シリアス寄り小説一覧
妖滅師、それは平安から続く妖怪退治を専門とする術師。
先代妖滅師簑島義明は養子である後継者の妖滅師簑島明拓に遺言としてこう言い残す。
「とある横丁にいる友人達をお前に頼みたい」
明拓は育ててもらった大恩があり、それを快諾する。
義明に教えてもらった場所に向かった明拓は
「妖怪横丁」と看板に掲げられていた寂れた横丁に足を踏み入れる。
明拓はそこで横丁を取り仕切っている一人の鬼の少女と出会う。
義明が言っていた友人達は本来は敵である筈の妖怪達だった。
鬼の少女から話を聞き、妖怪横丁とそこに住まう妖怪達が
このままでは消滅する現状を知る。
現代の妖滅師が妖怪達とのほのぼの交流、
消えかけている妖怪横丁を復興していくのだが、
他の妖滅師や悪しき妖怪に目を付けられ横丁に危機が迫る。
果たして明拓は横丁に住まう妖怪達を救うことが出来るのか…。
※戦闘もあり
文字数 5,493
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.05.30
嫉妬深くことあるごとに疑ってくる婚約者カイールを妹が欲しがってきたので、彼の婚約者の座を譲ってあげました。
文字数 2,401
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.15
特別な力を持つ能力者と特別な力を持たぬ非能力者が存在した、銀の国。
その中に、非能力者を集めて作られた街『エトランジェ』はあった。
非能力者たちは、限られた自由しか与えられず、しかしながらそれなりの生活を続けている。能力者が調査という名目でやって来ては問題行動を起こすことに不満を抱きつつも、ではあるが。
そんな『エトランジェ』で暮らす一人の女性がいた。
その名は、ミリアム・ルブール。
彼女は、能力者でありながらも非能力者の味方になることを選んだ、珍しい人物だ。
そんな彼女のもとに、ある日、一人の青年が現れる。
そして、出会いの後、ミリアムと『エトランジェ』の運命は動き始める……。
※2020.5.26〜2020.7.10 に書いたものです。
文字数 137,625
最終更新日 2021.02.12
登録日 2021.01.03