「掛け」の検索結果
全体で2,862件見つかりました。
小説技法の一つである「デウス・エクス・マキナ」と名乗る女性に、物語の登場人物を幸せにするために、ある日、突然相談を受けることになった文学部3期生の「神保学」。
心がなにかは知らないが、物凄い喋る彼女と、小説のワンシーンだけで登場人物達は幸せへと導いたり、導かなかったり。
誰も不幸にしない、優しいだけのコメディです。
文字数 5,190
最終更新日 2015.11.19
登録日 2015.11.19
概要
主人公(修夜)が目覚めるとそこは深い森の中であった。そこにいる理由も、名前すらも忘れていた彼は途方に暮れながらも森を抜け、力になってくれる人を探すために町を目指した。
町に出た彼は屋根の上を跳ねる光の帯を目にした。何かに惹き付けられるように光を追いかけた彼はその先で男と、傷だらけで倒れた猫(癒衣ゆい)を発見する。
修夜が仲裁に入ると、男は彼の顔を見るやいなや襲いかかって来たが、癒衣の助けで一命を取り留めた。彼は癒衣に対し、互いに助け合おうと取引を持ちかける。自身の死を悟っていた癒衣はそれに承諾をした。かくして二人は共に行動をすることになる。
癒衣は過去に光矢社と言う組織と敵対して今は追われる身であった。彼女の命を狙って光矢社の討魔士が襲いかかる。一度は退けた二人であったが、その事で修夜の存在が光矢社の知るところとなった。
光矢社は修夜に対抗すべく、社でも最強の討魔士との呼び声高い、朝霧陽子を二人の元に送り込んだ。彼女は修夜と癒衣とに個々に接触してそれぞれに離れるべきだと勧告した。さすれば修夜の命までは取らないと申し出た。
僅かな時間であったが、既に互いに掛け替えない存在だと認識していた修夜はそれを拒否し、癒衣はそれを承諾した。しかし結局は癒衣の申し出で二人は道を別つことなった。その夜、建築途中のビルの屋上で一人待つ癒衣の前に陽子が現れる。
圧倒的な実力を前にただただ嬲られる癒衣であったが、死を前にして再び修夜が助けに入った。陽子に対して互角の以上の戦いを修夜であったが、一瞬の隙を突かれてビルから突き落とされてしまう。幸運にも一命を取り留めた修夜は、死の淵にあって混濁する意識の中で内に秘められた力を思い出した。
記憶を取り戻した修夜は辛くも陽子を降したが、彼もまた力尽きて倒れた。目が覚めたとき、癒衣はありがとうの言葉を壁に残して消えていた。修夜は心地よさと一抹の寂しさを胸に記憶を取り戻すために霧凪の町へと戻った。
登録日 2017.03.06
「幸せになろうよ」が口癖の無邪気な少年のルクスの物語。
小さい身体から想像も出来ない強力な力を持っている。
善人も悪人も助けまくる良い奴。
そんな彼は、未知の世界に幸せを広げたいと思い立ち冒険に出掛ける。
文字数 6,248
最終更新日 2018.06.08
登録日 2018.05.29
新居武の父である優は、ある日突然不慮の事故で死を遂げる。息子の武の夢が叶いますようにと言うのが、優の最後の願いだった。
優の死から10年後、ある事件を切っ掛けに武の夢が叶う日がやって来る。それは10年前の出来事が関係していた。
夢を叶えた武に待っている事とは……
【テーマ】
『優しさ』をテーマにしました。
主人公の父、新居優の子を思う気持ち。
母の主人公を見守る優しさ。
片親となってもめげずに周囲に優しい目を向ける主人公を書いたつもりです。
稚拙な文章で伝わるか心配ですが、少しでも優しさを感じて頂けたらと思います。
文字数 52,907
最終更新日 2021.08.11
登録日 2021.07.22
騎士のレオンは魔性の森での魔族の討伐で淫魔を倒した際に月の呪いを受けてしまう。
月の呪いは月の光を浴びると異性に変化して、戻る為には男の精を取り込まなければならない呪いだ。
しかも月の満ち欠けに合わせて、取り込まなければならない男の精の量も増減する質の悪さである。
残念ながらレオンの周囲はまともな者は居らず、ろくでもない男達ばかりで、レオンの助けにはなりそうにない。
四面楚歌だが、どうするレオン?
