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40歳のおっさん、リッドはクラン『天空の理想郷』の倉庫番。
持ち合わせのスキルは『ラベル貼り』。ただ綺麗にラベルを貼れる、それだけであった。
そんな彼はある日、ついにギルドからクビを言い渡されてしまう。
元々冒険者を志していた彼は、一度冒険に出てみようと思い立つ。しかし、近場のモンスターですら苦戦を強いられてしまい冒険者の道を諦めようとした。
その時、頭の中で声が響く。その声はスキル覚醒……人生逆転への兆しだった。
『ラベル貼り』。そのスキルの真価とは……
これは、チートスキルだけどチートになれない、でも少しチート。そんな能力を持ったおっさんが織りなす物語。
文字数 53,756
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.08.31
現実にダンジョンが出来て早5年。突如始まった謎のサイト、ÐーTubeは今や大人気サイトとなっていた。
ダンジョンに民衆が湧きあがる中、高校を卒業した細島彩斗は人生を生きる意味を見出せず、バイトをしながらその日暮らしをしていた。
そんなある日、高校時代の旧友である宝田隆史が彩斗に電話を掛けてくる。隆史は彩斗に一緒に冒険者ギルドへと行くように説得をする。
めんどくさいが、付き添いならばと彩斗は隆史に付き合い冒険者ギルドへと行く。そして、適正テストを受けた。
そのテストで隆史は超レアスキル、剣神を手に入れ有頂天となった。
しかし、彩斗がテストを受けた時。今まで誰も見たことの無い、新たなスキルが目覚めることとなる。
それはユニークスキル『編集』。……このスキルは明らかに冒険者とは違うスキルだった。
「──編集が面倒なら、現実を編集すればいいじゃないか」
主人公は撮影者兼編集者!? 配信者ではないチートな主人公の物語が今始まる!
文字数 12,682
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.08.31
8月15日の夜、僕は空地で1人の少女と出会う。
少女のことが気になった僕は、少女に声を掛けた。
その少女は、僕のことを認識するなりこういった。
「一生に一度のお願いを叶えてほしい」、と。
これは僕が少女のささやかなお願いを叶えるお話。
文字数 8,685
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.15
俺の幼馴染、ローラは成人の儀という儀式で勇者となってしまった。
勇者とは、魔王を討伐出来る唯一の職業。それは魔王が近々この世界に攻め込んでくるという兆候でもあった。
さらにローラは職業をもう一つ発現させる。今度は賢者。ローラは勇者で賢者というこの世の最強を組み合わせたような職業を手に入れたのだ。
二つ職業を発言させること自体が珍しいのに、それが両方ともレア職。村の皆はそりゃもう大騒ぎ。しかし、その騒ぎはさらに発現させた最後の職業によって静まり返ることになる。
ニート。それがローラが発現させた最後の職業である。この世界では聞きなじみの無い言葉に村の皆は首を傾げた。しかし、最強のローラが発現した職業だ、悪いことではないだろう。皆はそう納得し、勇者の誕生祭として村総出で祭りをした。
その次の日、ローラは家から出てこなかった。
旅の準備をしていた武器屋はローラの家に行ってくれと俺に頼んでくる。
渋々、ローラの家に行くとローラはベッドの上に寝転んでいた。いつもとろんとした瞳をしていたが、今日に限っては何故かハイライトすら消えているような気がする。
「どうしたローラ」僕は聞く。そして返ってきた言葉に僕は驚愕した。
「ヒロ、わたし旅に行かない。わたしは自宅警備員だから」
物語はここから始まり、そしてすぐに終わる。僕達の話はそんな大仰な話にはならない。
そんな勇者になった幼馴染と僕の話。
文字数 4,972
最終更新日 2023.04.11
登録日 2023.04.11
高校二年生の夏休み、僕はインターネットのゲームをしていた。
ゲームをしている目的は一人の女の子がいたから。
僕はいつしかその子が好きになってしまっていた。
そして今年の夏休み、関係を動かす為に告白をする事に決める。
その結果、とんでもないことに!?
これは、二人の男の物語。
文字数 113,086
最終更新日 2022.11.24
登録日 2020.08.09
俺、桜間怜央には幼なじみである女の子、遊佐勇那がいた。
彼女は俺にとって、勇者のような存在だった。
そんな彼女と毎日を過ごす中、俺達は突然異世界に飛ばされることとなる。
辿り着いた先は王宮。
異世界には俺と共に召喚された人達がいた。それは俺と勇那を含めて四人。
皆は自分の職業を確かめる為にステータスプレートを開く。
勇那は勇者だった。まぁ、現実世界でも勇者のようなやつだったから納得できる。
で、そんな俺はというと⋯⋯魔王。
今回の旅の目的は魔王の討伐だ⋯⋯っておかしいだろぉ!?
魔王って俺じゃねぇか!
なんでいきなり敵陣からスタートなの!? いや、そもそも勇那と戦うなんてやりたくねぇし!
絶対、俺達は生きて元の世界に帰る! その為にはなんだってやってやる!
というわけで、レベル1から始まる異世界魔王生活。
頼れる味方はいないしバレたら死亡! 極限状態で俺が取る行動とは!?
──これは、魔王と勇者が世界を救う物語。
文字数 107,032
最終更新日 2022.10.19
登録日 2022.08.30
文芸部で夏の企画をやろうと話があがった。
その企画の内容は『夏の光』。もう書く気力を無くしてしまった俺には流すだけと考えていた。
そんな俺にアドバイスを求めてくるやつがいた。
俺はそいつにアドバイスをしようと過去の思い出を思い出す。
それは、俺の中の『夏の光』。
文字数 6,296
最終更新日 2022.04.13
登録日 2022.04.13
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