前向き主人公小説一覧
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「俺は君を愛さない。この結婚は政略結婚という名の契約結婚だ」
結婚式後の初夜のベッドで、私の夫となった彼は、開口一番そう告げた。
彼は元々の婚約者であった私の姉、アンジェラを誰よりも愛していたのに、私の姉はそうではなかった……。
見た目、性格、頭脳、運動神経とすべてが完璧なヘマタイト公爵令息に、グラディスは一目惚れをする。
けれど彼は大好きな姉の婚約者であり、容姿からなにから全て姉に敵わないグラディスは、瞬時に恋心を封印した。
筈だったのに、姉がいなくなったせいで彼の新しい婚約者になってしまい──。
人生イージーモードで生きてきた公爵令息が、初めての挫折を経験し、動く人形のようになってしまう。
彼のことが大好きな主人公は、冷たくされても彼一筋で思い続ける。
たとえ彼に好かれなくてもいい。
私は彼が好きだから!
大好きな人と幸せになるべく、メイドと二人三脚で頑張る健気令嬢のお話です。
ざまあされるような悪人は出ないので、ざまあはないです。
と思ったら、微ざまぁありになりました(汗)
文字数 207,768
最終更新日 2024.07.08
登録日 2024.04.01
五歳で魔力なしと判定され魔力があって当たり前の貴族社会では恥ずかしいことだと蔑まれ、使用人のように扱われ物置部屋で生活をしていた伯爵家長女ミザリア。
十六歳になり、魔力なしの役立たずは出て行けと屋敷から追い出された。
途中騎士に助けられ、成り行きで王都騎士団寮、しかも総長のいる黒狼寮での家政婦として雇われることになった。
それぞれ訳ありの二人、総長とミザリアは周囲の助けもあってじわじわ距離が近づいていく。
命を狙われたり互いの事情やそれにまつわる事件が重なり、気づけば総長に過保護なほど甘やかされ溺愛され……。
孤高で寡黙な総長のまっすぐな甘やかしに溺れないようにとミザリアは今日も家政婦業に励みます!
※R15については暴力や血の出る表現が少々含まれますので保険としてつけています。
文字数 231,060
最終更新日 2024.05.23
登録日 2024.02.18
勇者が魔王を倒し、平和が訪れた世界で冒険者たちが職にあぶれる中、魔法薬師のルエリアは冒険者の間で好評を博していた【睡眠導入剤】を街の人たちに売って、王都でそこそこ順調に暮らしていた。
魔族が激減したことにより生活が一変し、様々な問題に直面してストレスを感じている人が大勢いる。『平和が戻った世界でも苦しんでいる人たちを、私の魔法薬で癒してあげたい』――。そんな思いを抱きつつ魔法薬売りに精を出すルエリアだったが、突然身に覚えのない罪で全財産を没収されて、王都の外につまみ出されてしまうのだった。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(2024.10.31 加筆修正しました)
※第12回ネット小説大賞 一次選考通過作品
文字数 106,456
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.02
宮廷占い師――他国にはない特殊な役職を代々引き継ぐ子爵令嬢リンネア。その的中率はほぼ100%を誇る。そのため国王陛下や宰相閣下の信頼も厚かった。同じ占い師であった母の跡を継いだリンネアは、常に狙われている。捕まえて利用しようとする者、邪魔だから排除しようと考える者……そして、彼女を穢そうとする者。乙女でなくては占えない。彼女は愛する人と結ばれるまで、お役目を果たすことが出来るのか!?
ハッピーエンド確定
※タロットカードはトートを参考にしていますが、100%一致しません。解釈違いのご指摘は無視させていただきます。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/29……完結
2023/12/23……エブリスタ、恋愛ファンタジー#トレンド 3位
2023/12/23……アルファポリス、女性向けHOT 71位
2023/12/22……連載開始
文字数 131,047
最終更新日 2024.03.29
登録日 2023.12.22
伯爵令嬢のローズは第二王子エリックの婚約者だった。王子の希望によって成された婚約のはずであったが、ローズは王子から冷たい仕打ちを受ける。
学園に入学してからは周囲の生徒も巻き込んで苛烈なイジメに発展していく。
伯爵家は王家に対して何度も婚約解消を申し出るが、何故か受け入れられない。
婚約破棄を言い渡されるまでの辛抱と我慢を続けるローズだったが、王子が憂さ晴らしの玩具を手放すつもりがないことを知ったローズは絶望して自殺を図る。
文字数 32,020
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.05.24
新入生歓迎パーティーでの騒動中に熱が上がって倒れてしまった。
熱で朦朧とする中、前世日本人だったことを思い出す。
ゲームの世界?全然内容知らないんだよね。
他にも、別の前世ぽい世界や、記憶が曖昧なこととか…
なら考えるだけ、無駄だよね?
人嫌いの王子様に懐かれているけど──魔力が多いだけの側近(お世話係)です。
王子様もお兄様も、周りのみんなも過保護過ぎ。
健康に生まれた今世を精一杯に生きると決める。
それなのに、忘れていた過去の記憶を思い出した時──運命が動き始める。
とにかく魔法が使える世界で自由に1人で生きたい側近と逃したくない王子の攻防戦…
☆☆☆
女性の少ない世界です。
男性妊娠は、神殿にて女神の恩恵をもらえた夫夫のみ可能です。
文字数 138,808
最終更新日 2022.06.15
登録日 2022.04.02
トリアノン公爵令嬢のエリーゼは秀でた才能もなく凡庸な令嬢だった。
反対に次女のマリアンヌは社交界の華で、弟のハイネは公爵家の跡継ぎとして期待されていた。
嫁ぎ先も決まらず公爵家のお荷物と言われていた最中ようやく第一王子との婚約がまとまり、その後に妹のマリアンヌの婚約が決まるも、相手はスチュアート伯爵家からだった。
華麗なる一族とまで呼ばれる一族であるが相手は伯爵家。
マリアンヌは格下に嫁ぐなんて論外だと我儘を言い、エリーゼが身代わりに嫁ぐことになった。
しかしその数か月後、妹から婚約者を寝取り略奪した最低な姉という噂が流れだしてしまい、社交界では爪はじきに合うも。
伯爵家はエリーゼを溺愛していた。
その一方でこれまで姉を踏み台にしていたマリアンヌは何をしても上手く行かず義妹とも折り合いが悪く苛立ちを抱えていた。
なのに、伯爵家で大事にされている姉を見て激怒する。
「お姉様は不幸がお似合いよ…何で幸せそうにしているのよ!」
本性を露わにして姉の幸福を妬むのだが――。
文字数 342,293
最終更新日 2022.05.31
登録日 2021.08.27
侯爵令嬢であるアーデルハイドは妹を苛めた罪により婚約者に捨てられ流罪にされた。
全ては仕組まれたことだったが、幼少期からお姫様のように愛された妹のことしか耳を貸さない母に、母に言いなりだった父に弁解することもなかった。
言われるがまま島流しの刑を受けるも、その先は隣国の南の島だった。
食料が豊作で誰の目を気にすることなく自由に過ごせる島はまさにパラダイス。
アーデルハイドは家族の事も国も忘れて悠々自適な生活を送る中、一人の少年に出会う。
その一方でアーデルハイドを追い出し本当のお姫様になったつもりでいたアイシャは、真面な淑女教育を受けてこなかったので、社交界で四面楚歌になってしまう。
幸せのはずが不幸のドン底に落ちたアイシャは姉の不幸を願いながら南国に向かうが…
文字数 137,964
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.01.26
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