ちなみに異性化するのは初日だけです(^^;
お堅いレオンが、呪いを切っ掛けに周囲との距離が近付きすぎてしまうお話です。
R18予定はタイトルに※印入れてます。
更新は不定期になります。
楽しんで頂ければ嬉しいです(*´ω`*)
文字数 48,931
最終更新日 2021.04.20
登録日 2018.11.11
「せんぱーい! お話したいでーす!!」
飲み会にて、後輩の彼女が彼へと声を掛けた。
「何? ずいぶん懐いてるじゃん」と、彼の同期が彼女に聞いたところ、
返ってきた返事は『お兄ちゃんみたい』で…。
これは彼のとある日の日常を描いた物語。
文字数 3,573
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.07.16
田舎貴族のアンナは、王都にある名門ランラード学園に通う16歳の女の子。
それなりに楽しく学園生活を送っていたけれど、卒業まであと1年を切った夏休み明けのとある日、不良生徒に絡まれてしまった。
そんなアンナを救ってくれたのは、先輩男子生徒カイロス。ついでに言うと、彼はこの国の第三王子で、ずっとアンナが片思いをしていた人だった。
自分の窮地を救ってくれたカイロスに、アンナは律儀にもお礼がしたいと申し出る。
下心皆無のそれに、きっとカイロスは「いやいやそんな」と辞退してくれると思いきや、取引を持ち掛けられてしまった。
「卒業まで恋人のフリをしろ」と。
紆余曲折の末、アンナはカイロスの仮初めの恋人になった。
熱烈にカイロスを身体で口説き落としたふしだらな令嬢という肩書きまでオマケされて。
ただ一言「好き」と言えない男女が、仮初の恋人を演じながら互いの距離を詰めたり取ったり、時々トラブルに見舞われたりする、ちょっと際どい学園生活。
※過去に掲載していた作品を改題、加筆修正して投稿しています。
文字数 44,431
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.08
文字数 11,911
最終更新日 2022.05.18
登録日 2022.03.18
【第1回きずな児童書大賞】奨励賞を受賞しました!
応援して下さった方々に、心より感謝申し上げます!
「ひさしぶりだね、魔法少女アイカ」
再会は突然だった。
わたし、愛葉一千花は、何の取り柄もない、フツーの中学二年生。
なじめないバスケ部をやめようかと悩みながら、掛けもちで園芸部の活動もしている。
そんなわたしには、とある秘密があって……。
新入生のイケメン、乙黒咲也くん。
わたし、この子を知ってる。
ていうか、因縁の相手なんですけどっ!?
★*゚*☆*゚*★*゚*☆*゚*★
わたしはかつて、魔法少女だったんだ。
町をねらう魔物と戦う日々――。
魔物のリーダーで、宿敵だった男の子が、今やイケメンに成長していて……。
「意外とドジですね、愛葉センパイは」
「愛葉センパイは、おれの大切な人だ」
「生まれ変わったおれを見てほしい」
★*゚*☆*゚*★*゚*☆*゚*★
改心した彼が、わたしを溺愛して、心をまどわせてくる!
光と闇がまじりあうのはキケンです!
わたしたちの恋愛、NGだよね!?
◆◆◆第1回きずな児童書大賞エントリー作品です◆◆◆
表紙絵は「イラストAC」様からお借りしました。
文字数 83,316
最終更新日 2023.08.15
登録日 2023.07.22
母を亡くしたエーリアは、貴族の屋敷に迎え入れられ、継母と義姉二人と共に住むことになった。
自分の境遇が、昔聞いた「シンデレラ」みたいだと思ったが、継母と義姉二人はエーリアを虐めたりしなかった。
お世話になっている三人にお礼がしたいと思い、化粧品を贈ることにしたが、化粧品に詳しくないエーリアは悩んでいた。そんな時、お店の青年が声を掛けてきて──。
勢いで一気に書いた物語です。細かい設定は、気にせずに読んで頂けると嬉しいです。
文字数 7,602
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.07
裏稼業を行う「組織」に所属する軽薄で恋多きバニーボーイの「ヴァイオレット」が、依頼のため潜入したバーで昔恋人だった執着心・独占欲の強い「男」に取引を持ち掛けられ、セックスに及ぶ話。湿度高め。
コミッションにて執筆した作品で、キャラクターのお名前は変更しておりますが世界観・キャラ設定の著作はご依頼主様に帰属いたします。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらにて
https://twitter.com/show1write
文字数 11,121
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.07.01
「村に平和が訪れました。」
嵐の去った村に鶏が啼き、巡査が村民に告げる。
問題はどうして人狼が死んだのか。犯人がいるなら罪には問われるのか。
その正体は誰なのか。年齢、身長、出身大学は?彼女はいる?○○坂のメンバーが元カノって本当?
誰も予想だにしないどんでん返し!最後までお見逃しなく!見れば~?
■哀れな登場人物たち
◆人狼 :朝起きたら首がちぎれて死んでいた人食い殺人者。別名、哀れな被害者。
◆村長 :「むらおさ」が苗字というだけの、役所には認められていないおじさん
◆霊媒師:霊媒系Youtuber。とんでもない秘密を抱えている。霊なんてものがいるわけないのにね。
◆占い師:水掛け論おばさん。神の塩という白い粉の入った壺を高値で売るタイプの詐欺師。
◆巡査 :朝起きて最初の仕事がハード過ぎた背の低い若者。仕事を辞めようとしている。
◆旅人 :世界樹が豊穣をもたらす異世界『シマス=ペイン』にかつて存在した古代国家『パルケニア』を派遣国家に導いた最強の軍師であり、「千の剣」の異名を持つ大英雄、ヴェリス。現代の日本に転生し、その神算鬼謀をもって『国盗り』を目論む
※注意※
この作品には霊との交信、異常な身体能力、異世界要素は含まれません
なので、勘弁してください!
