「かに」の検索結果
全体で9,340件見つかりました。
※本作は直接的な性描写や暴力表現を文字に表していないのですが、ごく僅かに匂わせ程度の表現が含まれていますので「R15」とさせていただきます。
《あらすじ》
中学生の頃からの夢だった珈琲豆専門店を開いて早や5年。
妹みたいな弟子と楽しく仕事し、両親や祖父みたいな温かな人達に囲まれて「家族ごっこ」をしながら平穏な日々を過ごしていた。
平穏な「家族ごっこ」が崩れたのは、ほんの些細なきっかけ……。
「えっ? 遠野さん……だよね?」
「『ジュン坊』ってまさか……穂高くんの事だったの?!」
彼との再会によって私の人生はガラリと変わってしまった。
これは私と彼との18日間の恋愛物語。
《登場人物紹介》
・遠野 夕紀(とおの ゆうき)…32歳〜33歳。珈琲店マスター。6年前に妹を亡くして以来、恋愛に消極的になっている。
とあることがきっかけで純仁と再会する。
・穂高 純仁(ほだか すみひと)…34歳。会社員 営業職。父親が入院し、家族を手伝う為に商店街に顔を出している。商店街の人達からは「ジュン坊」と呼ばれて親しまれている。
・村川 朝香(むらかわ あさか)…20〜21歳。大学生。
大学に通いながら珈琲店で勤務している。夕紀にとっては大事な仕事のパートナー。
・笠原 亮輔(かさはら りょうすけ)…21歳。大学生。
朝香の彼氏で一年前から同棲している。夕紀とは6年前の一件で知り合い、一年前に和解している。今では夕紀を「姉」と慕っている。
・長沢 宗恭(ながさわ むねゆき)…金物屋店長。夕紀の店の常連で珈琲に詳しくこだわりを持っている。純仁は昔から「ムネじい」と呼んでいる。
・森山 初恵(もりやま はつえ)…夕紀の珈琲店の隣にある八百屋を夫婦で経営している。息子は地方で結婚するらしい。
夕紀は何かと世話になっている。
・田上 健人(たがみ けんと)…夕紀の元同級生で、純仁の幼馴染。両親から「フラワーショップ田上」を受け継ぎ、まちのお花屋さんとして毎日働いている。
主に仕入れと配達担当で、夕紀の店には午前中に一回様子見に訪れている。夕紀にとっては唯一の友人。
・清(キヨ)さん、美智代(みちよ)さん…純仁の両親で昔ながらのパン屋を経営している。息子(長男)夫婦と同居しているが次男の純仁の事も気にかけている様子。
※この作品はエブリスタでも公開しております。
文字数 174,837
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.09.11
その町では、人の理性を失った凶悪な異常者たちが人々の生活を脅かしていた。
その中でも特別異常性があるとされた青年、ノイズ=ルーチェス。彼は、異常者というにはあまりにも理性的だった。
異常犯罪防衛隊に属するブラッドは、そんな彼を友人と呼び、誓いを立てる。
世界のためでも、仕事のためでもなく、彼のために。
彼を殺すと。
文字数 54,051
最終更新日 2019.07.23
登録日 2019.06.14
ある日、リュリュナは気がついた。
自分のなかに、貧しい村の暮らしで知るはずのない美味しいものたちの記憶があることに。
「みんなにおいしいものを食べさせたい!」
そんな思いを胸に村を出て出稼ぎに行った街で、リュリュナはこの世界にはないと思っていた甘味の存在を知り、目を輝かせる。
けれど村のみんなに食べさせるために! とがまんして働くリュリュナのくちに、おいしいものを放り込む男が現れた。
「あなたの食べている姿で、胸がいっぱいです」
ちっちゃな牙っ娘と、彼女に餌付けしたい男の物語。
小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
本作の無断転載、無断複製および無断翻訳を禁じます。
文字数 278,763
最終更新日 2021.10.14
登録日 2021.08.02
ネーレミア帝国七番目の皇女エリーシェは、「スクロールの姫」と呼ばれる正真正銘の天才である。
古代の大規模魔法が刻まれし巻物・スクロールを生み出す唯一無二の力を持つエリーシェは、皇帝と兄に溺愛され、他国侵略のために存分に力を発揮する。
しかしそんなある日、兄妹大量虐殺の冤罪を着せられ投獄されてしまって……。
「エリー、愛してるよ。可愛い僕の妹。僕の叡智。だからここで死んでくれ」
兄ノヴァの計略によりエリーシェは残虐に処刑されるが、スクロールの力によって過去へと回帰する!
