クラシック小説一覧
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音楽の天才ではあるが、ピアノが大きらいな弓友正也は、普通科の学校に通う高校三年生。
ある日、ピアノのコンクールで悩む二年生の仲田萌美は、正也の妹のルミと出会う。
そして、ルミの兄である正也の存在が、自分の悩みを解決する糸口となると萌美は思う。
正也に会って話を聞いてもらおうとするのだが、正也は自分の理想とはかけ離れた男だった。
ピアノがきらいな正也なのに、萌美に限らず他校の女子生徒まで、スランプに陥った自分の状態をなんとかしたいと正也を巻き込んでゆく。
彼女の切実な願いを頑として断り、話に片をつけた正也だったが、正也には思わぬ天敵が存在した。
そして正也は、天敵の存在にふりまわされることになる。
スランプに見舞われた彼女たちは、自分を救ってくれた正也に恋心を抱く。
だが正也は、音楽が恋人のような男だった。
※簡単にいうと、音楽をめぐる高校生の物語。
恋愛要素は、たいしたことありません。
文字数 113,156
最終更新日 2024.06.27
登録日 2020.09.26
『草花静寂にして、銀杏を揺らした風は止んでいた。けれどもそこに、先程までの暖かい陽光はない。枝に佇む鳥たちは知っているのだ、虚ろな秋空を。風凪の、暫し異様な静けさは、いずれ嵐となる前触れなのだということを。故に、じっと留まるのだ』
静岡県JR三島駅前のビル屋上で女性の絞殺死体が発見された。直ちに三島署に捜査本部が組織され、本部長に若き県警の警部 新見啓一郎が任命された。
被害者は、何故殺されたのか……最期に残された彼女の日記から死の真相が明らかになって行く。そこには、惻隠の情が読みとれた。
「警察官の正義とは何か、それは被害者の無念を晴らすことだ」
新見の脳内を、自身の言葉が駆け巡る……
『真由理』との静かな対話の中で、新見啓一郎の推理が始まった。
新見啓一郎を中心に、登場人物それぞれの個性と、情景描写、心情描写を大切にしたヒューマンドラマ、ホワイダニットミステリーを描いています。
描写の中に、伏線を多数張り巡らせております。10万文字小説ですが、一気に読めると思います。
麻生 真由理……
文学部出身で、市立図書館の受付をしながら小説家を志していた彼女の洞察と聡明さに、憧れ以上の感情を抱いていた。新見の思考回路には『真由理の部屋』が存在し、彼女の思念と照らし合わせることで、事件の[不条理な闇]ともいえる刹那を、平明に捉えることが出来るようになる。
文字数 103,342
最終更新日 2024.03.10
登録日 2023.12.21
2040年20年の歴史を誇っているVRゲーム
世界同時ログイン型 MMORPG ラニアケアオンライン
通称LKOはこのゲームはその日を持ってサービスを終了するはずだった。
世界各地でサービス終了を告知した事によって、全世界に惜しまれつつも
最後をこのゲームの中で過ごしたいと思うプレイヤーたち
そこに、ギルド、宇宙の走破者たち(スペースランナーズ)も自分たちのギルド集会所
に集まろうとしていた。主人公、天富奏護(あまとみ そうご)は千宙に千の宇宙を
見せると約束をしたが・・・
天富奏護は東矢千宙に千の宇宙を見せることは出来るのか。
音楽は冒険だ、さぁ君も一緒に冒険へ出かけよう!
この小説は、「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 58,255
最終更新日 2022.06.19
登録日 2021.08.15
クラシックに恋する女と、クラシックを愛する男。それはSEXに魅力を感じていない女と、SEXにトラウマのある男。こゆいクラシック音楽ネタと共にお送りする、大人の(青臭い?)恋愛中編。
クラシック好きさんや、ピアノ、声楽を習ったことがある人なら「わかるわかる」って言って貰えるようなコアなネタが出てきます?
タイトルは「でこぼこアンプロンプチュ」とお読み下さい。
*完結後に用語解説雑談があります。
*特大注意!!非常にデリケートな性の問題に触れています。二人は幸せですが、人によってはご不快になる可能性があります。ダメージを受ける男性がいるかもしれませんので男性でここを読みに来た場合はご注意クダサイ。
*特大注意!!一人の偉大な作曲家さんを「嫌い」と言い放っております。扱き下ろしに感じるかもしれません。「ヴォルフガング」「アマデウス」これでわかって、その人好き!って人は閲覧注意です。
別の投稿サイトにあげている作品になります。見つけた?安心して!それ私だよ!
完結済み全15話(+おまけの用語解説1話)です。
文字数 51,906
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.01.30
《カフェでもオルゴール店でもありません。質屋です。》
東雲さくり が入り浸る店『La Luna』は、年上の幼馴染 南雲響生 が営む質屋。
さくりを溺愛?する響生(若干面倒くさい)は、オルゴールいじりが趣味というちょっと変わった青年だ。
そんな響生から「依頼があれば修理もする」と聞いたさくりは、バイト先の先輩から預かったオルゴールを響生に託す。
“自分の気持ちを代弁している”と添えられた手紙。曲名。オルゴールの音色が蘇る時、隠された切ない想いが明らかに――。
事件も殺人も起きない、複雑な謎に巻き込まれもしない、なんとなく過ごしている日常の中で出会った小さな謎のお話です。
文字数 14,048
最終更新日 2020.05.11
登録日 2020.04.08
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