青春 ファンタジー要素あり小説一覧
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[桃は食っても歳桃という名の桃には食われるな]
〈あらすじ〉
高校一年生の露梨紗夜(つゆなしさや)は、クラスメイトの歳桃宮龍(さいとうくろう)と犬猿の仲だ。お互いのことを殺したいぐらい嫌い合っている。
だが、紗夜が、学年イチの美少女である蒲谷瑞姫(ほたにたまき)に命を狙われていることをきっかけに、二人は瑞姫を倒すまでバディを組むことになる。
二人は傷つけ合いながらも何だかんだで協力し合い、お互いに不本意極まりないことだが心の距離を縮めていく。
ところが、歳桃が瑞姫のことを本気で好きになったと打ち明けて紗夜を裏切る。
紗夜にとって、歳桃の裏切りは予想以上に痛手だった。紗夜は、新生バディの歳桃と瑞姫の手によって、絶体絶命の窮地に陥る。
瀕死の重傷を負った自分を前にしても、眉一つ動かさない歳桃に動揺を隠しきれない紗夜。
今にも自分に止めを刺してこようとする歳桃に対して、紗夜は命乞いをせずに──。
「諦めなよ。僕たちコンビにかなう敵なんてこの世に存在しない。二人が揃った時点で君の負けは確定しているのだから」
文字数 12,213
最終更新日 2024.11.24
登録日 2024.11.23
幼少の頃から日本サッカー界の至宝と言われ、各年代別日本代表のエースとして活躍し続けてきた片桐修人(かたぎり しゅうと)。
順風満帆だった彼の人生は高校一年の時、とある試合で大きく変わってしまう。
悪質なファウルでの大怪我によりピッチ上で輝くことが出来なくなった天才は、サッカー漬けだった日々と決別し人並みの青春を送ることに全力を注ぐようになる。
高校サッカーの強豪校から普通の私立高校に転入した片桐は、サッカーとは無縁の新しい高校生活に思いを馳せる。
しかしそんな片桐の前に、弱小女子サッカー部のキャプテン、鞍月光華(くらつき みつか)が現れる。
「どう、うちのサッカー部の監督、やってみない?」
これは高校生監督、片桐修人と弱小女子サッカー部の奮闘の記録である。
文字数 261,514
最終更新日 2024.09.21
登録日 2018.10.06
君の願いが、どうか叶いますように――
とある山岳部の過疎化地域に住む俺『成神蒼環(なるかみそうわ)』は
『願いが叶う』と言われている村の伝統行事の継承者だ。
しかし実際には、コンビニもカラオケもない田舎の村で、退屈で窮屈な毎日をただただ消化する毎日。
ある日、ひょんなことからクラスメイトの茅野亜子と、立ち入り禁止の屋上に行く計画を立てることに。
幼馴染二人が計画に加わっていく中で、村の再開発にともなうゴルフ場の設立の話を耳にはさむ。
そして、自分が継承する伝統行事が失われてしまうかもしれない危機に直面している知ってしまう。
願いが叶うと言われる伝統行事をめぐり
高校生たちが悩みながら行動を起こしていく青春物語。
◆表紙画像は簡単表紙メーカー様で作成しています。
◆無断転写や内容の模倣はご遠慮ください。
◆大変申し訳ありませんが不定期更新です。また、予告なく非公開にすることがあります。
◆文章をAI学習に使うことは絶対にしないでください。
◆アルファポリスさん/エブリスタさん/カクヨムさん/なろうさんで掲載してます。
〇改稿投稿:2024年
文字数 117,441
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.19
余命わずかな君が僕にくれた大切な時間が、キラキラと輝く宝石みたいな、かけがえのない思い出になった。
