恋愛 魔法が存在する世界小説一覧
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ユーレリアは、海に囲まれた島国の第二王女として誕生したのだが…
その誕生を望んでいた者はいなかった。
というのも、周りの誰もが王子が生まれるのを待ち望んでいたからである。
この島国では、王位継承権があるのは男性に限られている為、王女しか生まれないのでは他国へ嫁がせるか、他国から婿取りをするか、自国の貴族から婿を取って次代の王に据えるしかないのだ。
王族としては、なるべくそれは避けたい為、王妃が男児を産めない場合は三人まで側妃を選んでよい事になっている。
このままでは、自分は名ばかりの王妃になってしまうと焦った王妃は…
◇◇◇◇◇◇
父親である国王からは、生まれた事さえ忘れられ、母親である王妃からは存在を無かった事にされた哀れな王女ユーレリア。
捨てられ王女ユーレリアは人生をどう切り開いていくのか?
涙あり、笑いあり、ざまあもありの波乱万丈の物語になる予定。
ジュビア王国とアーライ神国も出てくるので、これまで書いた物語に登場した人物がゲスト出演する可能性があります。
文字数 13,851
最終更新日 2024.12.08
登録日 2024.11.22
ベイディ公爵家の次女である私、リルーリアは貴族の血を引いているのであれば使えて当たり前だと言われる魔法が使えず、両親だけでなく、姉や兄からも嫌われておりました。
婚約者であるバフュー・エッフエム公爵令息も私を馬鹿にしている一人でした。
お姉様の婚約披露パーティーで、お姉様は現在の婚約者との婚約破棄を発表しただけでなく、バフュー様と婚約すると言い出し、なんと二人の間に出来た子供がいると言うのです。
責任を取るからとバフュー様から婚約破棄された私は「初夜を迎えることができない」という条件で有名な、訳アリの第三王子殿下、ルーラス・アメル様の元に嫁ぐことになります。
実は数万人に一人、存在するかしないかと言われている魔法を使える私ですが、ルーラス様の訳ありには、その魔法がとても効果的で!? そして、その魔法が使える私を手放したことがわかった家族やバフュー様は、私とコンタクトを取りたがるようになり、ルーラス様に想いを寄せている義姉は……。
※レジーナブックス様より書籍発売予定です!
※本編完結しました。番外編や補足話を連載していきます。のんびり更新です。
※作者独自の異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
文字数 152,464
最終更新日 2024.07.26
登録日 2023.10.09
シトロフ伯爵家の次女として生まれた私は、三つ年上の姉とはとても仲が良かった。
「ごめんなさい。彼のこと、昔から好きだったの」
大きくなったお腹を撫でながら、私の夫との子供を身ごもったと聞かされるまでは――
魔物との戦いで負傷した夫が、お姉様と戦地を去った時、別チームの後方支援のリーダーだった私は戦地に残った。
命懸けで戦っている間、夫は姉に誘惑され不倫していた。
しかも子供までできていた。
「別れてほしいの」
「アイミー、聞いてくれ。俺はエイミーに嘘をつかれていたんだ。大好きな弟にも軽蔑されて、愛する妻にまで捨てられるなんて可哀想なのは俺だろう? 考え直してくれ」
「絶対に嫌よ。考え直すことなんてできるわけない。お願いです。別れてください。そして、お姉様と生まれてくる子供を大事にしてあげてよ!」
「嫌だ。俺は君を愛してるんだ! エイミーのお腹にいる子は俺の子じゃない! たとえ、俺の子であっても認めない!」
別れを切り出した私に、夫はふざけたことを言い放った。
どんなに愛していると言われても、私はあなたの愛なんて信じない。
※第二部を開始しています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
文字数 79,922
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.05.04
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