SF 異能力小説一覧
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件
「心臓」を無くした少年と、「心」を無くした少女。
少年は大手企業の御曹司で、将来は一流のファッションデザイナーになることが夢だった。
父親の反発にあいながら、自らの夢を叶えようと家を出て、単身アメリカに渡っていた。
彼には才能があった。
そして、情熱があった。
父親のツテで知り合った大手ファッションメーカーの社長に無理を言って、自らの才能を試そうとしていた。
1年間でいいから、チャレンジさせてほしい。
自分がデザインした服を、ニューヨークで開催されるコンテストで発表させてほしい。
そんな矢先だった。
ストリートギャングに襲われ、心臓に「穴」が空いたのは。
彼はあの日、死ぬ運命だった。
何者でもなかった彼にとって、たった1発の銃弾は、世界を終わらせるには十分だった。
あの日、少年は世界と決別した。
脳死状態になった彼の「情報」を移植する。
世界最高峰の医療施設で、莫大な費用をかけて行われた「生態情報保存プロジェクト」。
その実験対象となった、“青川涼風”という少女の体を、借りるまでは。
文字数 682
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.29
全てが作り替えられた世界、アルビオン
そこは、遺伝子にコードが埋め込まれた人間たちが住む世界であり、現実とは隔絶された区域に該当する世界である
“統一言語”と呼ばれる言語を話し、全てのものが、肉体を持たない。
言い換えれば、その場所は人間が生を受けるまでの空間であり、また、時間であった。
遥か未来、世界は機械に支配され、人間はコンピュータの活動に用いられるデータグラムとして、「夢」を見る役割を担っていた。
遺伝子プログラムと呼ばれるネットワークの中で、人間の持つ生物としての思考回路をインストールし、機械に“学ばせていたのだ”
機械は人間よりも遥かに優れた知能や計算能力を有していたが、唯一、「生」という概念にたどり着くことができずにいた。
生と死、物質と、非物質。
世界を支配するとはどういうことか。
世界に潜む可能性とは何か。
機械王国を統べる主、『プロメテウス』は、一度は滅ぼした人間たちと対話することを試みた。
全ては、生命という時間を手に入れるために。
文字数 2,541
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.08
約30億年前に存在していた古代の真菌、『ゾーイ』を利用した生物兵器開発プロジェクトが、科学技術振興機構、「ISTC」によって発足されていた。
Zプロジェクトと名付けられたこのプロジェクトで生まれた、「リボソーム変異体」と呼ばれる分子機械(※「リボソーム」とは、数本のRNA分子と50種類ほどのタンパク質からなる巨大なRNA・タンパク複合体である)は、あらゆる生物種の持つ遺伝情報を越えて、細胞壁の「壁」を越えられる遺伝形質の個体変異を無視したアメーバ運動を、連続的に可能にできるメカニズムを提供するに至った。
ゾーイの細胞因子、「ナノ」に寄生された不死川アカリは、10年前のある日を境に。不老不死の肉体を手に入れることになる。
研究所から逃げ出し、やっとの思いで生まれ故郷である旭川市にたどり着いたアカリだったが、彼女は家族に迷惑をかけまいと、ある「友人」の元へと訪ねようとしていた。
友人とは中学時代の元カレであり、“初体験”の相手。
藤堂ツバサ。
訳あって中学時代に別れたきり、彼とは連絡を取っていなかった。
ある組織に追われる身となった彼女は、組織の実態を探ろうとしていた「国際刑事警察委員会(ICPC)」の日本支部の場所を突き止め、自らの存在を抹消しようとするが…
文字数 25,131
最終更新日 2024.08.15
登録日 2024.08.12
〈※ネタバレあり〉
