ライト文芸 ほっこりじんわり大賞エントリー小説一覧
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件
父親とは別居中の母親と暮らす、小学生の兄と妹、大雅と杏。
急遽1週間の出張に出かけた、母親の留守中に。
いきなり家電が壊れたり、保護者代理が足止めされたり......次々と起こる、予想外な出来事!
そんなある日、スーパーのお惣菜売り場で、大雅に運命の出会いが。
生真面目なクールイケメン兄と、お気楽きゅるんな妹。
森で迷ったヘンゼルとグレーテルみたいな2人は、真夏のお留守番チャレンジを乗り切れるのか?
ほんのり初恋風味の、ほっこりストーリーです♪
※番外編『ほしこよい』を完結しました。(2024/7/19)
※番外編2『あまつかぜ』を完結しました。(2024/8/23)
※番外編3『くものみね 』を完結しました。(2024/9/27)
※ 番外編4『万聖節』を完結しました。(2024/10/25)
※番外編5『待降節 』を完結しました(2024/12/20)
※番外編6『生誕祭』を完結しました(2024/12/30)
表紙絵は、あさぎ かな様(XID: @Chocolat02_1234)作。
文字数 33,881
最終更新日 2024.12.30
登録日 2024.06.24
※※「第七回ほっこり・じんわり大賞」にて奨励賞をいただきました。ありがとうございます※※
「人生はアップで観れば悲劇、遠写なら喜劇 byチャールズ・チャップリン」
2児の母である「私」。祖母が突然亡くなり、真冬の北三陸に帰省する事に。しかも祖母の遺志で昔ながらの三晩続く通夜と葬儀を自宅で行うという。実家は古民家でもなければ豪邸でもないごく普通の昭和築6SK住宅で、親戚や縁故だらけの田舎の葬式は最低でも百人以上の弔問客が集まるーーそんな事できるの???
しかも平日ど真ん中で療育の必要な二男、遠距離出張中でどこか他人事の夫、と出発前から問題は山積み。
18歳まで過ごした実家、懐かしい顔ーーだが三世代六人が寝泊まりし、早朝から近所の人から覚えてないような親戚までもが出入りする空間にプライバシーは無く、両親も娘に遠慮が無い。しかも知らない風習だらけでてんやわんや。
親子、きょうだい、祖父母と孫ーー身内だからこそ生じる感情のズレやぶつかり合い、誰にも気づいてもらえないお互いのトラウマ。そんな中、喪主の父と縁の下の力持ちの母がまさかの仲違いで職務放棄???
自由過ぎる旧友やイケメン後輩との意外な再会ーー懐かしい人々の力を借りながら、家族で力を合わせて無事に祖母を送る事はできるのか……?
※2000年代が舞台のフィクションです。
※複数の地方の風習や昭和、平成当時の暮らしぶりや昔話が出てきますが、研究や定説によるものではなく個人の回想によるものです。
※会話文に方言や昭和当時の表現が出てきます。ご容赦ください。
※なお、某朝ドラで流行語となった「じぇじぇじぇ!」という感嘆詞について、番組放送前は地域限定型の方言でネイティブ話者は百人程度(適当)であった事をついでに申し添えておきます(豆知識)
文字数 163,906
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.06.03
文字数 68,497
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.04.23
一世一代の大学受験に失敗し、あわや無職か。となったところに、腰を痛めた伯父から祖母の家である≪カーラヤー≫の管理を任された俺。
家の回りは、民家少なめ畑多め。さらに裏庭の向こうは、原生林。沖縄の中でも田舎寄りの南部に引っ越した。
助けてくれるのは、二つ下の従妹とその幼馴染み(年上男)。
那覇産まれ育ちのシティーボーイが自然に振り回される田舎暮らしスロー?ライフ。
文字数 28,010
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.06.27
「サッサト『オマンジュー』ヨコセェ!!」
天使のように優しいが、人生の最後に悪さもしてみたいと夢見る余命わずかのサイキック少女
のセツカに呼び出されて悪の教えを請われたアクマ。捧げもののおまんじゅうに目が眩み、そのふっくらした生地に触れてみたい一心でぬいぐるみに憑依したが最後、抜け出せなくなってしまう。
ぬいぐるみの体から出るためには、飽きるほどおまんじゅうを味わい尽くし、おまんじゅうへの執着心を手放さなければならない。ところが、悪魔相手をいいことに、今まで自分に課していたイタズラ心の制限が外れたセツカは、「人生最後の意地悪」と称し、そう簡単におまんじゅうを渡してくれない。「アクちゃん」などと不本意な名前をつけられた挙句、クリアするごとにおまんじゅうがもらえる「おまんじゅうゲーム」をすることになった。ところがその課題は、「列にきちんと並んで順番を待つ」「人に礼儀正しくお願いする」「人に親切にする」「ぬいぐるみのふりをして子どもと遊ぶ」など、アクマが苦手なことばかりだった。
文字数 8,106
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.06.30
妊娠糖尿病……!
