コンクール小説一覧
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音楽の天才ではあるが、ピアノが大きらいな弓友正也は、普通科の学校に通う高校三年生。
ある日、ピアノのコンクールで悩む二年生の仲田萌美は、正也の妹のルミと出会う。
そして、ルミの兄である正也の存在が、自分の悩みを解決する糸口となると萌美は思う。
正也に会って話を聞いてもらおうとするのだが、正也は自分の理想とはかけ離れた男だった。
ピアノがきらいな正也なのに、萌美に限らず他校の女子生徒まで、スランプに陥った自分の状態をなんとかしたいと正也を巻き込んでゆく。
彼女の切実な願いを頑として断り、話に片をつけた正也だったが、正也には思わぬ天敵が存在した。
そして正也は、天敵の存在にふりまわされることになる。
スランプに見舞われた彼女たちは、自分を救ってくれた正也に恋心を抱く。
だが正也は、音楽が恋人のような男だった。
※簡単にいうと、音楽をめぐる高校生の物語。
恋愛要素は、たいしたことありません。
文字数 113,156
最終更新日 2024.06.27
登録日 2020.09.26
『第7回カクヨムWeb小説コンテスト』投稿(落選)作品
中学時代には吹奏楽部でコントラバスを弾いていた東郷。自分の演奏を嫌っていた彼は高校に入学すると吹奏楽部には入らず、ただ自宅に帰ってエレキベースを弾く毎日を過ごしていた。しかし地元で再会した顧問に「宮崎県の吹奏楽の女神様が指揮を振りにやってくるから」と母校に呼び戻される。
軽音楽同好会の部活動昇格を目指して活動する幼馴染、軽音楽を嫌っていて部活動昇格を阻止しようとする吹奏楽部の先輩、それを手引きする空手部員と空手部顧問。そして「宮崎県の吹奏楽の女神様」と共にやってきた幹部陸上自衛官。
1年ぶりの本番に向けて東郷は自分の音楽に向き合い、再びコントラバスに弓をあてる。
文字数 121,868
最終更新日 2022.03.27
登録日 2022.03.27
「英雄なんてみんな情けない。だから誰もが誰かの英雄になれるんだ」
赤岩中学校吹奏楽部には先輩たちから代々受け継がれている楽曲がある。
それが『吹奏楽の為のシンフォニエッタ』。部活内でのいじめに悩むチューバ担当の楠本拓海の元に新入部員の蓮見が配属された。一時期は部活を辞めようとしていた楠本だが、約十七年前に卒業し今は陸上自衛隊で3等陸佐を務める大先輩の上岡宗太郎やチューバの師匠である高校生の菱川たちに支えられ、楠本は蓮見のためにも部活を続けようと決意する。先輩から何を引き継いできたか、何を後輩に伝えていきたいか。それを『シンフォニエッタ』に込めて次の世代へと繋ぐため、楠本はラストステージである定期演奏会に臨む。
文字数 157,750
最終更新日 2021.01.03
登録日 2021.01.03
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