「サスペンス」の検索結果
全体で1,139件見つかりました。
近未来。世界は新たな局面を迎えていた。生まれてくる子供に遺伝子操作を行うことが認められ始め、生まれながらにして親がオーダーするギフトを受け取った子供たちは、人類の新たなステージ、その扉を開くヒトとしてゲーターズ(GATERS=GiftedAndTalented-ers)と呼ばれた。ゲーターズの登場は世界を大きく変化させ、希望ある未来へ導く存在とされた。
希望の光を見出した世界の裏側で、存在情報もなく人間として扱われず組織の末端で働く黒犬と呼ばれ蔑まれていたジムは、ある日、情報部の大佐に猟犬として拾われ、そこで極秘裏に開発されたアズ(AZ)を用いる実験部隊となった。AZとは肉体を人間で構築し、その脳に共生AIであるサイ(SAI)を搭載した機械生物兵器、人工の子供たちだった。ジムは配備された双子のAZとともに、オーダーに従い表裏の世界を行き来する。
光の中の闇の王、食えない機械の大佐、変質的な猫、消えた子供、幽霊の尋ね人。
AIが管理する都市、緑溢れる都市に生まれ変わった東京、2.5次元バンド、雪原の氷花、彷徨う音楽、双子の声と秘密。
曖昧な世界の境界の淵から光の世界を裏から眺めるジムたちは何を見て何を聴き何を求めるのか。
文字数 259,404
最終更新日 2024.09.24
登録日 2021.08.16
「いいの。……きっと有純ちゃんが頑張ってくれるだけで、意味のあることもきっとあるから」
男勝りの少女、有純。幼馴染で片思いの少年の名は、夏騎。
同性の友人のように気安く接してきた二人の関係は、去年四年生のクラスがバラバラになったことで変わってしまった。
四年生時、不登校になってしまった夏騎。五年になって登校してきても、笑顔がほとんどなくなってしまった彼。
去年彼が在籍した四年三組では、自殺者が出てしまっているという。
どうすれば夏騎の笑顔を取り戻せるのか。悩んでいた有純に、友人の夢がある“情報”を持ち込んでくる。
四年三組、そこで一体何があったのか。夏騎を救うため、その謎を解こうと有純は自殺した少年の“遺書と地図”を片手に探索を始めることになる……。
文字数 129,502
最終更新日 2021.02.06
登録日 2021.01.08
中学二年生の少年・楠部龍平は早起きをした朝、学校の校門に切断された幼い少女の頭部が放置されているのを発見。気が動転するあまり、あろうことか頭部を自宅に持ち帰ってしまう。龍平は殺人鬼の復讐に怯え、頭部の処理に思い悩む、暗鬱で孤独な日々を強いられる。
文字数 118,617
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.02.28
文字数 12,422
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.11
麻道巡は下校途中、見知らぬ住宅街に迷い込む。そこは出口がなく歩いても歩いても出られないまるで迷宮のような道だった。そこへ一人の少女が声をかける。
「助けてあげよっか?」
その少女もこれまた見知らぬ顔だった。そして、少女はこうも語る。
「私は魔法氏」
少女との出逢いが、巡の一般的で平均的で平凡的な毎日を非常識的に変えることになる。
これは魔法と恋慕と憎悪が乱れ合う誰も知れない戦乱の物語。
随時掲載!
※別サイト【ノベルアップ+】【カクヨム】【小説家になろう】【ノベリズム】【エブリスタ】で同時掲載中!
文字数 74,888
最終更新日 2022.05.27
登録日 2021.10.11
文字数 9,371
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.10.06
生か死か。
サスペンス。
かつて、大切だったはずの女性を殺人事件で失った刑事の佐竹。彼にとって事件は厄介で面倒な物にしか見えなくなった。
そんな彼の管轄する冬の街で殺人事件が起きる。連続性のある殺人事件ということで捜査が始まるが、佐竹は突然警察を自ら辞める。
大切な女性を失った数年前の事件、そして現在進行形で起き続ける連続殺人事件。二つの事件が結びつける答えとは。
「曖昧な生に、明確な死の実感を」
謎が謎を呼ぶミステリーとなりますように。
文字数 27,331
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.02.03
文字数 320
最終更新日 2019.08.25
登録日 2019.08.25
…壊れゆく心と躯…
過去も未来もないままに
漠然と…今を生きている
俺が今、生きているのは
自分の今までの生き方に
責任を取るため
…ただ、それだけだ…
※舞台は中世ヨーロッパ、切り裂きジャックが存在していた頃をイメージしています。
全体的にではありませんが、所々、話の流れで様々なR18要素が入りますので、苦手な方はご注意下さい。
文字数 112,510
最終更新日 2022.06.25
登録日 2021.02.08
さよならハニー
雨雲が 夜の空を覆い
幾つもの 冷たい粒を落とす
その粒の 幾つかに叩かれ
吐く息が 白く靄がかる
ウチは今 想い人に寄り添われ
町を出る
追われる身となる前に
視線を向けると
笑顔で包み込んでくれた
ウチは頼りないけれど 誰にも渡したくない
漸くこうして 叶ったのだから
知ってしまったの もう忘れられないのよ
過ちの先で 結ばれたとしても
泣いてなんかない 頬を伝うのは雨
失いたくないの
進み行く この道は険しくて
行くあては 何一つ浮かばない
けれどでも 期待せずにいられない
温もりが 未来を照らす
ウチはもう 後戻りデキない
咎を背負い
その代わり愛を得た
いつまでこうして
二人でいられるのだろうか
ウチは頼りないけれど 誰にも渡したくない
漸くこうして 叶ったのだから
知ってしまったの もう忘れられないのよ
過ちの先で 結ばれたとしても
泣いてなんかない 頬を伝うのは雨
失いたくないの
寂しかったのよ
ずっと苦しかったのよ
悲しかったのよ
アナタとこうなるまでは
ウチは頼りないけれど 誰にも渡したくない
漸くこうして 叶ったのだから
知ってしまったの もう忘れられないのよ
過ちの先で 結ばれたとしても
雨上がり夜の空 流れ星を見る
届け ウチの声
文字数 120,046
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.02.25