オルゴール修理の相談は、質屋『La Luna』ヘ

《カフェでもオルゴール店でもありません。質屋です。》

東雲さくり が入り浸る店『La Luna』は、年上の幼馴染 南雲響生 が営む質屋。
さくりを溺愛?する響生(若干面倒くさい)は、オルゴールいじりが趣味というちょっと変わった青年だ。

そんな響生から「依頼があれば修理もする」と聞いたさくりは、バイト先の先輩から預かったオルゴールを響生に託す。

“自分の気持ちを代弁している”と添えられた手紙。曲名。オルゴールの音色が蘇る時、隠された切ない想いが明らかに――。


事件も殺人も起きない、複雑な謎に巻き込まれもしない、なんとなく過ごしている日常の中で出会った小さな謎のお話です。
 
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,185 位 / 192,185件 ライト文芸 7,627 位 / 7,627件

あなたにおすすめの小説

死神、はじめました!

Tale
ライト文芸
ここは人間と死神、そして罪人<ギルト>が存在する世界。 ある日、人間である主人公、藪坂透<やぶさか とおる>は罪人に行き遭い、襲われる。 半身を切断され万事休すかと思われたが、そこで現れたのは。 「大丈夫?寒くない?」 赤くて紅い瞳をした死神、秋弩川紅葉<ときのがわ くれは>であった。 そして紅葉に失った半身を再生して貰うが、その代償として透は人間でありながら死神として罪人を裁く、死神見習いという存在になる。 透は、果たして無事に死神見習いとして罪人を裁くことが出来るのか。 これは、本物の死神になるまでの物語。

靴と過ごした七日間

ぐうすかP
ライト文芸
代わり映えのない毎日を繰り返す日々。 そんな代わり映えのないある日、恋人に振られた志村健一。 自覚はなくともショックを受けた健一に声を掛けたのはなんと、「靴」だった。 信じられない状況の中、 健一は一体何を信じればいいのだろうか? そして、「靴」の目的はなんなのだろうか。 ラブリーでフレンドリーそして混沌(カオス)な1週間が始まる。

この心が死ぬ前にあの海で君と

東 里胡
ライト文芸
旧題:感情ミュート 第6回ライト文芸大賞 青春賞をいただきました。応援下さった皆様、ありがとうございます。 北海道函館市に住む、成瀬 理都(なるせ りつ)高2の春。 いつの頃からか自分の感情を表に出せなくなってしまったリツ。 人当たりはいいが何を考えているのかよくわからない子と家族をはじめ、周りにはそう思われている。 抱えた問題の重さと孤独に耐え切れなくなったある日、リツが出逢ったのは 倉田 朝陽(くらた あさひ)という東京から引っ越ししてきた同い年の男の子。 リツの抑えてきた想いに気づき、踏み入ってくることに戸惑い最初は拒絶するも、 たった一人だけ自分の本当の感情に気づいてくれた朝陽と友達になる。 朝陽は同い年で従弟の牧野 奏太(まきの かなた)の家に居候。 奏太の幼馴染でありリツの親友、水谷 星(みずたに あかり)も加わり、 家族の確執、友情と恋が複雑に絡み合う中で朝陽自身も悩みを抱えていることをリツは知る。

夏は走る 春から逃げて

bookbear
ライト文芸
詩集2 26〜50

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

有涯おわすれもの市

竹原 穂
ライト文芸
 突然未亡人になり、家や仕事を追われた30歳の日置志穂(ひおき・しほ)は、10年ぶりに帰ってきた故郷の商店街で『有涯おわすれもの市』と看板の掲げられた店に引き寄せられる。  そこは、『有涯(うがい)……生まれてから死ぬまで』の中で、人々が忘れてしまったものが詰まる市場だった。  訪れる資格があるのは死人のみ。  生きながらにして市にたどり着いてしまった志穂は、店主代理の高校生、有涯ハツカに気に入られてしばらく『有涯おわすれもの市』の手伝いをすることになる。 「もしかしたら、志穂さん自身が誰かの御忘物なのかもしれないね。ここで待ってたら、誰かが取りに来てくれるかもしれないよ。たとえば、亡くなった旦那さんとかさ」    あなたの人生、なにか、おわすれもの、していませんか?  限りある生涯、果てのある人生、この世の中で忘れてしまったものを、御忘物市まで取りにきてください。  不登校の金髪女子高生と30歳の薄幸未亡人。  二人が見つめる、有涯の御忘物。 登場人物 ■日置志穂(ひおき・しほ) 30歳の未亡人。職なし家なし家族なし。 ■有涯ハツカ(うがい・はつか) 不登校の女子高生。金髪は生まれつき。 有涯御忘物市店主代理 ■有涯ナユタ(うがい・なゆた) ハツカの祖母。店主代理補佐。 かつての店主だった。現在は現役を退いている。 ■日置一志(ひおき・かずし) 故人。志穂の夫だった。 表紙はあままつさん(@ama_mt_)のフリーアイコンをお借りしました。ありがとうございます。 「第4回ほっこり・じんわり大賞」にて奨励賞をいただきました! ありがとうございます!

三度目の庄司

西原衣都
ライト文芸
庄司有希の家族は複雑だ。 小学校に入学する前、両親が離婚した。 中学校に入学する前、両親が再婚した。 両親は別れたりくっついたりしている。同じ相手と再婚したのだ。 名字が大西から庄司に変わるのは二回目だ。 有希が高校三年生時、両親の関係が再びあやしくなってきた。もしかしたら、また大西になって、また庄司になるかもしれない。うんざりした有希はそんな両親に抗議すべく家出を決行した。 健全な家出だ。そこでよく知ってるのに、知らない男の子と一夏を過ごすことになった。有希はその子と話すうち、この境遇をどうでもよくなってしまった。彼も同じ境遇を引き受けた子供だったから。

n回目の一生のお願いっ! 【声劇台本】【二人用】

マグカップと鋏は使いやすい
ライト文芸
親友にお願いをする、日常会話です。 性別不問です。 その際は一人称や語尾等の変更をしてください。 GLBLNLお好きにどうぞ! アドリブや追加などお好みで使ってください。 動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。 大変喜びます。 自作発言、転載はご遠慮ください。 著作権は放棄しておりません。 使用の際は作者名を記載してください。 性別不問、内容や世界観が変わらない程度の変更や語尾の変更、方言等構いません。