「興」の検索結果
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友達の紹介で、アルファポリスを知った作者(やんやん)。作者は何を書くか迷いに迷うが遂に小説のタイトルを思いつく、そのタイトルは…
興味本位で始めた作者の、いつまで続くかわからない小説家ライフが今ここで始まる!!
文字数 3,678
最終更新日 2018.12.28
登録日 2018.10.02
大学の映画研究部で出会ってしまった性格も好みも全然違う2人の普通の男が喧嘩しながらも認め合い、惹かれ合っていくお話。策士平凡×お馬鹿美形。
平凡な見た目の速水は、大学2年から入部した映画研究部で整った容姿をした無愛想な九条に出会った。
男女問わずにとてつもなくモテる九条だが、実は大学に入る前までは瓶底眼鏡の映画オタクで友達も少ない虐められっ子だった。無愛想なのは人見知りの所為で、仲良くなるとよく笑う純粋で気のいい奴だと気付いた速水はそんな九条を気に入り、その少年のような無邪気さに惹かれ嵌っていく。
ある日、極度の潔癖症で色事に興味はあるが楽しめないと話した九条に速水はチャンスとばかりに「俺がセックスを楽しめるようにしてやる」と言う。躊躇う九条に「男はみんな友達とセックスの練習をする」と嘘を吐いて丸め込み、九条のその身体に少しづつ快楽を教えていく。
4話辺りで速水が自分の気持ちを自覚してからは病み気味に受に執着溺愛が始まりますが、受はそれに全く気付かない。無邪気で整った容姿の九条には沢山のライバルもいるがを速水が1人づつ九条に気付かれないように蹴散らしていきます。
身体の関係は比較的早くから始まりますが、精神面では両片思いでじれったいですし、ゆっくり関係が進みます。
※作中に出てくる映画のタイトル、ストーリーは全て創作です。
※こちらの作品はムーンライトノベルズ様でも掲載中です。
文字数 282,785
最終更新日 2024.04.08
登録日 2022.01.05
今まで恋愛した事が無い39歳平凡なアユム、仕事と家の行き来で毎日が憂鬱で人生どうでも良いと思っていた、未来(24歳)と出会うまでは、仕事から帰ると玄関の前に白いワンピースを着た女の子が立っていた、不思議な雰囲気を漂う未来にアユムは一目見た瞬間恋に落ちた。
24歳の未来もまた恋愛未経験者、男女が”好きになって付き合う“ことに興味津々、そんな2人が次第に惹かれあっていく、しかし、そんなアユムと未来にはある秘密が…お互い秘密を抱えながら2人はこの切ない事実を知った時…
ピュアで切ない小さな恋の物語
文字数 28,839
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.02.22
高校に進学しても冴えない日常を送っていた瀬谷凪は、クラスメイトの清水悠安がプリントを拾ってくれたのをきっかけに次第に興味を持つようになる。清水はいつも泣いていて、一人ぼっちで絵を描いている変わった女の子。クラスで除け者にされている清水に嫌悪感を抱いていた凪だったが、彼女の秘密を突き止めようと夏休みを共に過ごすように。しかし次第に清水の秘密を知るほど自分の気持ちが変化していくことに気付いた凪は……
登録日 2023.04.30
【あらすじ】 私はある日、突然異世界に転生してしまった。しかも、その世界は私が大好きな乙女ゲームの世界だった! 私が転生したのは、ゲームの悪役令嬢であるミレーヌ・フォン・ローゼンベルク。彼女は、ゲームのヒロインに嫉妬して王子様を奪おうとするが、最後は追放されるという悲惨な運命をたどる。 私はそんな彼女の運命を変えるべく、王子様に近づかないように努めた。しかし、それがかえって王子様の興味を引いてしまったようで、どんどん迫られるようになってしまった! 私は王子様との恋愛に抵抗するが、次第に彼の優しさや魅力に惹かれていく。しかし、私は本当に彼を愛しているのだろうか?それとも、ゲームの影響で彼を好きになっているだけなのだろうか? 私は自分の気持ちに戸惑いながらも、王子様との恋愛を楽しむことにした。しかし、それが原因でゲームのストーリーが変わってしまったことに気づく。そして、私はゲームの最大の秘密を知ってしまうことになる。 果たして、私は王子様と幸せになれるのだろうか?それとも、ゲームの運命に翻弄されるのだろうか?私の恋愛は運命じゃない!ということを証明することができるのだろうか?