『天使くん』の起こした奇跡が、今でも僕の胸にあるから、笑顔でさよならが言えるよ――
海も山もある、とある地方の小規模な都市『しらうみ市』。市立しらうみ北高校二年三組に通うユキナリは、突然やってきた転校生・天乃 透羽(あまの とわ)に振り回されることとなる。転校初日に登校した後は不登校を続けていたのに、ある日を境に「僕は、天使になる」と公言して登校し、みんなと積極的に関わろうとするのだ。
お人好しのユキナリは、天乃家の近所だったこともあり、世話を焼く羽目に。猪突猛進でひねくれていて、自己中でわがままなトワに辟易したものの、彼の余命がわずかなことを知ってしまう。
友達、作ったことない!ゲーセン、行ったことない!海、入ったことない!と初めてづくしのトワに翻弄されるユキナリは、自分がいかに無気力で流されて生きてきたかを悟り、勝手に恥ずかしくなる。クラスメイトのアンジも、ユキナリとともにトワをフォローするうちに、どこか様子がおかしくなってくる。
喧嘩や恋、いじめやマウント。将来への不安と家庭環境。高校生なりのたくさんのことをめいいっぱいやり切って、悔いなく駆け抜けた三人の男子高校生の眩しい日々は、いよいよ終わりを迎えようとしていた――そこでユキナリは、ある大きな決断をする。
一生忘れない、みんなと天使くんとの、アオハル。
表紙イラスト:相田えい様(Xアカウント@ei20055)
※無断転載・学習等を禁じます。
※DO NOT Reuploaded
文字数 97,406
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.15
そのびんを手に入れた人間の願いを、なんでも叶えてくれるという「びんの悪魔」。
だが、それを使うためにはいくつかのルール、
・不老不死は叶えられない。
・「びんの悪魔」を誰かに渡すには、自分が買った値段より低い値段で売らなければいけない。
や、
・もし「びんの悪魔」の所有権がある状態で死ぬと地獄行き
というペナルティも存在する。
ひょんなところからそんな「びんの悪魔」を手にすることになった、吃音症を持ち、
学校に友達のいない、高校三年生の鬼平柊。
彼は同じ学校の美少女、鈴本智香に一目ぼれし、ある日雨に濡れている彼女に傘を渡す。
そして、学校ではなぜか誰にも話していないはずの「びんの悪魔」の噂が流れていた。
意図せず抱え込んでしまった「もの」を、懸命にどうにかしようと、もがき続ける物語。
文字数 127,447
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.02.01
行き先は人の夢?
河野瑞希は、小さいころから毎日のように夢を見る子だった。毎晩見るだけじゃなく、目が覚めても夢で見た色も音も顔も触感も覚えている。
ある日瑞希は同級生の佐々木から声をかけられた。
「あんまり人の夢に干渉するなよ」
瑞希はただ夢を見ていたのではなく、他者の夢に入り込んでいたのだった。
文字数 9,249
最終更新日 2024.01.18
登録日 2024.01.18
ある日、ある人は都市部からはそう離れていない山の奥に隔離されたような小屋を見つけた。
その小屋は人が立ち入ったような新しい痕跡は見当たらないようなほど廃れていた。
その小屋の中を覗いてみると、三畳ほどの空間に手紙とペンとポストが置いてあり、壁には連絡先と思われる数字と一言メッセージが書かれた小さな紙が無数に貼られていた。
彼もまた、存在するかわからない相手と関わることに無意識に惹かれていくのであった。
それは1つの個体がもう1つの個体と出会い、またもう1つの個体を引き寄せる...
