歴史・時代 BL小説一覧
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禁制ながら幕府ゆかりの仏閣から庇護を受け、陰で花を咲かせる茶屋が不忍の池の端、湯島にあった。
陰間茶屋と呼ばれるそれは、うら若き男たちが妙技を駆使し、男女を問わず接待をした。
幕府が終わりを迎える頃に、陰間の世界に身を投じたのは、かつては浪士組に入ろうと夢を見た、齢十四の少年あやめ。
高い花代を投げ打つ僧侶や商人、武家や後家と偽りの中で交わるうちに、あやめはひとりの若侍と真実の恋を知る。
年季が明けたら叶えようと誓った愛を、時代の激流が意図せず引き裂こうとする。
あやめの恋は、愛し合うふたりの少年の運命や、如何に──。
※人身売買や児童売春を肯定助長する意図は毛頭ございません。
文字数 85,110
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.05.31
時は大正時代から昭和初期でございます。身寄りのない私が里子として引き取られたのは、伊豆の国の山奥に佇む洋館でございました。
※男色的な表現あり
***
旦那様は不幸なお方です。
大変な美男でありましたが、両の足を悪くしてからは、そのご尊顔は不機嫌が常で、一日中書斎に閉じ籠るようになりました。
そんな旦那様の僅かなサインに気がつけるのは、私ぐらいのものでしょう。
「手水ですか」
恥じるように頬を染めて頷く美男に、私はどうしようもなく心が乱されてしまうのです。
***
つぶやき短編集
『不機嫌』×『サイン』より
朗読動画あります。
https://twitter.com/nao83466377/status/1484468214545338375?t=GKBY63poqZLHoA8N9-lmxg&s=19
表紙作成は、羽多奈緒さん(@hata_nao_)です。
ありがとうございます。
文字数 61,695
最終更新日 2023.12.02
登録日 2021.12.09
東晋の太元の頃、武陵の宋という漁師は、谷川の流れに沿って船を漕いでいる内に、桃の花が咲き誇る見たこともない土地に辿り着く。漁師は不思議に思って桃の林の奥まで足を踏み入れるが…… ※この作品は同性同士の性行為の描写を含みます。
文字数 6,807
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.05
神鬼と人がまだ同じ世界にいた頃のお話――。
叡智と音の神であり、また戦闘神としても崇められていた弁財天神には、彼女に仕える童子が十六人いた。
童子達は悪さをする鬼達を退治するのが生業だったのだが、弁財天神に関する悪い噂が立ち始める。
弁財天に祈りを捧げると、夫婦は別れ、女は嫉妬されると言う根も葉もない噂だったが、人々は信仰をやめ、弁財天神の存在自体が危ぶまれ出した。人を助けていた童子達まで追いやられることになり————。
愛してはならないものを愛する事は、罪なのか。この世の縛りは何のためにある———?
実在する「沈み鳥居」にインスパイアされて書いた昔々の物語。
あなたはこの結末を受け入れる事が出来ますか。
尚、この物語はフィクションであり史実とは異なります。
文字数 190,726
最終更新日 2021.11.23
登録日 2020.10.25
織田信長の愛人、森蘭丸の生涯を描いた森蘭丸伝 花落つる流れの末をせきとめて の外伝です
でも本編と違い、蘭丸と信長の関係はプラトニックっぽいです 本編の4章から6章ぐらいの話し 本編の後に楽しまれるのがオススメです エブリスタでも公開中
ファンタジー要素が強く、妖とか神とか、呪術とかの世界がリアルな史実に絡みます
※本作の一部または全部を作者の許可なしに引用、転載することを禁止します。
純愛 森乱丸 不動行光 長谷川秀一 寵愛 衆道 小姓 森長可 いざなぎ流 陰陽師 安倍晴明 筒井順慶 美形 くの一 呪い 金山城 織田信忠 年の差 祈祷 吉田神社 依怙贔屓 茶道 人間無骨 信貴山城 天王寺 大和 多聞山城 岐阜城 忍び ショタ 佐久間信盛 年の差 美濃 柴田勝家 豊臣秀吉 木曽川 鷹狩 本願寺 一向宗 吉田兼和 馬廻り衆 処刑 菅屋長頼 初陣 元服 楽市楽座 猿楽 幸若舞 琵琶湖 顕如 雑賀衆 紀州討伐 曲直瀬道三 猪子兵助 池田恒興 辻ケ花染め 伴太郎左衛門 役小角 興福寺 多聞院英俊 不動国行 九十九髪茄子
