ミノタウロスといった異種族の侵攻に晒されており、魔法を持たない人類は滅亡の危機に瀕していたのだ。そんな中、何故か俺だけがゲーム中のキャラのスキル、魔力、身体能力を引き継ぎ強力な魔法を使うことができる。転移した先で『ソフィア』という少女を助けたのをきっかけに、俺は自分だけが持つ強大な力に向き合い、また苦悩しながら、世界に大きな影響を与えていくのだった。
※本作はカクヨム様、小説家になろう様、MAGNET MACROLINK様にも投稿させていただいています
※感想やご意見等ございましたら何でもお書きください!
登録日 2020.09.25
ごく普通とは明らかに違う高校二年生移絵 画楼。彼は両親が漫画家の家庭で生まれ何かと場所を転々とし続けていたが、ある時に親とプリンで口喧嘩し1人で生きていく事を決意する。そして迎えた高校二年生の春そこにいたクラスメイトは以前の学校であった幼馴染、元カノ、ストーカー、悪友に後輩と大量に…。挙句の果てには決闘やナンパなどのイベントまで…‼︎?
「お前ら全員マンガのキャラかよ‼︎?」
王道ウザすぎラブコメ、ここに開幕ッ‼︎
文字数 430
最終更新日 2019.01.24
登録日 2019.01.24
ある日のホームルームの時間、突然現れた魔法陣によって、蛍のいるクラス全員が異世界に迎えられた。
目を開けると、知らない部屋にいた彼らを待っていたのは、現在、戦争中の国家デュルデート王国の王様とその臣下達であった。右も左も分からない生徒達に、王様はいきなり──
「戦争に勝つために協力して欲しい」
と、協力を求めてきた。
しかし、平凡な生活をしていた学生には「そんなことは出来るはずがない!」と思っていたが、召喚される際に、神から『称号』と『技能』が与えられていたのだった。
異世界で知らない間にチートが備わり、みんなから驚かれ、尊敬され、幸せ生活を送る。
────はずだった……。はずだったのだが、クラスがチート能力を授かった中、何故か蛍だけは『称号なし』、『技能なし』の無能だった。それを見かねた王様はゴミ扱いにして、奈落の底──つまりは魔界へと叩き落とした。
しかし、蛍は「必ずこの報いを返してやる!」という心意気だけで、負けずとなんとか生き伸びようとサバイバル生活を送っていた。
そんなある日のこと。獣耳、尻尾──俗に言う亜人という姿で産まれため、族を追い出された狼少女のユイと出会う。
文字数 10,819
最終更新日 2019.08.20
登録日 2019.07.02
女友達の柚希に引っ張り込まれて入ったサークルは……最悪なものだった。
サークルのリーダーである『キング』は、夜な夜な男共を引き連れて女性をナンパし、酔わせて性暴力に及ぶ……という噂が広まっている。
その噂は本当で、身の危険を感じた女性メンバーは次々に脱退。
しかし、キングに惚れている柚希は決して辞めなかった。
そして夏の強化合宿。
そのメンバーに選ばれたのは、幹部二名と幹部候補生四名。
そして、パシりの柚希と僕。
海岸近くの別荘に柚希と前乗りし、先輩達を迎え入れるべく準備を整える。
そして夕刻、先輩達がナンパした女性二人を連れてやって来て……
※男女の絡みシーンはありません。が、愛情のない同性との絡みシーンはあります。非萌えかと思われます。
※実際にあった事件を参考にした部分が含まれておりますが、全てフィクションです。
実際の事件とは一切関係ありません。
文字数 11,973
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.06.26
『鳥』と『人間』2つの種族が生きる皇国。鳥が一生に一度、運命の人間を求める『恋の時節』を迎えた美しく勝気な孔雀の青年『観怜』は、彼を娶りに来たと告げる人間『希世』と巡り会う。厭世家の希世を当初は拒絶する観怜だが、徐々に希世に心惹かれていく。しかし、二人の元に皇帝の狂気が迫っていた。異種族間中華風ファンタジーBL。