そうして出来上がった大きく小さいネットワークの鱗片にすぎないのである。
けれど、そのネットワークは何か色があり、熱を感じるモノであった。
彼らはいつか出会うのか。
はたまた別れるのか。
しぶとく弱い息の根が続くように関わり続ける例外であるのか。
ここから出会う物語はとある1人の長く短い出会いと別れであった。
文字数 3,732
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.11.15
ファンタジー要素を含みます。初めての投稿なので変なところや間違いがあればメッセージで教えていただけると嬉しいです。
あらすじの書き方が分からなかったので、教えてくださる方、お願いいたします。
文字数 6,115
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.08.24
小学生のころからの夢だった漫画家を目指し上京した湯川渉は、ある日才能が無いことを痛感して、専門学校を辞めた。
その日暮らしのアルバイト生活を送っていたある時、渉の元に同窓会の連絡が届くが、自分の現状を友人や家族にすら知られたくなかった彼はその誘いを断ってしまう。
次の日、同窓会の誘いをしてきた同級生の泉日向が急に渉の家に今から来ると言い出して……。
思い通りにいかない毎日に悩んで泣いてしまった時。
全てが嫌になって壊してしまったあの時。
あなたならどうしますか。あなたならどうしましたか。
これはある夏に、忘れかけていた空の色を思い出すお話。
文字数 50,563
最終更新日 2021.08.08
登録日 2021.08.01
人数:2人(男女比率1:1)
目安:30分(動きを入れたら50分近くになった)
対象:声劇・舞台OK
※無料貸し出し
※使用の際はコメント頂けると嬉しいです。
〜登場人物〜
望(のぞむ) :朔月の兄。
朔月(さつき):高校3年生。生徒会長の女の子。
〜あらすじ〜
妹・朔月の部屋に兄・望が入り浸るようになって1週間が過ぎた。両親は毎年海外を飛び回っており、家にはいつも2人きり。兄妹と言えども、年頃の男女。"このままでいいはずがない"行きずり式になっていた関係を終わらせるため、望はある秘密を口にする。それは今の関係が終わる決定的な言葉。そう、お別れはいつだって唐突だ。
文字数 3,594
最終更新日 2020.12.01
登録日 2020.12.01
夢をテーマにはじめて小説を書いてみました。
他人の夢の中に入る現象通称「夢ランダム」
5人の高校生が夢の主が抱える問題を夢の中で解決していく話です。
感想や批判をお待ちしています。
文字数 15,613
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.07.27
大切な人を失った早希は心を失ってしまう。そんな早希の前に一匹の猫が現れる。猫は早希を導くように語り始めるがーー。
文字数 58,893
最終更新日 2020.06.30
登録日 2020.06.19
高校生の少年は、ある日出会った。雪のように白く、とても綺麗な女性に。
突然の出会いから交流を深める二人だったが、女性の秘密を知ることで、二人の関係は大きく変化する。
*小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
文字数 10,221
最終更新日 2019.08.22
登録日 2019.08.19
❀平安時代や『源氏物語』に詳しくない方でもお楽しみいただけるようになっています❀
「生きる意味って何?」と思っている人、夢に一歩踏み出せない人に読んでほしい、もちろんそれ以外の人にも。
この時代には超えてはいけないものがある。破ってはいけないものがある。
たとえ光源氏になれなくても。
僕は……あなたの願いを叶えたいんだ。
時は平安時代。源氏物語が記された一条帝の治世から少し時を経た頃。
朝廷で下級役人として働く雅行は「歌嫌い」で、何事にも興味を示さない青年だったが……。
「桜を見せてはいただけませんか?」
自分を助けてくれた少女の願いを知った時から、雅行の心は少しずつ変わり始めていた――その時。
雅行の前にある人物が現れる。人知を超える「桜」の力で現れたというその人物は雅行が最も知りたくない真実を雅行に告げるのだった。
偽ることのできない自分の心と、自らと少女の間にある決して越えられない壁。
それを目の当たりにした先に、雅行は何を選ぶのか――?
「桜」を巡る思惑のなかで、「若紫」を映した少女と「光源氏」にはなれない青年が秘められていた自分の願いと生きる意味を見出していく、平安青春ファンタジー。
・カクヨムでも掲載しています。
・時代考証は行なっておりますが、物語の都合上、平安時代の史実とは違う描写が出てくる可能性があります。
文字数 61,129
最終更新日 2019.05.25
登録日 2019.03.07
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