文字数 19,519
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.08.12
ある事が切っ掛けでスポーツカーと全く無縁だった女性がスポーツカーのハンドルを握る事となる。
恋愛にも視点を置いてあえて旧車の物語です。
小説というよりは設定、プロットかもしれません。
物語ではありますが登場する車種は全て様々なチューニングパーツを取り付けてある設定です。
NISMO、HKS、BLITZ、TRUST、TOMEI、SARD、無限 MUGEN、TOM'S、BBS、RAYS、SSR、ENKEI、
TEIN、CUSCO、RS-R、HYPERCO、RACING GEAR、ENDLESS、EXEDY、OS GIKEN、
KAKIMOTO RACING(柿本改)、FUJITSUBO、RECARO、BRIDE、etc・・・
名前を挙げればまだまだ沢山ありますが、そのようなメーカーさんのパーツや色々と取り付けてあるわけです。
しかしサラッと読みやすくする為にメカニックの部分や難しい事は抜きです。
途中で思い出したかのように書き直してみたり、誤字脱字も多いかと思いますが温かく見守って頂けたら幸いです。
実際の物語の中では様々な車種が登場しますが、この投稿作品では省略している部分があります。
※車種、地名などは実在してもこの物語はフィクションです。
演出等で「これはあり得ないでしょ」と思われる演出等もあるかと思いますがフィクションです(;^_^A
現実の世界では交通ルーツを守って安全運転を心掛けてほしいと思います。
アニメや漫画、映画の世界と現実の世界は違う・・・
文字数 5,570
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.03.05
――――イストランド王国とドラゴマ王国の二国間での戦争は数年にも及び、両者ともに決定的な打撃を与えることなく、ずるずると戦争が続いている中、イストランド王国の三大貴族でもあるリンデンベルガー家の当主ゴルドンは占拠されたトルマンドの街を奪還すべく、兵を進める。他の貴族たちに手柄を取られまいと他の部隊の到着を待たずにドラゴマ軍へと攻撃を仕掛ける。黒羊傭兵団はゴルドンと契約を結び、戦線へと進むのであったが、先行しすぎたゴルドンの部隊はドラゴマ軍の伏兵によって、壊滅。傭兵団も同じく多くの団員を失うことになる。
黒羊傭兵団の団長を失った主人公ヨシハルはいのちかながら逃げ出すことに成功したのだが、平然と生きていたゴルドンに怒りを覚え、罠を仕掛けることにした。
見事にゴルドンは死に、さらには王の命令に従わずに部隊を全滅させたことに逆鱗に触れ、死しても罪は許されず、領地と爵位を没収するとともに王国から追放までさせた。
家、そして、国を追い出された公爵令嬢のコルネリアは路頭に迷うも、身売りだけはそのプライドが許せず、餓死する寸前までに至っていた。そんなことろを偶然通りかかった黒羊傭兵団の団長ヨシハルと出会い、やがて、打ち解け合うなかになるも、彼女がリンデンベルガー家の公爵の一人娘だったことを知った傭兵たち。そして、ヨシハルが取った行動とは……
文字数 19,134
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.05.16
高校二年生の麻生やなぎは、幼い頃から霊が視えるという特徴があり、それを周囲に知られてぼっちとなってしまう。
独りの時間は増えるいっこうで、気づけば感情すらまともに表現できない、心無き人間として生活していた。
そんなある日、やなぎが独り暮らしの自室で眠ろうとしたときに金縛りを掛けられてしまう。決して長年視てきた霊など怖くなかったためふと目を開けると、仰向けで横になっている彼の腹上には女子高校生の姿をした霊が座っていた。
邪魔だと感じ早く退いて欲しいと願うやなぎだが、成仏のために言霊を探しているという彼女から共に過ごすことを強要されてしまい、彼のとんでもない高校二年目の生活が始まるのだった。
ただ、何も知らずに……
登録日 2016.02.03
『スミレのような人』
それが、始めて会った時、彼女に抱いた印象だった。
真夏日のこと。オープンキャンパスで運営の手伝いをしていた、大学一年生の七瀬俊は、おとなしげな雰囲気を纏った女子高生、上川渚と出逢う。その切っ掛けは、どちらもこの世ならぬ存在――幽霊が見えること。
そうして出来上がった縁は、途絶えることなく二人を繋げ続け、時に怪奇を呼び込み、時に幸せをもたらしながら、人生に華を添えていく。
これは、そうして始まった、少し奇妙でちょっぴり怖い、徒然なる怪奇譚の断片である。
文字数 213,772
最終更新日 2019.01.07
登録日 2018.11.01