恋愛 毒家族小説一覧

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「『役立たずの薬』しか作れず、妹の引き立て役をするくらいしか取り柄のない『出来損ないの魔女』に朗報だ」
妹のラリアが『麗しの天使』と呼ばれ異性から大人気であるのに対して、大の嫌われ者である魔女の先祖返り──メロリー・シュテルダム。
ある日、メロリーのもとに『変態辺境伯』と呼ばれるロイドから縁談が舞い込んだ。
メロリーは家族が求めるような魔女の秘薬を作ることができず、『出来損ないの魔女』と呼ばれていた。そんなメロリーに与えられた仕事は、妹のラリアの引き立て役。
家族から長年虐げられ、妹の引き立て役も辞めたかった彼女は、この家から抜け出せるならばと、そして調合に使える新たな薬草を求め『変態辺境伯』のもとへと嫁いだ。
しかし、ロイドが変態辺境伯と呼ばれるのには、とある理由があった。更に、彼は何故かメロリーの作る薬に惚れ込んでいて──?
一方その頃、メロリーを馬鹿にしていた家族には不幸が訪れていた。
これは出来損ないで妹の引き立て役の調合オタク──魔女メロリーが、ロイドと出会ったことで魔女の秘薬の本当の価値が知れ渡ったり、愛されたりするお話です。
※小説家になろう様でも掲載しております。
文字数 120,509
最終更新日 2025.01.06
登録日 2024.12.13
人は誰も毒を持つもの。
ギリアン子爵家の人々、当主キース、妻ヨランダ、長女アーシア、長男カッツェ、次女シンシア。
それぞれの毒。
全八話
19時更新
※2022年に書いたものです。
「恋愛」カテゴリーですが、恋愛要素はほぼありません。
文字数 20,751
最終更新日 2024.11.27
登録日 2024.11.20
「覚悟しておけよ。貴様がこの世から消えれば良いだけの話だ」
「薄気味悪い人形が、私と結婚などできると思うな」
侯爵令嬢――エムザラ・エイルは、婚約者の王子から忌み嫌われていた。
彼女は邪悪な力を払う『聖女』の力を持って生まれた。
国にとって重要な存在である聖女のエムザラは、第一王子の婚約者となった。
国に言われるまま、道具のように生きてきたエムザラ。
そのため感情に乏しく、周囲からも婚約者からも疎ましく思われていた。
そして、婚姻を直前に控えて夜――婚約者の王子から送られてきた刺客。
「エムザラ……俺と来い。俺が君を幸せにしてやる」
だが、刺客は命を奪わずに言った。
君を幸せにしてやる……と。
「俺がもう一度、君を笑わせてやる」
聖女を誘拐した暗殺者。
彼の正体は、帝国の皇子で――
ただ一人の少女が心を取り戻すための、小さな恋の話。
文字数 76,476
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.04.06
東の果ての国の赴任先で夫が病気と聞き、大陸横断鉄道の二等列車に乗り込もうとするメイリン・エドワーズ大使夫人。駅の受付で個室が取れない中、男爵夫人アイリーン・ブルックスに同室を申し込まれる。彼女は先頃夫である男爵を亡くしたばかりだった。一週間がところかかる長い列車の旅の中、メイリンはアイリーンの、新聞沙汰にもなった一連の話を聞くこととなる。
文字数 56,705
最終更新日 2022.01.17
登録日 2021.12.03
内容紹介
「あらぁ地味で冴えないお姉様ぁ何しに来たのかしら」
「極潰しのくせに厚かましく食事だけは頂こうなんて、頭おかしいのかしら」
「私はお姉様のような地味で冴えない平凡容姿と違ってオガフリム大陸1の美少女なのだから、
殿方が幾らでも貢いでくれるわ」
「お姉様の婚約者のカルタルス様は私が貰ってあげるわ」
「地味で冴えないお姉様より私が妻になる方が嬉しいでしょう」
「お前のような平凡容姿よりララシスのような大陸1の美少女を妻にできる方がカルタルス君も幸せだろう」
「そうよ、こんな失敗作を妻にするなんてカルタルス君が可哀想よ。カルタルス君のためにも身を引きなさい」
家族はどうしようもない馬鹿でクズなので、婚約者のカルタルスが私を愛している事を知らないようです。
「辞めておいた方がいいわよ」
「そこまで言うのなら仕方ありません。忠告はしましたからね」
文字数 2,192
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.01.15
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