男子高生/DK小説一覧
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余命わずかな君が僕にくれた大切な時間が、キラキラと輝く宝石みたいな、かけがえのない思い出になった。
『天使くん』の起こした奇跡が、今でも僕の胸にあるから、笑顔でさよならが言えるよ――
海も山もある、とある地方の小規模な都市『しらうみ市』。市立しらうみ北高校二年三組に通うユキナリは、突然やってきた転校生・天乃 透羽(あまの とわ)に振り回されることとなる。転校初日に登校した後は不登校を続けていたのに、ある日を境に「僕は、天使になる」と公言して登校し、みんなと積極的に関わろうとするのだ。
お人好しのユキナリは、天乃家の近所だったこともあり、世話を焼く羽目に。猪突猛進でひねくれていて、自己中でわがままなトワに辟易したものの、彼の余命がわずかなことを知ってしまう。
友達、作ったことない!ゲーセン、行ったことない!海、入ったことない!と初めてづくしのトワに翻弄されるユキナリは、自分がいかに無気力で流されて生きてきたかを悟り、勝手に恥ずかしくなる。クラスメイトのアンジも、ユキナリとともにトワをフォローするうちに、どこか様子がおかしくなってくる。
喧嘩や恋、いじめやマウント。将来への不安と家庭環境。高校生なりのたくさんのことをめいいっぱいやり切って、悔いなく駆け抜けた三人の男子高校生の眩しい日々は、いよいよ終わりを迎えようとしていた――そこでユキナリは、ある大きな決断をする。
一生忘れない、みんなと天使くんとの、アオハル。
表紙イラスト:相田えい様(Xアカウント@ei20055)
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文字数 97,406
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.15
三十四歳、独身。ついでに童貞。
姫川 典正《ひめかわ てんせい》は毎晩見る前世の夢に苦しめられていた。
「姫……私は、貴女のことをずっと…」
「ああ、そんな、そんな…いやよ…………」
「来世では、必ず、貴女を――――」
身長175オーバー。筋肉質でがっしりした体格。どこにでもいるガチムチ系なおっさんである。そんな僕が姫とかホントないです。神様がいるならどうして前世を思い出させたんだと言ってやりたい。
せめて、騎士が女性なら…あわよくば独身なら……そう思っていたのにまさかの男子高校生?え?男の上に年下?
「姫がおっさんとかまじないわーいやでも抱けるわ」
「いやほんと待って押し倒さないでー!?」
ウェーイ系な男子高校生とアラサー童貞独身おっさんの攻防戦。
※かなりギャグ寄り
※ギャグしかない
※下ネタもある
※ホモしかいない。むしろホモに優しい世界
※出てくる女の子は大抵腐ってる
※ギャグ時々切ない。切ない要素はスズメの涙程度
※※テンション高めに行く予定なのでテンション維持の為に3日に一度の更新
文字数 4,616
最終更新日 2018.11.09
登録日 2018.10.23
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