文字数 8,252
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.09.27
98歳で老衰死した俺、幡中清次郎(はたなか せいじろう)は嫁に先立たれてはや40年 甥や姪のやっていたゲームに興味をもち定年退職後子供達とゲームにはまり込んだ。
その中でもVR恋愛ファンタジーゲーム「ぼっちに幸せを!」攻略対象が全員何かしらの闇を抱えたボッチで主人公が徐々に歩み寄り皆を幸せにするという恋愛ゲーム....そんな世界に転生した俺!!推しキャラを攻略して幸せになる!.......と、はしゃいでた時期がありました()
文字数 10,955
最終更新日 2019.05.15
登録日 2019.05.10
聖女の暗殺を目論んだレギーナ・アルエスクは、父である国王の命により処刑されたのでした。
『ミラクルファンタジー 〜異世界で聖女は恋に落ちる〜』より。
ノォォォォオ!!!
わたくし処刑は嫌ですわ!
死んでも回避いたしますわ!
いや、死ぬのは嫌ですわ〜!!!
前世で読んだ小説の悪役令嬢に転生してしまったレギーナ・アルエスク。
小説では1年後に婚約者であるオレグ・ガルロノフといい感じになる聖女を暗殺しようとし、処刑される運命…!?
でも現実では婚約者はレギーナを溺愛していて聖女には興味がないし、聖女も何やら様子がおかしいし…?
処刑回避のため、マッチョの護衛騎士や厨二病コックにご指導いただきながら、なぜか頂点を目指していく天然で頑張り屋なぽっちゃりお姫様のお話。
文字数 128,588
最終更新日 2023.05.15
登録日 2021.07.13
赤星杏奈。彼女と出会ったのは、私──西塚小夜子──が中学生の時だった。彼女は学年一の秀才、優等生で、誰よりも美しかった。最後に彼女を見たのは十年前、高校一年生の時。それ以来、彼女と会うことはなく、彼女のことを思い出すこともなくなっていった。
しかし偶然地元に帰省した際、彼女の近況を知ることとなる。精神を病み、実家に引きこもっているとのこと。そこで私は見る影もなくなった現在の彼女と再会し、悲惨な状況に身を置く彼女を引き取ることに決める。
共同生活を始めて一ヶ月、落ち着いてきたころ、私は奇妙な夢を見た。それは過去の、中学二年の始業式の夢で、当時の彼女が現れた。私は思わず彼女に告白してしまった。それはただの夢だと思っていたが、本来知らないはずの彼女のアドレスや、身に覚えのない記憶が私の中にあった。
あの夢は私が忘れていた記憶なのか。あるいは夢の中の行動が過去を変え、現実を改変するのか。そしてなぜこんな夢を見るのか、現象が起きたのか。そしてこの現象に、私の死が関わっているらしい。
私はその謎を解くことに興味はない。ただ彼女を、杏奈を救うために、この現象を利用することに決めた。
文字数 293,902
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.10.29
デジタル技術が日常に溶け込み、魔術や超常現象が現実の裏側でひそかに存在する世界。高度な技術を悪用した違法魔術キットが闇市場で出回り、街では召喚プロトコルコードを使った犯罪が急増していた。犯罪によって巻き起こされる混乱の中心にいるのは、警察組織の一部である魔術・超常現象対策班。彼らは、現実世界とデジタル空間の境界を守るため、日々奮闘していた。そんな中、街の不良たちが巻き込まれる形で、これまでとは異なる事件が起き始める。主人公の黒澤凱斗は、街の不良グループの一員でありながらも、偶然にも魔術事件に巻き込まれてしまう。彼は強靭な精神力と腕っぷしで生き抜いてきたが、今回の相手はただの喧嘩相手ではない。デジタルと魔術が絡み合う、未知の脅威だ。黒澤は、異常な召喚プロトコルコードで召喚された獣型少女「アリス」と出会い、彼女が街を脅かす違法キットの一部であることを知る。アリスは消えず、黒澤に興味を持ち、彼の側に居座る。対策班はこの異常事態を解決するために黒澤へ協力を要請し、彼は否応なく事件の中心に巻き込まれていく。一方で、黒幕はさらなる混乱を企み、デジタルと魔術の境界を崩壊させるべく暗躍している。彼らの狙いは、この技術と魔術の融合によって社会をコントロールすること。黒澤は自分の力と知恵、そして新たに出会った仲間たちとともに、街を守るために戦わなければならない。「不良ディバイド:デジタルと魔術の交差する街」は、不良たちの熱い戦いと、デジタルと魔術が織りなす超常的な事件が交錯する物語。友情と裏切り、そして自分自身と向き合う戦いの中で、黒澤がどのようにして新たな道を切り開いていくのかが描かれる。テクノロジーと魔術が混ざり合うこの世界で、黒澤は平穏な日常を取り戻せるのか。デジタルと魔術の狭間で、不良たちの戦いが今、始まる──。