3人目の妊娠に伴って、まさか自分がその診断を受けるとは夢にも思わなかった私の話です。
医療関係者とはいえ、参考資料が少ないわ、大丈夫と思っていたら検査入院になるわで大騒動なマタニティライフ……!
過ぎてしまえば何とやら……ですが、あんなことも有ったなぁと未来の自分が読み返した時に思えるように記録を残したくて書いてみました。
ものすごく自己満足なものでしか無いです。
良くも悪くも誰かの言葉で気持ちを左右されやすい、豆腐よりも脆いメンタルのため感想は貰わないことにしています。
ただ、同じような診断を受けた方の気持ちをちょっぴりでも軽くできると良いなぁという淡い気持ちも有ります。
でも、この話での対処法はあくまで私個人の我流となりますので、他の方に効果が有るかは保証できません。
すべての責任も負いかねますのでご了承ください。
文字数 6,493
最終更新日 2024.07.02
登録日 2024.04.30
アルツハイマーと診断された私は過保護な娘の言いなりで、私はそれに対して非常に不満を感じていた。
自分のことは自分で出来ますから。
でも、だんだん自分の頭がおかしくなっていく自覚はあった。
認知症の不自由と不安が見えない恐怖として襲ってくる。
家族のドタバタの中で、認知症と診断された者に果たして明るい光は見えるのだろうか?
文字数 9,761
最終更新日 2024.06.25
登録日 2024.05.29
眩しさの中で
あなたを初めて見た時。
ずっと諦めていた、人を好きになるという事を
痛い程に、初めて知ったの……。
言いたくても言えない気持ちが
胸を苦しくすることも……。
みんな、あなたに出会えて知れた……。
諦めていたこの気持ちを知ることが出来て
私は良かったと思ってる。
だから、これが私の……
きっと最初で最後の恋になる。
文字数 98,122
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.22
第6回ほっこり・じんわり大賞奨励賞受賞しました!
応援ありがとうございました……!
深町(ふかまち)菜穂子(なおこ)は大学三年生。東京の大学に通っていたところに「祖母危篤」の連絡が届くも、京都に向かう新幹線の中で最後の瞬間に間に合わなかったことを知らされる。
祖父・毅市(きいち)と結婚するまでは、小学校の先生だったと言う祖母・志緒(しお)。
祖母の旧姓は高辻(たかつじ)。
葬儀にはそんな「高辻先生」を慕っていたと言う教え子も何人か来ていた。
そんな志緒の初盆。
旧暦七月、今で言う八月に行われる先祖供養の行事・盂蘭盆会(うらぼんえ)。
亡くなった人の御魂(みたま)を迎えるための風習である「六道(ろくどう)まいり」のために菜穂子も帰省をすることになった。
宗派を超えた京都の古式ゆかしい習慣。
祖母の御魂(みたま)も冥土から一時こちら側に戻って来ると信じられているからだ。
水塔婆に戒名を書いて貰って供養をする傍ら、祖先を迎えるための鐘を撞いた、その日の夜。菜穂子は不思議な現象に遭遇した。
「高辻先生の教え子・八瀬(やせ)彰(あきら)」を名乗る青年に、「高辻先生にどうしても、死後裁判を待つ子供たちの先生になって貰いたい。生前の夫である毅市さん、つまり君のおじいさんを説得して貰えないだろうか」と、どう考えても夢の中の出来事、荒唐無稽と思える懇願を受けたのだ。
元々は親が決めた許婚同士だった祖父と祖母。終戦と共に結婚はしたものの、内心では教師を続けたかった祖母は、彰の話に前向きなのだと言う。だが、祖母を閻魔庁、つまり死後裁判の場で成仏を拒んでずっと待っていた祖父がそれに反対、早々に極楽浄土に向かうことを主張しているのだと。
にわかには信じられない話だった。
更に生者である菜穂子が祖父と祖母の話し合いに参加出来るのは、お盆の前の「迎え鐘」で御魂(みたま)を迎えてから「京都五山送り火」で再び御魂(みたま)を送り出すまでの十日間だけだとも聞かされる。
祖父母に再び会えた喜びもつかの間。菜穂子はどちらの肩を持つべきなのか悩むことになるのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
イラストは無料イラスト「Illust AC」から、お絵描き太郎様の「お盆休暇中の女性」をお借りしています。
文字数 121,933
最終更新日 2023.09.05
登録日 2023.06.30
ある日のことだった。小説家は悩んでいた。自分の小説は決して万人受けを狙ったものではない。熱狂的なファンがついている小説だ。しかし、担当からそろそろ万人受けする小説を書いてみないかと言われた。というのも最近、ネタがマンネリ化してきて、ネットでの私の評価もだんだん落ちている。そこで、万人受けする小説を書こうとなったのだが、困った。万人受けするものとは大人も子どもも楽しめるという意味だ。大人の意見は担当に聞けばいいが、子どもの意見は子どもに聞かないとわからない。思い立った小説家は、孤児院を廻った。しかし、どこも養子を貰うことができなかった。そこで、闇市に行き人身売買に手を染めた。そこで出会った少女との日常を描いた作品。
人気が出たら外伝みたいなので続きかこうと思います。
追記:気分が乗ったので外伝出します。
さらに追記:外伝や日常編から読んだ方が楽しめるかもしれません!かなりギャグとハートフル織り交ぜていますので
文字数 105,059
最終更新日 2023.08.24
登録日 2023.06.30
家庭環境により声を失っていた高校二年生の文月コウタ。ある日、クラスの中心人物である花咲ユウに、“文化祭で弾き語りをしたいから練習を側で聞いていてほしい“と頼まれる。なぜ声が出ない自分を誘うのかとコウタは疑問に思いながらも、天真爛漫なユウの性格に惹かれていく。