死に戻ったエリーシェが目をつけたのは、エリート魔術結社の魔塔。皇室すら手出しできない魔塔ならば、ノヴァの手も及ばないからだ。
「今度こそ生き残ってやるわ、クソ兄の踏み台なんかになるものですか!……でも目立ちすぎたら魔塔に入る前に監禁とかされそうなんだけどー!?」
自分を殺したくせに執着が凄まじすぎる兄から、エリーシェは逃れることができるのか?
文字数 45,791
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.07.23
俺は地方在住の町薬局で働く薬剤師だ。
出身地の町に、この春から帰って来た。
もともと、この町には薬剤師になる為に必要な薬学部のある大学がない。
その為、この町の人間で薬剤師になりたい者は他県の大学に行かざるを得ない。
そして大学を出た後、その地域の薬剤師になり数年の勤務経験を積んでから、この町の薬局に転職して来るのが当たり前となっている。
何せ、この町の老齢人口は増加の一途を辿っておりその為薬剤師の数も足りない。
とこのような事情でこの町の薬剤師の待遇は近隣の都会である福○県よりだいぶ良いのだ。
意外だが九州全体を見渡しても、ここの地区の薬剤師の待遇は良いのだ。
但し、病院内の薬局は別だ。病院内薬局は町薬局とは異なり営利性を求めないのが通例だからだ。その為、薬剤師の給与という待遇面では差があるのだ。
そもそも町全体的に給与面で待遇の良い職場がないので、若者はより多い収入を求めて他県へ出て行く。
その為必然的にこの町に残る若い男の数は少ない。
したがって、この町で働く男達は老齢者の割合が多いし、もし若い男を見かけたら、その男
達は他県の企業からの出張者が多いのだ。
したがって、俺のような薬剤師という立派な肩書きを持つ若い男は女性にモテる。
なぜなら、前述した通り収入も良くライバルとなる収入の良い男達は他県からの者が多いからだ。
この町の住人達は、自分達の娘には地元に残って結婚して欲しいと願う者が多い。
但し先程述べた通り、この町では収入も良くて結婚に適した若い男は希少価値なのだ。
そうしてライバルとなる地元出身でこの町に残ったのは公務員か又は、年収300万未満の低所得の連中のどちらかになる。
つまりはライバルと呼べる程の男達の脅威はないのだ。
そんな感じで悦に入っていた俺は、待合室に座っている、1人の女性に気づいた。
「顔見知りではないなぁ。でもなんか気になる
」などと思いなから俺は先程までの空想に戻ってニヤニヤしていたら、突然声をかけられた。
改めて声のする方向を見ると先程見かけた女性だった。
続く
文字数 1,437
最終更新日 2023.06.22
登録日 2023.06.21
誰でもその物語のタイトルくらいは聞いたことがあるでしょう。
世界最古の長編小説とも言われています。(諸説あり)
古典の授業で、受験で、この物語に関わらざるをえない中高生のみなさんへ
有名現代語訳を挫折してしまった私のようなみなさんへ
よかったらこの【超訳】をお手に取ってみてください。源氏物語の各帖を1エピソードにまとめました。各話3000字程度で、気軽に読んでいただけるよう書きました。各エピソードの冒頭でざっくりあらすじを載せています。中高生のみなさん、その部分だけでも読んでみてください。
わかりやすく話し言葉で書いています。
予備知識も予習も必要ありません。
ほんの少しでも皆様のお役に立てるならこれほど幸せなことはありません。
物語は有名な書き出しで始まります。
いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
ワケがわからない方。本作へどうぞ(^_-)-☆
初心者向けの【超訳】です。古典を専門に研究されている方、源氏物語に造詣の深い方にはお勧めできません。広いお心で受け止めてくださる方におススメします。
登録日 2019.01.08