文字数 44,326
最終更新日 2024.09.26
登録日 2024.09.09
特に目的もなく日々を過ごす大学生の西崎剛は、夏休みのある暑い日、自宅付近の公園で高校生の相原海とその弟の陸に出会う。
声をかけてもろくに返事もせず、指しゃぶりばかりしている陸を見て、躾がなっていないと指摘した西崎だったが、後に陸が障害児で言葉を話せないことを知る。
面倒を嫌い、何事も自分には関係ないと流しがちだった西崎は、それをきっかけに二人に興味を持ち、自ずと関わってゆくようになる。やがて友人の挫折や陸の障害を通して、海に惹かれている自分に気づいたとき、初めて彼女が背負っているものの大きさに直面するが…。
「海を守りたい」
それぞれの思いが交錯する中、西崎が導き出した答えは…?
文字数 114,232
最終更新日 2018.07.31
登録日 2018.01.15
二〇〇九年十二月。黄ばんだ「手記」とメモを綴ったような「覚書」を知人から渡された。「手記」は知人の親戚筋に当たる元新聞記者靴田貴文宛へ送られて来たもので差出人は不明だという。「覚書」は「手記」を読んだ元記者靴田が書きとめたものだという。 私は「手記」に添えられていた五百円札三枚に興味を覚えた。今は流通していない紙幣である。これらを持ち帰り、読了すると、衝撃を覚え、興奮した。
私は「手記」と、故靴田貴文が書き残した「覚書」とをまとめ、「Y字路」と題する物語を書くことにした。
文字数 32,554
最終更新日 2018.06.18
登録日 2018.06.18
アイナ・ブリギットは聖騎士である。
若干16歳にして聖剣に選ばれ聖騎士となった。
歳を同じくしてクディア・マーカスも勇者となり、彼とは既に二年もの付き合いになる。
任命式後、聖剣に選ばれた聖騎士達と勇者は厳しい訓練や沢山の試練に挑み切磋琢磨し合う仲となった。
そんな日々を過ごしていくうちに、アイナはクディアに恋心を抱くように。折れない心、他人を優先する心優しさ、人を惹きつける笑顔。分け隔てなく接してくれるクディアを好きになるのにそう時間は掛からなかった。
魔王軍との戦いに明け暮れる日々、聖騎士の任に身を置いていれば、色恋に現を抜かしている暇はなく。それに、クディアは遥か上の圧倒的強さを有していて、国で唯一の勇者。身分差もあり、不器用なアイナは素直になれず。
周りの男性は年上ばかりで、年齢の近い者は居ない。ましてや、どこぞの貴族だかわからない人に求婚される始末。皆、彼女ではなく、彼女の地位にしか興味がない。
戦いから解放された後、クディアからの告白にアイナはどう答えるのか。
※本作は、小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様にも掲載しております。
文字数 10,012
最終更新日 2023.01.19
登録日 2023.01.15
『未来の神話、口語訳再び。』
「告知」に続く、「Lucifer(ルシファー)」シリーズの口語体・一人称バージョンです。
ネットで見つけた、黒羽少女のイラストに刺激を受けて書きました。
素敵な画像を描いてくださった方に、感謝します。
神や悪魔に、興味があります。
神や天使、悪魔や怪物は、人間自身の理想像や拡大像ではないでしょうか。
特に悪魔は、災害や疫病、戦争や犯罪といった悪しきものの象徴でした。
しかし人間が神魔の如き技術の力を得た今、それらは全て自己責任であり、
人間自身が〝責任ある神々〟となって自らを助くべし(Y.N.ハラリ)、ともいわれます。
だとすれば、現代の神話とは、人々が自らの内なる悪魔を浄化し、天使の独善を自戒しつつ、
全てを活かして生き抜いていく物語なのではないか?と思います。
