中学生男子小説一覧
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こちらの方が良いというちょっとしたラッキーが自然に見えてしまう江藤有織(えとうゆうり)は、それがズルいことをしているようで少しうしろめたい。そこでラッキーを周りに譲っていたら、周りの人たちの笑顔が増えた。それを見ることが嬉しくて、今日も有織はラッキーを人に譲る。
そんな有織も中学生になって色々な人間関係の中でラッキーが見えてしまうことに翻弄されていく。
文字数 4,100
最終更新日 2024.10.12
登録日 2024.10.05
僕は夜中にこっそりテレビを見てみたくなった。
家族にバレないように、兄貴のめちゃくちゃ良いヘッドホンをパクって。ミュージカルが観たい。
金欠中学生の翔碁は、その目論見を実践に移す。
文字数 1,042
最終更新日 2023.07.17
登録日 2023.07.17
十六歳の兄弟、虹間紀利兎と虹間亜紀兎は、双子にも関わらず、あまりにもかけ離れた見た目をしていた。兄の紀利兎は、男子中学生にも関わらず身長が150cm弱で、女の子のような見た目だ。それに比べて弟の亜紀兎は、身長180cm以上と高身長で、男らしい見た目。しかし性格は、全くの真逆で、紀利兎は気が強く、しっかり者。亜紀兎は心優しく、どこか抜けている。そんな二人は、性格や見た目の真逆さから、大きくなるにつれて疎遠がちになっていた。特に紀利兎は亜紀兎に嫌悪感を抱いており、キツく当たる。しかしある出来事を通して、その嫌悪感はどうしようもない「好き」という気持ちから来ていることに気づく。凸凹な二人の、恋の行方は……?
文字数 11,971
最終更新日 2022.03.18
登録日 2022.03.11
中学生2年のラナは、同じ中学校の同級生、田中カモメ君が人として1年生の時から気になっていた。
なぜなら苗字の名前がカモメだ。
残念な事に、ラナも親からつけられたキラキラネームで同級生の男子からからかわれていた。
中学2年生の春、ラナはカモメ君と同じクラスになった。
興味を持ったラナは、カモメ君に話すが驚くほどの変わり者で、話の合うクラスメートになるが・・・
※里山ラナ 保緑(ほりょく)中学校 2年A組 14歳
※田中カモメ 保緑中学校2年A組 14歳 ラナのクラスメート
※佐伯知夏(ちなつ) 保緑中学校2年B組 14歳
カモメ君の彼女
※佐伯知秋(ちあき) 知夏の高校2年生の姉。うつ病で現在は進学校に行けず引きこもり
文字数 6,182
最終更新日 2021.09.01
登録日 2021.05.04
※この物語は、本当にあった僕(作者)が体験した僕目線の物語です。
―誰もがきっと、やり直したい過去がある―
2018年。
僕は、中学校に入学した。
小学校の頃とは、違う新しい友達。
夢と希望に溢れた部活動。
・・・待望の彼女。
全てが夢のような日々を描いていた僕。
今、中学3年生になった今の僕には、そんなものは、ない。
希望を抱いていたのが、間違いだった。
そんな希望をもったからこんな事になった。
人を傷つけた。
好きだった子にもう二度と話しかけれなくなった。
沢山の人を困らせた。
そんな意味の無かった3年間。
僕は、もうすぐ受験、そして、卒業を迎える。
この物語は、誰かが創った物語でも無く、デマの話でもない。
僕が体験した。
最低な物語。
文字数 19,835
最終更新日 2021.05.08
登録日 2020.09.02
文字数 15,718
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.11
始まりは中2の夏休み。
あれは幼なじみの春樹と初めてAVを見た日。
僕の中で、何かが壊れた。
何かが、変わってしまった。
何年も続けてきた、当たり前の日常。
全て特別なものに思えてくる。
気付かれるのが怖い。
もし伝えたら、どんな顔をするのかな…。
幼なじみ2人の数年にわたる物語。
文字数 39,589
最終更新日 2020.11.04
登録日 2020.10.15
つかみ所のない性格の彼に掴まってしまったのはスミレくんの方。
でも彼もスミレくんの事が大好き。
本当はもっと晴れ晴れとした気持ちで迎えたかった、中学生最後の春。
それまでの友だちとはすっかり離れてしまった新しいクラスに、不安と心細さしか感じなかった。
最初に声を掛けてくれた彼は、今まで出会った事のないタイプ。
自分に新しい愛称まで付けてくれた。
そんな彼と一緒にいると、毎日楽しくて退屈しない。
彼もひとりより自分と一緒の方が、楽しいし心強いと言ってくれる。
最初に感じた不安から、思いもしなかった楽しい毎日。
楽しいばかりじゃない、彼と一緒にいると新しい発見もある。
「違うよ”俺だから”じゃなくて、スミレくんと一緒だからだよ」
”好き”と”大事”は特別扱い。粗末にしてはいけない。
彼と一緒にいると、これまで気にもとめなかったそんな事に、たくさん気付く事が出来る。
”俺たちは生きてるってのも忘れるくらい、一生懸命生きてる”
そして”あの好き”と”この好き”の違いはなんだろうって、考える。
考えながら、でも考え過ぎてはいけない。
彼の事が好きと感じるのは、自然と同じ事だから。
文字数 10,459
最終更新日 2019.11.04
登録日 2019.11.04
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