棗颯介小説一覧
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殺傷力の極めて高いウイルス、『ジャック』が蔓延していた時代。
愛知県本土で公務員として働いていた男・水瀬は、定期連絡が取れなくなったという離島の詩乃島へ調査に訪れる。
島で水瀬を出迎えたのは、ウイルスで無残に死んでいった島民たちの死体の群れと、その中で一人佇む少女の姿だった。
文字数 12,020
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
大好きだった姉を失った少年・来ヶ谷凪はある目的のために毎日のように小学校の図書室に通い詰めていた。
ある日、最近自分の後をついて回るようになったクラスメイトの少女・藤村波音に、凪は思わず問いかけてしまう。
「天国ってどこにあると思う?」
文字数 14,540
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
夏休みを利用して田舎のおばあちゃんの家に遊びに来た“ボク”。
友達もいなければゲームセンターもない寂れた町には娯楽が無くて。
暇をつぶすために毎日おばあちゃんの家からほど近い裏山を探検するのが日課になっていった。
ある日、カブトムシを追いかけて野山を駆け回っていた“ボク”は、二本の触覚と黒光りする虫みたいな羽を持つ“お姉さん”と出会った。
文字数 12,514
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
何もない海の見える田舎町に暮らしていた“私”は、ある日堤防の上でリンゴを齧る“蛇のおじさん”と出会った。
文字数 9,976
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
AIの発達によって限りなく100パーセントに近い精度で未来を予測できるようになった、今ではないいつかの世界。
生まれてきた人間が今後誰と出会い、どんな才能を秘め、どういう人生を辿るのかすら予測可能な世界で、俺は運命に逆らうことを選んだ。たとえそれがどれほど非合理な選択だとしても。
文字数 4,715
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
月の光を浴びることで発症する奇病・月光症候群が蔓延する時代。
好奇心で夜な夜な家を抜け出して月の光を浴びていた”俺”は”彼女”と出会った。
文字数 6,352
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
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