昔「泣いた赤鬼」という絵本を読み、
鬼さん達にも幸せになってほしいと思った世代でもありますので……(笑)。
またそんな時代には〝古代宇宙飛行士(古代の宇宙人)説〟のように想像の翼を広げ、
神話や遺跡などの古代史研究と、合理的・先進的な現代の科学研究を結びつけて、
双方への興味をかきたてるような考え方も面白い!と感じます。
文明論にも、興味があります。
なぜなら、文明は、様々な要素からなっているからです。
科学・技術や経済・社会活動、制度・政策だけでなく、
建物や物品のような物的資源、健康や教育による人的資源だけでなく、
それらの基礎となる自然・社会環境だけでもありません。
そして、それら全ての要素からなり、今や世界全体で一体化しつつある人類文明が、
地球上で持続的に発展していけるかどうかを問われているからです。
また人工知能という画期的な技術や、SDGsのように普遍的な政策が現れ、
実際に新しい文明段階を拓《ひら》きつつあるからです。
さらに、地球の外に思いを馳《は》せれば、広い宇宙に他の文明がありそうだ。
まだ見つからないのは不思議だが、いつ見つかってもおかしくない。
見つからなくても、我々自身がいよいよ宇宙に文明を広げていけそう……、
そんな時代でもあるからです。
そんなこんなで、文明全体を題材《モチーフ》にした知的想像(妄想?)も、
エンタテインメントになり得るのではないかと考えました。
よろしければ「〝Lucifer〟断章」など、
関連作品もお読みいただけましたら幸いです。
文字数 1,806
最終更新日 2020.01.19
登録日 2020.01.19
それぞれが筋トレを通して自分の壁を超えて成長していく物語。
転生者が──、エルフが──、勇者が──、戦士が──、ゴブリンが──、オークが、──デュラハンが!?
魔物達をも巻き込み異世界にフィットネスジム!?
これは【筋トレが世界を救うマッスルファンタジーである!】
伝説のボディービルダー中村 武志は、ある日大会に向けて減量中に追い込み過ぎて餓死してしまった……。
気付くと物や人を見るとカロリーとタンパク質量が見えるというユニークスキルを持って剣と魔法のファンタジー世界に赤ちゃんの姿で転生していた。
そこは7人の勇者を殺してきた世界最強の魔王が君臨する世界。
ファンタジー溢れるその世界で中村は、剣聖と呼ばれる父の教えも請わず、剣も魔法も興味を持たず前世で培った知識とトップアスリート精神で筋トレに明けくれ変わり者と言われて孤立していた。
そんな中、魔力0のエルフの少女をイジメられているのを救い、いつしか仲良しになる。
冒険者にも魔法学にも興味がなかった中村は15歳の成人を果たし、いつしかこの異世界にフィットネスジムを作るべくエルフの少女シャルロットと筋トレ布教の旅に出るのであった……。
剣と魔法の異世界で異世界フィットネス!を目指すのである。
文字数 333,043
最終更新日 2022.07.18
登録日 2021.07.14
偶然祖母の倉庫の奥に異世界へと通じるドアを見つけてしまった、祖母は他界しており、詳しい事情を教えてくれる人は居ない、自分の目と足で調べていくしかない、中々信じられない機会を無駄にしない為に異世界と現代を行き来奔走しながら、お互いの世界で必要なものを融通し合い、貿易生活をしていく、ご都合主義は当たり前、後付け設定も当たり前、よくある設定ではありますが、軽いです、更新はなるべく頑張ります。1話短めです、2000文字程度にしております、誤字は多めで初投稿で読みにくい部分も多々あるかと思いますがご容赦ください、更新は1日1話はします、多ければ5話ぐらいさくさくとしていきます、そんな興味をそそるようなタイトルを付けてはいないので期待せずに読んでいただけたらと思います、暗い話はないです、時間の無駄になってしまったらご勘弁を
文字数 186,981
最終更新日 2021.02.12
登録日 2020.12.07
『ゆるーく建築を知れる』📐北海道札幌市を舞台とした『ゆるふわ×建築』日常系のストーリーです🏠✨
北海道内でも人気が高く、多くの女子が入学を夢見る『才華女子高等学校』。多くのキラキラした学科がある中、志望調査で建築学科を志望した生徒はわずか3人?!
