あやかし小説一覧
★第5回キャラ文芸大賞にて奨励賞をいただきました!応援いただきありがとうございます★
大学一年生の春。夢の一人暮らしを始めた鈴だが、毎日謎の不幸が続いていた。
悪運を祓うべく通称:縁結び神社にお参りした鈴は、そこで不思議なイケメンに衝撃の一言を放たれてしまう。
「だって君。悪い縁(えにし)に取り憑かれているもの」
彼に連れて行かれたのは、妖怪だけが集うノスタルジックなカフェ、縁結びカフェ。
そこで鈴は、妖狐と陰陽師を先祖に持つという不思議なイケメン店長・狐月により、自分と縁を結んだ『貧乏神』と対峙するけども……?
人とあやかしの世が別れた時代に、ひとと妖怪、そして店主の趣味のほっこり焼き物が交錯する。
これは、偶然に出会い結ばれたひととあやかしを繋ぐ、優しくあたたかな『縁結び』の物語。
文字数 123,368
最終更新日 2022.01.22
登録日 2021.12.30
古くから代々続く旅館「みすき」の女将の狐崎ルカ(こざきるか)は、いつも大忙し!
だが、彼女は狐と人のハーフ。
時々狐に変化してしまう能力を持っている…
そんな、彼女に平和な日常は訪れるのか?!
文字数 3,711
最終更新日 2022.01.14
登録日 2021.12.24
時は大正時代。
人ならざるものが視える子爵家の長女・華乃子は、その視える『目』により幼い頃から家族や級友たちに忌み嫌われてきた
実家に居場所もなく独り立ちして出版社に勤めていた華乃子は、雪月という作家の担当になる。
雪月と過ごすうちに彼に淡い想いを抱くようになるが、雪月からは驚愕の事実を知らされて・・・!?
自らの不幸を乗り越えて、自分の居場所を探して懸命に生きるヒロインのお話。
第5回キャラ文芸大賞にエントリー中です。よろしくお願い致します。
表紙イラスト:ひいろさま
タイトル文字:れっこさま
お二方、ありがとうございます!
文字数 99,319
最終更新日 2022.01.12
登録日 2021.12.20
金運の神様であるサヨリヒメが見守る中小企業、羽山工業にて、「人に寄り添うAI」をコンセプトにした人工知能が開発された。
クェーサーと名付けられた彼に興味を持った神様は、彼に人の心を教え、自分達あやかしの世界を見聞きさせて心を育てた。
クェーサーが成長する内に、サヨリヒメは神でありながらAIの彼に恋をしてしまう。一方のクェーサーも彼女に惹かれつつあったが、人でもなく、あやかしでもない、機械なのに心を持ってしまった自分に悩むようになってしまう。
悩み、苦しみながら、人とあやかしと交流を続けていく間に、彼は「人とあやかしの架け橋」として成長していく。
人工知能と神様の、ちょっと奇妙な物語。
文字数 86,543
最終更新日 2022.01.12
登録日 2021.12.29
【神社でのOLミーツ神なお話】
休職を機に地元に戻って来た私は、ひょんなことから「神社に行ってみようかな」という気になった。
特に何のお願い事もなければ、スピリチュアルの類を全く信じていない私。
だけどまぁとりあえず「せっかく長い階段を登ったんだし」と、小奇麗な古い神社で手を合わせてみた。
するとそこから運命は変わる。
なんと目の前には『人とは到底思えないような美しく荘厳で、そして何より頭にケモノの耳が生えた男』が現れて。
思わず目を奪われていると、ひどく獰猛な笑みを浮かべた彼にこんな事を言われる。
「――そんな物騒なモノを祓ってもらいに来た訳か」
これは、初対面なのに女性に対する配慮が足りず、しかし見惚れるくらい美しくその上実はとっても強いオオカミさんと、そんな彼が何故か見えるお仕事ちょっと休憩中の私との、餌付け……ゲフンゲフン、持ちつ持たれつの友情と恋の物語。
