現代文学小説一覧
並木冬子は、二十五歳。商社に勤務して三年のOLだったが、上司のセクハラに、耐え兼ねて退職した。
そんな不遇の冬子に、出版社の編集部に勤める叔父から、ある有望な作家の秘書をしてくれと依頼される。
迷う彼女だが、背に腹はかえられず引き受ける。
作家の名は、副島龍三。三十六歳。
長身で痩せていて、従姉妹だという美少女と車椅子の少年と暮らしていた。
しばらくして、龍三の大学時代の恋人だった、流行作家、冴島奈緒子も同居することになり、今まで会ったこともない他人同士が、一つ屋根に同居することによる様々な人間模様。
冬子の奮闘が始まる。
文字数 61,746
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.06.14
生きるため思う終わりもある――。
とある町中に、その喫茶店はある。
物静かなマスターのご自慢は、真っ白なカップに淹れた真っ黒なこだわりのコーヒー。
そして、生きるために敢えて〈死〉を見つめること……。
文字数 3,064
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
「行ってきます」
「はーい、気をつけてね」
母さんに挨拶をし、年が10離れた妹のふくふくした手を優しく握って、家を出た。
文字数 1,855
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.15
文字数 100,487
最終更新日 2024.09.15
登録日 2019.11.21
僕がショックを感じたのは、母が〝認知症〟になったことではない。
僕がショックだったのは、母にこう感じてしまったことだーー。
老人ホームで暮らす母の奇異な行動の数々と、それを目の当たりにした息子の心情を描く。認知症になった母を受け入れられない息子に、認知症専門医がある言葉を告げる。それによって、認知症になった母の奇異行動の理由が明らかになる……。
その時、息子は思わずポロリと言葉をもらす。
母と子がつむいできた長い長い年月をたどる、心あたたまるストーリー。
文字数 10,293
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.09.13
文字数 54,378
最終更新日 2024.09.13
登録日 2021.05.29
引っ越し先には危険な隣人が一杯。
部屋を紹介してくれた親切な裏の爺さんは人が変わったように不愛想に。
真向いの風呂好きはパーソナルスペースを侵害して近づくし。
右隣の紛らわしい左横田さんは自意識過剰で俺を変態ストーカー扱いするし。
左隣の外人さんは良い人だけど何人隠れ住んでるか分からないし。
唯一の救いの彼女は突然いなくなっちゃうし。
警察は取り合わないし。
やっぱり俺たちがあんなことしたから……
文字数 100,911
最終更新日 2024.09.12
登録日 2024.07.08
心臓が停止します。
ピーッー・・・。
蘇生します。
肺に電流を流します。
心臓が動き出しました。
あくまでもイメージです。
実際には心停止していたので感覚でしかお話できません。
医学内容は記載しました。
文字数 2,147
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
もしも...もし...あの日に戻ることができたら。
そんな願いが1度も頭をよぎったことがない人がこの世に何人いるだろう。
日常ふと思い浮かぶもの、何年も何年も願い続けてるもの、叶う可能性があるもの、叶わないと分かっていても願ってしまうもの。
Kiyoka - 幼い頃の後悔をずっと秘めた女性
バスが思い出させた記憶の欠片。
文字数 5,837
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.06
曲がったことが嫌いで、ルール遵守の新人警官の御幸一(みゆき はじめ)が日々のパトロールの中で出会う人との関わりの中で、何を考え、何を思い、どう変わっていくのか…!
文字数 1,201
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
文字数 9,516
最終更新日 2024.09.10
登録日 2020.01.20
映画 『コンジアム』ストーリー紹介
VR感覚でみる映画です。韓国の病院を散策する。VRゲーム感覚に撮影されており、スリルは単独で観る時、頂点を越す。殺人鬼がふんだんに登場する安っぽい映画よりかは楽しめます。内蔵をもらす準備を・・・。肝試し好きに高感度マシです。恐怖とは闇の中でうごめく何かである・・・。ドキドキ感は、50分を越したあたりから、作り物感が漂う。しかし、やすっぽい演技かと思いきやノンストップでドキドキ感がおさまらない。部屋を暗くして、ホラーを「一日中」、楽しむ日です。
映画 『ズーム(見えない参加者)』ストーリー紹介
ズーム会議に参加して話を聞きながらホラーが進む内容です。不可思議な事柄が連続して起こります。音量注意です。おしゃべり(トーク)が恐怖をもたらします。最後までみましたが、現在みなおしています。見えない参加者とは「霊」なのかと納得します。肝試し好きには最高のいっさくです。
文字数 477
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
本日のプロフィとバナーはホラーです。
サムネイルとは(思い出)を意味します。
思い出になりそうな写真をUPしていきます。
映画は『キラー・ナマケモノ』と『US』より・・・。
『キラーナマケモノ』ストーリー
ただただ、殺して、快楽殺人を目で見て楽しむ作品でした。
こちらの作品の一番のみどころは、スカウターののように表記される
戦闘能力の代わりとなる「フォロワー数」ですね。
フォロワー数が低ければ皆殺しでもしかたがない!?