空も飛べないような凡俗な世界でただ一人、主人公の吉谷は特別な能力を持っていた。その能力の名は『好感度指数クローズド愛』。その名の通り、人の好感度を知ることが出来る能力だ。そんな吉谷は世界で自分だけが特別で神様的存在なのだと思っていた。ある日、吉谷のクラスメイトの葵莉奈が能力を開花させる。その能力は対象相手の考えている事が全て分かるという能力だった。自分だけが特別だと思っている吉谷は勿論それを許さない。しかし世界はそんな吉谷の気持ちなんて露知らず、吉谷の目の前には次々と能力者が現れた。対象相手の過去を全て知ることが出来る黒髪美少女の神崎。対象相手の三十分後の未来まで知ることが出来る吉谷の幼馴染の水戸部彩夏。そして能力で自分の体を女に変える事が出来る実は男で同性愛者の宮森麻琴。そんな異能力者な五人は紆余曲折を経て、世界救世部という部活を結成した。世界救世部のモットーは世界を救うために誰でも救う事。そんな世界救世部に初めての依頼が。その依頼内容は浮気調査。そして雛森という依頼人のために世界救世部は雛森の彼氏『フリードリヒ』の浮気を突き止めることにした。だが、その真相は『フリードリヒ』の浮気ではなく依頼主本人、雛森の浮気だった。
その次の日、宮森麻琴が世界救世部のドアをたたく。実は宮森麻琴は世界救世部に入部することが目的だったのではなく、助けを求めるために世界救世部に近づいてきたのだった。そんな宮森の依頼内容は自分のパンツを盗む犯人を突き止めて欲しいというものだ。その盗まれたというパンツは不思議なことに宮森が直にはいている生パンツだった。そんな事が出来るのは異能力者だけだと神崎は確信し、犯人を宮森の彼氏だと言い切る。
数日後、世界救世部は宮森のパンツを盗んだ犯人を突き止めるために宮森のクラスへ張り込みをした。そして世界救世部の異能力者の能力で犯人を暴く事になる。能力の力で宮森の彼氏『杉野谷』が犯人だと確信するも、いかんせん証拠が無い。もうダメかと思ったその時、以前の依頼人の雛森が修羅場の教室へやって来た。犯人である杉野谷と雛森が互いに目を合わせ恥ずかしがる様子を見て、二人が浮気していると推測した。そこから杉野谷はボロを出し、犯人だとバレてしまう。最後には雛森の能力で『杉野谷が宮森から盗んだ全てのパンツ』を爆発させてしまう。そして杉野谷は黒焦げになり、その事件は解決した。
文字数 16,083
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
私はフリーマン。
これから ブラインド レディについて話をしよう。
盲目の淑女と 異能力者たちとの数々の戦い。
笑わない女性と 笑い男の物語を。
よければ 付き合って欲しい。
一話。
数々の殺人事件に 関与したとの疑いのある、暴力団組長の消息を追っていた 私は、とある 別荘地区に来た。
私は そこで、ブラインド レディと出会うこととなる。
それが 全ての始まりだった……
文字数 186,526
最終更新日 2024.04.13
登録日 2023.02.18
今日、現代では誰しもが何かしらの能力を持って生活している。
これは、そんな世界で能力を持っていないとされた主人公が奮闘していく物語だ。
文字数 8,207
最終更新日 2024.03.01
登録日 2023.12.21
サッカー日本代表山下龍也は、数多の困難を乗り越えついにワールドカップ本戦に駒を進めた。
待ちに待った開会式、その日会場は
破壊された
空に浮かぶUFO。壊される会場。現実味のない光景が眼前に広がる中、宇宙人から声が発せられる。
『サッカーで勝負だ。我々が勝てば地球は侵略する』
地球のため、そして大好きなサッカーのため、龍也は戦うことを決意する。
しかしそこに待ち受けていたのは、一癖も二癖もある仲間たち、試合の裏に隠された陰謀、全てを統べる強大な本当の敵。
そして龍也たちに隠された秘密とは……?
サッカーを愛する少年少女の、宇宙での戦いが今ここに始まる……!
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※カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+様でも同時掲載中です
※第三章は毎週水曜土曜更新の予定です
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はじめまして、山中カエルです!
小説を書くのは初めての経験で右も左もわかりませんが、とにかく頑張って執筆するので読んでいただけたら嬉しいです!
よろしくお願いします!
Twitter始めました→@MountainKaeru
文字数 305,556
最終更新日 2023.03.11
登録日 2021.12.01
死にたい...そう思ったことは誰しも一度はあると思う。だから、死にたいと呟いただけで全てが変わるなんて思ってもみなかった。世界が死ぬなんて...思わないだろう?