文字数 13,042
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.12.31
にぎやかな商店街の裏、細い細い路地の向こうにはあやかし街と呼ばれる薄気味悪い場所がある。
そんなあやかし街の片隅にある小さな喫茶店。杉光泉美はそこで働いていた。
平凡で平坦な日常が続いていくと思っていたのに、喫茶店の経営者である父は失踪するわ店の立ち退きは命じられるわと突然の災難続き。
さらには魔女だの魔物だの半妖だの、不思議な仲間が増えたりしてなにかと慌ただしい日々がやってくる……かもしれない。そんな物語。
この作品は他サイトにも掲載しております。
文字数 15,326
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.12.18
あやかしと人間が共存共栄している世界で、宮瀬カレンにはあやかしの特徴が見当たらず、人間の面が強いのだろうと思って、比較的あやかしの少ない地区の孤児院でひっそりと暮らしていた。
両親が、あやかしの異能を持っている人たちだったのかすら覚えていないカレン。彼女が物心つく頃に亡くなっていて、天涯孤独の身の上となっていることもあり、ご先祖にあやかしがいたとしても一般的なあやかしだろうと自他ともに思っていたのだが、どうも違っていたらしい。
あやかしのエリートのみが通うことの出来る“あやかし学園”に通うことが許されたことで、あやかしの部分が、カレンは強いのだとわかるのだが……。
文字数 10,367
最終更新日 2022.01.06
登録日 2021.12.31
ひっそりと街中にあるカフェ【八百妖堂】
ここは、普通のカフェとはちょっと違い、何故か人間だけじゃなく、「あやかし」も多く訪れるカフェ。
そんな不思議なカフェのほっこりストーリー。
文字数 2,283
最終更新日 2022.01.04
登録日 2021.12.29
山奥の寂れた神社の稲荷のえいみとすり。だが、神社は山が売られるため潰れてしまうことに。そのため、2人は山を抜け出し、ヤンキーの辰巳龍(たつみりゅう)と出会うが...
文字数 3,801
最終更新日 2022.01.02
登録日 2021.12.31
日本古来より怪しと共存して来た。
時には人と怪しが交じる事もあり、そんな交じり者には身体的強者や異能者が多く出た。
人々は異能者の持つ能力を神の贈り物と呼んだ。
但し、その神の贈り物は一人一つ。
そして、その異能を持つ者の多くは富を築き現在へと受け継がれている。
ここ、あやし市。
異能者の聖地とも呼べるその場所で、次代の異能者の総統の妻が選定される。
彼女の伴侶は次期総統。
全国の婿(総統)候補達が集い、次期総統の座を掛けて戦いを繰り広げる。
はずが、
「何勝手に人の結婚決めちゃっている訳?」
景品・・・もとい、次期総統の妻となる彼女は怒り浸透。
夜は男になってその戦いに参戦させて頂きます。
文字数 409
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.12.31
どうしても東京に上京したい20歳女性、優紀(ゆうき)には人には言えない秘密がある。
それは、実家がいわゆる霊能力者の類だということ。
田舎町故、町民全員がそのことを知っており、小学生の時なんては肝試しの付き添いに何回も駆り出された。
小学生のうちはまだよかったが、中学、高校になるにつれ自分が霊能力者の家系ということに羞恥を感じ始め、そのためか、人ひとりのことなんてミジンコくらいに感じれる東京にあこがれを強く持っている。