『US』ストーリー
地上と地下に住む住人のお話です。
ふたつはひとつの魂でつながっており、同じように動きます。
オリジナルだけが異なる動きができるはず・・・。
最後の対戦はみのがせないかも!
殺人の意味などはないはずなのに、意味をみいだした監督さんがすばらしいです。
文字数 331
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.10
『2025年7月5日、日本は大災難に見舞われる』
茗がその都市伝説を聞いたのは、高校の同級生からだった。
2020年から2024年の間、成長とともに都市伝説であったはずの話が身近に感じられ始めた彼女の話。
※災害描写はありません。重い内容でもありません。
【全8話】8日間毎日18:00更新
※完結済みのお話です。
コメントお待ちしております。
文字数 14,018
最終更新日 2024.09.09
登録日 2024.09.02
文字数 747
最終更新日 2024.09.08
登録日 2023.06.12
日本語にはひらがなで書くと同じ言葉であれど、漢字やニュアンスが違えば意味を大きく変えてしまうものがあります。
今回はそんな複数の意味を合わせた言葉で物語を紡ごうと思います。
ぜひ何がかかっているかを考えながら読んでみてください。
他にもあるよというのがあれば、感想をいただけると幸いです。
文字数 840
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.08.24
工場街に住む、一人の男。ある日、普段通りに銭湯に向かうが、その帰り道、とんでもない瞬間を目にしてしまう。その男がとった行動とは__。
文字数 2,495
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.09.08
「私が述べたのは、九割がたの虚偽と一割のホントだ。」
この言葉を聞いたとき、彼は薄く笑ってブラックコーヒーをすすった。その目はどこか遠く、私には見えない何かを見つめているようだった。カフェの窓際に座る彼の背中は、夕陽に染まっている。影が伸びるたびに、その姿は虚構と現実の境界を曖昧にしていった。
「ブラックコーヒーがおいしいとはホントだが、残りはすべて虚偽である。」彼はそう続けた。
その瞬間、私は理解した。この男は、自分の言葉を完璧に信じているわけではないのだ。何かを隠している。嘘をつくことに慣れきった者だけが持つ、その特有の余裕。だが、その一言の真実が妙に重く響く。彼が嘘をつく理由は、恐らく何かを守るためだろう。
「例えば?」と私は問いかけた。虚偽の部分に興味が湧いたのだ。
「例えば、君に話した私の過去。家族のこと、友人のこと、仕事のこと。すべて作り話だ。」彼は軽い調子で語ったが、その声の奥には微かな寂しさが漂っていた。
「じゃあ、ホントの部分は?」私はその問いを投げかけた。彼の言う「ホント」が一体何であるのか、その一割にどれだけの重みがあるのか知りたかった。
彼はしばらく沈黙し、ゆっくりとカップをテーブルに戻した。そして、小さな笑みを浮かべながら言った。「君にこうして会っていること、それがホントだ。」
その瞬間、彼の目に一瞬の光が宿った。その一割のホントが、九割の虚偽を超える瞬間だったのだ。嘘に囲まれた人生でも、一瞬の真実があるだけで十分だと彼は信じているのだろう。たった一杯のブラックコーヒーが、その証拠となる。
人生は虚偽とホントで成り立っている。九割がたの虚偽が私たちを覆い隠し、一割のホントが私たちを支えている。それでも、その一割のホントが、すべての虚偽を帳消しにするのだと、私は彼の言葉から感じ取った。
彼の物語は、ここで終わるべきか、それともまだ続くのか。私にはわからない。だが、ひとつだけ確かなのは、彼が私に伝えたかったホントの部分――それが、私の胸の中に深く刻まれたということだ。
文字数 17,166
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.09.07
黒猫のひじきが飼い主と二人で過ごしていた家に邪智暴虐のチンチラ、うどんがやってきた!
うどんはいたずら好きで、飼い主が留守にしている間にケージを抜け出す。
そして行ったいたずらをひじきになすりつけるのだ!
