ある侯爵家に後妻に入った。私は結婚しろと言われなくなり仕事もできる。侯爵様様にもたくさん後妻をと話が来ていたらしい。
新しいお母様と慕われうことはないだろうけど。
成人した跡取り息子と、寮生活している次男とは交流は少ない。
女主人としての仕事を承認したけど、突然紹介された5歳の女の子。新しく娘うぃ迎えるなんて聞いてない!
文字数 720
最終更新日 2022.03.25
登録日 2022.03.25
冒険者として過ごしていた。
年くっただけだって
頼れるベテラン。ちょっと口うるさいとつく。
そんな日々を送っていた男に元にやってきた怪しい人物達?
俺は冒険者仲間を連れて、すぐに兄貴の領地へ向かった。
文字数 908
最終更新日 2022.03.25
登録日 2022.03.25
貴族の屋敷でメイドとして働いて2年になる。
突然に起こった異常事態。日も昇らぬ早朝、屋敷の方が騒がしきて起きた。
寮から、早々に駆けつけた。
異常とは突然くるものだ。煙が漂い、見知った下働きの人達が消化活動をしていた。
私はまだ煙くさい部屋を巡回して、動けない人がいないか見回って出会ったのは?
文字数 855
最終更新日 2022.03.24
登録日 2022.03.24
騎士がある商家に踏み入った。
「ここをどこだと思っている?!無礼なっ」
爵位を金でかった、今ノリにのっている商家だ。
羨み、妬まれるこの場所で秘密が暴かれた。罪を償うときだ。
息子を守りたかった女主人。しかし結果は罪を重くしただけ。
女騎士は何を思ったか。
文字数 1,202
最終更新日 2022.03.23
登録日 2022.03.23
突然乗り込んできた、男。いえ、子供ね。
キンキラキンの服は、舞台に初めて上がったようだ。「初めまして、貴女の弟です。」と言い出した。
まるで舞台の上で、喜劇が始まるかのような笑顔で。
私の家で何をするつもりなのかしら?まあ遊んであげましょうか。私は執事に視線で伝えた。
文字数 908
最終更新日 2022.03.21
登録日 2022.03.21
あの家では、愛人を住まわせている。うちの噂だ。
「そんなわけないじゃないですか。」
私はそう答える。根も葉もない噂なのだから。
それでも、学園の令嬢は噂好き。同じクラスのいけすかない女が突っかかってきた。
うちの事情にまで足を踏み込んでくる。
文字数 1,097
最終更新日 2022.03.20
登録日 2022.03.20
寝物語に、かつてあった国の隆盛と滅亡を。
子供に向けてに話は、ただおしまいで終わる。どこか遠い国の話。
その真実を知り、夢物語を現実として知る存在が、彼女に語った。
文字数 1,211
最終更新日 2022.03.18
登録日 2022.03.18
皇帝には、皇子と皇女が産まれていた。兄と妹。どちらも健康で頭も良く、皇帝に据えるには合格点だ。
しかし、臣下の意見は綺麗に分かれていた。
「皇女様を後継ぎに据えてください!」
「皇子様には、座して執務を捌くには難しいかと」
さて、さすればもう1人をどうするか?
文字数 900
最終更新日 2022.03.17
登録日 2022.03.17
由緒ある家柄。侯爵家の兄・妹・弟の住む王都の屋敷に、届けられたモノ。
兄:「誰からの送りモノ?」
この名前は、誰だったかしら?ファミリーネームはなく、貴族の使う封筒でもなさそう。
姉:「代筆、粗末なというか安い紙。ああ聞いたことのある名前だわ!」
妹:「 物じゃねーし!」
文字数 1,484
最終更新日 2022.03.15
登録日 2022.03.14
私は結婚している。子供は息子と娘がいる。
夫は、軍の上層部で高級取りだ。こう羅列すると幸せの自慢のようだ。実際、恋愛結婚で情熱的に始まった結婚生活。幸せだった。もう過去形。
家では、子供たちが家庭教師から勉強を習っている。夫はその若い美しい家庭教師に心を奪われている。
私は、もうここでは無価値になっていた。
文字数 996
最終更新日 2022.03.13
登録日 2022.03.13
ドンドンドンッ!なかなかに激しい戸を叩く音。
寒空で日も落ち流という頃合い。商売も終わりあとは家で寒い夜が過ぎ去るのを待つ時間の始まり。
家に帰る道を急ぎ歩く中で、扉を叩いて回る少女と言えそうな子供が居た。
高いその声が女の子だろうとわかる、薄い全身の服装は裕福には見えない。
「マッチは足りてるかい?」と少々乱暴に見える声を上げた。
文字数 984
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.10
貴族の家は血縁の存続は、義務とも言える。
権力には義務を。尊き血とも呼ぶ自らの血縁を誇りあるものとする。
「まあ、貴族も大変って事で」
「楽ではないわよねー」
10代の兄弟は、今日来た小さい男の子の相手をしながら話していた。
文字数 770
最終更新日 2022.03.08
登録日 2022.03.08
英雄は作られるもの
栄誉に、応えるのもまた王家の役割。
しかし素直に求められたものに、困惑してしまう。
権力、金銀財宝?褒賞がなしは避けなければ!!
文字数 671
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.03.06
王家という盤上。王と王妃。私が駒で、進ませるのは誰?
そんな夢を見るようになった。王子妃教育に疲れているのかしら。
私は、けして、勝手に動かない駒じゃない。
小さな国の王太子妃に選ばれた私、王家を見定めて出した結論は…。
文字数 1,118
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.03.06
パンだけじゃダメだ、
そう呼び止めた。支払い?高くも、売り払いもできないパンを狙ってか?
そんなわけないだろ。今から仕事というふうには見えない子供。
まだ日が昇ったばかりの時間の、出会いとは言えないほどの会話。
文字数 840
最終更新日 2022.03.04
登録日 2022.03.04
会社を辞めると言うまで、このままらしい。
そんな状況で、僕は昼食後で良かったと考えていた。
上司は胃痛に、イライラにと顔色が悪い。この会社、最初に雇いすぎた新入社員を子会社へ移して、移して飛ばす仕組みだったらしい。元々の部署から変わって、色々やってみたら?と勧められたけど。僕の選択は…。
文字数 917
最終更新日 2022.03.03
登録日 2022.03.03
うちは由緒正しい家柄、だった。祖父の代から傾き、それを打開しようとアホな事をして降爵。
具体的には、横領に手を染めていた。そりゃあ、そうなるわな。
領地も減ったけど、元々母が領地経営の仕事をして持っている。父の仕事とは?
一族の繁栄。そんな戯言を言って酒を飲んでいる。祖父、父、そこに混ざる兄。
そんな状況の変わり目に、私は…。
文字数 1,019
最終更新日 2022.03.01
登録日 2022.03.01
乗るか反るか?
白の国、黒の国それぞれの外交官達は、緊張に包まれていた。
森の侵食を打倒すると宣言した黒の国。
その近くで森を管理する白の国。その2つの国の意見は違うものの。
国を守護する気持ちは同じ。しかし方法が一致するのだろうか。
見守る調停国、和(なごみ)の国での話。
文字数 971
最終更新日 2022.02.28
登録日 2022.02.28
狂犬と恐れられている男がいる。
騎士を束ねる父を見るため、観覧席に連れてきてもらった幼い私。
狂犬の噂は聞いていたけど、実際見た印象は“男の子”。騎士達に囲まれ背の一段と低い彼を、見た時。
私は一歩近づいてみる事にした。
その彼の反応で…。
文字数 1,127
最終更新日 2022.02.26
登録日 2022.02.26