「依頼」の検索結果
全体で2,591件見つかりました。
レンズの前では皆裸の心を映される。
醜くさもない、産まれたままのあるがままの自然体を納める、それが彼の仕事だ。
どんな依頼にも応え、美しく撮っていく。彼の信念は決して曲げない。
そんな一人の男の物語。
文字数 35,983
最終更新日 2017.07.29
登録日 2017.07.17
「ここは?」
「グランフィアヌスです」
「貴方は?」
「貴公らを召喚したものです」
「なんで?」
「この世界の歪み、隷帝の討伐を依頼したいからです」
勇者召喚。誰もが一度は聞いたことのある単語だ。実際に、そうであって欲しい。
私は更科翡翠。『更科』と書いて『さらしな』と読む。大抵の人が『こうか』だとか『さらか』って読んでしまうのが、悩みの種だ。
友達、肉親、頭脳、運動神経に恵まれ、充実した高校生活を満喫していた。しかし終わりは唐突にやってきた。
ある日、登校したら、異世界召喚というやつに出くわした。クラスの数名の男女を異世界に召喚するつもりだったらしい。らしい、というのは私が術者(誘拐兼拉致未遂犯)を取っ捕まえて事情を説明させたからだ。我ながら荒々しかったと反省している。
それで、術者が言うには、この世界の秩序を乱す隷族の王、隷帝をぶっ倒して欲しいらしい。奴隷の王様?意味わからん。ぶっ倒す?訳分からん。
そもそも私達に戦う力なんて備わってないわけで……。
え……?ステータスを確認しろって?なんだよステータスって。聞いてみると、なんと個人情報が書かれているらしい。誰が調べてんだよそんなの。
ステータスを開いて確認すると、シークレット情報のオンパレードだった。スリーサイズからお気にの下着の柄まで、下の方にひっそりとではあるが確かに記載されている。
このステータスは神様が記しているらしい。変態神にはいつか鉄拳制裁を喰らわせなければならないな。
話が脱線してしまったが、隷帝を討伐するために変態神からギフトが与えられているらしい。起動すると、それぞれ素晴らしい力が具現化するのだとか。
聖剣、結界、古代魔法等と様々な良い感じのギフトを授けられていく同級生の中、私のギフトはと言うと、
『神の脚』
パッと見ただけでは能力も概要も全く分からない抽象的すぎるギフトだった。ああ、リセマラしたい。
ところがどっこい、これが使ってみると割と面白い。
ある意味このギフトが一番の当たりかもしれない。
さあ、ちゃっちゃと隷帝とやらを討伐して、地球の返してもらえるように交渉しますか。……へ?帰れない?そんな馬鹿げた話があってたまるかーッ‼︎
私と二十一人のクラスメートの戦いの火蓋が、今、切って落とされる……ことを祈る。
改めまして、読者の皆々様、紗犬弐式でございます。『さけんにしき』って読むよ!
怪我から復帰して数日、まず最初にやろうと思ったのは異世界覇者の連載……ではなく、『新しい小説書きてぇなぁ』でした(笑)。というわけでなんのプロットもなく投稿してみたのがこの〈被与神〉です。もちろん異世界覇者も再開すると思うんでそこんとこよろしく〜。
あと紹介できんの五十文字しかねぇな…。
ということでこの〈もら神〉、何卒よろしくお願いします。私見だけど面白い作品になると思うよ。ではでは!
文字数 6,053
最終更新日 2018.04.08
登録日 2018.04.07
隣国ダーガリンダ王国の魔石採掘の坑道で、大規模な落盤事故が発生した。坑道に閉じ込められた人々を救難するため王国軍は救難に当たるが、人員が少なかった。そこで、王国は帝国に救援を依頼し、帝国は傭兵部隊へ出動を命じた。
傭兵部隊を率いる隊長ユルゲン・クリーガーの弟子ソフィア・タウゼントシュタインは、坑道内で再び起こった落盤事故に巻き込まれてしまう。落盤の影響で入り口へ向かう坑道が塞がれ、閉じ込められてしまう。
空気が薄い中、坑道の奥へ進み別のルートを通って脱出するしかない。しかし、ソフィアは坑道の奥で見慣れぬ怪物と出くわすことになる。
文字数 25,166
最終更新日 2022.03.11
登録日 2022.02.01
「君の両親の死は、私に責任がある」
エル=シャラーラは、育ての親から告白された。それも、事情を説明するために、ある人物が必要と言う。彼女はその人物を探して旅立つ。
一方、辺鄙な村で暮らすエルフのリズワーンは、村で起きた事件を解決するため、冒険者に仕事を依頼した。だが、条件に合わない冒険者がやってきて‥‥。
両親を亡くした女戦士と、その時の記憶を封じられたエルフが一緒に旅をすることで、それぞれの居場所を見つける話。
* 世界観、魔法、宗教について、TRPG版『ソード・ワールド』®︎を元にしておりますが、オリジナル設定も入っており、異なる部分もあります。
文字数 91,400
最終更新日 2024.08.20
登録日 2024.07.26