文字数 228
最終更新日 2022.11.15
登録日 2022.11.15
たまに意見の食い違う事も有ったが、そういうのが個性だと信じていたティアナ。
ある日、当然のように前世記憶を語っていた友達の会話で、勝手に作り話をしているのだとばかり思っていると、実は、自分だけがその記憶が無い状態の事に気付かされた。
通常、遅くても15歳までには、過去世を思い出すはずだったが、ティアナはまもなく15歳になろうとしているのに、全くその徴候すら無かった。
文字数 83,054
最終更新日 2022.09.30
登録日 2022.08.29
中二病の天津《あまつ》|昂佳《こうか》が出逢ったのは、透明化するスーツを着た22世紀からやって来た緋色の瞳を持つ美少女、|叶愛《のあん》。
2次元の世界から抜け出したような印象の|叶愛《のあん》をすぐに師匠と慕う昂佳だったが、彼女が現れた目的は、昂佳にとって過酷なものだった。
文字数 28,843
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.08.28
Secure, Contain, Protect
(確保,収容,保護)
「SCP財団」は、自然法則に反した異常な存在・場所・物体・現象(SCPオブジェクト。これらはそれぞれの「特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)」のファイル番号で呼称される)の保護・研究を世界各国の政府より委任された秘密結社である。
財団はSCPオブジェクトが一般市民の目に触れれば彼らの日常生活や正常な感覚を揺るがすだけでなく、場合によっては人類の生存そのものを脅かしかねないと考えている。そのため財団は集団パニックや予想される混乱を避け、人類の文明を正常に機能させるためSCPオブジェクトを秘密裏に保管し、また一部のSCPオブジェクトについては、将来の脅威に対処するための知識を求めて研究を行っている。
機動部隊(MTFs)は財団全体から選抜された精鋭部隊で、特定の脅威あるいは我々の制御能力や通常の現場エージェントの専門知識を超えた状況に対処すべく動員され、彼らの名が示す通り施設や現場を必要に応じて転々とします。機動部隊の職員は財団にとって「最善の行動」を示します。
機動部隊は規模、構成、目的が非常に多岐にわたります。非常に攻撃的な異常存在に対処する訓練を受けた大隊規模の戦闘部隊は、数百名の兵士と補助職員と、車両、装備で構成され、世界中で脅威のため全員あるいは一部が投入されます。一方で小規模かつ情報収集専門あるいは調査目的の機動部隊も存在し、目的達成のために十分と考えられれば、数名程度の職員にも満たないものになります。
現場にいる間、機動部隊の隊員は、現地で行動するべき地元または連邦の法執行機関あるいは軍人として振る舞います。機動部隊指揮官は任務達成のために、現地付近の財団施設の職員や部隊に救援を要求することもあります。
文字数 27,309
最終更新日 2021.11.22
登録日 2017.11.07
「え?僕が超能力者の王“アレイザー”だって!?」
記憶喪失で自分が誰なのか分からなかったセトは衝撃の事実を告げられる。
最先端開発郡国“テクノロジア”を中心に繁栄しているこの世界では異能力者“ソフィキエータ”は人間に恐れられ、政府SOGによって排除される。
悪事を働いていなくてもソフィキエータは無差別に殺されてしまう。存在が罪なのだ。
そんなのおかしい!!
セトはそんな世界に疑問を抱いていた。
こんな政府はぶっ壊してやれ!
ガザツな赤髪ツインテールと白衣メガネと共に組織【Ariz】を立ち上げるのだった。超能力者の王であるセトに加え、戦闘能力の高い少女エムと科学技術を自由自在に操り破壊兵器を発明してしまう少年アゲハ。誰もがArizを最強だと思うだろう。しかし大きな欠陥があった。
「僕異能力なんて使えないよ!!」
セトは記憶と異能力を取り戻せるのか。
今、世界に抗う戦闘劇が始まる。
*稚拙な文章と挿絵ですがよろしくお願いします
*一部改変しました
*11話以降の挿絵は都合がつき次第描く予定です
文字数 121,101
最終更新日 2020.09.26
登録日 2017.08.19
今から半世紀前に突如起こった、人が神隠しに逢い、数日後に魔法を習得した状態で見つかるという、通称ウィザード現象。
あれから何事もなく月日は流れ、人々の記憶からその言葉は次第に薄れていき、再び平和な生活を送っていた。
そんなある日、記憶を失い謎の施設で目を覚ました少年は、魔法とは異なる能力を持つ者達に出会うこととなる。
次々と明かされる能力の謎と、自分の記憶を取り戻そうとしている最中、突然の大災害により平和な日常が一瞬にして崩壊してしまう。
他の能力者を救出すべく、崩壊した世界に足を踏み入れることとなるが、行く先々で現れる白いフードの敵、とうに消えたはずのウィザード、そして戦いの中で徐々に明かされる少年の能力。
崩壊した世界で繰り広げられる、異能力バトルファンタジー。
彼は一体何者で、何の為に存在しているのか。
文字数 6,539
最終更新日 2020.05.01
登録日 2020.04.29
超記憶症候群を持つ主人公「丸岡薫」は、ふとした日常の中で記憶と事実が異なっていることに戸惑う。記憶の正確さだけが自信であり自身であった薫は自らの記憶を証明しようと動く。
そこで分かったのは、過去が変えられているというもの。なぜ過去が変えられるのか、過去が変えられてしまった事で未来がどう変化するのか。変えられてしまった恋の行方は……。
変えられてしまった人間関係は……。
そして最後に変えられてしまった運命は……。
願いが時を超えて叶えられる――それは果たして幸せなのか不幸なのか――
文字数 176,862
最終更新日 2019.08.21
登録日 2019.08.09
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