「灰」の検索結果
全体で812件見つかりました。
西暦二七三四年、「大陸の自然を再興させる」という目的で海上都市を建設。『大民族戦争』を経て反対派を鎮圧。全人類が移住し、生活していた。
しかし一千年が経った頃、突如として南極大陸が崩壊。それによる急激な海面上昇によって、都市は未曾有の大災害に見舞われる。
最下層に住んでいた少年『武田弥彦』ももれなくこの災害に巻き込まれ、昏睡状態となってしまう。
そして、一ヶ月後。 ——意識を取り戻した弥彦は驚嘆した。
目前に広がるのは見慣れた都市の灰色の景色ではなく、色鮮やかな緑の世界だった。
天井に見える空がここを一千年間人が離れていた『大陸』であることを示していた。
登録日 2023.01.14
来て下さってありがとうございます。
まだ本編が出来上がっていない創作『六王記』の番外編。二作目になります。
舞台は前回の番外編よりも百年ほど昔の話となります。
キャライメージ等はpixiv様の方に投稿しようかと思っております。
※これはフィクションです。実在の人物。団体様等とは無関係の創作作品です。
グロテスク。ホラー。やや暴力的なシーンを含んだ内容となっております。
軽く書いておりますが、冒頭に処刑のシーンが含まれております。
人体を無碍に扱う等の表現が作中に含まれておりますが、実際の行為を推奨する目的で書いたわけではありません。
作品に必要と考えた上でこの表現を使用させて頂きました。ご了承ください。
文字数 23,500
最終更新日 2019.07.14
登録日 2019.03.22
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愛がない、愛されない
言葉がない、伝えない
答えがない、答えない
積み重ねて築き上げた、
私の心の城の中。
誰も傷つけないための、
嘘の鎧は重すぎた。
外した生身は赤子のようで、
風はその身を血に染める
言いたい言葉は掻き消され、
嘘のうわべが揺蕩い残る
私は僕で、僕はあなた。
あなたは君で、君は自分。
自分は誰かで、誰かは私。
ガラスのコップは床に散り、
食事は口で灰になる。
太陽は私を焦がし、
月は私を凍らせる。
歩んだ先は崖の上、
戻る道は沼に飲まれる。
誰かのせいで死ぬのでなくて、
私のせいで死ぬのです。
私がここで死ぬのなら、
あなたは死なずに済むのでしょう。
あなたを救う誰かのために、
私はここで散るのです。
私はここで告白しよう。
私が抱える家族の事を、
私が作った家族の事を、
私の鎧で、私の嘘で、
私の劔で、私の声で、
私を語れる私の全て。
文字数 1,668
最終更新日 2018.04.03
登録日 2018.04.03
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婚約者のモラルハラスメントによって苦しめられていたフロレンシアは、婚約者から婚約破棄を言い渡されて。その日が彼女にとっての人生の正念場となる。
*他サイトにも掲載中
文字数 8,017
最終更新日 2023.03.20
登録日 2023.03.20
白の魔法使い(ブラン・マジュワ)の少女、イングレアは、しつこい求婚者から逃れるために、兄弟達の提案で、自身の使い魔の白猫、ジュネを連れて、迷いの森(アンファ・ド・フォレ)に逃げ込んだ。
そこで出会ったのは、噂上の魔法使い(マジュワ)、灰色の魔法使い(グリ・マジュワ)の青年、ユルマン。彼の使い魔、ノエルの説得もあり、ユルマンは、渋々ながら、イングレアを匿ってくれることになった。そんなこんなで、一緒に過ごすうちに、二人の距離はどんどん縮まっていく。だが、ユルマンの秘められた過去が、二人に荒波を引き起こすことに!魔法使い達の世界で起きる、ファンタジー・ラブストーリーです。
登録日 2014.08.31
遥か昔、世界は灰色の空の下、大地は枯れて荒野が世界の果てまで続いていました。
人々は魔物に怯え、暗闇の世界を細々と暮らしていました。
ある日、空から星が落ちました。
その星を受け止めた人は、世界を照らす光の魔法を手に入れました。
星を受け取った人は旅人して、世界を照らす旅を始めました。
旅を続ける中、旅人を王として慕う四人の騎士が現れました。
最後の旅に魔人と戦うことになり、魔人の王を倒すと旅人は命を落としてしまいます。
旅人は四人の騎士達と誓いを立てることになります。
世界を照らし続ける事を旅人は約束しました。
騎士達は4つの方角を向いて、大地を守る事を約束しました。
文字数 93,494
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
グリム奇譚・シンデレラに王子様は恋をした
王子様は恋をした。
魔物に囚われていた屈辱から救ってくれた美しい乙女に。
愚か者と呼ばれても、探し続ける。
美しい灰かぶりに、再び会うその日まで。
とりあえず、ツヨツヨ女子を書きたかった。
魔物を蹴って蹴って蹴りまくって、ハイヒールで踏みつけてみたかったので、満足です。
他サイトにも重複投稿中
文字数 3,816
最終更新日 2024.01.13
登録日 2024.01.13
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