「10人以上志望者がいないと、その年度の建築学科は廃止になる」と宣告された、うらら達3人。
2年生から本格的な学科分けがあり、それまでにメンバーをあと7人増やさなければならない。うらら達は建築の楽しさを周りにも伝えるため、身近な建築の不思議や謎を調査する活動をすることに決めたのだった――。
🌸🌸🌸
人間にとって欠かせない衣食住、その中の『住』にあたる建築物は私たちにとって身近な存在です。でも、身近すぎて気づかないこと、知らないことって多いと思いませんか?
「なんで、こんな所に穴があるんだろう?」
「なんで、ここはヘコんでるんだろう?」
「なんで、この壁とあの壁は叩くと音が違うんだろう?」
「そもそも、建物ってどうやって作ってるんだろう!?」
建築には、全ての形に意味があります。
(意味ないことをしたらお金と手間がかかるからやらない)
一件難しく感じるかもしれませんが、
この小説では女子高生たちとゆる~く建築の豆知識をお伝えしながら、すこ~しでも良いので建築に興味を持ってくれたらうれしいな~
という気持ちで、建設業で働く私がの~んびり書いていく作品です。
ごゆっくりお楽しみくださいませ✨
☆注意☆
この作品に登場するイラストは、AIイラストを作成するアプリで作っています。
背景など作中と少し異なる表現があるかと思いますがご了承ください。
文字数 30,346
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.03.28
青春ボカロカップにエントリーしました!開催中は一日複数回投稿します!ご一読、お気に入り登録をぜひよろしくお願い致します。
本編完結しました。
自分のことが嫌いな風見春陽(かざみ はるひ)は高校2年になった。
黒髪で目元まで隠れた長い前髪に、黒縁眼鏡をかけた彼は、周囲から根暗な陰キャと認識されていた。
他人を信じられない春陽は、学校生活を一人で平穏に過ごすため、目立つ人物とは関わらないようにしてきた。
1年の時もそれで1年間平穏に学校生活を送れた春陽は、2年でも同じように過ごそうと決めていた。
2年のクラスでは春陽にとっての要注意人物は3人。
白月雪愛(しらつき ゆあ)
新条和樹(しんじょう かずき)
佐伯悠介(さえき ゆうすけ)
しかし、そのうち一人は同じ中学の知り合いで…。
ある日、バイト先から買い出しに出た春陽は、偶然、男達に絡まれている同じ学校の制服を着た女子生徒を助けた。
それが同じクラスの雪愛だとは気づかずに。
ここからすべては始まった―――。
バイト中の春陽は学校とは別人のような風貌で、ハルと呼ばれていた。
男性が苦手との噂の彼女は春陽とは気づかず、なぜかハルに近づいてくる。
「私はもっとハルくんと仲良くなりたい」
春陽には雪愛が何を考えているのかがわからない。
加えて、雪愛と話す陰キャな自分を想像し、周囲の反応の怖さから嫌がる春陽。
だが、雪愛の想いは止まらず―――。
五月の連休中、ついに雪愛は、同じクラスの風見春陽がハルだと知る。
そのことに驚きつつもこれまでと変わらず距離を詰めようとする雪愛。
なぜ自分のような人間にクラスの中心にいるような人が、と戸惑いを隠せない春陽だが、雪愛の真っ直ぐな言葉が春陽の心境に変化をもたらしていく。
一方、雪愛の友人達は、雪愛が男嫌いだということを知っており、学校で自分から春陽に近づく雪愛に驚きを隠せない。
そして、雪愛から話を聞いた友人達も春陽に興味を持ち始める。
どんどんと自分の理想である平穏な学校生活からかけ離れていく春陽。
その結果、彼は様々な人と関わっていくことになる。
雪愛の春陽への想いは、友情なのか恋なのか。
そして、人との関わりを避けて生きてきた春陽の想いは……。
春陽の学校生活が動き始めたとき、それぞれの想いも動き始める―――。
焦れったくてキュンキュンする、純愛系ラブコメここに開幕!
*表紙は、日華てまり様にいただきましたAIイラストです(*^^*)
*本作はカクヨムコン9で中間選考を突破した作者の処女作を一話一話再確認し、加筆修正したものとなります。
文字数 516,996
最終更新日 2024.08.15
登録日 2024.07.13