文字数 10,725
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.11.15
少年と少女は固く手を結びあって叫ぶ。【欲望】で身を焦がし、【太陽】で魂を焦がし、【全て】に恋い焦がれながら。
「神気を発し、神力へと変換せよ!そして、俺たちは【運命】を【否定】する!」
西暦1573年4月12日 この日、ひとりの男が命を【奪う】。そして、世界は【改変】を迎える。
西暦1573年4月13日 この日、【欲望】がひとりの男を飲み干す。
神帝(しんてい)歴元年元日 この日、ひとりの男が【太陽】となる。
神帝(しんてい)歴3年 6月15日 満月の下、少年と少女が【約束】をかわす。
神帝(しんてい)歴5年 5月11日 この日、少年と少女は【欲望】と【太陽】に出会う。
【理(ことわり)】は世界と大神(おおかみ)を縛る。【約束】はその【理(ことわり)】すら縛る。
少年と少女は【理(ことわり)】を【約束】で上書きして【理(ことわり)の外】へ向かう。
そのさらに外にある【禁忌】に辿り着き、【真実】を手にいれようと、心を掻き毟る。
少年と少女の足跡は【理(ことわり)の歴史書】と呼ばれる書物に刻み込まれていくのであった。
登録日 2017.11.16
リズエッタはその日まで魔力も持たない極々普通の幼女であった。
祖父と弟の三人で山奥で仲良くひっそりと暮らしていたある日、彼女は何故自分がここに居るかを思い出したのである。
蘇るのはかつてメシマズだった記憶と何故だが神に喧嘩を売った記憶。
そしてその記憶の最中、彼女は力ではなくただただ飯を作る才能と食べ物に関する能力を授かったのだ。
そして今は欲しいものを願い、食べたいものを願い、リズエッタは自由奔放に今日も過ごしているのである。
保存食を作ってはダンジョン売りさばき、ついには領主にさえも媚を売って労働力の奴隷を手に入れた。
「え? 私が幸せならいいじゃない」
誰がなんと言おうが自分(と家族)の幸せの為に生きてる系主人公、六歳から十二歳に育ち、そして今は変態の手から逃れる為に家を立つ。
この先で彼女を迎えるのは沢山の海の幸。
頑張ってギルドに所属し、孤児を手懐けながら一人暮らしを堪能。
自分の幸せのため、孤児ですら育成中。
不定期更新・御都合主義・世界観無視(食べ物に関して)
基本ほのぼのたまにシリアス。
作者がそれほど歴史に詳しくないので、世界観に矛盾が出ることがあります。申し訳ないです。
一話2000〜3000字
誤字脱字ご報告してくれると助かります。
なろうにも連載中
※ 話数番号つけ始めました。
文字数 434,670
最終更新日 2022.02.05
登録日 2019.03.07
高校3年生で受験を迎えた少年が3年前の頃の恋(片思い)について思い出す話です。
初投稿です。
お手柔らかにお願いします。
文字数 3,690
最終更新日 2019.07.31
登録日 2019.07.31
「大陸を駆ける風でありたい、大空を旅する雲でありたい!」
窮屈な故郷を脱出し、魔法使いの少女・アンは新天地を目指す。
一方、植物のようにしっかりとした根を張り、
誰とも争わずに生きていきたい大学生・並木優作は
将来に不安を抱えていた。
ある日、優作は帰り道で行き倒れていたアンを見つける。
命を助けられたアンは優作に恩返しをしようと
孤軍奮闘するが、優作はそんなアンを出来る限り受け流していく。
そんな中、アンは優作に魔術の才の片鱗を見出す——。
アンによって変えられていく日常、
かき回されていく優作の世界。
正反対の二人が紡ぐ物語は、
どのような結末を迎えるのか。
文字数 97,968
最終更新日 2020.08.03
登録日 2020.07.28