文化祭準備期間を通じて二人は距離を縮めていくも、次第にユウが自分と同じ深い悩みを抱えていることにコウタは気付く。何か力になれることはないかと探っているうちにコウタは自分の声を取り戻し、ユウの弾き語りが最高の瞬間となるように協力したことで、ユウの悩みは解決できたと話を結んだ。
しかし文化祭後の休み明けにユウが突然転校してしまう。残された手紙にはこれまでの感謝の気持ちと三年後に再会しようと約束が結ばれていた。三年後、コウタはユウと再会する。そこには声を失っていた別人のようなユウがいて……。
他人の理想と期待を演じ続けた二人が、本当の自分を探して強く生きた物語――。
文字数 192,896
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.01
とある所の洋服店。
訪れることが出来るのは
条件が揃った悩める人達。
そんな一風変わった
すきまをうめる小話集。
文字数 585
最終更新日 2023.07.02
登録日 2023.06.10
新しく家族に加わる事になったコロ。一人の小さな娘を子分だと思いそっけない態度をしていく。しかし,人間と共に成長していく中で彼の中の感情と野生が徐々に変わっていく。言葉は分からずとも一緒に過ごしていく中で人間の事を理解していく。ただの感情ではない感情が芽生えていく。
ずっと過ごせる時間はない。けれどずっと一緒に過ごしたい。彼だけではなく,家族もそう願っているのかもしれない。
動物と人間達とのほっこり成長物語である。
文字数 26,930
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.06.25
ある少年の、存在意義のお話。2千字未満の創作短編です。
少年のメールに一部、表記揺れや脱字がありますが、原文を尊重し、そのままにしております。
文字数 1,776
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
幼なじみに告白を決意したその時。全力で止めようとする、未来の俺が現れた。
2千字未満のすこしふしぎな恋物語。高校最後の年、俺はアイツに告白しようとする。決意したその時、現れたのは…。こんなハッピーエンドはいかがですか?
文字数 1,884
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
山に登った青年、静人は気が付くと遭難していた。どうしようかと途方に暮れながら歩いていると見覚えのない神社が……。最後ののぞみをかけて声をかけると出てきたのは、巫女服に身を包んだ一人の女の子だった。
文字数 264,710
最終更新日 2022.06.25
登録日 2021.07.02
毎日、毎日、助けを求められる夢にうなされる主人公。
仕事の後にも声の正体を探し続ける主人公がある日、遂に声の正体と出会う。
その声の主の正体は……⁈
文字数 842
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.31
闘病中の沖田総司は、黒猫に話し掛けていた。
すると、急に猫が言葉を話し、総司を不思議な空間に誘う。
そこで出会ったのは、自分の首を抱えた新撰組の局長だった。
文字数 7,429
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.07.05
文字数 16,552
最終更新日 2021.05.19
登録日 2020.04.19
住宅地にひっそりと佇む小さなパン屋さん。
毎日美味しいパンを心を込めて焼いている。
一人でお店を切り盛りしてがむしゃらに働いている、そんな毎日に何の疑問も感じていなかった。
いつもの日常。
いつものルーチンワーク。
◆小さなパン屋minamiのオーナー◆
南部琴葉(ナンブコトハ) 25
早瀬設計事務所の御曹司にして若き副社長。
自分の仕事に誇りを持ち、建築士としてもバリバリ働く。
この先もずっと仕事人間なんだろう。
別にそれで構わない。
そんな風に思っていた。
◆早瀬設計事務所 副社長◆
早瀬雄大(ハヤセユウダイ) 27
二人の出会いはたったひとつのパンだった。
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作中に出てきます三浦杏奈のスピンオフ【そんな恋もありかなって。】もどうぞよろしくお願い致します。
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この作品は、他のサイトにも掲載しています。
文字数 59,388
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.04.01
文字数 1,358
最終更新日 2020.06.11
登録日 2020.06.11
愛する妻と娘を幸せにすると誓ったのに、何もできないまま、俺の意識は遠ざかっていった。
気づくと、俺はダンボールの中にいて,手は茶色い動物の手に。
思わず発した俺の声は,「ミャウ」という鳴き声になって耳に届く。
もしかして俺は・・・
その時,俺の耳にずっと一緒にいたかった二人の声が届く。
こうして,俺の第二の人生がスタートした。
ペットとして生まれ変わり,愛する家族とともに生活する話です。
文字数 73,471
最終更新日 2019.08.10
登録日 2019.07.01
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