「私が全て背負いましょう――」
とある大陸のとある国。長きにわたる戦乱が集結し、人々は自由な生活を取り戻しつつあった。そんななか、旅をしている主人公三人組。腕利きの戦士である彼らは、路銀を稼ぐため立ち寄った街で大規模な護衛依頼を受けた。複数パーティーによる合同依頼であったため、集合場所へと向かった彼らは一人の少女と出会った。赤いポンチョを被ったその少女は、周囲を囲むごろつきの興奮に赤くなった顔を見て、小さく呟いていた。
――あか、と。
童話赤ずきんより着想。恋愛ジャンルで上げている赤ずきんとは全く違ったテイストになっています。多少過激(残酷)な表現ありなのでお気を付けを。大丈夫という方のみ、お暇潰しにどうぞ。
文字数 25,592
最終更新日 2020.09.09
登録日 2020.08.25
【注意】
この作品には残虐・グロテスク及び不適切、また不快になる可能性のある文章や表現が含まれます。作品を読まれる際には十分にご注意ください。
魔術が第一の武器として扱われ、個人の大いなる力が小さき組織を凌駕しうる、我々の世界とは違う物理法則を持った異世界でのお話。
あらゆる問題をあらゆる手段で解決する、この世界では【解決者】とも呼ばれる主人公。
新たな依頼を受けるが、それを発端として徐々に厄介な事件に巻き込まれていく。
文字数 12,213
最終更新日 2023.12.19
登録日 2023.08.13
歌手志望の女子高生・三谷双葉(みたに・ふたば)。双葉は母の友人の知り合いで現在作曲家として活動している元歌手、樋野良輔(ひの・りょうすけ)にボイストレーニングを依頼する。しかし彼は自他共に認めるドSボイストレーナーだった。
双葉は夢を叶える為、ドSトレーナー樋野良輔のレッスンに励む。
文字数 15,893
最終更新日 2016.03.28
登録日 2016.03.11
親友の探偵、緋村が殺されたことにより代理の依頼を受け元整備士が動き出す。
街の企業ヤクザを相手に得意の肉弾戦で真っ向に立ち向かう。
文字数 73,035
最終更新日 2018.02.16
登録日 2018.02.16
リム・スタルジアは、魔道灯に灯りを灯す『点灯師』。国会議事堂での仕事中の事故で、デュラーヌ商会の副支配人であるアービンとキスしてしまう。
二度と会うことはないと思っていたのに、国賓をもてなすために『点灯師』としてリムを雇いたいとデュラーヌ商会から依頼が……。
※なろうからの転載です。 カクヨムにも連載しております。
文字数 20,925
最終更新日 2018.05.18
登録日 2018.04.13
椎月蛍都(ついげつ けいと)は、御三家の御用聞きを行う家系に育っている。
蛍都は舞台をメインに活動する女優業をしながら、御三家・香月家(こうげつけ)、唯月家(ゆいげつけ)、望月家(ぼうげつけ)からの依頼があれば依頼を遂行する日々を過ごしていた。
ある日、蛍都は香月桜典(おうすけ)から依頼を受けることになる。
蛍都は香月桜典の兄・柳典(りゅうすけ)との間に、隠したい過去がある。
蛍都は柳典に片思いの末、むごい形で片思いが散った過去があった。
柳典との一件以降、香月家からの依頼は、全て兄である莱都が受けることとなっていたが、多忙を極める兄に頼まれてしぶしぶ了承する。
柳典との過去を思い出したくない蛍都は、桜典の依頼を早く完了させて、香月家と距離を置こうとするが……。
柳典が父親の逝去をきっかけに、蛍都を婚約者にすると言いはじめ、事態は蛍都にとって不本意な方へと動き始める。
護衛家系には御三家への償いをする仕組みがあり、そして、御三家にも秘密があった。
桜典の依頼は、「愛おしい人と甘い夜をすごす」ことだ。桜典の愛おしい人を探りながら、「甘い夜」の指南をすることになる。演技と、かつて柳典から受けた「教育」を発揮しながら……。
桜典の依頼と並行して、香月兄弟からの映像制作の依頼を受けて、蛍都は遂行することとなる。
友人でも恋人でもあり得ない、上下関係のある二人と蛍都との関係。
償いのために自分たちの依頼や要請を断れない蛍都を見かねて、護衛家系から救い出したい香月兄弟。
依頼や演技以外では恋愛経験がないため、今度こそ誤解して失敗しないように、と思う蛍都。
付き合ってもいない、好き合ってもいない。けれど、肌を重ねる。依頼であり、演技であれば。
歪な関係ながらも、依頼の遂行の中で、蛍都の心は傾きはじめてしまう。
過去の罪で愛情表現を奪われた兄弟と、演技でしか恋愛を知らない蛍都の三角関係ラブストーリー♡
文字数 100,269
最終更新日 2023.09.26
登録日 2023.09.26
大陸の一角に栄えるとある国。
そのまた、中心にある都市部と呼ばれる発展した地域。
人が行きかう大通りに面し大きな木造の建物が一つ。