ラディールの村という小さな村で育った少女、ティアは齢10歳の春、ラディールの村の隣にある魔力の高い人間にしか入れない森、【魔法の森】で傷だらけの魔法士と出会う。魔法が大好きなティアは魔法士に魔法を教えてほしいと頼み込み、弟子入りをすることとなる。しかし、師弟関係が続いたある日、ティアは不思議な魔法書を見てしまう。師にその魔法書にかかれた呪文は決して唱えてはならないといわれ、唱えないことを約束するティアだが、夏のある日、村が盗賊に襲われ、村の人々や自分の身を護ろうととっさに唱えないと約束した呪文を唱えてしまう。その呪文は人々の負の感情をエネルギーとして使う【黒魔法】といわれ、人々から忌まれている禁忌の魔法だった。その魔法を唱えたら最後。唱えたものは【黒魔法士】となり、近づく魔力の低い者たちを不幸にしてしまう存在に変わり果ててしまう。ティアに魔法を教えた師は約束を破り、黒魔法士となってしまったティアに罰として【口からは人を傷つける言葉しかはけず、そして人々に嫌われながら17歳の誕生日を迎えたその日、私の体は冷たい石に変わり、永遠の命を終える】という呪いを受けた。
幸いにも幼馴染のディールは魔力が高く、村で唯一黒魔法士となってしまったティアとも接する事が出来る者の、それでもほかの人々はティアを恐れ、避けた。
呪いを受けてからというもの、ティアは誰にも迷惑をかけずにすむようにと魔法の森で17歳の誕生日を静かに待ち始めた。そして16歳になろうというある日の事、幼馴染のディールと談笑して過ごしていたティアの元に黒魔法士とは対となる人々の純粋な心をエネルギーとして発動させる魔法、白魔法の使い手と出会う。
白魔法士から【呪いを説く方法を探してみませんか?】と提案されたティア。
ティアは幼馴染のディールの後押しもあり、呪いを説く方法を探すため、様々な魔法士たちと一つ屋根の下で暮らし、呪いについて研究をする事となるのだった。
文字数 4,574
最終更新日 2020.02.17
登録日 2020.02.17
宰相令嬢シルヴィア=グランベール付のメイド『メル』は、ある日前世の記憶を思い出した。
そして今いる現世が前世で死ぬほどやり込んでいた乙女ゲームの世界であること、シルヴィアがヒロインであること、自分が悪役であることを自覚する。
さらに自分がもうすぐ死んでしまう運命だという事も。
そんな運命を突きつけられた彼女は決意する。
意地でもフラグをへし折って生き抜いてみせると。
大好きで大切なシルヴィアお嬢様のトゥルーエンドを見届けてみせると。
前世の記憶と現世の運動神経を武器に、顔面凶器の悪役メイドが奮闘する。
「恋愛?もちろん、興味あります。お嬢様の恋愛の事ですよね?」
「メルが可愛くて優秀で可愛くて可愛いのは認めますが、絶対渡しませんわ!!」
お嬢様を溺愛しすぎて自分の事が疎かになりがちなメルと、メルの事が好きすぎる天然ヒロインお嬢様の異世界転生ファンタジー。
「うーん、攻略対象全員チョロ過ぎやしませんか?あ、そうか今世のお嬢様が魅力的過ぎるせいですね、納得!」
※メルが異常な程お嬢様を溺愛してますが百合作品ではありません。
アクション多め、シリアス多めかもです。
※処女作ですので生暖かく見守って下さいませ。
文字数 92,398
最終更新日 2018.11.13
登録日 2018.09.03
主人公の女子高生「吉川彩香」は、高校に入った頃から、毎日同じ夢を見ており起きるとなぜか涙を流している。
しかし、夢の内容は何も覚えておらず涙を流している理由は自分でも分からない。
ある日、いつものように涙を流して起きた。
その日は夢の内容をほんの少しだけ覚えていた。
その内容は、幼馴染の「佐藤太一」が慌てた表情をして何かに飛び込んで行ったとゆう内容だった。
その日彩香は学校に行く途中も不安に襲われ学校に着いてからもずっと不安で仕方がなかった。
彩香が見続けた夢が正夢になり太一に悪い事が起きてしまうのか?
佐藤太一はこの後どうなってしまうのか?