文字数 79,426
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.11.03
本を読むのが好きな13歳の男の子ソラ。冒険にあこがれていたソラはある日、父親が働く国立研究所の地下に入り込み、不思議な女の子ミホシと出会った。真っ白な肌と尖った耳、エルフのような姿をしたミホシは、火山灰の舞う灰色の風の向こうからやってきたという。
故郷の話を聞き、行ってみたいと思ったソラは、彼女を連れ出そうとした。その時にミホシの存在が国に知られてしまう。エルフの少女として追われる身となったミホシを連れて、ソラは彼女の故郷『姶良』を目指す事を決意したのだった。
児童文学風味の長編ファンタジー。
登録日 2015.06.14
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「……そういや、俺らのファーストコンタクトって、めちゃくちゃタイミングが悪かったよな。」
ふと、昔を懐かしむようにおもむろに呟いたのは、机を挟んで正面の椅子に腰掛ける彼。
「……確かに、そうね。」
私も当時を思い出して苦笑する。
その際、一瞬胸に浮かんだのは、旧懐の念と少々の寂しさ。
「……でも。」
しかし、直ぐにそれらの感覚は消え去って、私は正面に座る彼を見据えて微笑んだ。
「……あの時にキミと出会ってなかったら、今の私はいないと思うな。」
胸を満たすは温もり。
『永遠に埋まることはない』と、そう思っていたはずの空洞は、彼の存在が満たしてくれた。
「……それを言うなら俺もだよ。」
恥ずかしそうに頬を掻き笑う彼もまた、私に向ける表情は柔らかい。
「…………。」
この世に、『絶対』も『永遠』も無いように。
いつまでも続くかのように見えるこの『幸せ』にだって、きっといつか終わりがくる。
―――死んで灰になったその後は、きっと一人になってしまう。
……だから。
「―――愛してる。」
「……へ?」
「ふふっ何でもない、言ってみただけ。」
二人で笑みを交し合える『今』に、限りない愛しさを溢れさせるように。
―――重なり合った手の平が、最期の最期まで離れてしまわないように。
それまでは、こうやって……
―――『幸せ』の中で、生きていたいと思うの。
文字数 8,641
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.11.04
雨に嫌な思い出があるキオは梅雨のある日、雨に突然降られ雨宿りするかのようにとあるパン屋の軒下に避難する。灰色の空を見上げていると、パン屋の店員であるテヤサと出会う。雨が嫌いだというキオと雨が好きだったのにと過去形で話すテヤサ。なんとも言えない空気感が2人を包み込んだその時、突然大きな雷がなり響き咄嗟にテヤサはキオに抱きついてしまう。今まで感じたことのない感情が芽生えるキオ…そんなキオに自身の傘を貸し、自身が作ったパンまで渡すテヤサ。キオはそんなテヤサのことが益々気になるが…。
文字数 25,747
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.02.10
ある日庭を散歩中に転んで頭を打った拍子に前世の記憶を思い出したアマリリスは、前世で重課金したスマホの乙女ゲームの世界に転生していることに気づく。
いやコレ前世でよく見た設定だなぁ、オイ。…とかぼんやり思ってる場合じゃ無かった。
アマリリスって攻略対象の王子の婚約者で“間接的な”悪役令嬢やないかーい!
間接的ってどういうことなのかって?
ヒロインに嫌がらせをする直接的な悪役は兄たちなのですよ。
アマリリスを溺愛する兄2人+父が暴走してヒロインを虐めた結果は…説明しなくてもわかっていただけますよね?
はい、兄たちは投獄されるか島流し、我がヘルリッヒ公爵家は没落です。
私の為に兄たちが投獄されたり、家が没落したりするのはごめんだわ!
…仕方ない、異世界転生モノのテンプレ通りフラグを折って折って折りまくってやろうじゃないか!
これは、アマリリスが兄たちが悪役になるのを回避すべく奮闘する物語である。
文字数 5,440
最終更新日 2019.04.08
登録日 2019.04.04
恋愛経験ゼロの冴えない主人公、長岡良助は同じ冴えない友人たちを集め、学校の許可なくモテない組を結成した。恋愛主義に染まった世間に疑問を感じた主人公は、その世界でモテない人間たちを救済すべくさまざまなイタい活動をし、灰色の青春時代を過ごそうとする。なぜ、恋愛をしなければならないのか? モテない人間がなぜ排他されなければならないのか? その疑問を主人公は問いかけながら、活動の場を広げるためにモテない組のサイトを設立。モテない人間たちの居場所を確立することで、モテない支持者たちを集めることに成功。モテない人間たちの救済に成功する。しかし、恋愛主義を掲げるリア充たちや学校のヒエラルキーたちと対立することをきっかけにトラブルに巻き込まれる。そし
て、その影響は学校中に広がり、主人公は生徒たちから冷たい目で見られるのであった。しかし、自分の信念を貫く主人公は恋愛主義に拍車をかける行事等を否定し、妨害計画を仕掛ける。
登録日 2014.10.08