平蜘蛛 物部村 土佐 祇園祭 蛇神 蛇石 三輪山 大国主 筒井城 足利義輝 三好長慶 足利義昭 二条邸 不動明王 安土城 桑名湊 斎藤道三 伊賀忍者 孫子 反間 用間 柳生宗矩 柳生松吟庵 土蜘蛛 黄素妙論 董賢 瀬田の唐橋 大道芸人 飯河宮松 久々利亀千代 高櫓 呂宋助佐衛門 松井友閑 太田牛一 不動三尊 木阿弥 嶋左近 式神
文字数 493,348
最終更新日 2021.10.25
登録日 2019.05.02
浅草は浅草寺の程近くに、煮売茶屋がある。
そこの次男坊である弥平は、幼き頃より噺家になることを夢見ていた。
十五の歳、近くの神社で催された祭りに寄せ場が作られた。
素人寄席ながらも賑わいを見せるその中に、『鈴乃屋小蔵』と名乗る弥平が高座に上がる。
そこへ偶然居合わせた旗本の三男坊、田丸惣右衛門は鈴乃屋小蔵の人情噺をその目で見て、心の臓が打ち震えた。終演後に声を掛け、以来二人は友人関係を結ぶ。
半端物の弥平と惣右衛門。家柄は違えど互いを唯一無二と慕った。
しかし、惣右衛門にはどうしても解せないことがあった。
寄せ場に上がる弥平が、心の臓を射抜いた人情噺をやらなくなってしまったのだ……
文字数 25,255
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.21
戦国時代ももうすぐ終わりを告げようとする頃、源頼朝の挙兵の頃から続く下総国の名門である千葉氏は、とある事件により滅亡する事となった。
文字数 2,010
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.04.01
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず、流れに浮かぶ泡沫は且つ消え且つ結びて──
織田信長に従い本能寺で討ち死にした森蘭丸。
信長の美少年の愛人としてイメージばかり先行の彼の人生と実像に迫る。
森蘭丸として伝説となる前の、戦国に生を受け短い生涯を終えた、初恋に揺れ強さを求めるも愛欲に溺れ、思うが儘にならず苦悩する「乱法師」。
愛する者を守りたい、そう願いながら大きな流れに呑み込まれていく。
源氏物語、そして方丈記と平家物語の序文が物語のベースにあります。
人間信長と人間蘭丸。
晩年の信長を健気に支えようとする姿を描きます
官能描写あり でも純愛
泣けるけど笑える戦国時代絵巻 マジメに時代考証してます。
厳つい戦国物に飽きたら、官能の戦国時代の扉を開いてみて!
※本作の一部または全部を作者の許可なしに引用、転載することを禁止します。
キーワード
純愛 森乱丸 不動行光 長谷川秀一 寵愛 衆道 小姓 本能寺 荒木村重 斎藤利三 森長可 豊臣秀吉 本多忠勝 徳川家康 金山城 武田勝頼 仁科盛信 織田信忠 年の差 依怙贔屓 近衛前久 千利休 茶道 人間無骨 京都馬揃え ヤスケ 有岡城 長宗我部元親 二条城 ルイス・フロイス 宣教師 岐阜城 忍び ショタ 佐久間信盛 村井貞勝 河尻秀隆 土屋惣蔵 年の差 古田織部 美濃 木曽川 岩村城 稚児 金剛寺 鷹狩 津田信澄 丹羽長秀 本願寺 一向宗 酒井忠次 吉田兼和 馬廻り衆 処刑 蒲生氏郷 セミナリオ 菅屋長頼 小倉松寿 森忠政 楢柴肩衝 別所長治 旗指物 初陣 元服 塩河伯耆守 楽市楽座 猿楽 幸若舞 奏者番 矢部家定 築山殿 琵琶湖 雑賀孫一 顕如 曲直部道三 池田恒興 辻ケ花染め 正親町天皇 伴太郎左衛門 本城惣右衛門 島井宗室 妙覚寺 井伊直政 琵琶湖 坂本城 森可成 細川忠興
文字数 424,726
最終更新日 2020.08.19
登録日 2019.04.25
文字数 22,504
最終更新日 2019.02.27
登録日 2019.02.27
謝漣華は延唐国の工房に努める技官である。
師匠である瑯炎に日々振り回されている。
そんな漣華に瑯炎が持ちかけたものは。
ツィッターでたまたまお話かけ頂きました饕餮先生と何故かエロ話に花が咲いて、「こういう体位っていいよね!」的なお話になったので書いてみました。
いま連載中の【皇女の婚姻】も頑張りますのでよろしければおつきあいくださいませ。
*R18回が無表示で出てきますので、挿入ありなしに関わらず濡れ場シーンがある回にはタイトルに「R18」を記載することにします。
小説家になろうのムーンライトで掲載しているものですが、こちらでも投稿してみることにしました。
文字数 176,349
最終更新日 2018.06.03
登録日 2018.04.30
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