アイデンティティ小説一覧
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土雲切を含む二十名の生徒たちは突然、光の中に落ちた。
レオガルド――かつて魔族によって暗雲に覆われていた大地であり、勇者によって金色の夜明けがもたらされた異世界。
世界を渡る際に神から授けられる特別な力、“天賜”。ところが、土雲切は天賜を授からなかった。それが、彼の運命を大きく変えてしまう。突き落とされた黒い絶望の中で、藻掻き、苦しむ。それでも、贖罪のために前へ進み続けなければならなかった。
そして黒い絶望から這い上がった時、世界が土雲切を拒絶する。
これは、レオガルドで未来永劫語り継がれる聖戦、そのもう一つの真実。
犯してしまった血染めの罪。
約束を果たすために歩む道は、正義なのか、悪なのか……。
文字数 142,981
最終更新日 2024.11.02
登録日 2024.09.24
文字数 36,653
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.02.02
“知り合い”と呼ぶにはその存在は大きすぎ“友だち”と呼ぶには知らないことが多過ぎた。
普通に過ぎて行く高校生活。オレ達はあの頃どれほどお互いの存在に支えられていただろう。
病気で高校を留年した川原朋紀と、命を投げ出そうとした和倉誉は偶然出会った。相手の存在が自分を救う。そんな不思議な関係を築きながら短い高校生活はあっという間に過ぎてゆく。
2人の出会いと別れが2人を少し強くする。男子高校生が紡ぐ心の絆の物語。
文字数 16,595
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.08.04
文字数 1,643
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.03.06
文字数 1,788
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.28
かっこいい設定を思いついて書いてみたけれど、よく考えたら以前見たあの映画に似ている。思いついたフレーズも、記憶をたどると本で読んだものに似ていた。絵を描いてみてもキャラクターを生み出してみても、以前見た何かに似ている。そうなると、自分が「思いついた!」と思ったアイデアが、実は思いつきとかアイデアとかじゃなく「思い出した」ものなんじゃないかと不安になってしまう。連想ゲームのように「こういう状況にはこう」と、何かのきっかけでどこかから記憶を引っ張り出してきているだけなんじゃないだろうか。
自分ってオリジナリティがないんだろうか……。これってあるある?
文字数 2,784
最終更新日 2020.09.05
登録日 2020.09.05
近未来の日本。天候制御装置の暴走により、東京は一変した。
有毒雨降りしきる都市を脱した少数の人々は遠方での地下生活を送ることになる。
かつての首都は、地下シェルターにおける規律違反者の追放・処分、また汚染区域からの脱出者掃討を目的として組織された「クリーナー」により、流血の絶えない土地となった。
主人公「レイジ」は、無慈悲に任務を遂行するクリーナーの精鋭である。
そのような彼にも愛する者がいた。細胞分裂を急激に促進する因子を唯一体内生成できる女性「エマ」。
彼女の細胞から抽出された薬品により、人々は辛うじて生存の道を繋いでいたのだ。
しかし、この因子を生成し続けることでエマ自身の肉体は急速に若返り、脳細胞さえも退化していってしまう。
愛する者の記憶にレイジの姿はない。それでもレイジは彼女を救うための手立てを探っていた。
そんな折、レイジ自身も身に覚えのない罪で追放処分を受ける。
追放先の廃都で待ち受けていたのは過酷な環境、異形の存在、そして人の生き方を問う闘争であった。
その戦いの果てに彼は自らの生まれた意味さえも知ることとなる。
これは、人が人であることを知り、自己を得るための物語。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
文字数 166,430
最終更新日 2020.07.21
登録日 2020.07.05
雲をも貫く巨大な断崖――〈黄泉の断崖〉に見下ろされるそこでは、日夜、戦が絶えない。
人間に死をもたらす異形〈鬼〉との。
刀を佩き銃を負い、死と隣り合わせながら息を吐く。〈鬼〉を狩るべく鍛え上げられ、以て〈鬼狩り〉と呼ばれる彼らの見据える先に待つのは、ひたすらに無情な死か、命賭す者の矜持か。
死地に住まう〈鬼狩り〉と、彼らを取り巻く人々の悲哀や成長を描いた、和風ファンタジー。
※本作はカクヨム、マグネット、noteでも掲載中です。
文字数 72,168
最終更新日 2019.03.16
登録日 2019.03.05
文字数 50,274
最終更新日 2018.06.16
登録日 2018.02.10
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