文字数 3,129
最終更新日 2018.10.06
登録日 2018.10.06
古来より世界には2種類の勇者がいた。
一つは世界の運命を背負って生まれてきた『運命勇者』。そしてもう一つは世界の運命を託され別の世界から転生した『転生勇者』だ。
世界にとってみれば世界を救われることこそが重要で。
救う人物が何者であるかに興味を持つものはいなかった。
今や転生勇者は戦国時代。皆誰もが「救える世界はないか」と転生を繰り返し、手当たり次第に悪を滅ぼしていく。勇者同士で手柄を取り合うために争い合うことも珍しくない。
これは、そんな時代に神々によって最高難度と判断された世界における勇者の座を巡って起きた、運命勇者達と転生勇者。そして、勇者になれなかった人々が紡ぐ物語である……。
<<注意>>
他に連載中のがあるので、投稿頻度は死ぬほど遅くなる予定です。(途中でエタる可能性も……)
というかそもそも三話ぐらい(世界観の説明だけ)で完結させる予定です。
文字数 1,000
最終更新日 2019.12.26
登録日 2019.12.26
街角にある古びた書店……その奥で。妖狐の陽子は今日も布団に潜り込んでいた。曰く、
「私、元は狐よ?なんで勤労なんかしなきゃいけないの。働きたいやつだけ働けばいいのよ」
と。そんな彼女から布団を引っぺがすのはこの書店のバイト店員……天狗と人のハーフである玄夜だった。
「そんなこと言わずに仕事してください!」
「仕事って何よー」
「――……依頼です」
怠惰な店主のいる古びた書店。
時折ここには相談事が舞い込んでくる。
警察などでは解決できない、少し不可思議な相談事が。
普段は寝てばかりの怠惰な陽子が渋々でも『仕事』をする時。
そこには確かに救われる『何か』があった。
とある街の片隅に住まう、人ならざる者達が人やそれ以外所以の少し不思議を解決したりしなかったりする短編連作。
……になる予定です。
怠惰な妖狐と勤勉な天狗(と人とのハーフ)の騒がしかったりそうじゃなかったりする日常を、よろしれば少しだけ、覗いていってみませんか?
>>すごく中途半端ですけど、ちょっと続きを書くのがしんどくなってきたので2話まででいったん完結にさせて頂きました。未完です。
文字数 43,916
最終更新日 2023.01.25
登録日 2022.12.31
「この事実を知ったヤツとは一緒にいれない。お前は追放だ」その一言でノノアの運命は変わってしまった。邪龍ノヴァを封印するため旅をしていた聖女ノノア。彼女は運悪く、共に旅をしていた男アルスが、同じ旅の仲間である女性達と関係を持っている場面を目撃してしまった。しかも五人も!奥さんがいるのになんて不義理な。もしかして、次は私かも……そんな心配をしていた矢先、彼に告げられたのはなんと追放宣言だった。何故私だけ!?明らかに理不尽!考えれば考えるほど疑問に思ったノノアは、泣き寝入りではなく、彼より先に邪龍を退治しようと決意したのだった。
文字数 12,003
最終更新日 2024.09.02
登録日 2024.08.31
御伽噺のなかに語られる伝説としての竜の存在。それは、「竜と契約を結べば、千年の寿命とこの世の覇権が手に入る」――というもの。
自分が竜として生まれたことに実感を持てない王女・フェイリットは、山奥に隠されて育ちながら、約束の日を待っていた。十六歳になったら王城へ戻り、父王のために契約を結ぶ、という約束を果たす日を。そして、とうとうその日が訪れる。普通の女の子としてただ幸せに暮らしたい――その想いを愛する人から否定され、フェイリットは迎えの使者から逃げ出した。それも、竜の姿となって……。
自分はやっぱり竜だった――衝撃のあまり空から落ちてしまい、瀕死のところを敵国の男たちに救われる。そうして出会った気さくで優しい青年と、会うたびにキスを迫ってくる恐ろしい青年。二人の間で恋に揺れながら、いつしかフェイリットは、夢みた〝普通の女の子〟とは程遠い日々を歩むことになるのだった。
☆読みやすさ改善のための改稿を始める予定です。勝手ながら、作業完了まで一時的に非公開とさせて頂きます。どうぞお許しください。
*なろうさん、カクヨムさんでも連載中です。
文字数 176
最終更新日 2019.03.09
登録日 2016.08.29
10月9日……それは己の、そして知り合いの誕生日でもなければ祝日でもない。また、日食だとか、月蝕だとか、大災害が起こったわけでもない。年に一度、必ず廻ってくる、ありふれた秋の日だった。そう、今日までは。
本当に突然だった。
『おれね?はるのことが――。』
――――え?
×××
ほのぼの系日常、人気者な彼と素直で純粋彼女の純愛ラブコメ、らしい。
邪魔者(先輩)をいかにスムーズに撃退できるか。それが問題だ。
さて、この恋、誰にも邪魔させない!寧ろ邪魔できない!!
更新遅い。
とても遅い。
とてつもなく遅い。
それでもいーよー。許すよー。って方はどうぞ。
文字数 1,950
最終更新日 2016.11.22
登録日 2016.11.22