恋愛 不遇ヒロイン小説一覧
15
件
“庶子・黒髪・魔力なし。3拍子揃った高飛車令嬢”――世間でそう呼ばれ蔑まれているデルフィーヌは、あらゆる魔力を無力化する魔力無効の持ち主である。
幼き日に出会った“海のアースアイ”を持つ少年が王太子・リシャールであることを知ったデルフィーヌは、彼に相応しい女性になるため厳しい妃教育に邁進するも、150年ぶりに誕生した聖女に彼のパートナーの座をあっさりと奪われる。
そんなある日、冤罪で投獄されたデルフィーヌは聖女付の侍女となり過労死する未来を透視する。
「こうしちゃいられない!」と妃候補を辞退する道を画策するデルフィーヌに、王命による辞令が言い渡される。
親世代の確執に、秘匿された出自の謎が解き明かされたとき、デルフィーヌが選ぶ未来とは――。
この小説は、不遇なヒロインが自分の置かれた環境で逞しく生き抜いていく姿を描いたハッピーエンドの物語です。
※異世界の物語のため、アース・アイの描写など現実世界とは異なる設定になっています。
※カクヨムにも掲載しています((C)Elegance 2025 All Rights Reserved.無断転載・無断翻訳を固く禁じます。)
文字数 82,386
最終更新日 2025.02.03
登録日 2025.01.10
侯爵令嬢のローズは、10歳のある日、背中に刀傷を負い生死の境をさまよう。
その時に見た夢で、軍医として生き、結婚式の直前に婚約者を亡くした前世が蘇る。
何とか一命を取り留めたものの、ローズの背中には大きな傷が残った。
“傷物令嬢”として揶揄される中、ローズは早々に貴族女性として生きることを諦め、隣国の帝国医学校へ入学する。
背中の傷を理由に六回も婚約を破棄されるも、18歳で隣国の医師資格を取得。自立しようとした矢先に王命による7回目の婚約が結ばれ、帰国を余儀なくされる。
7人目となる婚約者は、弱冠25歳で東の将軍となった、ヴァンドゥール公爵家次男のフェルディナンだった。
長年行方不明の想い人がいるフェルディナンと、義務ではなく愛ある結婚を夢見るローズ。そんな二人は、期間限定の条件付き婚約関係を結ぶことに同意する。
守られるだけの存在でいたくない! と思うローズは、一人の医師として自立し、同時に、今世こそは愛する人と結ばれて幸せな家庭を築きたいと願うのであったが――。
この小説は、人生の理不尽さ・不条理さに傷つき悩みながらも、幸せを求めて奮闘する女性の物語です。
※この作品は2年前に掲載していたものを大幅に改稿したものです。
(C)Elegance 2025 All Rights Reserved.無断転載・無断翻訳を固く禁じます。
文字数 95,377
最終更新日 2025.02.03
登録日 2025.01.02
白石茉琴(しらいしまこと)は派遣社員をしながら、料理ラジオドラマ「おいしいおみみ」の配信を行っている。
ある日、とある案件依頼が茉琴に届く。
その内容あやしげなシチュエーションボイスドラマだった。
しかも出演料は100万円。
茉琴は当然断るつもりだったが、“ある事情”によりどうしてもまとまったお金が必要になる。高額な出演料に心が揺らぎ、その案件を引き受ける。
指定された収録スタジオへ向かうと、そこは都内一等地にあるタワーマンションの一室。
部屋の主は茉琴が派遣で働く外資系IT会社の社長であり、仕事への厳しさから“氷の皇帝”と評される乾朔人(いぬいさくと)だった。
「何かの間違い? いいえ、あなたにオファーしましたよ白石さん。さぁ、始めましょう」
「手伝ってあげますからあなたは“演技”に集中してください」
「次の台詞は“もっと触って”ですよ……言ってごらん」
恋愛経験が少なく、色っぽい演技ができない茉琴に協力するといい身体に触れる乾。
お金目当てから案件を受けたことを後悔する茉琴だったが、乾の意外な一面に触れて次第に惹かれていく。
乾が求めているのは自分ではなく“声”
自分が求めているのは“お金”
茉琴は自分の気持ちを隠し、
お互いの目的が達成されたら業務終了となるはずだったが……
文字数 62,900
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.01
フランチェスカ家の伯爵令嬢、アンジェリカは、両親と妹にいない者として扱われ、地下室の部屋で一人寂しく暮らしていた。
そんな彼女の孤独を癒してくれたのは、使用人のクラウスだけ。
彼がいなくなってからというもの、アンジェリカは生きる気力すら失っていた。
そんなある日、フランチェスカ家が破綻し、借金を返すため、アンジェリカは娼館に売られそうになる。
しかし、突然現れたブリオット公爵家からの使者に、縁談を持ちかけられる。
戸惑いながらブリオット家に連れられたアンジェリカ、そこで再会したのはなんと、幼い頃離れ離れになったクラウスだった――。
8年の時を経て、立派な紳士に成長した彼は、アンジェリカを妻にすると強引に迫ってきて――!?
