宿小説一覧
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冒険者ギルドの名簿に登録されている者の中で1度もパーティに誘われた事がないヒナタ。その理由は彼女が持つ命刻の印『持ち腐れ(他人の印を全て無効)』にあった。強靭な肉体を持つ戦士も魔力に満ち溢れた魔道士もただの人になってしまうのだ。
しかし、ある日。初めてヒナタを招きたいとの依頼があった。ギルドで名簿をペラペラとめくっていたのは冒険者の宿を営む女将のマードラ。ヒナタの『持ち腐れ』に目を留めてその効果を知るや否や「見つけた!」と嬉々とした声をあげたのだという。
冒険者として旅立つ事は出来なかったが、旅の途中の冒険者をもてなす者として再スタートしたヒナタ。命刻の印『持ち腐れ』が多くの冒険者を癒やす。そして、最高の状態で旅立つ冒険者たちが世界を救う。ヒナタはそんな想像を膨らませ胸をときめかせながら旅立つ冒険者たちの背を宿の門から見送る。そして、ヒナタは今日も癒やしを求めて訪れる冒険者を出迎える。
「ようこそ! 魔秘境の宿『怪楽苑』へ!! ごゆるりとお過ごし下さいませ」
※ゆるふわほっこりなギャグ系になっております。
文字数 7,445
最終更新日 2022.01.27
登録日 2022.01.27
なろう様でも投稿しています。
真夏の昼下がり歩道を歩いていた「加賀」と「八木」、気が付くと二人、見知らぬ空間にいた。
そこに居たのは神を名乗る一組の男女。
そこで告げられたのは現実世界での死であった。普通であればそのまま消える運命の二人だが、もう一度人生をやり直す事を報酬に、異世界へと行きそこで自らの持つ技術広めることに。
「転生先に危険な生き物はいないからー」そう聞かせれていたが……転生し森の中を歩いていると巨大な猪と即エンカウント!? 助けてくれたのは通りすがりの宿の主人。
二人はそのまま流れで宿の主人のお世話になる事に……これは宿屋「兎の宿」を中心に人々の日常を描いた物語。になる予定です。
文字数 751,464
最終更新日 2019.06.10
登録日 2018.03.04
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