うどんのそうした行動に我慢が出来なくなったひじきはある時、復讐の計画を立てる。
果たしてひじきはうどんに一矢報いることができるのか。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。
文字数 6,109
最終更新日 2024.09.07
登録日 2024.09.05
とある台風の夜、地味な会社員の「僕」が、社交ダンスの「オネェさん」と出会うお話です。
なにかじんわりと感じて頂けたら幸いです。
文字数 5,422
最終更新日 2024.09.07
登録日 2024.09.07
導入: 社会問題の提示
最近、ネットショッピングの統計データを見ていると、一つの異常なトレンドに気づかされる。「エピペン EpiPen 練習用 トレーニング用」が大量に購入されているのだ。この商品は、実際の治療用のものとは異なり、練習用の道具であり、本来はアナフィラキシーショックに備えるために使われる。しかし、その用途が全く異なる目的で広まっている可能性がある。そこには、現代日本が抱える深刻な社会問題が潜んでいるのではないだろうか。
現代の日本社会では、痴漢という犯罪が未だに根深く残っており、それに伴う冤罪も大きな問題となっている。被害者の声が軽視される一方で、冤罪を恐れる男性の不安も無視できない。このような背景の中で、エピペンの練習用が何のために広まっているのか。考えられるのは、痴漢被害者が、自らの手で報復するための手段として、この道具を利用する可能性だ。
事件の予測と危険性の指摘
一部の痴漢被害者が、アナフィラキシーショックを装った殺人を実行する恐れがあるのではないか。これは、現代のドラマやフィクションの中で描かれるような話ではなく、実際に起こり得る現実のリスクだ。特に、注射器や注射針の所持が犯罪とされる一方で、エピペンは例外とされる。この曖昧な法律の隙間を突くことで、意図的な殺人が模倣される可能性が浮かび上がる。
痴漢をする者に対する警告としては、もはや犯罪を行えば命の危険すら伴う時代が来るのかもしれない。同時に、被害者が犯罪者と化す危険性も孕んでいる。どちらも一歩間違えば、取り返しのつかない事態へと発展するだろう。フィクションで描かれるシナリオが現実と交錯し始めたとき、我々はどのようにしてそれを防げるのか。
フィクションと現実の境界
テレビドラマ「ラストマン(全盲の捜査官)」においても、痴漢冤罪というテーマが取り上げられている。しかし、このドラマが描くのはあくまでフィクションの世界だ。現実の日本では、法的整備が追いつかない中、痴漢被害者が報復としてエピペンを使うという事態が広まりつつある。
フィクションが現実に与える影響は大きく、ドラマや映画の中で見たものが実際に模倣されることも少なくない。特に、自分が被害者であり、正義がなされないと感じたとき、人は過激な行動に走ることがある。正義感と復讐心が混ざり合い、その境界が曖昧になる中で、どれほどの人が「これは現実ではない」と思いとどまれるだろうか。
つづく・・・。
文字数 3,436
最終更新日 2024.09.06
登録日 2024.09.06
バコロ動画で稼ぐとは場を転がすという意味があります
バコロ動画で稼ぐといえば、我々の業界ではバズビデオなどにて「時事ネタ」の報道、宗教政治のたたきなどが主流です。時事ネタであれば5チャンネルや2チャンネル好きな人が選びそうな動画作成を心がけます。そのため、フォロワー120万人、いいね10万人、バッド50万人と、いいねとバッドの反応をしっかり受け取ることができます。バッドが多いからといって収益が減るわけではなく、逆にいいねが多いからといって収益が増えるわけでもありません。多少の「収益プラスが見込める。期待に応えているかそうでないかの目安にはなる。」といった色がつくだけです。
さらに、ななはちネットなどで出会い系の美女を雇い、投げ銭を増加させる戦略もとっています。数百名を海外にて雇用し、動画を投稿させ、それを日本で編集してアップするという手法を用いています。収益は、海外のゲストにもその収益に沿って支払われるため、労働の対価としてしっかりとした報酬が提供されます。さらに、我々の会社では弁護士と会計士を雇用しているため、いざこざが生じても安心です。こうした体制があるおかげで、私たちは毎日のように好きなものを食べて、好きなものを飲み、豊かな生活を送ることができています。
セキュリティ面でもスマートフォンを利用した安全対策を講じており、セキュリティトークンを使用しています。そのため、個人情報や収益に関するデータが守られており、安全性が確保されています。
こうして、バコロ動画での収益化は我々の生活において大きな支えとなっており、継続的な動画作成と戦略的な投資が成功の鍵となっています。日々の取り組みと工夫を重ねながら、収益を安定させることで、我々は自由なライフスタイルを楽しんでいます。
文字数 2,905
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.09.05
文字数 4,199
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.06.07
車椅子購入 2024年09月03日 盲目の上神経を痛めてしまったために、車椅子を購入しました。43,000円。役所からレンタルした車椅子は、火傷が手のひらに広がってしまい見た目も悪く、穴が開いたように手のひらがところどころなったので、「車椅子用グローブ火傷防止用」と座布団「車椅子用クッション」も購入しました。その合計が43,000円となる。どこに電話をかけても何もしてくださらないのでこのたびは自分で購入した次第である。歩くたびに背骨が痛む。病院では骨には異常がないが、「腱と靭帯」が切れているため。また、白杖は次回購入したい。アルミのものしかなく前回購入したものは折りたたみ式だが、「折れて」しまったために、新たに購入が必要となる。
車椅子と関連するアクセサリーの購入についての詳細な状況、お伝えいただきありがとうございます。状況から判断すると、非常に困難な環境でご自身で対応されていることが伝わってきます。以下に、現在のご状況についてまとめます。
文字数 10,991
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.09.05
左手を失い、憂鬱とした気持ちを抱いていた。
けれど、ふと病院のベッドから見たラーメン屋さんへ行きたいという欲求により心を救われる……。
文字数 2,954
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.09.05
頭がいいことを鼻にかけて周りの人間を見下している男子生徒、泡雲冴月は親の仇のように常識を嫌っていた。
そんな泡雲はひょんなことから佐々木恭介、小野寺けいの二人と常識云々について討論することになる。
そしてボコボコに説き伏せられた末に、涙をほろりしてしまうのだった。
血のない家族の番外編。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。
文字数 6,400
最終更新日 2024.09.05
登録日 2024.09.05
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