執着系年下美形公爵×不遇の無自覚美人令嬢の、西洋貴族溺愛ストーリー!
文字数 95,243
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.31
母親が亡くなり、父親の遣いを名乗る者が訪ねてきて貴族の邸宅に引き取られることになったソフィア。
戸惑いながらも、会ったことのない家族との生活に期待を膨らませていた。
そんなソフィアの心を、父と義姉の容赦ない罵声が打ち砕く。
「おまえはここで死ぬまで働くのだ!」
「邪魔よっ。あなたの顔を見ると虫唾が走るわ」
不遇な境遇の中から逃げ出そうともがき、
初めて人の優しさに触れるソフィア。
幸せを夢見るソフィアが幸せを掴むまで。
暴力シーンや襲われそうになるシーンあります。苦手な方はお気をつけ下さい。R指定は念の為です。
時々文章改稿や、追加しています。
ご容赦ください
第二部完結しました
文字数 107,607
最終更新日 2025.01.08
登録日 2021.06.01
辺境の小国で育ち、王女でありながら冷遇され続けてきたセレスティア。
ある日、彼女は父王の命令で、圧倒的な軍事力と権威を誇る隣国・シュヴァルツ公国の公子ラウルとの政略結婚を余儀なくされる。周囲は「愛など得られない」と揶揄するばかり。それでも彼女は国のために渋々嫁ぐ道を選んだ。
ところが、ラウルは初対面で「愛を誓う気はない」と冷たく言い放ち、その傍らには“奇跡の力”を持つと噂される美貌の聖女・フィオナが仕えていた。彼女は誰はばかることなく高慢な態度を取り、「ラウルを支えるのは聖女である私」と言い放つ。まるでセレスティアが入り込む隙などないかのように──。
だが、この“奇跡”を振りかざす聖女には大きな秘密があった。実はフィオナこそが聖女を偽る“偽りの存在”だったのだ。政略結婚という不遇の境遇にありながらも、セレスティアは自分の誇りと優しさを武器に、宮廷での地位を切り拓こうと奮闘する。いつしかラウルの心も、彼女のひたむきさに揺れ動き始めるが、フィオナの陰謀や、公国の権力争いがふたりを大きな危機へと導いてしまう。
「あなたが偽物だって、私が証明してみせる。私の運命は、私自身が切り開く──!」
高慢なる“偽りの聖女”に対峙するとき、セレスティアの内なる力が目覚める。愛と陰謀が渦巻く華麗なる宮廷で、彼女が掴む未来とは? 運命を変える壮大な恋物語が、いま幕を開ける。
文字数 64,830
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.31
レノアール地方にある海を隔てた二つの大国、ルビナとセネルは昔から敵対国家として存在していたけれど、この度、セネルの方から各国の繁栄の為に和平条約を結びたいと申し出があった。
それというのも、セネルの世継ぎであるシューベルトがルビナの第二王女、リリナに一目惚れした事がきっかけだった。
しかしリリナは母親に溺愛されている事、シューベルトは女好きのクズ王子と噂されている事から嫁がせたくない王妃は義理の娘で第一王女のエリスに嫁ぐよう命令する。
リリナには好きな時に会えるという条件付きで結婚に応じたシューベルトは当然エリスに見向きもせず、エリスは味方の居ない敵国で孤独な結婚生活を送る事になってしまう。
そして、結婚生活から半年程経ったある日、シューベルトとリリナが話をしている場に偶然居合わせ、実はこの結婚が自分を陥れるものだったと知ってしまい、殺されかける。
何とか逃げる事に成功したエリスはひたすら逃げ続け、力尽きて森の中で生き倒れているところを一人の男に助けられた。
その男――ギルバートとの出逢いがエリスの運命を大きく変え、全てを奪われたエリスの幸せを取り戻す為に全面協力を誓うのだけど、そんなギルバートには誰にも言えない秘密があった。
果たして、その秘密とは? そして、エリスとの出逢いは偶然だったのか、それとも……。
これは全てを奪われた姫が辺境地に住む謎の男に溺愛されながら自分を陥れた者たちに復讐をして居場所を取り戻す、成り上がりラブストーリー。
※ ファンタジーは苦手分野なので練習で書いてます。設定等受け入れられない場合はすみません。
※他サイト様にも掲載中。
文字数 47,161
最終更新日 2024.12.05
登録日 2024.06.12
【1分先の未来を生きる言葉を口にしろ】
天野玖未(あまのくみ)飲食店勤務
玖の字が表す‘黒色の美しい石’の通りの容姿ではあるが、未来を見据えてはいない。言葉足らずで少々諦め癖のある23歳
須藤悠仁(すどうゆうじん) 東日本最大極道 須藤組若頭
暗闇にも光る黒い宝を見つけ、垂涎三尺…狙い始める
心に深い傷を持つ彼女が、信じられるものを手に入れるまでの……波乱の軌跡
そこには彼の底なしの愛があった…
作中の人名団体名等、全て架空のフィクションです
また本作は違法行為等を推奨するものではありません
文字数 214,865
最終更新日 2024.10.10
登録日 2024.10.01
思い描いた結婚生活とは全く違っていた
あまりの酷い仕打ちに逃げ出す紗栄子を待ち受ける運命は?
