大衆娯楽 クリスマス小説一覧
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枕元に置かれたスマホの画面が振動音と共に明るくなる。
ゆっくり体を起こして物音を立てぬ様に慎重に歩き、寝室のドアをそーっと閉める。まだ明るいスマホの画面には、たーちゃんという登録名の下に、もう直ぐ着くよ(ピース)の文字。
お付き合いしている頃から変わらない夫の登録名に、大丈夫だよ(笑顔)と返信をする。
台所へと移動して冷蔵庫からサラダボウルを取り出し、ラップを外してからテーブルに置く。コンロの前に立ち、お鍋の蓋をとる。おたまでかき混ぜると淡い香りが鼻をくすぐる。
小さめのジャガイモを手でつまんで口に入れようとした時に、リビングのドアが開き、大きな荷物を抱えた夫がそーっと帰ってきた。
小さい「ただいま」という声に、口をもごつかせながら「お帰り」と返す。照れ笑いを浮かべる私に、イタズラを見つけた母親みたいな笑顔が向けられていた。
クリスマスイブからクリスマスにかけての三瀬家が舞台です。
夫婦の会話がメインとなります。
文字数 22,755
最終更新日 2024.01.21
登録日 2023.12.15
クリスマスが近づくと、六本木にあるイルミネーションした道を夫と歩いたのを思い出す。
結婚しても必ず連れて行ってくれて、ケヤキの下で熱いキスしてくれたっけ。
テレビにちょうど歩いた道が出てきたので、懐かしさに涙が出そうになる。
そんな思い出の場所に近いマンションを探し、新婚生活を始めた。
文字数 948
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.24
クリスマスが終わると転売アプリにブランドアクセサリが一斉に並ぶらしいですね。
メリークリスマス!!
文字数 3,223
最終更新日 2020.07.08
登録日 2020.07.08
官能小説家を目指す男が、ファミレスで繰り広げる妄想の世界。
※この作品はTwitter(@ojitw)・エブリスタ・カクヨムにも掲載しています。
文字数 6,818
最終更新日 2019.06.24
登録日 2019.06.24
今日は12月25日。世間ではクリスマスなどと言う、カップルのためにどこぞの神が子宮からこんにちはしたと認識されている日だ。日本の勘違いは甚だしいと言わざるを得ない。
しかしそんなリア充のために作られた日を、私のような非リア充が楽しめないかと言われたらそうでもない。独りぼっちの寂しいクリスマス? 生憎だが、私は独りの楽しさを知っている。
さあ、今年はどうして過ごしてやろうか。
文字数 4,446
最終更新日 2018.12.25
登録日 2018.12.25
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