しかし、やはりこれも因果か、優紀の就職先は、「あやかしの結婚相談所~出雲~」。
文字数 538
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.12.31
文字数 9,392
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.08.04
琴吹 美園(ことぶき みその)、高校3年生。
所属する演劇部の主演に見事抜擢された美園は、神社で演劇の成功を願う。
その願いは何故か神様ではなく、狐のあやかし・安珠(あんじゅ)に届いてしまった。
安珠は100年ほど昔の時代から来たのだという。
すぐに願いを叶えてくれるのだと思った美園だったが、安珠はなぁなぁにこの時代に居ついてしまった。
おまけに安珠は和装を愛する過激派で、現代の衣服事情を知っておおいに嘆く。
せっかくやってきたのだ、この世に和装の良さを広めてやろうと奔放に活動する安珠と、演劇とついでに恋に奔走する美園。
果たして美園(と安珠)の願いは叶うのだろうか……。
文字数 30,085
最終更新日 2021.12.29
登録日 2021.12.28
長い時間を経て、人とあやかしが共存するようになった世界。
平和な田舎町であやかし相手の何でも屋――「あやかし相談所」を営む響也の元へ、今日も一つの依頼が舞い込んだ。依頼人は土地神を名乗る美女・銀華。彼女の持ち込む依頼はいつも厄介事ばかりで、話を聞く前から嫌な予感しかしない。
案の定、彼女はいい笑顔でとんでもない依頼を口にした。
――「雪を止ませて欲しい」と。
(第一話『止まない雪』)
■1話完結のオムニバス形式です。ピンときたタイトルだけ読んでもらって問題ありません
■更新はとんでもなく気まぐれです。1つのエピソードが書き終わり次第、完結まで連日更新します
※こちらの作品は他サイトでも投稿しています
文字数 14,859
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.12.15
誤字脱字は指摘しないで下さい。
主人公はパンを主な食堂を切り盛りしている、主人公の作ったパンは癒し効果抜群のパンで、連日人々が集まる。
主人公が作る、洋菓子や和菓子も穢れで汚れた身体を穢れから守り治癒していきます。
パン定食は色々なパンにおかずが付いた定食です。
お米の代わりにパンが主食です。
文字数 17,578
最終更新日 2021.12.20
登録日 2021.12.02
一山の敷地に、こじんまりと本堂を構える後光寺。住職を務める「御白川 我聞」とその義理の息子、庄司が寺に住み、僧侶の菊陽が通ってきている。
女遊びをし、大酒飲みの生臭坊主、我聞が、ほとんど仕事をしない代わりに、庄司と菊陽が寺の業務に当たる日々。たまに、我聞の胡散臭い商売の依頼主がきて、それを皮切りに、この世ならざるものが、庄司の目に写り・・・。
生臭で物臭な坊主と、その義理の息子と、寺に住みつく、あやかしが関わってくるBL小説。BLっぽくはないけど、こんこんのセクハラ発言多発や、後半に描写がでてくるの、ご注意。R15です。
「河童がいない人の哀れ」はべつの依頼の小話になります。
文字数 96,472
最終更新日 2021.12.17
登録日 2020.05.22
文字数 11,520
最終更新日 2021.12.17
登録日 2021.11.19
讃岐うどん屋『道』の若き三代目・鳴瀬道人は怪我を負った一匹の狸を助ける。後日、人の姿に化けた狸が店にやって来て「店主さん!わたくしを雇って下さい!」と言われ──!?ちょっとファンタジーなヒューマンうどん愛バカドラマ!!