救い上げてもらった先で愛されるも、過去は簡単に切り離せない…
彼女を大きな愛情で包み込む龍之介と組への背信もが彼女を襲う…
「…っく…っ…それならっ…だったら…私が何も思い出せないくらいっ…憂鬱で苦痛過ぎる時間の記憶がなくなるくら…ぃ…壊して…」
※完全なフィクションで作者の妄想です※
※違法行為を奨励するものではありません※
文字数 164,090
最終更新日 2024.10.09
登録日 2024.10.02
伯爵家長女のマージェリーは十年間家族に虐げられてきた。
八歳の時に誘拐された彼女は、危ないところで助けられ、生きて帰ることができたのだが、貴族社会でさらわれた女性は『もはや純潔ではない』という扱いにされる。
それゆえ、両親から家名を汚したと責められたのだ。
使用人以下の待遇でこき使われ、心身ともに追い詰められる日々。
つらい毎日の中で彼女が心の支えにしていたのは、誘拐犯から助けてくれた、見知らぬ年上の少年の記憶だった。
そんなある日、一人の青年がマージェリーを伯爵家の邸から助け出す。
それは十年前、彼女を助けてくれた少年で────なんと彼は国王の弟ロデリックだという。
だが、二度も助けてくれた恩人だというのに、ロデリックはなぜか、自分のせいでマージェリーが虐げられたと謝罪してくる。
おまけに罪滅ぼしと名誉回復のためにといって求婚してきて……!?
「殿下はお人が良すぎます!
贖罪のための求婚はお断りします」
そんな令嬢と王弟殿下の攻防劇。
冒頭スローペースです。求婚は8話~。
小説家になろうの方で先行して掲載。
文字数 63,910
最終更新日 2024.09.29
登録日 2024.08.30
家族から虐げられていた男爵令嬢のリゼル・マギナは、ある事情によりグレン・コーネスト伯爵のもとへと嫁入りすることになる。
しかし初夜当日、グレンから『お前を愛することはない』と宣言され、リゼルは放置されることに。
愛はないものの穏やかに過ごしていたある日、グレンは事故によって記憶を失ってしまう。
すると冷たかったはずのグレンはリゼルを溺愛し始めて――!?
けれどもリゼルは知っている。自分が愛されるのは、ただ彼が記憶を失っているからだと。
記憶が戻れば、リゼルが愛されることなどないのだと。
(――それでも、私は)
これは、失われた記憶を取り戻すまでの物語。
文字数 46,722
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.07.06
孤児院で育った茶髪茶瞳の『ミューラ』は11歳になる頃、両親が見つかった。
しかし、迎えにきた両親は、自分を見て喜ぶ様子もなく、連れて行かれた男爵家の屋敷には金髪碧眼の天使のような姉『エレナ』がいた。
エレナとミューラは赤子のときに産院で取り違えられたという。エレナは男爵家の血は一滴も入っていない赤の他人の子にも関わらず、両親に溺愛され、男爵家の跡目も彼女が継ぐという。
両親が見つかったその日から――ミューラの耐え忍ぶ日々が始まった。
■※※R15範囲内かとは思いますが、残酷な表現や腐った男女関係の表現が有りますので苦手な方はご注意下さい。※※■
※なろう小説で完結済です。
※IFルートは、33話からのルート分岐で、ほぼギャグとなっております。
文字数 92,976
最終更新日 2024.06.26
登録日 2024.06.23
幼い頃、母を亡くしたテレシアは、弟とともに、ベーレンズ伯爵家に仕えていた。
しかしテレシアが仕えているベーレンズ伯爵家の一人娘シャルロッテに突然、魔術師であるトルライン侯爵家ヴェッセルに嫁げという王命が下るが、魔術師との結婚を嫌がったシャルロッテは家を飛び出し行方不明になってしまう。
仕えていた主が失踪し責任を負わされたテレシアは、シャルロッテと偽ってヴェッセルの元に嫁ぐように命令されてしまう。
何とかバレずに、ヴェッセルと婚姻を結ぶことに成功したテレシアだったが、彼の弟を名乗る青年チェスに、シャルロッテではないことを見抜かれてしまい――
秘密がテーマのコンテストに応募した作品です。
他サイトにも転記しています。
※2万字ぐらいなので展開は早いです。
※設定はゆるゆるです。頭空っぽでお願いします。
文字数 20,236
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.06.09
15
件