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これはもう一つの物語…。
苦しさも醜さもなにもない汚れない旅路を勇者は歩く。
まっすぐ僕達は何も見えない蜃気楼のような世界を進む。
この果てに僕達は願いを叶えることができるのだろうか?
目覚めの時は背後からゆっくりと忍び寄る…。
それでも見えない願いを僕達は探すだろう…。
そして、僕達はきっと後悔する…。
この物語に手を出してしまった事を…。
異世界ファンタジーRPG!
〈序章〉
僕は今日もダラダラとしながらスマホを眺めていた。スマホを覗けばなにか面白い事がみつかるからだ。
「ぷはっ…。うまい…」
僕はエアコンをつけて、冷えたサルピスソーダを一気に飲み干した。
「…さて…今日はなにを…。……ん? …なんだ……。このゲーム……?」
ふと…スマホの画面をみると、普段なら惹かれないはずのゲームに目をやっていた。そのゲームは特に画質が優れてるわけでもなく、ダウンロード数もすごいわけじゃない…。普通のゲームだ…。ただ…なんというか…その得体のしれない何かを僕は感じてしまった。まるで過去の名作に偶然当たってしまったかのような高揚感が湧いてきた。
「…なんだ……これ…? クソスキル……? つまんなそうだけど…。……無料だし…少しやってみるか…」
僕の指はインストールボタンを押していた。
「…なになに…基本無料だけど……課金はありか……。まっ…こんなゲームには課金しなくてもクリアできるだろ…。……っていうか、今月はもう課金しないようにしよう…」
僕はそんな事を思いながらゲームを起動した。
「さて…ゲームスタートだ…!」
これが…ただのつまらないゲームだったら、よかったのかもしれない…。アンインストールして終わりだ…。でも…僕は始めてしまった…。クリアしなければ終わらない最悪のゲーム…。クロスオーバーするこの異世界に!
文字数 9,908
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.07.24
田舎町に住む主人公。
得意なものは、自己流の剣術だった。
彼は、その剣術を使い狩りをして暮らしていた。飲み食いには、全く困らないほどその点では豊かな土地だった。
しかし、田舎ということである問題がこの町にはあることを幼なじみのユリスから聞いた。
その問題を解決するには大量のお金が必要だった。
彼も自分を育ててくれたこの町にいつかは恩返ししたいと思い始めていた。
しかし、スピード重視の幼なじみは今にも町をでて行動に移す勢いだった。
彼女が危険な目になることが目に見えていたので渋々つき合うことになった主人公。
まずは2人で話し合い、現状を変えるべくお金を稼ぐためにはギルドをつくりクエストの報酬を得ようという結論になった。
まず、彼らは最初にギルドを作る為、ダイオンという街に向かう。
だが、過去にトラブルが発生し簡単にはギルドが作れないという事実が判明する。
早くもお手上げ状態の彼ら。
ギルド設立ではなくどこかのギルドへ入りコツコツと稼ぐという方法も考えたが、ある一つの裏技のようなものがあったことをきく。
解決口を見つけ彼は一歩一歩ギルド設立へむけて行動へと移していく。
だが、その過程で起きたあることから少年は次第に大きな渦へ巻き込まれていく。
そして彼は、世界を揺るがす存在と出会う。
彼は今狭間にいる。
彼の約束により世界は大きく変わる。
もし、君ならどんな約束をしただろう。
約束を守るための冒険が今始まる。
文字数 77,610
最終更新日 2021.06.22
登録日 2021.06.20
〈あらすじ〉
目覚めるとピンク色の雲が漂う不思議な空間にいた。そこにはヘンテコリンな女の子がいて…神様だと名乗ってきた。僕は疲れて変な夢でも見てるのかと思っていたが、どうやら違うようであった。なんと、現実世界の僕は死にかけているのである。話を聞くと、このまま死ぬか…。もしくはゲームのような異世界を救うか…ということだった。僕はゲームのような…という言葉に惹かれ、まずは自分のステータスをみせてもらうことにした。だが、とんでもないステータス…。いやクソスキルのせいで…僕はハードモードでニューゲームすることとなったのであった。そこからはクソスキルのせいで更にとんでもない目に合っていく…。四天王…。魔王…。コーラまみれ…? そして…謎の黒い魔物との戦い…。だが、そんなスキルも運命という名のシナリオの一つに組み込まれていたなんて僕は知らなかった。世界を…この星を…救うために僕は進む…。異世界ゲームRPG!
登録日 2021.06.26
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