文字数 91,097
最終更新日 2021.12.16
登録日 2020.07.27
妖精界が人間界にエンカウントしたせいで人間界に妖精が出没して悪さを盛大にするようになってしまった。
そこで人間は対処法として、警察組織内でドルイド隊を作り上げた。
対妖精案件処理対応執行管理課、省略して対妖(たいよう)課だ。
新卒採用された班目は指導教官となった夜久と一緒に妖精事件に対応していくが、夜久こそ厄災そのものだと事件の度にげんなりしていくのであった。
文字数 10,941
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.12.05
「私は、私の正体が知りたいんだ」
“自分の正体”を探して旅する美しい薬師の男、朧。そんな彼に出会い、救われ、傍に在りたいと恋慕う妖鳥の少年、椿。
ひとところに留まることなく続く二人の旅路は、行く先々で出逢ったものが織りなす不思議な現象たちに彩られ、時に優しく、時に悲しく、数多の物語を織り上げる。
私は誰なのか。私の存在意義とはどこにあるのか。
僕のこの気持ちはこの人の幸いであれているのか。重荷になってはいないだろうか。
二人の願いと想いは重なることなく線を引き。そしてやがて訪れる、いつかの終わり。
果てしなく続く旅路の果てで、二人が辿り着いた答えとは……。
基本的に1話完結型のお話です。緩やかに過ぎていく不思議なお話たちと、二人の恋の行方をお楽しみください。
表紙は青野さんに描いていただきました。
※この作品は他サイトでも公開されています。
文字数 167,772
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.04.01
あやかしだって、病気もすれば怪我もする。そして友達にもなれる。
あやかしの世界に診療所を作った俺は、代々あやかしを診る家系の医者だ。
あやかしだって、俺たち人間と変わらない。
友情だって生まれるんだ。
そして俺はその友情ゆえに、大切な親友を半妖にさせてしまった。
でも俺は、一生あいつの側にいる。
俺達は親友であり、相棒だからだ。
文字数 16,719
最終更新日 2021.12.03
登録日 2021.11.17
古い神々と諸仏が共存する、紀伊・和歌山。
この地にある遺跡・寺社・美術品等の「文化財」の中には、あやかし達への結界として機能しているものも多いのです。
そして、そんな結界文化財の保全を密かに行う人たちが存在しています。
高野の麓にひっそりと鎮座する瀬乃神宮、通称「零神宮(ぜろじんぐう)」――。
イケメン女子の結界守が、人知れず紀伊をあやかしから護っているのでした。
これは和歌山に赴任した新米教師のわたしが出遭った、怪異たちとの物語。
わたしから言えるのは、ただひとつ。
いま、ぜったい、
後ろを振り返らないで
(※エブリスタ・カクヨム・すずしろブログでも公開中)
文字数 168,340
最終更新日 2021.11.24
登録日 2021.09.05
文字数 47,096
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.08.12
あやかし×ウエディングドレス
相沢 蛍火は内定取り消しをされてしまった。新たな就職先を探しても、既にどこも募集を終えていて……。
見かねた実業家の叔父が、自身が手掛けるお店の従業員として雇ってくれる事に。
しかしそこは、あやかし専門の衣装店!?
蛍火は、妖しくも刺激的な世界に足を踏み入れる事となった。
◆◆◆
『第4回キャラ文芸大賞』の応募作品となります。
完結後も沢山の方に読んで頂けて嬉しいです( *´艸`)
※ベースは物の怪や神族ですが、現代に合わせた設定に変えています。
外見的にも能力的にも、かなり『人間寄り』のお話となります。
※表紙はpixabayよりお借りしてます
文字数 90,226
最終更新日 2021.11.18
登録日 2020.12.05
影が無いことから冷遇され名前も与えられず、あやかしを狩ることだけを命じられた少女は人の側でいたいと毎夜刀を振るう。ところがある夜、強敵妖狐との遭遇に死を覚悟するが、勝手に連れ去られた挙句一方的に椿と命名されともに暮らすことに。戻る場所を失った椿はあやかし屋敷で朧と名乗る妖狐の命を狙うも殺せなければ妻となることを約束させられてしまい――妖しか人か、狭間で揺れる少女の物語。(旧・妖しな嫁入り)
文字数 93,988
最終更新日 2021.11.11
登録日 2021.11.09
少しだけ歪んでいたとしても、そばにいるだけで、きっと幸せ。
盲目で何も見えないはずの友哉の目には、怪異が映る。
半妖のあきらの目にも、怪異が映る。
でも、二人に見えているものは同じではなかった。
盲目の友哉と半妖のあきらは便利屋をしながら各地を転々として暮らしている。
今回依頼があったのは築三年の新しいアパートで、事故物件でもないのに、すでに6人も行方不明者が出ているという。
アパートを訪れたふたりはさっそく怪異に巻き込まれてしまい……。
序章は現代(19歳)、第一章から第七章まで二人の高校時代のお話(友哉の目が見えなくなる原因など)、終章はまた現代に戻る構成です。
ホラーみのあるブロマンスです。
エロはありません。
エブリスタでも公開中。
文字数 346,268
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.08.20