そこは、冒険者という依頼をこなし生計を立てる人達が拠点とする酒場。
その一角に座り込み、テーブルと同化するようにグッタリとしている青年、ジェスターは自分の目的を思い出す。
(あぁ、お酒と美女に埋もれながら優雅に過ごしたい)
そんなジェスターの隣で同じようにテーブルと同化する女性チェルビー。
(あぁ、イケメンとお金が欲しい、切実に)
金が欲しいからと言う理由で冒険者になったはいいが、楽して幸せになる方法を模索していく二人。
しかし、彼らは知らなかった。
自分達の堕落した思考がどれほど極まっていたのか。
彼らは知ることになる、楽してお金を稼ぐ方法はないと。
時には、ざまぁと他者を見下し酒を飲む、時には、ざまぁとチェルビーを見下し殴られる。
そうして、彼らは知っていくのだこの世界の仕組みを...。
文字数 28,692
最終更新日 2020.11.05
登録日 2020.11.01
特別製の人工子宮ウテルスを用い違法な人間のクローニングを生業にしている青年、鳥井瞑。
ローカルイベントで顧客が入手したアイドルの組織から生体ラブドールを作成し、大きな儲けを得ていた彼の元に、少々趣の異なる依頼が舞い込む。
それは中年男性による「死んだ息子と再会したい」という物だった。
鳥井は彼自身の目的の為に依頼を受けることにする。
複製した依頼人の息子にナタと名付け、彼と生活を共にすることになるが……。
登録日 2021.09.15
錬金術師のプレシアは、いつもの通り工房で仕事をこなしていた。
錬金術師が作る物は多岐に渡る。傷薬や酔い止めといった薬剤はもちろん、忘れ物をしにくくなる呪いを刻んだ指輪だとか、魔道書向けの特殊なインクだとか様々だ。
もっとも、見習いであるプレシアにはそんな物は作れない。いくらかの回復薬と、それから師匠の手を借りて開発した魔法のランプ、それがプレシアに作れる道具のすべて。
だけどそんなプレシアに、とある人物が依頼を持ち掛ける。
「嘘を見破る魔道具を作って欲しい」
「……はい?」
瞬くプレシアの前にいるのは、王都の下街には似つかわしくない、きらきらした雰囲気の貴公子。
……面倒ごとの気配に、ひくりとプレシアは頰を引き攣らせた。
※このお話は小説家になろう様でも公開しています
文字数 25,036
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.11.07
姉の策略によって完全武装少女・ジャンヌになってしまった無表情少女・夢
それに加え夢の友達も魔装少女となり〈完全少女隊〉を結成することなってしまった
敵は人工生物・能力者・傭兵団等々
正義も悪も関係なく依頼があれば
どんな相手とも闘う
今日もジャンヌは敵をぶっ飛ばす
よければ感想お願いします♪
書く活力になるので
文字数 41,018
最終更新日 2021.07.11
登録日 2018.04.21
≪第1章:Blue Blood Panic≫
先の大戦後一線を退き、廃棄区画にて小さ可愛い妹と不愛想な相棒と共に「何でも屋」を始めたカイル。
庭の掃除から要人の警護、魔獣の討伐まで数多の依頼をこなすが、同時に積み重ねる数々の不祥事により仕事が途絶えパン耳生活を余儀なくされてしまう。
そんな時、舞い込む1件の怪しい依頼。
それはカイルの元同僚からのものだった.....。
≪第2章:Drug & Monsters Party≫
吸血鬼事件を無事解決し、新たにシェリルが加わった「何でも屋 BLITZ」。
しかし、家計のピンチは相変わらず。
溜まりに溜まった借金を返済するため、噂のイカサマカジノへ乗り込むカイルとリュウガ。
戦利品を手にした帰り道、思わぬ人物との再会。
そして舞い込む新たな厄介な依頼(お仕事).....。
大体週1回更新です。
面白かったら、ぜひお気に入りやコメントお待ちしておりますm💀m
文字数 146,080
最終更新日 2022.04.23
登録日 2021.09.23
トールは王国所属の竜騎士なのにとてつもなく貧乏である。
こっそりと竜を使って運送業のようなアルバイトをしていることが、たまたま訪れていた隣国の王女であるアシャーヌにばれてしまう。
アシャーヌは魅了の力を持つと言われる異能力者だが、王位継承争いで弟に命を狙われているため、亡命を希望していた。
「君が運び屋だというのならちょうどいい。私をあの国まで運んでくれれば、この体は君にやろう」
彼女の力を使えば、どんな相手も思いのままになる。金に困ることもなくなる――はず。
色んな思惑の中、トールは彼女からの依頼を受けることになるが、いくら本人が亡命だと言っても表向きは平民による王族の誘拐となり、発覚したり捕まれば当然、死罪。
無事、二人の逃亡は成功するのだろうか。
文字数 21,179
最終更新日 2023.03.14
登録日 2022.08.31