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────理不尽なこの世界って、間違ってないか? 人類って存続する意味ある?
中二病を少し長引かせて高校2年生になってしまった、目春流星。そんな中、地球に小惑星「ギーベリ」が近づき、間もなく人類は流星が願う滅びへと向かう……はずだった。
ロシアの開発した兵器により、小惑星ギーベリは破壊される運命に置かれた。だが、そんな小惑星ギーベリは意思を持っていた。滅び、の名をつけられた小惑星が、そんな簡単に消えるわけもない。そしてギーベリは流星の元へ現れ、滅びの概念を託していく。
こうして、流星はギーベリにより、滅びの概念を体に宿すこととなった。理不尽で、意味も目的も、価値も感じられないこの人類を変えるため、流星は中二病心で────人類を滅ぼす。
文字数 12,197
最終更新日 2020.04.21
登録日 2019.04.22
────その日俺は、輝く目を見た。
21世紀に起こった、魔術と科学の戦争「S・S大戦」から100年。旧・日本は科学が支配し、魔術と対立を深めていた。
ある日、少年「カガリ」は科学軍に捉えられそうなところを、隻眼の魔術師「ライチ」に助けられる。カガリは魔術にも科学にも属さない「無個性」であったため、ライチの魔術に感激し弟子入りを志願する。ライチはしぶしぶ承諾し、ある条件を提示した。
「なら、あと仲間が3人欲しい。俺は科学軍を止めなければいけない」
こうしてカガリとライチの「打倒、科学軍への道」は始まった。あと3人仲間を集めて、科学を倒すぞ!
文字数 40,699
最終更新日 2019.07.22
登録日 2019.06.27
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